コラム堀内一三 04/3

2月29日(日) 「整理整頓」
 妻の提案で祐旭がハイハイを始める前に床上或いは低層にある物品を収納しなくては ならないとのことで、オリンピックにて整理用の箱を購入。 先ずはPC周りで、置物に近い状態で平積みになっているスキャナーとRolandのU-8というデジタル 入力用のミキサー紛いの各々の下に収納箱を置くことに。
 序でに机の中やらベッド裏の棚も開いてみると、本体は捨てて仕舞った機材の説明書とか 要らないものがガンガン出てくる。基本的にモノが多過ぎるので極端に片付いたとは言い難いが、 少なくとも有り余る書籍の収納スペースは当面確保出来たか。次は居間の収納スペース増が課題。
2月26日(木) 「肝臓機能」
 昨日も日本酒を飲み過ぎ酩酊して、何とか風呂には入ったが歯も磨かず寝て仕舞った。 ところが朝起きると若干気持ち悪い程度。 私のパターンとしては、
 @飲んだ当夜の内に吐く → 宿酔い度少
 A飲んだ当夜吐かず寝る → 宿酔い度大
で@が圧倒的に多かった。詰まり酒に強くないので当日の内に気持ち悪くなって吐いて仕舞い、 結果的に翌日には残らないというもの。ところが今回は
 B飲んだ当日吐かず寝る → 宿酔い度少
の第三パターンが現れた。 或いは飲み続けている内に肝臓の許容度が上がってきたのか、 或いは肝臓が鈍感になってきたのか、果た又胃が回復したのが影響しているのか。 少なくとも、 以前は酩酊する前に気持ち悪くなって吐いて仕舞っていたことを考えると、
 A酒に強くなって気持ち悪くなる(→嘔吐)が遅くなった
のだろうか。或いは、
 B実は昨日は思った程飲んでなくて、酩酊するのが早くなった=酒に弱くなった
のだろうか。いずれにしろ飲み過ぎには注意します。
2月25日(水) 「連立か乱立か」
 坂本龍一のアルバム「CHASM」が発売。 実は有難いことに若干フライングで聞かせてもらったが(M殿ありがとうございます)、 「9年振りのオリジナル・アルバム」「"B−2ユニット"等、往年を彷彿」などと 前評判が多かった割には、今ひとつ腑に落ちない感。
 先行シングルの「Undercooled」は確かに判り易いメロディーで、現に キャンペーンのメディア露出もこの曲の演奏が主の様だが、あとは 既発シングルもやけにアンビエント風に丸められており、 恐らくは和の要素と、ここ数年来のピアノを筆頭にクラシック楽器の音色と、 リズムの融合を目指したのだろうが、  の音ばかりが耳に残って 「東儀秀樹のアルバムみたい」(粥川美和談)。
 まぁ以前にも述べた様に、よくも悪くも期待を裏切るのが教授の持ち味なので、 取り敢えずは「次回作に更に期待」と日記には書いておこう。
2月24日(火) 「Smokin' Boogiewoogie」
 煙草に関する話題をふたつ。喫煙者には住みにくい世の中になっているが、 JR各駅がホームほぼ中央にあった喫煙所を端に移す作業を進めている。 これがどちらの端になるか駅によって一律ではないのが愛煙家を悩ませる。 路上で歩き煙草は確かに危険なので禁止されるのは理解出来るが、 今や貴重な喫煙スペースと化したホーム上は、電車の止まらない最端でもいいので 是非灰皿を残しておいてほしい。
 次は異様に充実している近くの米販売店に設置された煙草自動販売機から。 私はここ15年程度ハイライトを愛煙しているが、写真の通りメンソールを発見。 ところがハイライト自体が強い煙草であるのと同様で、メンソールは余りに すぅすぅし過ぎで、風邪引いた時ぐらいしか吸えそうにない。 しかし嘗てはハイライトが文字通り(liteなのでではないが)軽い煙草だったのだから驚き。 写真以外にも赤い「デラックス」があったそうだがお目に掛かったことはない。 他に輸出使用で同免税店で買える、通常版とほぼ同パッケージの「ボックス」があるが 微妙に味が違うので注意しよう。

