ちゅーりっぷ

No.22  96/08/25


アサガオ“夏”も終わりかな?!というくらい涼しくなってしまいました。でも、我が家のベランダにやっとあさがおが咲き始めました。洞峰公園で無料配布されていたあさがおです。
智ちゃんは今ねています。いつもねてる?かな?? さてさて、No.21を書いたのは、5月20日・・・・約3ヶ月、何をしていたのでしょうか?

またか・・・・ (5/26)

 これでわかった方も多いと思いますが、入院です。まーた鼻ズルズル ゲホゲホが出始めていた智子姫。22日、23日とがんばって“たんぽぽ”に行ったけど、26日にまーた入院してしまいましたよっ。ほとんど趣味だっ。
 いつものように点滴、抗生剤の投与。6/3に無事退院。智ちゃん入院中、ママもダウン。治りきっていないかぜ、発熱。まーた救急外来にかかってしまいました。さすがにこう頻繁だとママも疲れるわよっ。智ちゃん、しっかりしてね。
 しかーし、この考えはまだまだ甘かったのデス。

もうやだー(6/15)

 また出た。発熱だ。もーママ、いやっ。でも智ちゃんつらそう。荷物をまとめて病院へ。そして入院。
 さすがに4月から5回目、今年6回目の入院。ママはほとんどイヤになっていました。4月、パパとママと智ちゃんの3人で身障者センターに行き入れてもらった“たんぽぽ”。1週間通って2週間入院、予後の様子を見るのくり返し。智子に集団は無理なのかなぁ、と考えさせられます。また、センターに電話で入院報告するのも気が重い。
 でもちゃんと治療してもらわなくちゃ。22日に退院しておうちに帰りました。前回、今回ともに尿中に気になる数値が出て、前回は腎臓のエコーを取ったけど異常なし。で、せめて尿路感染(とまではいかないが)だけでも防げるように、バクターという抗菌剤を1日1回飲むことになりました。
 でもって、とうとう、とうとうとうとう、智ちゃんにも吸引機を買ったのです。鼻水・たんを取ってあげる機械です。少しでも細菌感染をおさえて入院しないように。

智ちゃんのプール7月は智ちゃんの季節

 体調も良く、なんていったって薄着になれて体温もあまり気にせず過ごせる時期です。“たんぽぽ”にもようやくコンスタントに通えます。“たんぽぽ”ではプールが始まっています。智ちゃんもプールに参加!! すごいでしょう!!! “足”だけ。

 智ちゃんの入っているグループ、11名の子供達は(常に薬を飲む子とか)医療を必要としている子が多く、日常で医療行為が必要な子は、智ちゃんとあと男の子ひとりです。そのせいかお母さん達はとても“たくましい”です。皆、悩みはそれぞれですが、とても明るく強いのです。
 さて、薄着の智ちゃん、皆さんに「やー智ちゃん、お手手も足もムチムチしてて気持ちいー」とムニムニさわられています。ほんとに肉付きがいいのよ。
塾通い?

智ちゃんの塾通い?(7/19)

 入会金、1ヶ月○○○○円、だけど行きたい! そうです。智ちゃんの塾です。なーんて、訓練でーす。つく○しの重度の子供達何人か集まって動作法の訓練をしていて、智ちゃんも仲間に入れてもらえたのです。
 牛○にいた時に月1回、動作法訓練をしてくれていたE藤先生の先生がやってくれるのですが、E藤先生が智ちゃんを紹介してくれたのです。また、そのグループに以前から知っているお母さんもいてちょっと無理に入れてもらった感じかな? 先生がいる時間を人数で割ると1人何分。そう考えるとなかなか多人数になれないのですが、入れてもらえちゃった! そこでも智ちゃん1番かな?重度です。でも新しいお友達も増えて嬉しいね。

 K野先生はやさしー先生。「E藤先生と同じだよ」と言って訓練が始まりました。ママはすぐK野先生を信頼できる方と思いました。実は、5月から通えたのですが、知ってのとおり5月・6月は入院ばっかり。やーと、行けました。そして、E藤先生、御紹介していただきありがとうございました。

