資料12054 |
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BIOSセットアッププログラム解説 |
この画面を開くには、起動中又はロゴマークが出ている瞬間に、自作機はDELキー他はF1かF2が一般的です。
が初めてこの画面を開く場合、設定を勝手に変更しますと、起動しなくなる危険が伴いますので悪しからず。 |
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1. Main |
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System Time [××:××:××]
System Date [××:××:××]
Legacy Diskette A [1.44M , 3.5in]
Floppy 3 Mode Support [Disabled] NEC98シリーズサポート
Primary & Secondary / Master &
Slave
Keyboard Features
・Boot Up Numlock Status [On]
・Keyboard Auto-Repeat Rate [6・8・10・12・15・20・24・30/Sec]
※ キーを押し続けた時、文字が連続で入力されるスピードを設定します。
・Keyboard Auto-Repeat Delay
[1/4・1/2・3/4・1Sec]
上記のオートリピートが開始されるまでの時間です。
Language [English or Japanese ]
Supervisor Password [Disabled] / User Password [Disabled]
・8文字の英字で設定で正しいパスワードでこそBIOSの変更が可能
Halt On [All Errors]
Installed Memory
[××××MB]
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2. Advanced |
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CPU Speed [Manual]
jumperFree ™ モードでは、CPUの内部クロックを設定します。
CPU の規定クロックより高い値に設定するとシステムがハングアップしたり、
クラッシュする危険性があります。
CPU Frequency Multiple (CPU Speed が[Manual]の場合)
・倍率が変更できるCPUのみ有効な項目
CPU Frequency (MHz) (CPU Speed が[Manual]の場合)
・クロック発生器がシステムバスとPCIバスに供給するクロック周波数を設定します。
CPU
Speed = CPU Frequency Multiple × CPU Frequency
1.8GHz 4.5 400MHz
CPU/Memory Frequency Ratio [Auto・1:1・3:4]
・メモリのクロツク周波数をシステムバスクロック(FSB)に同調させるか非同調にするかを設定します。
CPU Level 1 Cache , CPU Level 2 Cache
[Enabled]
・CPU内蔵の1次 及び 2次キャッシュを無効にすることが出来る。
BIOS Update [Enabled]
・BIOSがアップデートプログラムとして働き、CPUへ要求されたデータを提供する。
デフォルト値は[Enabled]で、BIOSは起動時にCPUへすべての更新された設定をロードする。
PS/2 Mouse Function Control [Auto]
・デフォルトは[Auto]で、起動時にPS/2を検出し、IRQ12が割り当てられる。
・検出されないと拡張カードに割り当てられる
[Enabled]にするとPS/2マウスが検出されなくてもIRQ12が使用される。
USB Legcy Support [Auto]
・起動時にマザーボード上のUSBボートに接続されてるUSB機器を自動的に検出します。
検出されないとUSBコントローラのレガシーモードが有効になり、検出されないと無効になります。
OS/2
Onboard Memory > 64M [Disabled]
・OS/2で64MB以上のメモリを搭載している場合は、[Enabled]にそれ以外は[Disabled]にします。
Chip Configuration
・SDRAM Configuration [By SPD]
実装されているメモリの最適なタイミングを設定します。デフォルトは[By SPD]で、
SPD(Serial Presence Detect)内の値により、以下の4項目の値が決まります。
メモリモジュール内のEEPROMに書き込まれているメモリの種類・サイズや速度・
電圧・バンク値などの臨界値に従って最適なタイミングが設定されます。
・SDRAM
CAS Latency [3T]
CAS遅延(CL) : メモリにアドレスを与えてから、実際に読み取りを行なえるまでの時間です。
・SDRAM
RAS to CAS Delay [3T]