 行方不明とも噂された(嘘)大学の先輩、G氏に党本部で再会。一寸お痩せになられましたか。
2月23日(月) 「行く人来る人」
 キョンキョンが離婚、には驚かなかったが、水野真紀結婚、には驚いた。 本当だったのね、後藤田先生。選挙区も盤石だし、 安定した代議士夫人生活が送れそうですね。お幸せに。

 おかげさまで妻の風邪も非道くなく、祐旭はとくに風邪ではないとのこと。
2月22日(日) 「ダイバダッタ」
 お出掛けシリーズは段々と距離が伸びてきてお台場へ。 ペリー来航に備えて造った砲台用の台座を、「お」を付けてソフト・ムードに転換する 演出を考えたのは誰だろう。パレットタウンを練り歩き、 子供服コーナーに行ってみるがやけに派手なメーカーばかりで実用には適さない感。 本屋兼雑貨屋の店が仲々オツではあったが、何度も行く気にはならないだろう。

 夕刻に連れ段々風が激しくなり、帰って来ると殆ど台風到来。 妻は花粉と風邪が一挙に襲ってきた様で体調不良、祐旭も若干咳しており心配だ。
2月21日(土) 「のら犬カフェ」
 仲々盛り沢山の一日。昼に高円寺北公園に行ってから表題の店へ。ここは 前社民党党首氏に準えられる、というと聞こえが悪いが、それ程大物という 意味で準えられるM女史のご友人が昨年オープンした店で、わが家より 徒歩1分の至近距離。高南通り沿いの2階オープンスペースから眺める光景は 若干座標が高くなっただけなのに都会の喧騒から離れてという風情で新鮮、 阿波踊りの際にはさぞ賑わうだろう。 高円寺にお越しの際は、お寄り下さい。のら犬カフェ

 夕刻には先日(15日)落札したキーボードがやって来た。程なくバンドメンバーの Hi氏に引き渡すこととなるが、取り敢えず遊んでみる。流石にピアノ系の音は 古さが隠せないが、値段(元定価7万)の割に、とくにモノフォニックのソロ用の音が アナログっぽく太くてgood。YAMAHAだけあって旧DXから 引き継いだ音もプリセットされていたりして懐かしい。 使い込まないと勿体ないか。 私も今でこそコルグ派になって仕舞ったが、DX7Uやらベースやら 遡ればエレクトーンに到るまでヤマハ主流だった。因みにエレクトーンは ヤマハの登録商標、言わばジッパー、ホッチキスの類か。 この勢いで夜は、バンド用HPも素案作成。
 夕刻妻が出掛けたので、祐旭をお父さんの唄であやしているとご機嫌だったが、 程なく号泣、抱いて揺らしているとスヤスヤ、眠かったのね。
2月20日(金) 「わかっちょる」
 夜中眠れず、かつ名古屋から戻って来る新幹線でもピンク・レディーの本読んで仕舞って 眠らず猛烈に眠いまま夜は勉強会で 時迄。
 山中貞則氏が亡くなった。糖尿病で通産相を途中辞任しながら不死鳥の如く甦り、 消費税導入後の90年衆院選では自民党自体は前年の参院選の悲惨な結果から 一転善戦したにも拘らず、批判を一身に背負って落選した。 文字通り税の生き字引で、近年は山中氏の差配のみで税制改正が決まる状況に 批判も強かったが、一方で業界の陳情を原則一切受けないといった潔癖さが その地位を築いた所以でもあろう。今から想えば、昨今の税制議連の発足、 税調インナーの廃止といった、反山中税調ともいえる動きは、 氏の肉体が消えゆくのはそう遠くないという暗黙の了解の下に行われたという ことだろうか。個人的には、山中氏の君臨する党税調、の絵を 見れなかったのは非常に残念。合掌。
2月19日(木) 「新聞を読もう」
 某事務所のK氏のお付きで愛知県長久手町はトヨタ博物館へ。 説明戴いた方とK氏と、良く言えば極めて高度な、悪く言うと自動車オタクの集会の様で(失礼)、 私は、「日本の名車」コーナーはまだしも、日本自動車産業勃興以前の、海外の 自動車の移り変わりコーナーでは、自動車の原理、技術がどう発展してきたかなので、 皆目判らず。「なるほど〜」を連発するばかりの3時間。
 終了後K氏と何故かK氏のご友人と会食。防衛庁への金属弾発射事件で、 何故これを警察はテロでなくてゲリラと発表したのか、そのこころは 防衛庁に介入を拒否されたため、「ゲリラ=内乱=防衛庁管轄」として 「テロ=政治的実力行使=警察管轄」としなかったと指摘さる。 情報はまず最低限メディアに載ったものを抑え、 そこから類推を働かすことから、という鉄則を改めて思い知った。 ご友人の株絡みの話も含め、今回も勉強になりました。 一寸食い過ぎ、飲み過ぎたため、星ヶ丘に移動した後、風呂にも入らず 寝て仕舞ったが、夜中に目が覚め全然眠れず、延々とサザエさんを読む羽目に。
 なお写真は藤が丘駅近辺の名古屋市交通局車庫だが、何故かここに 万博会場に繋がる東部丘陵線(モノレール)工事の看板が。 正解は藤が丘駅近辺では、この地下を通るとのこと。
2月18日(水) 「芝大門」
 所要で初めて「日本自動車会館」に赴く。本年1月に自動車工業会始め自動車関連団体が 大挙して入居したし誕生した施設で、第一感は「立派」。 集積するのはバーゲニングパワーとしても有利だろう。ただ惜しむらくは 1階が余りにも殺風景なこと。貸しビルなので、展示には必ずしも向いていないのだろうが、 もう少しクルマらしさ、が醸し出されても良いのではないか。

