堀内一三 評論等
コラム堀内一三 03/5

4月30日(水) 「肛門様」
 今日は会社を休んで夕刻から出動、18:30新橋にて旧知の記者の方と久々一献、 奢って戴いた上に早々に切り上げて仕舞ってすみません。
 その足で妻の実家に寄り車を借りて単身深夜行。酒気帯び運転か否かは問わないで下さい。 常磐道を一路北へ進み、22:30水戸のゴルフ場に到着すると、 「鉄は国家なり」の面々が浴衣姿でカラオケ宴会がバランタインの30年も登場し0時迄、 更に麻雀と怒涛の展開。半荘で1回も上がれず酔っ払い親爺二人の後塵を拝してしまった。 この時点2時にベッドに入ったが丁度眠気のピークを超えて仕舞った様で 「スイッチが切れた様」に熟睡すると言われる私が珍しく眠れない。 結局眠りに就いたのは4時半で、こんなことならもう半荘やっておけば良かったと 悔やんでも後の祭りだが、更に翌日は悔やみ切れない事態に、、、以下来月

 黄金週間の仕事は2日に文字通り「会社に行くだけ」なので、 平日のワイドショーを見る機会が多いが、ここのところは「白装束集団」の話題で持ち切り。 道路の違法占拠以外明白な違法行為はなく、どことなくコミカル言動は "昼の顔"にピッタリなのだろうが、嘗てのオウムも出始めは同様だったことを 我々は忘れてはならない。
4月29日(祝) 「バンド名募集」
 このところYMO尽いている。 その筋では老舗のWeb「YMO ON LINE」にて公募したドラマーH氏を迎え、 16日に顔合わせの飲み会、20日は従来の4人で練習、昨日は会合の前にU氏宅を訪れ コード合わせと来て、遂に本日が初のフル面子演奏と相成った。 これまでドラムのみシーケンサー演奏だったが、矢張り生ドラムが入るといい。 いきなり予定外の「Cosmic Surfin'」演奏が始まったりして鳩尾ワクワク。

 終了後はちゃんこ「谷」にて感想戦。元力士のご主人から往事の花篭親方の四股名を 答えて誉められる。話題は時ならぬ選挙と嘔吐?に流れたが、 ドラマーH氏が音楽春秋社発売の貴重品、高橋"ユキヒロ"楽譜を取り出し、 即刻「音楽殺人」から2曲の演奏プランが固まる。「ドラマーが楽譜を携え現れる」とは 素晴らしい展開ではないか。
 ところで先にも述べたがこのバンドの名前を募集します。 一応「YMO」に因んだ形でベタな名前の候補があれば是非お寄せください。 よろしくお願い致します。
4月28日(月) 「島の人」
 今日は会社が日数調整のやめ端から休み。昨日も投票に赴いたが、 杉並区の開票は翌日。当然の如く山田現区長再選。区議選は馴染みがないので 後輩の出馬した台東区議選結果に目をやるが44票差で無念。 お疲れさま。選挙とは難しいものなのだろう。 衆参4補選は予想通りで政局大勢に影響なし。さようなら「下から呼んでも」。

 夜は奄美赴任から本土復帰したH氏の歓迎会。息子さんは徳州会病院で 生まれた由。病院としては良心的なのであの経営者のキャラクターでも 持っているのか。一寸飲み過ぎて珍しく寝て仕舞った。
4月27日(日) 「オマケ商戦」
 ローソンの缶珈琲に奇妙な箱が乗り始めたのは二週間ばかり前だったろうか。 丸いプラスチックの中には著名な車のミニチュアがひとつ。かつて一世を風靡した スーパーカーが鎮座在している。
 小学生時代、テレビマガジン、テレビランドの類のあまた特集、バネを強化 したボールペンで飛ばす消しゴム、果ては山田隆雄司会のスーパーカークイズ と時ならぬブームが巻き起こったことを覚えておられる方も少なくないだろうが、 缶珈琲フリークとしては唐突にやって来たこのミニカー達も正に私に集められるべく 参上したかの如き思いに捕らわれた。
 残念ながら12種中8タイプと全品制覇は叶わなかったが、この過程で 明らかになったのがGeorgea微糖に乗る箱のみが何時迄も余り続けていたこと。 それは我が国最大の売上本数を誇るGeorgeaだが、その要因は圧倒的台数を占める 自販機にあり、味ではないという指摘を図らずも証明しているのか。 或いは同様に売れ残り気味だったのがUCCのブラック缶であることに鑑みれば、 コンビニでは甘いものが売れ易いのか、そもそも本格嗜好の缶珈琲という コンセプトが外れだったのか。