RAS-CAS遅延時間(trcd) : 行アドレスを与えてから列アドレスを与えるまでの時間です。
・SDRAM
RAS Precharge Delay [3T]
プリチャージコマンドが発行されたあとのアイドル時間です。
・SDRAM
Active Precharge Delay [6T]
プリチャージ時間です。
・SDRAM idle Timer [infinite]
[0T] [8T] [16T] [64T]
・Optimization Mode [Normal]
[Turbo1]または[Turbo2]に設定するとBIOSがシステムのパフォーマンスを
自動調整します。動作に問題がある場合は、デフォルトの[Normal]に設定する。
・Graphics
Aperture Size [64MB]
AGPがテキスチャマッピングのためにメインメモリを使用する容量です。
[4MB] [8MB] [16MB] [32MB] [64MB] [128MB] [256MB]
・AGP Capability [4X Mode]
マザーボード上のAGPモードを設定します。
AGP 4xモードの場合、最大データ転送速度は1066MB/秒です。
AGP 4xは、上位互換性がありますので、AGP2x対応のビデオカードを用いる
場合でも 、デフォルトの4X Modeで問題ありません。
[1X Mode]に設定するとAGP2X/4Xビデオカードを用いてもデータ転送速度は
266MB/秒になります。[2X Mode]に設定した場合、データ転送速度は533
MB/秒です。設定できる値は[1X Mode] [2X Mode] [4X
Mode]です。
・Video Memory Cache Mode [UC]
ビデオメモリのための新しいキャッシュ技術です。描画データをキャッシュする
ことにより表示速度を飛躍的に向上させます。この機能に対応していないビデ
オカードを用いる場合はUC(UnCacheable)にセットしてください。
・Memory Hole At 15M-16M
[Disabled]
ISA 機器が使用するメモリアドレスを予約します。システムが使用できないメモリ
空間をリザーブし、拡張カードのみが16MBまでのアドレスを使用できるようになります。
・Delayed Transaction
[Disabled]
[Enabled]に設定すると、8ビットISAデバイス(これは、PCI遅延処理なしに
50~60PCIクロックを消費します。)にアクセスした時に、PCIバスを開放します。
ISAバスのために[Disabled]を選択すると、PCI2.1互換性がなくなる。
・Onboard PCI IDE [Both]
オンボードのIDEコントローラ(プライマリ・セカンダリ)の有効/無効を設定します。
I/O Device Configuration
・Floppy Disk Access Control [R/W]
[Read Only]するとフロツピーにライトプロテクトがかかり、書き込み禁止になります。
デフォルト値は[R/W]で読み書き可能になります。
・Onboard Serial Port1
[3F8H/IRQ4]
Onboard Serial Port2
[2F8H/IRQ3]
オンボードのシリアルポートのIRQとI/Oアドレスを設定します。シリアルポートの1と2は
別の値にする。
[3F8H/IRQ4] [2F8H/IRQ3] [3E8H/IRQ4]
[2E8H/IRQ10] [Disabled]
・UART2 Use As [COM Port]
オンボードのUART2に割り当てるデバイスを設定します。
[COM Port] [IR] [Smart Card Reader]
・Onboard Paralell Port [378H/IRQ7]
オンボードのパラレルポートのIRQとI/Oアドレスを設定します。
[Disabled] [378H/IRQ7] [278H/IRQ5]
・ Paralell Port Mode [ECP+EPP]
パラレルポートの動作モードを設定する。[Normal] は一方向の通常の速度通信
[EPP] は双方向通信
[ECP] は双方向でDMAモード
[ECP+EPP] は双方向で通常の速度に設定
・ECP DMA Select [3]
ECPモードで、バラレルポートが使用するDMAチャンネルを指定
Paralell Port Mode で [ECP] [ECP+EPP] を選択した場合のみ有効
[Disabled] [1] [3]
・Onboad Game Port [200H-207H]
オンボードのGAMEポートのI/Oアドレスを設定
Disabled] [200H-207H] [208H-20FH]
・Onboard MIDI I/O [Disabled]
オンボードのMIDIポートのI/Oアドレスを設定
[Disabled] [330H-331H] [300H-201H]
・Onboard Card Reader Type
[Disabled]
オンボードのカードリーダーインターフェイスの種類を設定
[Disabled] [Memory Stick] [Secure Digital]
