防衛隊って「人類の砦」として扱われる事が多いけど、今まで映像として 出来上がった作品のなかで、どれだけ役に立った組織があったのだろう。という素朴な 疑問からこのページは成立しています。
一部となりの超兵器にこだわるページと相互補完(笑)していく事もあるかと 思いますが、防衛隊というのは超兵器なしには語れない所があるんで、 しょうがないってことで^^;
映画が作成された当時の自衛隊の装備にはない超兵器(いや、今でもパラボラ兵器 なんかないけど^^;)を装備し、東宝特撮映画の名脇役として作品を影ながら支えてきた 自衛隊の事である(笑)。
攻撃相手がほとんど陸上を動き回る怪獣だという事もあり、 東宝自衛隊の主役はほとんどの場合、陸自(陸上自衛隊)になっている。 一部の例外 をのぞき海自(海上自衛隊)・空自(航空自衛隊)に 超兵器が加わった事 はない。
陸上自衛隊の装備は、メーザー殺獣光線車に代表される特殊車両と、対地支援を 行うスーパーXに代表される特殊航空装備に分類できる。 実際の自衛隊に装備されている兵器に関しては、これらの装備の支援を行うという 意味でのみ登場していると言えるだろう。
東宝自衛隊の場合ゴジラやラドンのような怪獣から、ミステリアンやナタール人のような 宇宙人まで幅広く対応しているのが特徴。(あ、そういえば 雲 相手にも少し戦ったかな^^;)
旧ガメラシリーズ、及び新ガメラシリーズともに特殊装備がなく、 いつも制作された時代の現用装備のみで怪獣と 戦わされるはめ になるらしい^^;やっぱり怪獣映画にでるためにはそれなりの装備 を用意して欲しいものである(笑)
96/07/13に公開された「ガメラ2 レギオン襲来」には、かなり自衛隊が全面にでてい たが、やはり通常兵器だけだった(笑)。但し、今回のは自衛隊の現用装備をふまえ たシーン構成にはなっていたので、それはそれで 楽しめた ことは確かである。
戦闘指揮所の描写でちょっと泣きたくなる部分があったが、ムラマツキャップ(笑)が でていたとゆーことで、帳消しにしてあげよう^^;
ゴジラ(1984)では、ちょい役だけど空自の新兵器としてF1-CCVという
謎の対地支援戦闘機がでている^^;
実際はT2というジェット練習機にCCV装備をした物が数機あるにすぎない。
ちなみにスーパーXも陸上自衛隊装備である^^;
地球防衛軍(1957)では航空兵力としてα号やβ号がでているが、 自衛隊としての兵力ではないので割愛している。同じ理由で 宇宙大戦争(1959)のスピッツ号や、怪獣総進撃(1968)のムーンライトSY-3は航空兵力 とは分類していない。
首都消失(1987)でラスト近くに特殊磁力を出す車にのって雲に突っ込むシーンがある。 こういう車両はやはり自衛隊扱いになるんだろうなぁ^^;
実は、旧ガメラシリーズの記憶が「大怪獣ガメラ」と「ガメラ対ギャオス」 以外ほとんどない(笑)ガメラがでてくるまでの時間稼ぎだったような 記憶がおぼろげにあるのだが、本当のところはどうなんだろう^^;
特に、対地支援航空群としてでてきたF-1なんかもー渋すぎ(笑)