 今回はPDAで打ってみたが、腕が異様に重い。 keyを押すのに負担が掛かり過ぎ。キーボード付PDAというのは未だ途上期 にある代物だということか。また早物好きな銭失いにならない様、活用法を 考えよう。
4月26日(土) 「明智と波越」
 ふいに江戸川乱歩が読みたくなって書店へ足を運んで愕然。 乱歩には「二銭銅貨」に始まる大人物作品と、 二十面相シリーズを主とする少年物作品とがある。 87年に刊行された江戸川乱歩推理文庫で前者はほぼ揃えたのだが、 後者は後回しにして1冊しか買わなかったところ、 今や「少年物」はポプラ社刊しか出ていないらしい。 流石に今更単行本で買うのも煩わしいが、文庫の古本も決して安くなく、 復刊ドットコム様に期待するほかない。
 大学時代に何故か古くからの友人達と乱歩読破が流行り、続けざまに 30冊程読んだおかげで、私の文章は多分に乱歩に影響された部分がある。 とくに文章におけるリズムの重要性、極論すれば内容以前に リズムの美しくない文章は読むに値しないとの思いは、乱歩から学んだ。

 もう一人、文筆家で評価するのは石原慎太郎現東京都知事。 とかく政治家の文章は「わかり易さ」を強調する余り、必要以上に平板で 記憶に残らないものが多いが、氏は丁度その反対で、正確性を期するための 説明過剰、言わば中学校の英文で習う「that=ところの」を文章のリズムを 崩さないよう配慮しながら盛り込んだ結果、一文が実に長い。 しかしながら自らの主張を読み手の勝手な解釈に委ねず、 説明を省略して書き手の負担を和らげることもしない氏の姿勢には 敬意を表したい。惜しむらくは政治家の文章としては、市井に分かりにく過ぎる という難点はあるが。この点、平易さと正確性乃至は文章としての面白さを 旨くバランスを取っていたのは矢張り「日本改造計画」ではないか。 話が少々逸れました。

 DVDで「Birthday Girl」見。ラブコメだが存外に面白かった。Nキッドマンが綺麗、一寸顔が恐いが。
4月25日(金) 「私の彼は」
 練習後に傷み始め翌週迄には治っているのでそこでまた練習して、と騙し騙し対処してきた 肘痛が悪化してきた。湿布が欠かせないのみならず、一寸重いものを持っても痛みが走る。 そもそも私は電車内で本を読むため両手を空けるべく左肘に鞄を買い物籠の様にブラ下げる癖が あるのだが、これも遠因ではないかと疑念を抱き、思い切って左利きに転向してみることとした。 と言ってもいきなり左で書いたり食ったり、果てはスイングしてみても仕方がないので、 外出時に右手で鞄を持ち、左手で諸動作をこなすのみだが、このため財布も左ポケットに入れ替えた。 簡単そうだが存外に手間が掛かり、改札を通るにも定期券を持つ手がクロスするし、 とくに左手で左胸から煙草を出すのは至難の業だ。 元来左利きの方はさぞや不便な思いをしておられるのだろう。
 ところで利き目と利き手は一致する傾向にあると言われるが、どうやら私の利き手は左眼。 ということは潜在的に左利きの要素があるということか。 記憶に残る限り左手を主体的に利用した覚えはないのだが、何れは私も片山晋呉氏の如く、 左でも80台で回れる様になれるだろうか(なれません)。
4月24日(木) 「日々」
 昨本日と珍しく(!)普通に仕事をしている。 23日は10時に社内の担当の方とともに会館に赴きディーゼル排ガス規制のレク。 窓口業務だがレク同席はこちらも門前の小僧で勉強になるので欠かせない。 午後に戻り夕刻からパーティー。 前原議員の述べる「亜平の公共財としての日米安保」というのは 実態は兎も角、スローガンとして美しい。 田原総一郎氏は相変わらず言ってることは支離滅裂の感あるが、 議論を混ぜ返すのは旨く司会者としては有能だろう。 何処迄意識的にやってるか少々疑問が残るが。 夜は某事務所主催の上司送別懇親会で0時過迄。
 本日は朝から党本部、会社に戻って遅れて勉強会、昼が労組の集まり、 午後上司と面談、自衛隊執筆の研究組織の校正原稿提出で印刷会社とM、 有事法制動向の部内別部局へのレク。
 「上司と面談」というのは、一応成果報酬スタイルになっているので 「目標を数値で提出」みたいな紙を作り、上官と描かれる将来の姿(!)など 談ずるということになっているが、このシステムは成果が明確になり、 かつ大組織をイメージしたもので、3人しかいないグループで 改まって「上司と面談」も無かろう。 製造業は凡ゆる制度が生産現場をモデルに作られているため、 (既にこの用語が製造業だが)間接部門の人員には 合致しないこと夥しい。ではどう変えるか、と言われると 代替案も思い付かないので大きなことは言えないが。

