武満徹:エア/系図/弦楽のためのレクイエム 作曲者の死の3ヶ月後に発売された初の追悼盤。ニコレ、小澤征爾等の、ゆかりのメンバーによる演奏。 |
武満徹 室内楽作品集成1 アルディッティとアルバーマンによる「揺れる鏡の夜明け」は聴き物。清水高師のヴァイオリンも見事。 |
武満徹 室内楽作品集成2 アルトー(fl)、アルディッティ弦楽四重奏団、佐藤紀雄(g)、宮田まゆみ(笙)といった現代音楽のスペシャリストたちによって奏でられる室内楽。 |
武満徹 鍵盤作品集成 藤井一興による鍵盤作品集で、作曲者存命中では最も収録曲が多くまとまったCDでした。 |
武満徹 ギター作品集成 デビュー時に武満に賞賛された鈴木大介。主要なギター作品を網羅しています(「ラストワルツ」も含みます)。 |
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死んだ男の残したものは ピアノ弾き語りによる沢知恵の暗い情念。 |
木之下晃:武満徹を撮る(CD付) 木之下晃が長年撮りためた武満の写真集プラスCDで、音源にはインタビュー「青春を語る」(84)、園田高弘の「二つのレント」(第2楽章)等を含みます。 |
東京裁判(83年 小林正樹監督) 武満が音響全般に気を配った作品が、求めやすい価格になって再発売。 |
夢千代日記(81年 深町幸男演出) 武満が音楽を手がけたあまりに有名なTVドラマ・シリーズ。「続」と 「新」の音楽も担当しています。 |
波の盆(83年 実相寺昭雄監督) 「夢千代日記」と並んで、80年代初頭に武満が音楽を担当したTVドラマの傑作。脚本は倉本聰。 |
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インランド・シー たいていの武満映画音楽リストには載っていません。 |
松本俊夫実験映像集 日本の代表的な実験映画作家松本俊夫の実験映像集(DVD3枚組)です。「銀輪(55)」こそ入っていませんが、武満が音楽を担当した「気(80)」は収録されています。 [詳細] | 一柳慧作曲:オペラ横尾忠則を歌う 前衛ミュージシャンの間で話題沸騰!横尾忠則と一柳慧が組んで1969年に出した2枚組ピクチャーレコード(4面)を、 ヴィジュアルと資料面を最大限生かして4枚のCDに復刻。詳細はブリッジと朝日記事で。 |
松平頼暁作品集 05年7月15日、文京シビックホール小ホールで、〈東京の夏〉音楽祭関連公演、 シリーズ「作曲家の音」vol.1『松平頼暁の音』が開かれました。 さすがは川島素晴プロデュースで、真の「前衛」とは何かを思い知らされました[演奏会詳細] 。 |
鈴木治行「語りもの」 「逸話的音楽」のリュック・フェラーリの遺志を継ぐ作曲家、鈴木治行の待望久しいCD。「来るべき聴覚のシネマ、音響のイストワールが、いま遂にその全貌を露わにする」佐々木敦(HEADZ) | |||||
山本裕之:カンティクム・トレムルム 2002年度武満徹作曲賞と第13回芥川作曲賞をダブル受賞した標題曲を含む山本の作品集。 |
川島素晴: Action Music いま注目のスポット公園通りクラシックスで、2005年9月7日、Ensemble Bois第5回演奏会「Action Music-川島素晴個展」が開かれました。 |
齋藤貴志:絶望の天使 サックスの齋藤貴志による、いま最も脂がのっている中堅作曲家の作品集で、伊藤弘之の標題曲のほか、鈴木治行「句読点 III」、田中吉史「eco lontanissima III」等を収めます。 [詳細] |
里見暁美:ピアノホライズン 里見暁美による意欲的な現代ピアノ作品集です。松平頼暁の4曲「アンノーテーション」「ラメンテーション」「マルティストラータ」「アクロスティクス」の他に、西村朗「法悦の鐘」、平石博一「ロッキング・サウンドスケイプ」を収めます。 [詳細] |
伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ 標題曲の他に、ピアノとオーケストラのための「リトミカ・オスティナータ」、「SF交響ファンタジー 第1番」を収めます。外国人指揮者とオケによる興味深い演奏。 |
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黛敏郎:シンフォニック・ムード NAXOSの「日本作曲家選輯」第12弾は黛敏郎。世界初録音の「シンフォニック・ムード(50)」と「ルンバ・ラプソディ(48)」を含みます。国内盤には「日本戦後音楽史研究会」メンバーでもある片山杜秀の解説が付きます。 |
