THE YELLOW MONKEYとかめ

ファンの数だけ、様々な出会いの形があるでしょう。
ここで紹介するのは様々な出会いの形の中のほんの一例です。しかも、おもいっきりおバカさんのね(涙)。

<邂逅>
あれは94年の春頃、当時「SOFT BALLET」に興味を持っていたかめは、関東ローカル局のPVを流してくれる音楽番組をあさる毎日を送っていました。
そんなある日、白と赤の画面構成がけばけばしいPVを目にしてしまったのです。
そのPVのバンドのボーカルは短髪で、ロン毛フェチのかめの、「何はなくともロックは長髪」(^_^;)と言う概念から外れたいでたちでした。
このときの彼に対するかめの第一印象は「なんかこのヒトちんぴらっぽい…(-_-;)。」だったのです…(^_^;)。
そしてダメ押しにPVのラストにはなぢまで吹いている…(ToT)。うっわ〜〜〜絶対ダメだ〜〜〜(ToT)。
何って言うバンドなのよぅ??ん??いえろーもんきーだとぉ??なんてコテコテなネーミングなんだ〜〜〜(ToT)。(←アサハカ…(;_;)。)
…このようにかめとTHE YELLOW MONKEYの出会いはもはや最悪なものでした…(ToT)。
ああ、吉井さんの後ろにはかめ好みの「美人ギタリスト」が控えていたというのに…。
(それだけ吉井さんの存在がキョーレツだったという事でしょうか?)

<さるかめ合戦>
そんなショックも忘れていた頃、「Love Communication」のPVでまた、THE YELLOW MONKEYに出会ってしまうのです。
その時の吉井さんも私には濃くて非常に刺激が強すぎました。
―2回目の遭遇でもいい印象がないんだからこのバンドは絶対受け付けないね。
と、かめは確信してしまったのでした。
…そして、季節は移り変わり「太陽が燃えている」をよく耳にするようになりました。
―いいじゃないの〜この曲。で、誰の曲??げっ、イエローモンキー(ToT)??
よりによって、かめはあれほど嫌っていたイエローモンキーの曲を「好ましい」と思ってしまったのです。
ここから、THE YELLOW MONKEYとかめの闘争の日々が始まるのです。
かめはこの曲がとても気に入りました。
でも、あれほど嫌っていたバンドのシングルを買うという行為は屈辱的なことです。どうしよう…(;_;)。
と、思っているうちに年末が来て某N○Kの「クリスマススペシャル」に出演するというではないですか。さすが国営放送、伊達に受信料は取ってない。
よし、やつらをビデオに録ってやる。でも、かめライブラリーのビデオテープではなく適当なヤツに。(←この辺が意地(^_^;)。)
―ちゃんと動いてるの見ると、このボーカルのヒト、ヘンだけど結構普通じゃん。
そんなことを思っているうちに、「JAM」が大ヒットしこれまた、よく耳に入るようになりました。
―ちくしょう、いい歌作るじゃねぇか。イエローモンキーのくせに。
(↑ジャイアン風に。)
あ〜あ〜、この辺でいい加減に降参すればいいのにねぇ…。

<蟻地獄の上>
連続でいい感じの曲だと、ちょっと気になってくるというのが人情というものです。
―しょうがね〜な〜。CDショップのサービス券もたまったしね〜。イエローモンキーのアルバムでも買ってみっか。
―あ、でも間違っても、好きってワケじゃないのよ。サービス券が余ってるから。(←自分に言い訳するかめ。)
最新アルバムの「FOR SEASONS」にするか、「嘆くなり我が夜のFantasy」(嫌いだという割によく知っている(^_^;)。)の入っている「smile」にするか迷いつつも初回クリアケース入りに魅かれて「FOR SEASONS」を購入。(初回版に弱いかめ。)
「ふうん…」と思いつつも、それから数ヶ月もしないうちに「smile」も購入。
しかも「SPARK」も手伝ってどんどん かめライブラリーTHE YELLOW MONKEYの映像が増えていくのでした…。
―別にイエローモンキーが好きってワケじゃないのよ(ToT)!!でも曲がいいんだよぅ(ToT)!!
蟻地獄ってさぁ、もがけばもがくほど深みにはまっていくんだよねぇ…。
それでも「TRIAD YEARS act I」(特に昔の曲)がツボにはまっているのに、「ボーカルの吉井さんというヒトはちょっとカンベンだけどイエローモンキーは結構好き。」という、むなしい抵抗を続けるかめでした。
<人生最大の不覚>
その後「SICKS」「CLIPS」を購入しながらもファンではないと自分に言い聞かせる日々を過ごしていたかめは、それまでの価値観を壊す1冊の本に巡り合いました。
それは「吉井和哉のマル秘おセンチ日記」という、あれほど嫌いだったイエローモンキーのボーカル吉井和哉が書いた本です。(ファンじゃない人がこういう本を手にしたりしないよという突っ込みは入れないでね(^_^;)。)
その本から、推測される「吉井和哉」という人間に共感するところがたくさんありました。
何と言っても、いいトシこいて歯医者嫌いに親近感が…、しかも長身なんて、かめのツボではないですか!!
何でこの人の、イエローモンキーの素晴らしさを素直に認めなかったんだろう??
ちょうどその頃聞いていた「TRIAD YEARS act II」と相まって完璧にはまり、あれほど嫌っていた吉井さんがイエローモンキーの中でのイチオシになってしまいました。
その後は坂道を転げるかのように「かめ人生で初めてのFC入会」を果たし、イエローモンキー三昧な毎日を送り現在に至るというわけです。
しかも、浮気性なかめのテンションは下がることなく(むしろ上がっているぐらい。)イエローモンキーな日々なのです。(でも、吉井さんを想うあまり、エマちゃんが物凄く気になるという浮気はしてます(笑)。)
それにしても、出会った頃の事はまだしも、「イエローモンキーなんか好きじゃない」と思い続けた日々を思い返すともったいなくてしょうがない。
これは人生最大の不覚とまではいかなくとも、かめ人生の中で屈指の後悔であることは確か。
ちくしょう、その分これから取り返してやる〜〜〜〜(ToT)!!

…お後がよろしいようで…(^_^;)。
はっきり言って、いつかめがイエローモンキーのファンになったかはわかりません。
いつの間にか身体に蓄積していった臨界点を越えてしまったとしか言い様がないです。
しかも、この毒には常用性があるようです。皆様、気をつけて(笑)。

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