 石毛監督解任、永遠にろくろでも回しててほしい。 感情の起伏と好き嫌いが激し過ぎる人は指揮官には向かない。 「監督ではなくて宮内オーナーが悪いんじゃないの」と 久々のナベツネ節は脱線気味だが。 後任はレオン・リー氏。再び「昴」の美声が聴けるか。
4月22日(火) 「グランドオープニング」
 高円寺南口の商店街、高円寺PALが天蓋を貼り替え新規オープン。 昨年から工事中の写真を不定期に撮り続けてきただけに、本日のイベントも どうしても見たくなり思い余って午前中会社を休んで仕舞った。 予想通り石原大臣も登場。選挙中の山田区長も挨拶し、4月初に既に完成していたのに この日が開幕になったのは統一地方選への配慮かとも思ってみたが、 テープカット・くす球割、消防庁演奏、阿波踊り実演と豪奢な催し。
 PALに天蓋が付いたのは私が最初に高円寺に住んだ頃だから、恐らく20余年振りの 更新だが、可動式で半分空が見える様になっているとは気付かなかった。 人の住み易い街とは左右双方にアクセス可能な商店街の存在が第一ではないか。 徐々に若者向けの古着屋の類が増えつつあるものの、これからも 末永く発展を遂げてほしい。

 WEB上のスポニチを見ていると折に触れ速報が入るのだが、毎度目に付くのが 「田口、無安打」。3Aでも一度深みにはまると抜け出すのは容易でなかろう。 決して恥ずべきことではないのだから、日本に復帰した方が本人のためでもあり、 野球ファンのためでもなかろうか。
4月20日(日) 「Electric Candy "Dokidoki"」
 ときめきキャンディー・オレンジ1ダースが到着。 銀座花のれん製造、私の30余年の生涯で出会った飴の中で一際群を抜く味(大袈裟)のため、 定期的に嘗めており、店頭では数が足りないので注文購入することにしている。

 午後は小雨パラつく中、YMOコピーバンドの練習。次回から遂にドラマー氏が新参加 されるため、4人では最後の練習になるか。3時間みっちり終え、来週に続く。
 ところでこのバンド、まだ名前が無い。愈々ライブも可能な体制が整うに伴い、 近く公式にバンド名を募集します。詳細は後日。
4月19日(土) 「光るNEC」
 2週間振りにゴルフ練習。先週は麻雀旅行でサボって仕舞ったが、数えてみると週1回(以上)の 練習ペースを崩したのは、昨年4月に矢張り麻雀旅行で土日を費やした際以来、丁度1年振り。 鍛錬は人を裏切らないということか。ところが本日は異様に不調で練習場に4時間近く、 6箱も打って仕舞い、右手に豆が出来ても形を取り戻せず、 モヤモヤ感の残ったまま帰還することに。早いところ厄落としでラウンドしたいが、 益々肘痛が悪化して、このところは湿布が欠かせず折角買ったミニバーベルも 活用出来ない。肘痛の解消法があれば教えて是非下さい。

