研究論文
(1995(平成7),1〜12)
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1月
- 菰渕和士,「近代的日本人の自我の病ーー『代助』の場合ーー」,「解釈」第41巻第1号,1995.1.1,
- 高橋正人,「波動の行方『こゝろ』論考ーー『声』、発信と受信とをめぐってーー」,「解釈」第41巻第1号, 1995.1.1,
- 真杉秀樹,「『夢十夜』論序説(U)ーー文体論的考察ーー」,「解釈」第41巻第1号,1995.1.1,
- 山口比砂,「『夢十夜』論ーー第七夜」,「解釈」第41巻第1号,1995.1.1,
- ジェームズ・ライカート,「漱石『野分』における男同士の愛情の意味」,「文学」季刊第6巻第1号,1995.1.10,
- 富永育代,「『こゝろ』ーー『私』をめぐって」,「言語と文芸」111号, 1995.1,
- 水沢不二夫,「『三四郎』の〈水〉と〈迷羊(ストレイシープ)〉」,「言語と文芸」111号, 1995.1,
- 関川夏央,「漱石と二葉亭(窓外雨蕭々-49-)」,「文学界」49-1, 1995.1,
- 中村泰行,「リアリズムへの苦闘ーー1906年後半期の漱石」,「民主文学」夏目漱石再論(特集)350,1995.1,
- 和田逸夫,「江藤淳による漱石文学のあらたな歪曲ーー『漱石とその時代』第3部批判」,「 民主文学」夏目漱石再論(特集)350,1995.1,
- 宮澤淳一,「触感と思索――グールド、そして……漱石」,「ユリイカ」第27巻第1号,1995.1.
2月
- 安藤靖彦,「『門』についての論」,「愛知県立大学説林」43, 1995.2,
- 西原大輔,「漱石文学と植民地ーー大陸へ行く冒険者像ーー」,「比較文学研究」(東大比較文学会)66号,1995.2,
- 青柳達雄,「漱石『趣味の遺伝』論ーー魯迅『吶喊』への暗合」,「芸林」44-1,1995.2,
- 江藤 淳,「漱石とその時代ーー第四部13ーー」,「新潮」92-2,1995.2,
- 小山慶太・塚谷裕一(対談),「横から読む漱石」,「諸君」27-2,1995.2,
- 山崎甲一,「『カーライル博物館』の記述ーーその心象風景」,「文学論叢」69,1995.2,
3月
- 光石亜由美,「夏目漱石『吾輩は猫である』論ーー〈猫〉の居場所、人間たちの地平」,「山口国文」18,1995.3,
- Olivier Jamet,「夏目漱石の明暗についてーー2重性、現実の弁証法的ビジョン、象徴使用」(仏文),「天理大学学報」
178,1995.3,
- 沈 小南,「漱石漢詩の色彩語に関する一考察」,「学芸国語国文」27,1995.3,
- 坂本育雄,「『それから』講読ー1ー」,「鶴見大学紀要」第1部国語国文学編32,1995.3,
- 水川隆夫,「漱石の参禅」,「研究紀要」(京都女子大学宗教・文化研究所)8,1995.3,
- 羽鳥徹哉,「『こゝろ』(夏目漱石)に於ける明治の精神について」,「成蹊人文研究」3号,1995.3,
- 羽鳥徹哉, 「漱石の『こゝろ』について」,「成蹊大学文学部紀要」30号,1995.3,
- 徳永光展,「『心』論ーー関係の不在」,「山口国文」18,1995.3,
- 江藤 淳,「漱石とその時代ーー第四部14ーー」,「新潮」92-3,1995.3,
- 松下浩幸,「『彼岸過迄』論ーー三角関係と『男』らしさ」,「文芸研究」(明治大学文芸研究会)73,1995.3,
- 佐々木啓「『道草』試論ーー視点と手法」,「北見大学論集」33,1995.3,
- 田村竜毅,「『吾輩は猫である』と作家漱石の誕生」,「成蹊国文」28,1995.3,
- 脇山正大,「漱石の俳句」,「九州竜谷短期大学国文学論集」10, 1995.3.25,
- 鳥井正晴,「明暗評釈 四 第二章(中)」,「相愛国文」第8号, 1995.3.30,
- 鳥井正晴,「漱石と魯迅(その一)ーー中国講演の旅(上海篇)」,「相愛国文」第8号, 1995.3.30,
- 玉井敬之,「明治四十四年夏の漱石ーー大阪朝日新聞社の巡回講演についてーー」,「武庫川国文」45,1995.03,
4月
- 北川扶生子,「漱石『虞美人草』論ーー謎としての母ーー」,「国文論叢」23(神戸大学国語国文学会),1995.4.1,
- 硲 香文,「『倫敦塔』論ーー『怪しい女』が支える『幻想』」,「國語と國文學」第72巻第4号,1995.4.1,
- 江藤 淳,「漱石とその時代ーー第四部15ーー」,「新潮」92-4,1995.4,
- 「夏目漱石研究のために」,「国文学解釈と鑑賞」60-4,1995.4,
5月
- 中山昭彦,「『漱石梗概学派』批判序説」,「日本近代文学」52,1995.5,
6月
- 江藤 淳,「漱石とその時代ーー第4部16ーー」,「新潮」92-6,1995.6,
7月