 夜はER8の続きを見たが、遂にグリーン先生が亡くなって仕舞った。 これで番組開始当初以来のレギュラーはカーター一人。ERのひとつの主題が カーターの成長物語なのだから、カーターが名実ともにERの実働トップに なったこの時点で大団円でも可笑しくないのだが、第9シリーズもあるということは、 「太陽にほえろ」の殉職システムの様なもので、視聴率低下対策の側面も大きかったのだろうか。
2月16日(月) 「黒塗り」
 朝、自民党本部に安倍幹事長が姿を現すと、期せずして1階に居合わせた人々から歓声が上がる。 それに応えて「こんにちは」と笑顔を返す幹事長。人寄せパンダに使われているということは 判った上で、パンダ職を真っ当することが次へのステップになるということも 充分認識されている様だ。
2月15日(日) 「入札」
 昼前後に美和が出掛けたので祐旭と二人きり。寝かせると泣き抱き上げると治まるの繰り返しで、 やむを得ず抱えて家の周囲をお散歩。まだ首が完全に座ってはいないので 肩で抱えられないので両腕に総重量が圧し掛かり、10分少々にも拘らず腕が千切れそうになって仕舞った。 が帰ってくるとすやすやで、お散歩効果を再認識。最近は鏡を見て喜ぶ様になりました。

 夕刻、バンド・ドラマーのHa氏からメールで連絡。妻の友人で矢野顕子役のHi氏の 購入キーボードを探していたのだが、丁度よいものがヤフー・オークションで出ている由、 早速勢いで入札する。そのまま忘れてて夜気付くと、随分と値が釣り上がっているが まだ妥当な範囲で、終了間際の応酬の末、目出度く落札した。
 ところが蓋を開けてみると、当のHi氏もメールを見て入札されていた様で、 内輪で争っていたのやも、とは失礼しました。入札合戦は初めてだったので 一寸面白かったが、まずはモノが到着したら遊んでみよう。
 なおモノはYAMAHA CS1x、ソフトケース付也。
2月14日(土) 「六本人」
 お出掛けシリーズ、今週は六本木ヒルズへ三人で。子連れになってからエレベーターの重要性を再認識しているが、 地下鉄のエレベーターはやけに辺鄙な空間にあって、だから「隠された地下網の秘密」などという本も 出るのだろうが、一方あまり便利なところに設置されて需要が増えても 乳母車が乗れなくなって仕舞うので難しいところ。
 六本木ヒルズは実はそれ程広くない空間を、異国風の名称を付けたゾーンに分けて あたかも外界と切り離された世界の如く演出しているのがミソで、 子連れでも十分に歩ける。毎度ながら子供服を見たり、途中授乳も行い、 強烈な春一番に吹かれて乳母車にカバーを掛けて宇宙からの使者みたいになったり(写真)しながら、 忙しくて結構楽しかったです。
 しかし教授のニューアルバムにも収録される例のテーマはどうも安っぽい。 キャラクター人形も法外に高価で、観光客が主な対象なのだろうか。
2月13日(金) 「参拾伍」
 13日の金曜日ながら臨済宗のわが家には関係なく(笑)、本日で無事35歳になりました。 これで人生も3分の1、あと倍を掛けてわが国のために尽くそう、という位に気を大きく持ちまして。