・Onboard AC97 Audio Controller
[Auto]
・Onboard AC97 Modem Controller [Auto]
[Auto]にするとモデム又はサウンド機器を自動検出し、オンボードのコントローラ
と衝突を起こす場合[Disabled] とする
PCI Configuration
・Slot 1/5 , Slot2 , Slot3 , Slot4 , Slot6IRQ [Auto]
IRQをどのようにPCIスロットに割り当てるかを設定する。
[Auto] [NA] [3] [4] [5] [6] [7] [9] [10] [11] [12] [14] [15]
・PCI/VGA Palette Snoop
[Disabled]
MPEGビデオカードのような非標準のVGAカードでは、適切に色を再現できません[Enabled]
で問題解決しますが、問題が無い場合 [Disabled]
・PCI Latency Time [32]
性能安定のため、デフォルトは32値を小さくすると性能重視、大きくすると安定性重視
・SYMBIOS SCSI BIOS [Auto]
[Auto]でBIOSが、どのようなSymbios
SCSI コントロールが搭載されているかを検出します。
[Disabled] でオンボードのSymbios SCSI コントロールが無効となり拡張カード上
のBIOSが使用される。しかし拡張カード上のBIOSが無いカードでは機能しない。
・USB Function [Both]
マザーボードに搭載されているUSBポートを使う場合は[Primary]または[Both]
・Primary VGA BIOS [PCI VGA
Card]
PCIとAGPビデオカードのどちらをプライマリに設定するかを決定
[PCI VGA Card] [AGP VGA Card]
・PCI IRQ Resource Excusion
IRQ XX Used By ISA [No/ICU]
表示されているIRQの値がオンボードのレガシー(非PnP)ISAデバイスで使用されることを示す。
デフォルトはIRQを使用しない [No/ICU] [Yes] |
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3. Power |
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一定時間使われていないディスプレーやハードディスクの電源を自動でオフにす省電力の設定
Power
Management [User
Defined]
以下の省電力設定を有効にします
[User Define] 各項目をユーザーが自由にカスタマイズできる
[Disabled] 無効にする
[MinSaving] 節電モードまでの時間を長くする
[MaxSaving] 節電モードまでの時間を短くする
Video Off Option [Suspend -> Off]
ビデオ信号を自動でオフにするかしないかを設定
[Always On] [Suspend -> Off]
Video Off Method [DPMS OFF]
Display Power Management System(ディスプレー電源管理システム)は、DPMS対応
のディスプレーをBIOSがコントロールする。
[Blank Screen] [V/H SYNC+Blank] [DPMS Standby] [DPMS Suspend] [DPMS OFF]
[DPMS Reduce ON]
HDD Power Down [Disabled]
オンボーのIDEコネクタに接続されたHDDがアクセスされなかつた場合、HDDの回転を
停止させる。ただしSCSI HDD や追加のIDEコントローラに接続されたHDDには影響ない
[Disabled] [1Min] [2Min] [3Min] [15Min]
ACPI Suspend To RAM [Disabled]
ACPI RAMサスペンド(STR)という節電機能です。
ATX電源の+5VSBに最低720Maの容量が必要です。
APIC Mode [Disabled]
マルチプロセッサ対応osの持つAPICモードを設定します。
Suspend Mode [Disabled]
サスペンドモードに移行するまでの時間を設定します。
[Disabled] [1~2Min]
[2~3Min] [4~5Min] [8~9Min] [20Min[30Min]
PWP Button < 4 Secs [Soft Off]
[Soft Off]に設定するとATX電源スイッチは、4秒以上押された時、通常の電源オフ
ボタンとして働き、[Suspend]の場合は、スリープモードに移行する。
PowerUp Control
・AC PWP Poss Restart [Disabled]
AC電源が一旦切れて復旧した場合、システムをどうするかを設定する。
[Disabled]の場合はオフのままです。
[Enabled]の場合は必ず再起動する。
[Previous State]の場合はAC電源が切れる前の状態に従います。
・Wake/Power Up On Ext .