 先週から切れたままの電灯、中央家電に聞くと「メーカーに持ち込んで戴かないと直りません」 と素気無い対応で、結局新規購入のためオリンピックに出向く。 ここはひとつより明るくということで東芝の3本組計102Wに しようと思ったところ在庫切れでやむなくNEC細菅3本組に。 確かに輝いているが、買い換えたばかりの40/32W菅が余って仕舞った。 細菅は耐用期間が長いが高価とのこと。利幅の少ない白物もこうしてモデルチェンジで 何とか設けようとしている訳ね。
4月18日(金) 「学級文庫」
 過日の四木会後に話題になったのが「文庫本の位置付け」。 「文庫」は元来、名著・好著の廉価版として単行本から3年程度で出版される ものだったが、昨今はサイクルがどんどん早くなりつつある。 かく言う私も単行本は「収納場所に困る」「高価」という理由から、文庫化が想定される 所謂ハード・カバーの本は出来るだけ買わない様にしているが、 ノンフィクションものは初版を逃すと二度と出会えないケースも多いので、 結局買って仕舞うことも少なくないのだが。
 ここでM氏から出た提案が、単行本と同価格・同タイミングでの文庫化。 即ち携帯性に着目した文庫の活用で、3年を目処に価格が自動的に下がるよう時限を設け 廉価性にも配慮するというもの。 これだと終いには世の中の本は全て文庫になりそうで 恐らく再販制との絡み、作家の文化意識など障害がありそうだが、 出版不況の折、如何なものだろうか。 出版業界に詳しい方おられたらご見解を伺いたいです。
4月16日(水) 「Himajin there's no heaven」
 朝名古屋発。新幹線で何か食べていこうと売店を物色するが何もない。 正確には何もない訳ではなく、携帯性があり、乾き物でなく、 かつ車内節食用に販売されている食物で私が食べられるのは崎陽軒の焼売か穴子寿司だが、 当然焼売は東京乃至は新横浜発に限られる。しかも朝早いので地下街の寿司屋は空いてない。 更には朝なので東京行きのひかりが満席。 やむを得ずこだまでポテトチップを食べながら、−厳密には発車前に食べて仕舞ったが− 3時間かけ東京まで帰ることとした。中途睡眠補足の1時間を挟み、ピープロの本を読む。 ピープロとはスペクトルマンや怪傑ライオン丸でお馴染みの特撮番組制作会社で、 音楽家の鷺州詩郎氏の父、鷺州富雄=うしおそうじ氏が現役の社長である。 久々に特撮関係の書物を読んだが、円谷やアニメーションとの関連も分かりタメになった。 然して昼に会社着。

 このコラムを改めて眺めてみると、遊んでるか吐いてるかばかりで如何にも私が暇人で 仕事していない様だが、
  @細々と(注:「ほそぼそと」ではない)働いてはいるが、記録する程の内容ではない。
  A実は隠密に活動しているが、仕事柄公表しにくい。
  B実際に暇である。
 さてどれでしょう。正解者の方から抽選で素敵な賞品を! なお発送は発表を以って 替えさせて戴きます(よく読みましょう)。
4月15日(火) 「遠き都」
 午後発で遠路、自衛隊組織研究/体験入隊記を執筆した社内研究組織総会に赴く。 会場は企業本体、労組、健保と一体になって作ったホテル、毎度のことながらこの街は遠い。 研究組織の会長は、父の仕事上のお知り合いで御挨拶すると「いやすまなかったねぇ」。 私の結婚式に主賓としてお招きし、海外出張を切り上げて前日に帰国の予定だったが、 乱気流で飛行機が欠航し当日御欠席になったことを、今や名商会頭のVIPに 改めて謝って戴き、御本人の責任でもないのに恐縮。総会自体は会社関係者ばかりとは言え、 知ってる人が殆どいないから退屈だったが、唐突なご指名で停止間動作を演練することに。 存外に注目を呼んでいるのは、わが方の本年度最終号が発刊(紙媒体並びにweb)間近のため でもあるが、会社本体の方では「自主研究組織」の位置付けながら半ば勤務評定にも 加味されている感があり、どうしても仕事と直結する内容ばかりになるから 東京組の趣味に走った様なラインナップは新鮮に映るのだろう。 因みに自衛隊、印僑、映画産業、建築、天職/ワークショップで「実体験」のキーワードで 辛くも5テーマを繋いでいる。 21時終了、バスで移動し23時前着、親の家に泊まる。遠い。

