すっかり日焼けした智ちゃん

口腔ネラトン法に挑戦中

1999年 5月 〜

 智ちゃんは2才の誤嚥性肺炎の後4年間、鼻から栄養チューブを入れる経管栄養でした。

 2年ほど前から摂食指導を受け始め、最近はとても上手に口から食べられるようになってきましたので、口腔ネラトン法に挑戦してみることになりました。もちろん、主治医の先生に相談してのことです。

 口腔ネラトン法とは、栄養チューブを食事の時だけ、口から胃まで入れるのですが、全量口から食べるとき以外は、毎回チューブを飲み込まなくてはならず、智ちゃんにとっては負担が増えるのではと心配しました。しかし、やってみると鼻からの経管栄養よりもはるかに良さそうです。
 鼻からの経管栄養の時は週に1回、チューブを換えるのですが、毎回鼻の粘膜を刺激されてクシャミと鼻水の状態が丸1日くらい続くのが、それが全く無し。口から食べるときもチューブが食道を通っていないせいか、とても上手になったし、寝ているときのいびきもなくなり、横で寝ているパパとママが息をしていないのではと心配するほどです。それから、首から肩にかけての緊張がずいぶんと減ったみたいです。
 と、上げればきりがないくらいですが、このまま食べるのが上手くなって、口腔ネラトンも必要なくなれば学校での医療行為も無くなる?

 ま、取りあえず気長にぼちぼち頑張ろうね。無理しないで。


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