研究論文
(1999(平成11),1〜12)
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・当論文リストの作成にあたって,【吉田正さん】の協力を得ました。
1月
- 清水一嘉,「漱石とイギリスのことわざ」,「図書」597,1999.1.1,
2月
- 岸 規子,「『夢十夜』試論(三)」「解釈」45‐1・2,1999.2.1,
- 石井和夫,「漱石に寄せる挽歌--『白鷺』から『眉かくしの靈』へ--」,「文芸と思想」(福岡女子大学文学部紀要)63,1999.02.25,
3月
- 相原和邦,「漱石伝序説−−<薄暗い>出生−−」,「文学・語学」162,1999.3.31.
- 仲 秀和,「『彼岸過迄』側面−−「迷信的な」人々−−」,「日本文藝學」35,1999.3.30
- 稲垣瑞穂,「漱石と蘇国(スコットランド)の旅--「昔」の背景追考--」,「日本文化研究」(静岡県立大学短期大学部日本文化学会)11,1999.03.15,
- 村瀬士朗,「『地方』の言説,言説としての『地方』--夏目漱石の熊本地方を題材とするテクストをめぐって--」,熊本経済大学地域総合研究所編『近代秩序への接近--制度と心性の諸断面--』(日本経済評論社),1999.3.30,
- 小倉脩三,「Monoconscious Theory と『文学論』--ロイド・モーガン『比較心理学』の影響(六)--」, 「国文学ノート」(成城大学短期大学部日本語日本文学研究室)36,1999.03.01,
- 熊田真由美,「夏目漱石『門』論--御米にとっての「崖下の家」」,「論樹」(論樹の会)12,1999.03.03,
- 近藤加寧子,「新聞小説と挿絵--『坑夫』『三四郎』『明暗』を中心に--」,「日本文学研究年誌」(金沢学院大学日本文学研究室)8,1999.03.15,
- 高橋 礼,「『彼岸過迄』論--青年の成長と、それを見守る男達の物語--」,「白門国文」(中央大学国文学会)16,1999.03.25,
- 祝 振媛,「「白雲郷」の系譜--漱石の作品中の「理想郷」を探って--」,「中央大学国文」42,1999.03.25,
- 高原和政,「『坊っちゃん』の現在〔いま〕--「街鉄の技手」とは何か--」, 「中央大学国文」42,1999.03.25,
- 松本寧至,「夏目漱石英訳『方丈記』をめぐって--漱石と長明--」,「二松」13,1999.03.31,
- 森 宏予,「夏目漱石『こゝろ』--静・その性格--」,「創造と思考」(湘南短期大学国語国文学会)9,1999.03.10,
- 佐藤裕子,「『こゝろ』の構造--隠蔽された「私」の罪と静の言葉--」,「フェリス女学院大学文学部紀要」34,1999.03.01,
- 荻原桂子,「『二百十日』小論--「天祐」ということ--」,「語学と文学」(九州女子大学国語国文学会)29,1999.03.01,
- 中村隆俊,「『草枕』試論(三)--時代設定と文明批判--」,「言語表現研究」(兵庫教育大学言語表現学会)15,1999.03.15,
- 石井和夫,「漱石と<永遠の瞬間>(一)」,「香椎潟」(福岡女子大学国文学会)44,1999.03.31,
- 河村民部,「漱石『行人』再考--二郎の一人称語りを中心に--」,「近畿大学文学芸部 文学・芸術・文化」10-2(25),1999.03.20,
- 潘 世聖,「魯迅と漱石;魯迅の伝記から見た一考察--魯迅と漱石との比較論のための序章」,「COMPARATIO」3(九州大学),1999.3,
- 川和理恵,「『行人』論」,「湘南文学」(東海大学日本文学会)33,1999.03.25,
- 佐藤裕子,「漱石とワーズワース--「琴のそら音」と"Strange
Fits of Passion Have I Known"をめぐって--」,「比較文学」41,1999.03.31,
- 東 典幸,「夏目漱石『夢十夜』(第二夜)」,「大谷女子大国文」29,1999.03.01,
- 徐前,「漢詩人としての漱石と子規への一考察--二首の「鴻台」詩を中心に--」,「二松学舎大学人文論叢」62,1999.03.10,
- 飯島渚沙,「漱石「夢十夜」--“第一夜”私見--」,「歌子」(実践女子短期大学国文学科)7,1999.03.20,
- 増満圭子,「「家族」という重圧--『行人』における悲劇の真相--」,滝藤満義編『日本近代文学と家族』(千葉大学大学院社会科学研究科研究プロジェクト報告書第一集),1999.03.23,
- 沢英彦,「漱石と寅彦(四)」,「日本文学研究」(高知日本文学研究会)36,1999.03.31,
4月
- 小田島本有,「『彼岸過迄』論ノート--田川敬太郎と須永市蔵--」,「日本近代文学会北海道支部会報」2,1999.4.25,
5月
- 篠崎美生子,「『こころ』--闘争する『書物』たち--」,『日本近代文学』60,1999.5.15,
6月
- 宮薗美佳,「夏目漱石「カーライル博物館」考--「カーライル博物館」という場所が示したもの--」,「日本文芸研究」51-1,1999.06.10,