深井史郎:パロディ的な四楽章 ジャワの唄声 「深井史郎は1907年秋田生まれ。...新響邦人作品コンクールで『パロディ的な四楽章』を発表し、衝撃的なデビューを果たす。43年発表の『ジャワの唄声』は戦中の数少ない傑作のひとつとして記憶される」 (林淑姫) |
クセナキス:弦楽のための作品集 modeのクセナキス・エディションVol.6です。「シルモス」(59)、「アロウラ」(71)、「アナロジークA&B」(58)、「ヴェール」(95)、「イッティドラ」(96初録音)、「テラプス」(75-76初録音?)を収めます。カリツケ指揮アンサンブル・レゾナンツの演奏。 |
クセナキス管弦楽作品全集4 聴き物はなんといっても大井浩明によるピアノ協奏曲「エリフソン」。 10段16声部に及ぶ部分もあるピアノ譜を演奏用譜に直す精緻な作業を経て、 クセナキスの音世界が見事なまでに蘇ります。 |
クセナキス:エルの伝説 クセナキス最後のアナログテープ音楽"La legende d'Eer"(1977-78)。オリジナル7チャンネルテープを96khz/24bit処理により、montaigne盤では再生できなかった音の復元に成功、オミットされていた2分半も追加。 |
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シャリーノ:アポクラーテの心象、Vnのためのカプリース 2005年のサントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo.29(監修:湯浅譲二)のテーマ作曲家はシャリーノです。 同ホールで8月27日、「影の響き」が初演されました。 |
ブーレーズ/バルトーク:ピアノ協奏曲全集 ツィマーマン&CSO(1番)、アンスネス&BPO(2番)、グリモー&LSO(3番)と、それぞれピアニストとオケを替えています。 |
Feldman: Violin and Orchestra フェルドマンの「...とオーケストラ」作曲シリーズ最後の作品。繊細で短い音色パターンが、テクスチュアの濃淡を変えながら立ち現れては消えてゆくさまに50分間を忘却。 Vn独奏は イザベル・ファウスト。 |
Tom Johnson: An Hour for Piano 作曲家のトム・ジョンソンが40年ぶりに来日し、05年6月21日(火)、 渋谷の公園通りクラシックスでコンサートと講演を行いました。 |
ダルバヴィー:コロール他 「ヴァイオリン協奏曲をドナウエッシンゲンで初演した千々岩英一が、 プリンシパルを務めるパリ管と共演しているのが注目だ。彼のナイーヴで繊細な音で綴られるのは、無窮動に続く音型や動機の連続で、高音のアルペッッジョあり、急速なピツィカートありという試練の連続を快走する演奏が聴きものだ」 (長木誠司) |
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坂田明mii:赤とんぼ 坂田明(sax)、黒田京子(p)、 バカボン鈴木(b)のトリオmiiの新譜。今日(2004/10/18)からレコ発ライヴ開始 [CD詳細]。 黒田京子トリオ(必読!)の 「Do you like B ?」も出ました。 |
ONJO: Out To Lunch 05年の1月19日から23日にかけて新宿ピットインで行われた「OTOMO YOSHIHIDE's NEW JAZZ FESTIVAL」の初日の録音を基に、大友良英が編集、 音響加工等を施したもの。ライブもこのCDもドルフィーのオリジナルアルバムと曲順は同じです。 |
大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ(ONJO) 個人的にものすごく期待感の大きい、ONJQから進化を遂げた大友良英ひきいるONJOのアルバム。ヴォーカルも加わっているし、はたしてどんな音、音響が聴けるのか。 [詳細] |
大友良英:ギター・ソロ 大友良英のギター・ワークが堪能できる一枚です。[詳細] |
南米のエリザベス・テーラー 菊地成孔のジャズ・リーダー・アルバム第2作(初回限定DVD付)。今回も様々な仕掛けや試みがたのしみです。 菊地の新刊:[1] [2] [3] [4] |