- 斉藤英雄,「苦沙弥の『日記』ーー『吾輩は猫である』小論ーー」,「九州大谷国文」第24号,1995.7.1,
- 中山和子,「『草枕』ーー『女』になれぬ女『男』になれぬ男ーー」,「國語と國文學」第72巻第7
号,1995.7.1,
- 江藤 淳,「漱石とその時代ーー第4部17ーー」,「新潮」92-7,1995.7,
- 秋山公男,「『虞美人草』ーー憎悪と復讐の文学」,「愛知大学文学論叢」109,1995.7,
- 石川正一,「漱石の生の追求」,「金沢経済大学論集」29-1,1995.7,
- 佐藤和代,「漱石とジェイン・オ-スティン--自由間接話法をめぐって」,「人文科学研究」(新潟大学人文学部) 88,1995.7,
8月
- 江藤 淳,「漱石とその時代ーー第4部18ーー」,「新潮」92-8,1995.8,
9月
- 江藤 淳,「漱石とその時代ーー第4部19ーー」,「新潮」92-9,1995.09,
- 曽我理恵,「『こゝろ』に関する一考察ーー汽車に乗ってしまった『私』と、乗せてしまった作者の意図ーー」「新樹」(梅光女学院大学大学院)第10輯,1995.09.01,
- 藤尾健剛,「集合意識・現代文明・社会主義(上)ーー漱石とル・ボン著『社会主義の心理学』ーー」,「香川大学国文研究」20, 1995.09,
- 西岡礼子,「『吾輩は猫である』と『衣服哲学』ーー漱石とカーライルの思想的連関を中心にして」,「語文」64(大阪大学文学部国文学研究室編),1995.09,
- 青柳達雄,「漱石『彼岸過迄』を読むーー構造と素材と名前の迷宮」,「言語と文芸」112,1995.09,
- 宮崎かすみ,「ホームズと漱石ーー探偵の記号論」,「英語青年」141-6,1995.09,
- 橋川俊樹,「『夢十夜』試論ーー〈過去〉の呼び声ーー(上)」,「共立国際文化」8,1995.09,
10月
- 秋山公男,「『それから』の小説作法」,「國語と國文學」第72巻第10号,1995.10.1,
- 秋山公男,「『門』ーー語り手の〈夢〉」,「愛知大学文学論叢」110,1995.10,
- 佐藤 泉,「文体の患う病ーー『坑夫』と漱石のことばあそびーー」,「國語と國文學」第72巻第10号,10.1,
- 伊豆利彦,「今、何故漱石か」,「日本近代文学」53,1995.11,
- 関谷由美子,「漱石研究の展望ーーツインピークス・ミーイズム・繁殖ーー」,「日本近代文学」53,1995.11,
- 藤尾健剛,「日常という逆説ーー『門』の立つ場所」,「国文学研究」(早稲田大)117,1995.10,
- 臼居太美恵,「『心』ーー神聖なる罪人たちの物語」,季刊「文学」6-4,1995.10.11,
- 佐藤 泉,「『それから』ーー物語の交替ーー」,季刊「文学」6-4,1995.10.11,
- 江藤 淳,「漱石とその時代 第4部20」,「新潮」92-9,1995.10,
- 小倉脩三,「琴のそら音」,「日本文学」44-10,1995.10,
- 若山滋・張奕文・渡辺孝一,「夏目漱石の作品の中の建築の研究ーー舞台空間の推移からみた作品の類型について」,「日本建築学会計画系論文集」476,1995.10,
11月
- 松尾直昭,「夏目漱石『三四郎』論(1)ーー美禰子と三四郎の係わりを中心にーー」,「就実語文」16号,1995.11.10,
- 永野宏志,「『夏目漱石』の戦争ーーイデオロギー論としての『文学論』のために2」,「文芸と批評」8-2,1995.11,
- 平岡敏夫,「『坊っちやん』に読む子規の影」,「稿本近代文学」(筑波大学)20,1995.11,
- 江藤 淳,「漱石とその時代 第4部21」,「新潮」92-11,1995.11,
12月
- 山下一海・坪内稔典・平井照敏・佐々木幸綱,「[座談会]子規と夏目漱石ーー漱石と文人俳句・近代俳句を見なおす13」,「俳句」44-12,1995.12,
- 仲 秀和,「『こゝろ』の不思議ーー運命の変化の臨界点-「偶然」と「突然」ーー」,「日本文藝研究」47-3,1995.12.10,
- 若山滋・張奕文・渡辺孝一,「夏目漱石の前期の長編小説の舞台となる建築空間の『意味』」,「日本建築学会計画系論文集」478,1995.12,
- 李 国棟,「夏目漱石の運命(上篇)ーー暦子からのアプローチ」,『広島大学文学部紀要』55,1995.12,
- 小田島本有,「漱石『硝子戸の中』試論」『釧路工業高等専門学校紀要』第29号,1995.12,
- 光石亜由美,「夏目漱石『我輩は猫である』論ーー神経衰弱という病ーー」,『山口大学文学會志』46,1995.12,
- 片岡 豊,「『門』論の前提あるいは<跳躍>する御米ーー夏目漱石『門』論その一ーー」,『作新学院女子短期大学紀要』19,1995.12,
金貞淑「『こゝろ』論ーー二項構造と『死』」「日本文学研究」(梅光女学院大学日本文学会)
武田勝彦,「漱石の東京ーー『虞美人草』を中心に」,「教養諸学研究」97.98,1995,