 |
| ユニヴァーサル映画提供 |
|
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、元NASAのエンジニアの自伝を映画化した「遠い空の向こうに」です。
特別有名俳優が出演しているわけではないんですが、
全米で口コミで評判が広がり、ロングラン・ヒットとなった作品です。
ちなみに、既に全米ヒューマニスト賞を受賞している他、
アカデミー賞の最有力候補の一つと目されている期待作です。
監督は、『ミクロ・キッズ』、『ジュマンジ』のジョー・ジョンストン。
今までの視覚的効果を重視した作品とは一線を隔す作品ながら、
その完成度は抜群です。
ここで簡単にストーリーをご紹介しておきましょう。
1957年。ウエスト・バージニア州。
ホーマー・ヒッカム・Jr.(ジェイク・ギレンホール)はアメフトの花形選手である兄とは違い、
いまいちパッとしない少年。
炭坑夫である父も兄を高く評価しているが、
ホーマーにはまったく注意を払わない。
そんな自分をもてあましていたその年の10月4日、
ソビエトが人類発の人口衛星スプートニクの打上げに成功し、
冷戦真っ只中の全米に衝撃が走る。
好奇の目で夜空を横切るスプートニクを人々が見守る中、
ヒッカムだけは他と違うことを決意したのだった。
「僕もロケットを打ち上げてみせる」と...。
原作はホーマーの自伝『ロケット・ボーイズ』。
タイトルは、彼自身がロケット製作のために集めたグループの名称です。
このロケット・ボーイズ、有り余る力をどこに向けてよいのか分からない少年たちの集まりで、
最初はどうもパッとしないんだけれど、徐徐に目が輝いていくんですね。
また、物理オタクでクラスの誰からも相手にされていなかった少年をも仲間に引き入れたり、
ロケット・ボーイズの情熱に動かされて協力してくれる炭坑労働者などなど、
とにかく「いい時代だなぁ」と思わずにはいられない素敵なエピソードが随所にちりばめられています。
その中でも特筆したいのは、頑なにホーマーの夢を認めようとしない父との心のぶつかり合い、
そして和解のエピソード。
親との対立という、言わば永遠のテーマを実にうまく描いています。
これがまた実話なだけに、素直に感動もしようというものです。
ロケット作りに関しては、ちょっとマニアックな描写も多いけど、
決して難しいお話ではないので、是非敬遠せずに見てみて!
特に1957年のスプートニク打上げを覚えている年代の方は、必見です。
また1957年が青春真っ最中だったお父さんとなかなかしゃべる機会のない、
20代から30代の男性は、是非お父さんを誘って見てみて。
普段話すことができない仕事の話とか人生についてとか、
この作品を見た後ならきっとお互い素直に語り合えるハズ。
もちろん、カップルで見ても感動できると思うけど、
できたら同性のお友達同士か親と行くとより、お互いの大切さを再確認できると思いますよ。(^^)
特に男性にはオススメ。
スプートニクがホーマーの人生を変えたように、
この映画もそんな影響力を秘めた感動の名作です。