 松浪議員の秘書給与肩代わり、並びに捜査状況の府警問い合わせが発覚。 ちょんまげだけに断髪ですか。
4月14日(月) 「虎も人の子」
 朝、マスターズのオーラスを見る。Mウィアがプレーオフの末初のレフティーV。 最後がボギーで決まったのは一寸画竜点睛を欠いた感もあるが、悪天候で1.5ラウンドが続いた大会を制したのは 流石既に2勝と開幕からの好調振りを見せ付けた感がある。
 3連覇のかかったTウッズは3日目の猛チャージで期待の掛かった最終日、 3番でドライバーを持って右の林に突っ込みダボで撃沈。最近はロングホール以外は滅多に ドライバーを使わないウッズ、飛距離が飛び抜けているのもさりながら、 Fミケルソンが率直に発言しナイキが激怒した通り「ドライバーに問題」があるのは明白だろう。 勿論、ウッズに合っていないのか、或いはまだナイキのクラブが発展途上の段階にあるのかは 分からないが、WOODSのwoods(スプーンは未だタイトリスト)が唯一の死角では 洒落にもならない。しかしダブルボギーで気力が萎えて最終日75とは、矢張りタイガーも人の子か。 しかし「赤い勝負服と言えばタイガー・ウッズか川口順子」かと言われた(?)時代もあったのを 想い出すと、時の流れは速いものだ。

 清水に続いて工藤、元木、仁志と巨人に故障者続出。5日に「今年はお休みの年なのだが」と 書いたばかりの工藤は「自ら怪我しにいったのではないか」(13日麻雀後の野球談義にて)との疑念 すら出たが、期せずして復帰の清原が疫病神の様になって仕舞った。この上は自らのバットで 振り払ってほしい。
4月12日(土)-13日(日) 「明暗」
 下諏訪温泉に1泊2日の温泉麻雀旅行。総参加者12名(うち競技者9名)、 14時宿に入って夕食を挟んで朝の5時迄。更に7時半に起きて露天風呂、朝食後 11時迄。滞在時間をフルに使っての壮大な囲卓は1月に次ぎ4回目だが、 初日負け続けたが2日目に断老九ドラ3(ダマ)、面断自模ドラ6(うち裏ドラ3)親ッパネ、 親が流れて四暗刻ドラ3と異様なツキが来て、浮きの第三位とまずまずの成績に。 間欠泉と諏訪湖周遊を経て終了。毎度幹事を努めていただくT氏に多謝。
 余談だが11日の飲み会と麻雀開始前のひと時の団欒にてともに 「外交における天皇家の意義」が話題となったことを注記しておく。 怖れおおいことではあるが、2000年を超える万世一系の元首の存在を わが国はもっと活用すべきではないか。

 さて爆睡して帰着するととって返して統一地方選の投票に。事実上石原氏に決まってるような ものなので前回の様な盛り上がりはないが。総じて神奈川は下馬評通りだったが、 混戦が伝えられた北海道、福井も自民が勝ちと堅調な成績か。 元次官の商社マン相手の大苦戦には「官」の看板が選挙に必ずしも寄与しなくなってきていることを 如実に物語っている。 選挙時期の永田町は総じて人が少なく、来週一旦通常モードに戻り、再来週再度閑散、 選挙と戦争が終わって愈々わが国の政争も再開か。
 で帰ってみると家が暗い。と言っても家人が沈んでいる訳ではなく、 居間の電球が切れて物理的に暗いということ。 電球を取り替えるものの一瞬パっと灯って数秒で外側がぼんやり光ってるだけと 交換前と症状が変わっていない。中央電機にお願いしなくては。
4月11日(金) 「百戦練磨」
 昨年末から妻と勝負を続けている花札「こいこい」が本日で通算百試合に到達。 成績は妻の50勝44敗6分。戦績を眺めると当初は私が負け続きで9勝差まで広げられ、 年明け前後に6勝差で安定。3月には私の追い上げで一時2勝差迄追い上げたが 結局ジリジリと離されまた6差に戻して百戦を終えた。ということは矢張り これが実力差か。二人とも異様に真剣でこいこいer生命を懸けたプレーが続いている。
 こいこいは単純な遊戯だけにゲームの進行に連れ相手の持っている札が 読めてくるが、山札が8枚残るところにギャンブル性がある。 後は2枚で役になる「菊に杯」を如何に活用するかが鍵か。 麻雀も良いですが、偶には花札も如何ですか。

