皆さん、こんにちはー。
今回ご紹介するのは、ちょっと変わったタイムトラベルものの「オーロラの彼方へ」です。
何が変わっているかと言うと、時を越えるのは人間じゃないから。
では、ここで簡単にストーリーをご紹介。
NYで30年振りにオーロラが見えた日、無線機から聞こえてきた声は30年前に亡くなった父だった。
“もう一度父に会いたい”その一心で、30年前の事故から父を救おうとする息子。
しかし、この行動は全く予期していなかった事態を招こうとしていた。
果たして運命を変えることは出来るのか...。
直接過去や未来にタイムトラベルするという映画が数ある中で、
無線の声だけが時空を越えるという発想はなかなか面白いと思いません?
それもオーロラの出現と結び付けているのも、アイデアですよね。
映画の中のTV番組でオーロラの神秘性やメカニズムについて解説している部分があるんですが、
あれはちょいと余計(無理矢理こじつけようとしている)。
でも、アイデアの新鮮味をくじくほどじゃないし、
そこ以外の部分では素直にストーリーに入れました。
ちなみに、オーロラがNYで見えるというのは本当に本当に稀なことです。
ですが、日本の北海道でもオーロラが見えることがあるように、
太陽面の活動が活発な時期だと低緯度でも見えるんですね。
しかも、今年はオーロラの当たり年。オーロラツアーも盛んに行われているし、
そういう意味は、オーロラという題材を扱うこと自体がタイムリーだったと言えます。
私も運良くオーロラを実際に見たことがあるのですが、
本当に何ともいえない神秘的な美しさがあります。
実際、オーロラの出現に関しては、理論ではうまく説明できない部分が未だにあるため、
本当に神秘的な部分があるんですけどね。
邦題にも全面に出ているように、この作品はそのオーロラの神秘性をうまく取り入れています。
だけど、感動するのは、やはり純粋な親子の絆を描いたところでしょう。
幼い頃に父をなくした主人公の父への思いは、
無線機を通して声だけを聞いたことによってより増幅するわけです。
その辺りの心の動きの描き方は非常に共感できるところでもあり、
また見えないだけにハラハラするところでもあります。
更に、心理描写だけではなく、主軸のストーリーにいくつものサブストーリーとなる伏線が巧みに織り交ざっており、
要所要所で、「そうだったのか!」と納得させられることになるのです。
そういう意味でも、とても凝ったストーリーですよ。
いかにもお涙ちょうだいというわけでは決してないんですが、
いつの間にか涙がこぼれてしまう...そんな素敵なお話しです。
一人で観ても、親子で観ても、恋人と観ても、観終わった後に暖かい気持ちになれる傑作です。
20世紀の締めくくりに見逃してはいけない1作がまた増えました。
これは必見です。
【Holyの評価・・・\(^o^)/Excellent←観終わった後に、人に対して優しい気持ちになれる感動作です。涙腺がゆるい人はタオル持参で!】