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メンゲルベルク:Senne Sing Song 50年代後半からオランダのジャズ/即興シーンの中心的存在で、多くのミュージシャンに影響を与え続けてきたメンゲルベルクの、トリオによる新譜です。 賞賛されたAvantの録音から十年。期待が高まります。 |
MERZBOW: Sphere ノイズミュージックの国際的パイオニア、秋田昌美による、「1930」に次ぐTzadikレーベル2作目。 こんどはどのような「刺激」が待っているのか。 [試聴] |
大野松雄の音響世界1-鉄腕アトム・音の世界 鉄腕アトムの音響を手がけたことで知られる音響作家、大野松雄の3タイトルが発売されました。1巻は70年代に発売され好評を博した音源を含みます。 [2][3] |
リーム:弦楽四重奏曲全集第2巻 W.リームのSQ第5番「無題」と第6番「青色本」を収めます。緊張と力感の持続を要求される難曲をミンゲ・カルテットが見事に攻略。 凄まじいまでの感動が待っています。 |
Honsinger: Double Indemnity/ Imitation of Life >> 05年9月18日まで来日ツアーを行った即興チェロ奏者トリスタン・ホンジンガーの、80年と81年の2枚のアルバムが組み合わさったCDで、 前者はスティーヴ・ベレスフォードとのデュオ、後者は他に近藤等則、David Toopが参加しています。 | |||||
Chance pour l'Ombre (影の時) 沢井一恵(箏)、ミッシェル・ドネダ(ss)、今井和雄(g)、 レ・カン・ニン(perc)と、共演者の名前を挙げただけで胸が躍る即興の名手たちによる秀演。 |
中山千夏 高橋悠治ソング・ブック:ぼくは12歳 12歳で自ら命を絶った岡真史の詩集「ぼくは12歳」をテクストに、中山千夏(うた)、高橋悠治(音楽)によって発表された名盤の復刻(ブリッジ)。 ジャズの佐藤允彦、豊住芳三郎らも参加。 |
アストル・ピアソラ:ライブ・イン・トーキョー1982 武満も生前好きだったというピアソラの、82年東京ライヴが世界で初めてCDになりました。 |
八木美知依:Seventeen 沢井忠夫・一恵門下の筝奏者八木美知依は、名だたるジャズやフリー即興のミュージシャンとの共演歴を見てもただ者ではない。山口小夜子がスタイリストを務めたジャケ写も美しい。 |
村上ゆき:青春の光と影 村上ゆき(vo,pf)の過剰さのない大人の音楽。鬼怒無月をはじめとする素晴らしいギタリストがサポートしています。 詩人谷川俊太郎の一押しとか。 |
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ビョーク:メダラ ビョークの最新作。全篇、声(とそれを電気的に加工した音)のみで出来上がっています。 |
バッハ/ブゾーニ:ゴルトベルク変奏曲 バッハのゴルトベルク変奏曲をブゾーニが編曲したたいへん珍しいCD。試聴サンプルでわかるとおりTanskiによるダイナミックな演奏です。 参照:[a+30+a' Goldberg Variations] |
Lise de la Salle plays Bach, Liszt フランスのリーズ・ドゥ・ラ・サールは1988年生まれというから今年17歳になる。ピアノ界のアンファン・テリブルであろうか。 [試聴] |
ニコラ・ベネデッティ デビュー べつに若ければそれだけで良いというものでもないでしょうが、こちらは1987年生まれ。シマノフスキのVn協奏曲をデビュー盤に持ってくるあたりに希望が。 [詳細] |
水永牧子:夢見る雨 この曲の録音は非常に少ないです。若手チェンバリストがこのような選曲を行うとは。 |
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[3CD+DVD]電子音楽初期の導師たち 20世紀後半の電子音楽を概観できるお買い得セットです。3枚組CD(収録時間3時間40分)、DVD(同2時間30分)、ブックレット(112頁)からなり、資料的価値もあります。意外とパルメジアーニ等のGRM関連に珍しい音源が含まれています。 |
ザッパ:ベイビー・スネイクス 1977年ニューヨークで行われたハロウィン記念のライヴを中心に、ブルース・ビックフォードによるクレイ・アニメ、ミュージシャンたちのバックステージ映像など、フランク・ザッパ本人自らが 製作・脚本・演出・音楽を担当したアブノーマル・カルト・ムーヴィーの日本盤化です。 |