- 加藤禎行,「変奏される「草枕」--泉鏡花「春昼」「春昼後刻」からの射程--」,「国文学研究」(早稲田大学国文学会)128,1999.06.15,
7月
- 石崎等,「『明暗』における下位主題群の考察」,「国語と国文学」76-7,1999.07.01
,
- 江藤亮,「夏目漱石『こころ』研究--「私」という人物についての考察--」,「九州大谷国文」28,1999.07.01,
- 伊藤忠,「挑発する<境位>--『草枕』のヒロインを読む--」,「日本文学誌要」60(法政大学国文学会),1999.07.10,
- 杤尾 武,「漱石と『石鼓文』の装幀」,「成城文芸」167,1999.07,
- 山本勝正,「夏目漱石参考文献目録(10)」,「広島女学院大学日本文学」9,1999.07,
- 山口洋子,「夏目漱石研究『門』--宗助参禅の意義--」,「キリスト教文学」18,1999.07,
- 呉 雪虹,「漱石の『一夜』における『黄粱の夢』」,「邁向廿一世紀的日本研究国際会議論文集」,1999.07,
8月
- 関谷由美子,「<復讐劇><切札><乾酪の中の虫>……『それから』の叙述」,「敍説」19,1999.8.9,
- 金子明雄,「笑う漱石−−雑誌『ニコニコ』と千円札をめぐって」,「国文学」44-10,1999.8.10,
- 加倉井美喜,「読むことのドラマ--漱石作品における手紙--」,「国文」(お茶の水女子大学国語国文学会)91,1999.08.15,
- 呉俊永,「野々宮の恋愛はなぜ実らなかったのか--「ベーコンの二十三頁」から読み解く<恋愛>と<学問>--」, 「日本語と日本文学」29(筑波大学国語国文学会),1999.08.25,
- 杉浦直也,「主体的に物語を読む学習活動をめざして--「こころ」をともに読む--」,「語文と教育」(鳴門教育大学国語教育学会)13,1999.08.30,
- 安徳軍一,「文学と異文化:漱石の場合--対自的存在のアポリア--」,「北九州大学文学部紀要」58,1999.08,
- 安徳軍一,「漱石『それから』に於ける<心的現象>の解剖--『心(臓)』と『自然』との共鳴を中心に--」,「北九州大学文学部紀要」58,1999.08,
9月
- 手塚貴子,「『夢十夜』の庄太郎--漱石における<非人情>の否定--」,「宇大国語論究」11,1999.09.01,
- 藤井淑禎,「夏目漱石と江藤淳」,「文学界」(追悼・江藤淳)53-9,1999.09,
- 細谷博,「『こゝろ』の<たかまり>――悲劇性のありか――」,「南山国文論集」23,1999.09.20,
- 古賀康人,「「続こゝろ」の可能性」,「帝京国文学」6,1999.09.30,
10月
- 相原和邦,「漱石と二十世紀」,「京都語文」4(仏教大学国語国文学会),1999.10.02,
- 永原孝道,「夏目漱石『それから』」,「三田文学」(秋季号),1999.10.10
- 萩原桂子,「『坊っちやん』論--『片破れ』としての『清』」,「近代文学論集」25,1999.10.20,
- 桑原理恵,「物語るもの,物語を無(な)みするもの--『草枕』試論」,「近代文学論集」25,1999.10.20,
- 橋口晋作,「夏目漱石の『心』と尾崎紅葉の『不言不語』--『心』の下敷きについて」,「近代文学論集」25,1999.10.20,
- 松浦史子,「『現在的のもの』から『渝らざる愛』へ--『それから』における愛の論理」,「日本文芸論稿」26,1999.10.31,
- 佐竹昭広,「漱石と『萬葉集』」,「文学」10-4,1999.10.12,
- 松澤和宏,「『心』における公表問題のアポリア--虚構化する手記」,「日本近代文学」61,1999.10.15,
- 内田道雄,「満韓旅行の漱石」,「古典と現代」67,1999.10.30,
- 須田晶子,「『明暗』にみる漱石の女性観(上)」,「東京女子大学日本文学」92,1999.10.31,
11月
- 柴市郎,「価値・信用・恐慌--表象としての藤尾--」,「日本文学」48-11,1999.11.10,
12月
- 小田島本有,「『彼岸過迄』と池辺三山」,「釧路工業高等専門学校紀要」33,1999.12
- 福井慎二,「『吾輩は猫である』論――『文学論』から写生文へ――」,「河南論集」(大阪藝術大学藝術学部文藝学科研究室)5,1999.12.16,
- 三原靖子,「夏目漱石の用いる慣用的表現」,「島根国語国文」(島根県立島根女子短期大学国語国文会)10,1999.12.20,
- 清水鉄子,「『行人』姦通罪改悪への批判――盲目の女・三勝半七の謎――」,「名古屋近代文学研究」17,1999.12.20,
- 山下航正,「漱石の写生文と同時代--虚子と自然主義,その様相--」,「近代文学試論」37(広島大学近代文学研究会),1999.12.25,
- 石井和夫,「文机のもとの夢――一葉と漱石の中世――」,「香椎潟」(福岡女子大学国文学会)45,1999.12.25,(←2000.7.1追加)