羊たちの饒舌
(06/5)
構想足掛け三年を経て遂に「羊の会」が
 具現化、5月21日(日)渋谷はこどもの城
 研修棟にて設立総会が開催された。

同会は旧AIESEC88年近辺入学世代において
 平成15年誕生の子息・息女が多数を数えた
 ことから企図され、本年2月の準備会にて
 正式に開催が決定された。会は代表世話人
 ・平田祥隆氏を満場一致で会長に選出、
 平田会長より世話人・二木隆徳氏が幹事長
 に、同世話人・粥川祐旭が事務局長に任命
 された後、自己紹介、懇親が執り行われた。

残念なことに二木幹事長はじめ欠席者が
 相次ぎ若年者会合設営の難しさも感じさせ
 られたが、五家族計16名が集結し、所狭し
 と跳ね回る者、号泣する者、父母から
 離れぬ者と各人各様だったが徐々に互い
 も慣れ、会合2時間後は階下のこどもの
 城本体へと移動、滑り台等に興じた。

なお総会では同会規約も採択されたが、
 平成15年1月より翌16年3月生誕の男女
 に限らず、凡ゆる羊年者を会員とする旨
 定めていたため、小林大祐氏(SP88)、
 浜崎浩一氏(ひでみ氏KO86御夫様)も正規会員であることが判明した。会は今後とも開催される
 見込みであり会員各位の幅広い参加をお願いしたい。
(上左)全景の図。

(上右)隠れん坊
 に興ずる。
 正会員唯一の
 女性、小林碧
 氏がマドンナ
 役か。
(左)平田祥隆会長[平田泰隆氏(TO88)・裕貴子氏]  (中左)木村壽仁氏,亮仁会員,真侑子氏[木村仁一氏(KG88)・真貴子氏(AG88)]
浜崎天佑会員[浜崎浩一氏・ひでみ氏(KO86)] 小林碧会員[小林大祐氏(SP88)・裕子氏(SP88)]


四人キリ
(06/10)
[文・写真=粥川,高橋洋氏] 第38回囲卓の会は9/30-10/1、
 長野県は信州山田温泉にて開催された。当初予定の9月初から
 一旦延期されるも今度は運動会シーズンと重なるなど脱落者が
 相次ぎ、最終的に最小挙行人数4名と密度の濃い大会となった。

昼食を栗御飯で著名な竹風堂にて食した後は一路山田館を目指し
 13時に会場入りすると、男女入れ替え制の露天風呂に漏れなく
 浸かるべく二度に亘る30分程度の小休止と夕食を挟み深夜1時
 過ぎまで丸半日卓を囲み続けるハードスケジュールで、予備役
 なしのため効率的な稼動で計7半荘を記録した替わりに、殆ど
 座り詰めだったため一様に腰と膝に痛痒
 を覚え、温泉で一瞬の癒しを味わっては
 再び牌に臨む、意欲的かつ規律正しい
 一日となった。

競技は高橋洋理事長が2回連続トップで
 今回も飛び出したが、第6局に至り花岡
 道世氏のリーチ・ドラ6攻撃で苦戦。
 替わって5・6局連続首位の小坂(内山)
 史子氏との総合優勝争いとなったが、決戦の最終第7局では蹴球結果のTV放送に心ここに
 あらずの小坂氏が放銃を繰り返し、高橋氏の温泉麻雀では4月の奥飛騨焼岳に次ぐ2大会連続
 の勝利と相成った。小坂氏が浮きの二位、三位にはお馴染みの深夜枠で漸く盛り返した粥川が
 滑り込み、体力の限界を迎えた最終局に一人鳥で沈没した花岡氏は順位こそ最下位に終わった
 が、前半戦のチョンボにめげることなく沈思黙考しては数順後に「考えたくないからリーチ」
 攻撃で第3局ではトップを飾るなど進境の跡を見せた。
今回は運動会未就園児の部に出場
 わが子の勇姿に見えんため粥川が
 早朝6時に会場を後にしたため、
 二日目午前の対局が行われず、
 残面子は二日目をゆったり過ごす
 こととなった。

三度目の入浴を満喫してから10時
 宿を後にし、既に標高900mに位置
 する山田温泉から、千曲川の支流・
 松川を遡り、マイナスイオン好きの小坂氏の希望通り、色付き始めた渓谷を散策。轟音のため
 名付けられた「雷滝」では、滝の裏側を歩き水飛沫に濡れながら豪快な姿を間近で眺めた。更に
 高度を1500mまで上げ、山田牧場にて放牧されている馬や牛と戯れる。昼食後は、時間や気温
 により湯の色が変わる五色温泉へ。松川を臨むワイルドな秘湯だったが、緑白色や真っ黒な
 硫黄泉を満喫してから、長野市内へ戻り、束の間の善光寺詣でと観光を満喫した。

参加者の多くが子育て世代に突入する中、02年以来の歴史を有す温泉麻雀シリーズも曲がり角
 を迎えつつあるが、末永く会の存続を望みたい。