ファミリー交流会ファミリー交流会(8/3)

 桜身障者センター子供の療育“たんぽぽ”の親の会、“わたぼうし会”の主催でファミリー交流会が行われました。と言っても今年は大流行のO−157を考えメニュー大幅変更、でもビールが出たのでパパも一緒に張り切って行きました。
 よく見る子、見かけない子もいたけど皆明るいです。智ちゃんはずっとパパのおひざの上、時間がたつにつれて厚着になる智ちゃん。ちょっと涼しかったけど最後までいれました。

パパの夏休み

 何と、8/3〜18までの16連休。でも今年は何かあっという間に終わりました。
  3日(土) ファミリー交流会、「笑ってよ ゆっぴい」←のちほど
  4日(日) 何してたっけ?
  5日(月) 智ちゃん、パパ、ママの3人でたんぽぽ
  6日(火) なんだっけ?
  7日(水) 智ちゃん、パパと2人でたんぽぽ!!
  8日(木) 智ちゃん、パパとほとんど2人でたんぽぽ ママあとから行く
たんぽぽ
 前半は療育たんぽぽにパパと行きました。ママは休み!
<ママ> 「大変だった?」
<パパ> 「うん」
<ママ> 「ねっ、大変なんだよ」
<パパ> 「いや、大変じゃない」
<ママ> 「じゃ明日も2人で行ってね」
<パパ> 「えーー」
 智ちゃんのパパは智ちゃんが大好きだけど、大好きだからもっともーっと智ちゃんのこと遊んであげて! ついでにうんち交換も!(←やったことない。ママの買い物の際にうんち出たぞポケベル持って行けっ、と言うのだ)

8日(木)夜から、千葉のおじいちゃん、おばあちゃんの家に行きました。その夜、パパ・ママは飲みに行きましたよー。2人で飲みに行ってもほとんど智ちゃんの話ばかり。または、新しく知り合った障害のある子の話ばかりです。智ちゃんを通して色々なことを勉強させられています。

9日(金) パパ、洗車作業。午後からパパ・ママと買い物です。必ずラオックスに行きパソコンetc.を見ているパパ。持っているのと同じものを見つけると値段を見て「俺の買った方のが安い!」と自慢顔。買ったのより安いとガックリ肩を落としています。変なの。

10日(土) パパ、朝からつく○に戻り、ママと智ちゃんは八千代でゆったりのんびり。ディズニーのピアノを弾いてあげたりして遊んでいました。ママはこれでもピアノ歴11年なのよ。でもほとんど指が動かない。ピナノ欲しー。キーボードでも買おうかなぁ・・・・。

11日(日) 昨夜、パパは八千代に戻り、また2人で買い物に行きました。お昼ごはんも外食、うっうれしい。
この日の夕方、実家の近所を智ちゃんと3人でお散歩しました。歩いて10分足らずの所に森がありウォーキングしている人、アスレチックで遊んでいる子などいました。一応道はあるのですが、車椅子の人など智子も含め、ガタガタしていてとっても可愛そう。タイヤがスムーズに回るように、ガタガタしないように、八千代市!直して下さいよっ。

12日(月) またパパはつく○へ。ママはお友達に会いに行きました。ひとりの子は2児の母、佐倉市に住むまきちゃん。もうひとりの子は1児の母、名古屋から帰ってきていたきよみちゃんです。2人とはアルバイト仲間でした。Mマークのファーストフードです。2人とも母になったけど相変わらずで元気一杯、しかも細い。なーんでそんなにやせているのよーって思っちゃう。2家族でプール、海に行く話で最後、盛り上がってました。
「さて、智ブーがおなか空かしてるから行くね。」と帰ってきました。智ちゃん注入の時間なのです。
今度会えるのはお正月かな。別の子もお産があるしね。また少しの時間でも、リフレッシュさせてね。
この日の夜、パパが迎えに来てくれてつく○に戻りました。