 本日は朝から会館を練り歩き、14時過に会社へ。17時前に出て夜は総勢30名の 壮観な飲み会で1時帰宅。5回ぐらい吐いたがまだ気持ち悪い。
4月10日(木) 「あの頃の二人」
 夜は崎陽軒の焼売で。私の崎陽軒フリークは一寸知られたところで(?)、 高校時代には東京−名古屋間の新幹線で食べ続け、流石に4箱目の中途でダウンしたが、この110個が 自己記録として残っている。因みに崎陽軒は横浜近郊からJR沿線中心の販売で嘗ては高円寺駅にも売り場が 設けられていたが、今は新宿か荻窪、吉祥寺辺りで購入しなければならない。
 本日は45個、この程度なら充分食えるが、120個に挑戦した際15個400円だったのが、 今は510円。インフレ率に応じている様に見えるが、実は年々小振りになり、 逆に一回り大きい「特製焼売」がデラックス版として登場、更に横浜では海老/蟹焼売も 販売されている。なお私が「焼売は崎陽軒しか食べない」というのは誤りで、 今は餃子や小龍法と同様、何処の中華料理店でも食べられる。 勿論、ベストが崎陽軒であるのは変わっていない。

 遂にバグダッド陥落。戦争が終わったかの様な雰囲気だが、ここからフセイン探索が 続くことにならなければ良いが。
4月9日(水) 「大山康晴の晩節」
 このところ妻が寝ていることが多いため、家にいても退屈で読書ペースが早い。 通常は月10冊程度だが、今月は既に6冊消化した。更に昨日は電車の遅延で帰宅が0時半だったにも 拘わらず、そこから「大山康晴の晩節」を読み始めて仕舞った。
 小学生時代に将棋の本は百冊以上は読んだだろう。と言っても元々攻略対象が祖父だけで 実践で鍛えられていないから、小学校の同僚と一戦交えればまず勝てる、という程度にしか 上達はしなかったが、この影響で今でも将棋界への興味は持続している。 「将棋」そのものより「棋界」への関心が強いのは、野球でも相撲でも私の傾向だろう。
 しかしながら棋界の人間模様を描いた読み物はなかなかない。棋戦がすべからく新聞社主催なので 新聞社の将棋担当「観戦記者」はいても、将棋評論家は育ち難い。尤も将棋評論だけでは食えないだろうが。 数少ない例は棋士自身が執筆する場合。ただこれだと文章力に問題があるケースが少なくなく、 棋界一の文筆家である河口七段の本も何冊か読んだが、どうもしっくりこなかった。
 ところが今般の大山本は実に面白く3時半迄費やして一挙に読み終えた。失礼だが 書くに連れ文章力が上がったか、年を取ってモノが言い易くなったか、或いは矢張り大山自身の 魅力の賜物か。69歳で亡くなる迄A級を保った大山十五世名人が如何に偉大かはまた別の機会に。

