鑑賞日:01.02.20/公開日:01.04.21
  • 「ラッキー・ナンバー(lucky numbers)」特別試写会参加!

    (演)ジョン・トラボルタ、リサ・クードロー、ティム・ロス、ビル・プルマン

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      皆さん、こんにちはー。
      今回ご紹介するのは、ジョン・トラボルタ主演の「ラッキー・ナンバー」です。
      日本でも高額賞金が出るナンバーズは人気だけど、米では賞金額も高く当たれば億万長者。
      そんなナンバーくじをめぐって実際1980年にアメリカで起きた120万ドルの不正工作事件を元にしたという、 コメディ作品です。
      それではここでちょっとストーリーをご紹介しましょう。

      1988年ペンシルバニア。地元のTV番組で天気予報キャスターをしているラス・リチャーズ(ジョン・トラボルタ) は地元では超有名人の人気者。愛車ジャガーを乗り回し、デニーズでは専用席に専用駐車場まであるVIP待遇にと、 いかにも羽振りがよさそうな彼だが、実は暖冬のせいで経営するスノーモービル店が経営危機に陥って無一文の危機に瀕していたのだ。
      窮地を脱するため、ストリップクラブを経営する友人のギグ(ティム・ロス)に相談をするが、 ギグにアドバイスされたのは、スノーモービル店の保険金サギを装うことだった。
      人の好いラスはためらうが、背に腹は変えられずその案に乗ってしまうものの、あっけなくその案は失敗してしまう。
      いよいよ窮地に立たされたラスは、 またもや悪友ギグのアドバイスで640万ドルものナンバーくじの不正工作作戦に乗ってしまうのだが...。
      果たして、640万ドルは見事GETできるのか!?

      実は、個人的にはトラボルタは嫌いな俳優で、今までの役どころもあまり好きじゃなかったんですが、 この作品に関してはかなり笑えました。というか、今までと役どころがちょとと違うのよね。
      一応人気者というキャラだけど、おだてに弱くすぐ調子に乗る割りには小心者っていうどこにでもいそうな設定。 また、小心者というキャラだからこそ、見ている側も共感できたり、 ドキドキできるストーリー展開になっているんです。
      今まではクールなタフガイ役が多かっただけに、このギャップには笑えますよ。
      また、出演者がホント豪華!しかも、キャスティングがウマイ!ウマすぎる!!
      トラボルタはもちろんなんだけど、「海の上のピアニスト」で善人を演じたティム・ロスがこの作品では一転して、 友人をヤバい道に引き込んでしまう役を演じていたり、 「インデペンデンス・デイ」で米国大統領を演じたビル・プルマンが超やる気のない刑事役を演じて新境地を開拓 してたり。中でもビル・プルマンの役どころは観ている側が抱腹絶倒したり、ニヤリとしてしまうシーンが多く、 かなり楽しめました。他にも、「ロミー&ミッシェル」のリサ・クードロー、「ギャラクシー・クエスト」の ダリル・ミッチェルなどなど個性派俳優目白押し。CGも爆破シーンもない地味な作品なのに、こんなに豪華でいいの? ってくらいに主演を張れる俳優がたくさん出てます。(^^;
      それと、あと注目してほしいのが音楽!
      1988が舞台だけに、ファッションから何から何まで80年代風なんですよね。
      当然音楽も80年代の音楽なんだけど、当時洋楽を聞いていた人(HR系マニアは特に!)をうならせる選曲ですよ。
      しかも、その音楽の使い方が実にうまいんです。
      タイミングよくアノ名曲!がかかるから余計におかしい!なんてシーンもあったりして、 80年代をおもいっきり生きてきた私なんかには、たまらなかったです。
      ということで、80年代にお子ちゃまだった世代には逆に面白みが分からないところもあるかも。 ということで、一番のオススメ世代は30前後の方達です。
      一人で観ても十分楽しめますが、後で感想を言いたくてウズウズするでしょうから、 カップルあるいはお友達同士で行くことをオススメします。
      作品の地味さ?で「ビデオでもいいや」なんて言わずに、是非劇場で観てみて!

    【Holyの評価・・・\(^o^)/Excellent←珍しく立て続けに最高評価。配役、選曲、ストーリー展開とどれを取っても80年代をどっぷり生きてきた世代には嬉しい限りです。いやー、久しぶりにアノ頃のCDを聞いてみたくなりました。】


    鑑賞日:01.02.20/公開日:01.03.31
  • 「ミート・ザ・ペアレンツ(Meet the Parents)」特別試写会参加!

