湯村温泉郷に、「湯村温泉郷ゆかりの人物資料室」オープン!
オープン記念企画展は「太宰治が表した山梨」展。
不思議、不思議な、飛び出し写真
昭和14年1月から9月まで、太宰治は妻美知子のふるさと甲府の地でハネムーン時代を過ごしました。のちに太宰が、人生で一番穏やかだった時期だと回想しているこの時期を偲んで、オープン企画展を構成しました。企画展タイトルは「太宰治が表した山梨」。太宰治が山梨を舞台にして書いた小説の中から、山梨を表した文章を抜粋してつくられたガイドブックをもとに、展示プランを考えました。
実はこの時期の太宰治の写真は、知る限りで白木町の妻美知子の実家で撮影した家族写真しなありません。そこでこの展覧会では、当時の湯村界隈、甲府界隈を背景にして太宰治を立たせるという、夢の写真を作成し、展示しました。しかもこの写真は、飛び出し写真ですよ。
また、太宰治は当時としては身長が高い方で、175センチくらいあったといわれています。そこで今回の展示では等身大の太宰治が、甲府銀座界隈の写真を背景にして立っているという構成を考えました。太宰治に会いたい方は、資料室にお出かけください。そしてぜひ太宰治といっしょに記念写真を撮影してください。
のぞきからくりの中には・・・
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さて、この展覧会ではそれだけでなく、のぞきからくりも用意しました。からくりボックスの穴をのぞくと、東京の三鷹や東大に立つ太宰治の姿が浮かび上がります。
引用です。注釈をつけます