 本日は3ヶ月振りに胃潰瘍の診察。警察病院は比較的混まないのだが、問診だけのために 実に90分待たされる。薬を貰って3割負担を実感、先月中に来れば良かった、、、。 
4月8日(火) 「中央線沿線居住者の怒り」
 先月末に続く四木会を終え市ヶ谷駅に出ると様子がおかしい。電光掲示板には「23:17 立川」の標記。 だが時恰もその表示時刻を超えんとしているが電車の現れる気配はない。ホームには一面の人。 中央線名物の車両ストップだが、よく見ると「21:48運転再開」とあり、既に90分が経過しているなら 程なく黄色い電車が現れるだろうと思うのは、間違った想定ではなかろう。
 待つこと暫し、反対方向の電車が現れた。よく見ると既に中央緩行−総武線は運転が終わった様で、 赤い電車の東京行各駅が走っている。とここで唐突にアナウンスが流れた。「新宿方面の電車は、 この電車が東京駅到着後の折り返し運転になります」。慌てホームを駆け上がる待人達。 要は中央線用車両が足止めを食らっていたため、走る電車がないのだ。 百歩譲って事故で電車が止まるのはやむを得ないとしても、それなら何故最初からそう言わないのか。 勘繰れば、振替輸送で地下鉄が過度に混まない様、わざわざ調整している様にも思えてくる。 南北線で四谷に出て新高円寺から歩く羽目に。何とかしてほしい、JR。
(なお本日より本コラムに「タイトル」を付すこととしました)
4月7日(月)
 2003年4月7日、本日は鉄腕アトムの誕生日。天馬博士が亡き息子の身代わりとして 生み出しながらも、成長しないことに立腹しサーカスに売り飛ばしたところを、 お茶の水博士が貰い受ける、という生い立ちは有名。 アトムという名は如何に嘗て原子力が夢の超エネルギーだったかの現れだろう。 今、兄コバルト、妹ウランとともに3人でヌっと現れたら、如何に加納議員でも怯まずにはいられまい。
 なおコバルトは原作では弟、TVアニメで兄。お茶の水博士製作でアトムより面長なのが特徴。 今回の新作ではどちらなのでしょうか。
4月6日(日)
 ここのところ短いのを中心に打つだけだったので久々に真面目に練習しようと思うと、 途中から全然当たらなくなり4箱も打って仕舞い肘が痛い。脇を締めることが肝要か。
 氷室京介のベスト盤を借りてくる。キーが1音下がり、布袋のコーラス部分が空白になった 再録の「わがままジュリエット」やオケ伴奏の「Cloudy Herat」も収録されており、 時代の流れを感じる。BOΦWYも遠くなりにけり。
4月5日(土)
 昨夜から雨が続き練習は明日に回して昼に新橋へ出迎え、通院が一段落したため妻が無事帰還する。
 工藤が2安打完封、無四球13奪三振の驚異の投球。順番では今年はお休みの年なのだが、 流石に不惑を迎え毎年実力を出すことにしたらしい。
4月4日(金)
 また飲み過ぎて仕舞った。しっかり当日中に吐いたのに、今度は吐き過ぎたか 起きてみたらすっぽんぽんで寝ており寒い。会社に行っても微妙に気持ち悪く、 2度も嘔吐。自制が効かなくなってるのか、元々強くないのに更に酒が弱くなってきたのか、即ち年か。
 で夜も飲み会。本日はお仕事ではなく、楽しき飲み会。勿論、お仕事の時も楽しくなくはないが。
4月3日(木)
 先日面白い話を聞いた。わが国昨今の若者は何故、通勤電車の中など公衆の面前で化粧を直したり 飯を食ったりするのか。社会セクターをprivate、publicと分ける際、本来家の中は privateでそこから一歩出ればpublicである筈なのに、publicの中のgoverment(=政府、ではなく 文字通りgovernanceのあるセクター)をイコール狭義のpublicと思っているのではないかとの説。
 詰まり企業等のgovernanceのあるセクターの門をくぐったところからがpublicで そこまではprivate、だから化粧直ししても良いという観念になっているのではないかという。 構想日本代表の加藤秀樹氏の持論の由。
 塩爺、久々に話題になったのが「うそっぱち」発言では、、、。
4月2日(水)
 産業再生機構誕生へ。出来る前は打出の小槌の如くに待望されていたのに、実際に誕生するに連れ 忘れ去られていくことがわが国では少なくない。結局「人は閻魔大王たり得るのか」という根本問題は残ったまま。
 ペタ改めジーニが4試合連続弾。「取るべきでない」と言ってきたが、矢張り戦力としては大きかった ということか。
4月1日(火)
 大島農水相が辞任。何故文春が執拗に大島氏追及を行ったのか、元ネタが何処なのかが気になるところ。 3人の候補者に一斉に断わられる過程がバレバレだったのもいただけない。環境相としては優秀だった方にも替わって戴いた方が国家のためでは。
 巨人・桑田が35歳の誕生日に7回零封。霞んだ存在だった昨年に比して、周囲の期待も大きくオープン戦でも好調、概して こういう時に限って躓くものだが、大したものだ。米では野茂が開幕完封。 近鉄退団の経緯に未だ疑問符は残るものの、野球人としては脱帽する。

堀内一三 評論等
コラム堀内一三 03/3

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