    (演)ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、テリー・ポロ

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      皆さん、こんにちはー。
      今日ご紹介するのは、デ・ニーロ&ベン・スティラー主演の「ミート・ザ・ペアレンツ」です。
      最近コメディ出演が多いデ・ニーロですが、今度は今までの役どころを活かした?コメディに仕上がってます。
      私的には、今までのコメディタッチの作品の中で一番デ・ニーロのハマリ役なんですが。(^^) では、ここで簡単なストーリーをご紹介しましょう。

      看護士のグレッグ(ベン・スティラー)は小学校教師のパム(テリー・ポロ)に“首ったけ”。
      今日こそはプロポーズをしようと意気込んでパムを誘い出すも、そこに折り悪くパムの携帯へ妹が結婚するという連絡が入る。
      妹とのやりとりで、彼女にプロポーズをするにはまず彼女の父親の了解を得なければならないことを悟るグレッグ。
      妹の結婚式のお祝いを兼ねてパムと一緒に彼女の実家へ向かうことになったのだが、 そこで待ち受けていたのは、パムを溺愛する父親ジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
      しかも、コワモテのジャックはナント元CIA局員、しかも心理尋問を専門とする“人間嘘発見器”だった!
      何とかジャックに気に入られようとするグレッグだが、何もかもがうまくいかず、気はあせるばかり。
      それもそのはず、娘を溺愛するジャックにとっては、どんな男でも娘にはふさわしくないのだ。
      果たして、グレッグはジャックの許しを得て無事パムと結婚できるのだろうか...。

      この作品のキモは、ナント言ってもデ・ニーロの存在感。
      既に“娘さんを僕にください”の儀式?を終えた人は、思わず過去を振り返ってニヤリとするかもしれませんが、 これからその儀式に挑もうとする立場の人は、自分の恋人の親がデ・ニーロだったら?と想像してみれば、 グレッグの憂鬱な気分がよーく分かるのではないでしょうか。
      しかも、相手は人間嘘発見器。
      気の弱い男性なら、それだけで彼女との結婚に二の足を踏んでしまうこともあるかも!?(^^;;;
      さて、そのグレッグに「メリーに首ったけ」でキャメロン・ディアス獲得に奮闘したベン・スティラーというのも、 また納得のキャスティング。
      彼の涙ぐましいまでの奮闘ぶりには、笑っちゃかわいそうと思いつつ大爆笑です。
      これは、是非結婚前のカップルに観て欲しいですね!
      あるいは結婚前の娘や息子と親という組み合わせでも面白いかもしれません。 ←観終わった後は、お互い腹の探りあいになるんでしょーか??
      もちろん、結婚後のカップルが見てもすごく楽しめると思いますよ。(^^)
      というか、忘れたい?儀式は終ってしまっているので、結婚前のカップルよりも単純に楽しめるかもしれません。
      結婚前のカップルは、この作品を観て勇気を出しましょう!?
      デ・ニーロほどの怖い父親はそうそういないでしょうからね。(^^)

    【Holyの評価・・・\(^o^)/Excellent←いやー、デ・ニーロはまりすぎです。それにしても、米では嫁姑問題より、ムコ舅問題の方が大きな問題なんでしょーか。でも、娘を嫁にやりたくなくって娘のボーイフレンドと張り合っちゃうっていう父親心理は通じるところがあるようです。】


    鑑賞日:01.02.03/公開日:01.02.03
  • 「ペイ・フォワード(PAY IT FORWARD)」

    (演)ケビン・スペイシー、ハーレイ・ジョエル・オスメント、ヘレン・ハント

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      皆さん、こんにちはー。
      今日ご紹介するのは、豪華な顔ぶれで話題の「ペイ・フォワード」です。
      何が豪華って、「ディープ・インパクト」のミミ・レダー監督のもと、ケビン・スペイシー、ヘレン・ハント、そしてハーレイ・ジョエル・オスメントなどそうそうたる顔ぶれ。
      しかも、最近「オーロラの彼方へ」で注目を浴びたジェイムズ・カビーゼルや、ジョン・ボン・ジョヴィなんかが端役で出演してるんです。もう、これだけで見に行く価値あるんじゃないでしょーか。
      私は個人的にケビン・スペイシーが好きなんで、めずらしく初日に見てきました。
      # だけど、地元の小さい劇場に行ったからか、初日にも関わらず結構すいてました。
      さて、既にご存知の方も多いでしょうが、この作品の簡単なストーリーをご紹介しておきましょう。