智ちゃん朝の散歩夏休みも後半

 朝、パパは起きるとすぐ外に出てみる。“天気良ーし”だと。「ねえ、ねえ」寝ているママに「智ちゃんおなか空いたって!」
 そして、注入。準備OKで洞峰公園まで朝のお散歩です。でも今年は涼しい日が多く、あまり行けませんでした。でも行ける日は必ず、パパは智ちゃんを散歩に連れて行ってくれました。ママは?時々、後から自転車で追いかけましたョ。ねえパパ、智ちゃんが行ってたよ「パパ、いつもお散歩ありがとう」てネ。

智ちゃん SEIBUへ行く(8/16)

 ちょっと冷房きついかな。でも行っちゃエーてことで、協同病院リハビリの帰りに西武デパートつくば店に行きました。3時過ぎで遅ーいお昼ごはん。西武6階の“八角”というお店でお昼を食べました。お酒も扱っていて夜には居酒屋さんになるのよ。
 智ちゃんはバギーのままテーブルにつきました。窓際に座ったので6階からの景色が良くて、3人で食べに来れたのがとっても嬉しかったりして!パパはビール飲むし。
 さて、買い物もすんで帰ろうとした時、事件がおこりました。何と智ちゃん、出ちゃったのです。クサイのが。ベットのあるトイレに行きあけてみると、横モレたっぷり、毛糸のおくるみも洋服もクサーイ、くつ下まで。取り替えるのに10分くらいかかりました。家に帰ると何と、またオムツにおまけが出てました。ちゃんちゃん。

智ちゃん さと(ファミリーレストラン)に行く(8/22)

 初体験です。智ちゃん初めてファミリーレストランに行きました。たんぽぽのお母さん、子供達と一緒にお昼ごはんを食べに行ったのです。6家族で畳のところに行きました。智ちゃん他2名、グーグーねてました。ママはとても嬉しかったよ。だって、お友達と智ちゃんと一緒なんだモン。

笑ってよ、ゆっぴい「笑ってよ、ゆっぴい」

これは本の題名です。ゆっぴいっていうのは、今5才の男の子優斗くんの愛称です。優斗君のママは女優の石井めぐみさんです。ゆっぴいも智ちゃんと同じ出産時に脳に障害を持ってしまったのです。ゆっぴの障害は今まで智ちゃんが出会ったお友達の誰よりも障害がよく似ていて、本を読みながら“同じ同じ”“わかるわかる”の連続でした。興味のある方、読んでみて下さい。

発行所:(株)フジテレビ出版
発 売:(株)扶桑社
¥1,200

〜あとがき〜 抜粋

〜外に出かけることが大好きな優斗は、バギータイプの車イスにちょこんと乗っているといまだに赤ちゃんと間違われてしまうことがあります。あやそうとしてくれた人が鼻のチューブを見てギョッとする。そんな場面も一度や二度ではありません。「うちの子、ごはん食べられないからいつまでも赤ちゃんみたいで、ハハハ」 私が明るく話しかけると、怯んじゃう人もいるけれど、たいがいの場合は「あら、病気なの?」などと聞いてくれます。「重度の脳性マヒなんですよ」「へえー、そりゃあ、たいへんだー」 こんなふうにして、私は世間のなるべくたくさんの人たちに優斗のことを、ハンディキャップを持つ子どもたちのことを知ってもらおうと思っています。〜
〜物事に行き詰まった時、落ち込んで前に進めなくなった時、どうぞ、優斗たちのことを思い出して下さい。優斗たちの生き方そのものが、私たちが忘れかけている大切な何かを教えてくれるかもしれません。 急がないで!焦らないで!立ち止まって、ゆっくりまわりを見わたしてみようよ。 優斗たちの目は、いつも、そう語りかけてくれています。〜
石井めぐみ

BACKちゅーりっぷINDEXに戻ります。     次の頁へ

HOME智ちゃんのホームページに戻ります。