はらいそ

曲の説明

はらいそ

マーク「はらいそ」とはパラダイス、ポルトガル語でParaiso（パライゾ）をかつてキリシタンがこう呼んだそうです。天国、楽園といった意味ですが、完全な心の状態を意味することもあるようです。天国へは死なないと行けませんが、心の状態の話であれば、生きている間に体験できるかもしれません。

マーク日本は高齢化社会となりました。医学の進歩により寿命が延びたのは望ましいことですが、遅い死を待つ人々が溢れる時代になりました。年をとると、からだが動かなくなったり、認知機能が低下したりと、暗い話題が多くなりますが、超高齢者といわれる人たちにはそうした状況にあっても幸せを感じている方が多いのだそうです。人間の精神的な成長・成熟の到達点として「はらいそ」があるのであれば、それを生きる目標にしてもいいのかもしれません。

マーク心理学では「老年的超越」というそうですが、難しい言葉はネットで調べていただくこととして、「まあいいか」「これでいいのだ」「なされるがままに」の3つのシーンで構成しました。この3つを確信をもって言えるならば、あなたも「はらいそ」に棲む人といえるのかもしれません。

マークなお、「はらいそ」で心が広くなっても、特殊詐欺にはご注意を。また、現役世代の方は、論理的思考やコンプライアンスをないがしろにすると「いんへるの」が待っています。