      中学校1年生の社会科を受け持つ教師ユージーン・シモネット(ケビン・スペイシー)は、生徒達に「どうすれば世界を変えられるか」という宿題を出す。それを真剣に考えたトレバー少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は“Pay it forward”という仕組みを考え付く。それは、他人から善意を施された人間がその善意をまた別の3人へ“先送り”するというものだった。
      早速、トレバー少年はホームレスのジェリー(ジェイムズ・カビーゼル)、なにやら問題を抱えているようなユージーン先生、いじめられっ子の友達アダムを“ペイ・フォワード”の対象に選び、一人実行に移す。
      しかし、なかなか素直になれない大人達を相手に悪戦苦闘、“ペイ・フォワード”は失敗したかのように思えたが...。

      他人に善行を施すという考え方は、そんなにとっぴなものではないけれど、核家族化が進み他人との関わりが減ってしまった日本では、やろうと思ってもなかなか実行に移せなくなってしまってますよね。苦言を言えば刺されてしまったり、親切だと思ったことが迷惑と取られてしまったり...。多くの他人と関わらなくなってしまったから、自分の言動がどう受け取られるか分かりにくくなっているし、大人になってから“今更そんなことはできない”って感じる人も少なくないのでは?
      実際この作品も“今ごろそんなベタな内容なんて”という感想もよく聞きます。
      でも、私は敢えて誰も触れようとしなかった問題をテーマにしているということを、評価しています。誰だって、夜でも安心して一人で歩けたり、自分が困っている時に誰かが手を差し伸べてくれる社会の方がいいに決まってます。でも、自分が善行を施したからといって、“どうせ自分のところには返ってこない”とみんな親切の出し惜しみしてるんですよね。自分のことで手一杯だって自分で自分に言い訳して。自分のことで手一杯なのは、誰でも一緒なんだけど...。
      そういう大人たちの姿を疑問に持つのが、一人の少年だっていうところがこの話のウマイ部分だと思います。それに、少年は日頃から現状から脱したいと漠然と思っているけれど、それを問題として彼の前に提示したのは今の社会に疲れている大人だったっていうところがウソっぽくないと、私は思うんです。
      自分ひとりががんばっても、世の中は変わらないし、誰も評価してはくれないと思うかもしれません。でも、誰もが自分のことしか考えなくなれば、社会はどんどん荒廃していき結局は自分も住みにくい世の中になってしまう。それでも、最初の一人になるのはイヤなんですよね、みんな。それをトレバー少年の姿を借りて問題提起した制作陣はエライ。
      かといって、制作陣は「ペイ・フォワード」を有無を言わせず勧めているわけではないと思います。詳しくは劇場で確認して欲しいですが、“ラストのある事件のくだり”は“世の中そんなに甘くない”っていう制作陣からのメッセージだと思います。つまり、制作側は理想と現実の両方を見せて、観客に“ペイ・フォワードの是非”を決めてもらいたかったんじゃないかと思うわけです。善行は、他人に言われてやることじゃないですからね。
      個人的には、この作品をきっかけに“ペイ・フォワード”が広がってくれればいいと思っています。
      余談ですが、私も子供の頃トレバー少年と同じような思いを抱いていました。見知らぬ他人に親切をしたり、クラスメートをいじめからかばったり、まぁ色々やたんです。だけど、結果は燦燦たるもので、親切をした対象からは感謝されても、それを快く思わない人から利用されたり、足を引っ張られたり、イヤな目に遭っただけで終わりました。普通にしていれば(つまり、他人の不幸を見て見ぬふりをしていれば)、そんなことをされずに済んだのにと自分でも思ったし、わざわざ「見て見ぬふりをすればよいではないか」と進言する人もいました。とにかく痛い目にだいぶあったので、親切も人を見極めないととんでもないことに巻き込まれてしまうということを悟ったわけですが、それでも未だに人の不幸を見て、そ知らぬふりをするのは心が痛みます。
      人に意地悪をしたり、人の足を引っ張ったりする人も、最初は被害者だったんだとは思います。でも、だからと言って別の他人に被害を与えることによって、その被害者の悪循環っていうのはどんどん広がっていっちゃうんですよね。
      「自分で自分を最大限に守らないと、誰も自分を助けてくれない」と思っている人も結構いるんじゃないかと思いますが、助けてくれる人も少しはいるんです。
      その“少し”を“たくさん”に変えることができるのは、この作品を見終わった後のアナタの行動に他ならないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

    【Holyの評価・・・\(^o^)/Excellent←社会を良りよくするという難しいテーマに果敢に挑んだ制作陣に敬意を表し。“自分ひとりが変わったところで何も変わらない”と思った方、あなたがそう思っているからこそ変われないのです。】



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