98.01.23
「ジャンク・メール(JUNK MAIL)」特別試写会参加!
(演)ロバート・シャーシュタ、アンドリーネ・セーテル
今回ご紹介するのは、'97年カンヌ映画祭批評家週刊で最優秀賞を受賞したノルウェーの映画「ジャンク・メール」です。
何しろ監督のポール・シュレットアウネは“ノルウェーのジム・ジャームッシュだ!”何て絶賛されていたり、
この作品もカンヌで賞取ってて“ノルウェー映画の代表作”なんてあまりにも肩書きが立派なんで、試写会で見てきました。(^^;
さて、ここでタイトルの「ジャンク・メール」を見て“SPAM mail”だと思った人、あなたは相当ネットワークかぶれしてます。:-p
このタイトルのメールはポストマンが配達する郵便の方です。(^^;
さて、簡単にストーリーをご紹介しましょう。
この物語はノルウェーの首都オスロ(見るからに寒そうなところです)。
オスロで働くロイ(ロバート・シャーシュタ)は、めちゃくちゃ冴えないポストマン。
外見からして汚いし、人の手紙を盗み読みしたり、重たい郵便物を捨てたりするどうしようもないヤツ。
そんな彼がある日出会った女性リーナ(アンドリーネ・セーテル)に一目惚れします。
彼女がついポストに置き忘れた鍵を使ってこっそり彼女の部屋に忍び込んだ(犯罪だよ、こりゃ)
ロイは彼女が何かの事件に巻き込まれていることを感じ取ります。
さて、ロイはリーナを守れるんでしょーか!?
って、アクションもないし、とにかくロイはリーナを守るというか付け回しているだけで、
しかも結構ドジ踏んで逆に窮地に立たせたり、かなりマヌケ。(-_-;
しかも、彼女の部屋に忍び込んだことまでバレてしまう。(-_-;;;;;
上映時間が1時間23分とすっごく短いのでテキパキとした展開があるのかと思いきや、
ぜんぜんそうじゃなくって、なんか見終わったあと「え、あれで終わりなの!?」
って思っちゃう。(^^;
映画評論家ってこーいう映画が好きなんですかね。
解釈の仕方に議論の余地がすっごくあるとは思うけど...。
ハリウッド映画には飽きたという方、見てみてください。(^^;
そういえば、字幕が一個所書き直してあるところがあったなー。
【Holyの評価・・・(T_T)NotGood←好き嫌いの別れる映画だと思います】
鑑賞日:98.01.17/公開日:98.01.15
「この森で、天使はバスを降りた(THE SPITFIRE GRILL)」
(演)アリソン・エリオット、エレン・バースティン、マルシア・ゲイ・ハーデン
今回ご紹介するのは、1996年サンダンス映画祭(ロバート・レッドフォードが81年に創設したやつね)
で観客賞を受賞した「この森で、天使はバスを降りた(THE SPITFIRE GRILL)」です。
96年の受賞だけど、日本での公開は98年1月15日から。
実は公開されてスグ見に行ったんだけど、連日映画を見ていたのですっかり紹介が遅くなりました。(^^;
さて、この映画、邦題が随分長いですよねー。
でも、原題のままだとちょっととっつきにくいもんね。(^^;
原題の“SPITFIRE”とは戦闘機の名前なんだけど、まぁ一般人は知らないしなー。←私も知らなかった(^^;
要は、“SPITFIRE GRILL”というレストラン(食堂って言った方がいいかな)でのお話なんですけどね。
“フライド・グリーン・トマト”と同じスタイルのタイトルってことです(でも、あの映画は原題のままだったわねぇ)。
前置きが長くなりましたが、ストーリーを簡単に説明すると殺人罪(この背景が何ともアメリカの問題を露呈してます)
で5年間服役していたパーシー・タルボット(アリソン・エリオット)
という女性が釈放されてからの人生を0からやり直すために、メイン州のすごく小さな田舎町“ギリアド”
にバスから降り立つところから物語りは始まります。
ギリアドでの仕事は保安官事務所から紹介された食堂(SPITFIRE GRILL)のウェイトレス。
食堂とは言っても、町の人が朝食を食べにくるような溜まり場的存在で、
そこを今まで一人できりもりしていた老女ハナ・ファーガソン(エレン・バースティン)
との同居生活が始まります。
町の人たちは“よそ者”ことに前科者であるパーシーに対して懐疑的。なかなか心を開こうとはしません。
それでも、誰よりも辛い過去を背負っていたパーシーに接するにつれ周囲の人々が影響され前向きに生きていくようになるんです。
特別有名な女優が出ているわけでもないし、ハデなアクションもなーんにもないんだけど、
何だか不思議と見入ってしまう作品です。
また、主人公がすごく不幸な人生を歩むんだけど、それでいて“お涙ちょうだい”的な作りじゃないし。
本当にね、主人公が主人公っぽくないわけ。
大体、こういう映画だと主人公が人間的に“素晴らしすぎ”たりするじゃないですか。
ところが、この作品はそうやって主人公を祭り上げるようなところがちっともないんです。
町の人たちの冷たい視線やウワサに最初はイライラしたり、やたらと煙草すったりって、
何だか本当に人間っぽい。
つまり、ストーリーが映画臭くないんで、素直に感動したり共感できたりするんです。
風景とか音楽もすごく自然で良かったです!(^^)
原題と邦題がかけ離れたこの作品、見終わると“どうしてこういう邦題になったか”
がなんとなく分かるような気がします。
心が乾いてるなーと思っている人、この映画を清涼剤にどうぞ!!(^^)/
【Holyの評価・・・(^_^)/VeryGood←かなりオススメ度高いです】