Modem [Disabled]
コンピュータがソフトオフの時、外付けモデム着信で起動するかどうか設定します。
・Power Up On PCI Card [Disabled]
[Enabled]の場合PCIモデムを用いてシステムを起動できるようになる。
[Disabled]の場合それを解除させる。
ATX電源の+5VSBに最低1Aの容量が必要です。
・Power Up On USB [Disabled]
USB機器を用いてコンピュータの電源を入れたい場合、[Enabled]にする。
ATX電源の+5VSBに最低1Aの容量が必要です。
・Power On By PS/2 Keyboard
[Space Bar]
キーボードを用いてコンピュータの電源を入れたい場合、どのキーを使うかを設定します。
[SpaceBar]
[Ctrl-Esc] [Power Key]
・Power On By PS/2 Mouse
[Disabled]
PS/2キーボードやPS/2マウスを用いてコンピュータの電源を入れたい場合[Enabled] にします。
ATX電源の+5VSBに最低1Aの容量が必要です。
・Automatic Power Up
[Disabled]
コンピュータを無人状態で自動で起動します。
[Everyday]で毎日の決まった時間に起動
[By Date]で決まった日付と決まった時間に起動[Disabled]は解除
・Hardware Monitor
MB Temperature [***C/***F]
CPU Temperature [***C/***F]
CPU Fan Speed [****RPM]
Power Fan Speed
Chassis Fan Speed [N/A]
・ VCORE Voltage , +3.3V Voitage , +5V Voltage . 12V Voltage
マザーボードのレギュリーターが発生する各電圧をモニターする。
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4. Boot |
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Removable Device [Legacy Floppy]
リムーバブルデバイスの選択です。
[Disabled] [Legacy Floppy] [LS120] [ZIP-100] [ATAPI MO]
IDE Hard Drive
ブートさせるIDEハードディスクを選択します。
ATAPI CD-ROM
ブートさせるATAPI CD-ROMドライブを選択します。
Other Boot Device Select [INT18Device (Network)]
その他のデバイスです。
[Disabled] [SCSI Boot Device] [INT18Device (Network)]
plug & play O/S [No]
プラグアンドプレ(PnP)対応OSがBIOSに代わってPCIバスを設定できるようにする。
[Yes]でOSがIRQを割り当てるようになる。
Reset Configuration Data [No]
ESCDをクリアします。これには非PnP機器の情報や前回起動時のシステム設定が
記憶されています。起動時にこれを消去したいときは[Yes]
Boot Virus Detection [Enabled]
ブートセクタに感染するウィルスの検出を行ないます。検出されるとシステムは停止
し、警告メッセージが表示されます。
Quick Power On Self Test [Enabled]
[Enabled]で起動時に自己診断(POST)を簡単にします。
メモリチェックを通常4回するところ1回で済ませるようになる。
Boot Up Floppy Seek [Enabled]
[Enabled]にすると、起動時にフロツピーディスクが40トラックか80トラックかを検出
します。80トラックのFDのみを使用する場合は[Disabled]にすると起動時間が短
縮できる。
Full Screen Logo [Enabled]
起動時にロゴを表示するかどうかを設定します。
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5. Exit |
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Exit Saving Changes
・各項目で設定した値をCMOSメモリに書き込み終了する場合は、このメニューを選択
Exit Discarding Changes
・設定変更を保存しないで終了する場合
Load Setup Defaults
・各設定項目のデフォルト(規定値)を読み込むものでF5を押したのと同じ。
Discard Changes
・今回の設定値を破棄して、変更前の値に戻す。 [Yes]
Save Changes
・終了せずに変更値の保存のみを行なう。 [Yes]
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以上 |
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