 愈々YMOcopyバンドの公演に向けて、メンバーH氏の新kbを検討している内に、 昨年も俎上にあがったmicroKORGの上位機種、MS2000Bがまた強烈に欲しくなり、 誕生日を名目に勝って仕舞おうかとお茶の水の石橋楽器で逡巡したが、 直前に大口の顧客が入った様で、店員氏が手が空かなかったため、 寸でのところで思い留まり帰宅した。でも替わりにライブに向けmixerを買おうかしらと変心。 家が埋まって仕舞う。
2月11日(祝) 「神武以来の」
 本日は紀元節。最近古事記関連の本を幾つか読んでいるので余計に目出度いと言いますか。

 吉野家の牛丼販売が本日で遂に中止。米牛肉の在庫が尽きたからということだが、 だからと言って日本中で牛丼が食えなくなる訳では勿論なく、吉野家の安い牛丼が食えないということ。 食料安保の観点から考えれば、安い肉ばかり食ってないでJビーフの人気を上げるよう食育、なのか 或いはこれこそ食料安保でこれが肉だからまだ良かったものの、主食(=コメ等)の自給率維持か、 果た又備蓄が重要ということなのか。いずれにしろ私は牛丼は食べないので影響がない。 牛皿なら食えますが。因みに、吉野家は一旦倒産後、 セゾングループに引き取られ、セゾンが傾いてからは伊藤忠と外資が親会社になっている。 そろそろ牛丼一筋「100年」を超えているのでは。

 1月が新年会だったので2ヶ月振りのYMOcopyバンド練習。愈々公演に向け始動か。
2月10日(火) 「火曜日の夫たちへ」
 衆院で揉めたイラク派遣法も参院はすんなり通過し成立。2日空転したにも拘らず、 予定通り本日より本予算審議開始と帳尻が合うのは見事というか何というか。

 夜は新横浜へ。(元)てっちゃん精神を敷衍して中南米への大旅行に出向いたT氏 に触発された訳でもないが、都市鉄道網研究家の性分を一寸だけ発揮して、 永田町からあざみ野経由で向かってみた。
 昨今の発展振りや如何にと思いきや、たまプラーザが一大ショッピング地になったと言っても、郊外型=自動車 移動主体だから存外に駅前が著しく変貌した様には見受けられず、地下鉄の通ったあざみ野も、 私がまだ青葉台に住んでいた頃に駅が新設された新興地ではあるが、大学時代にH氏が住んでいたので 何度か訪れた時分に比べ、特段華やかになったとも思えない。
 寧ろ地下鉄センター北駅が未だ未開の地の趣を残す一方で、同南駅近辺が ニュータウンとして既に確立されていることに、「ここ(北)も次の選挙までには 同じ光景になる」と言った秘書I氏の言葉を思い出し、都市部の住民の激しく交替する 選挙区の苦悩を垣間見た。

 一方帰路は菊名に出て東横線複線化の進捗でも見聞しようかと思ったが、 当たり前だが既に暗くなってるので殆ど見えない。地下鉄13号線開通時より 東横線直通は5年遅れる由、考えてみたら渋谷駅はまだ地上のまま、 とこちらは成果無しで、ミニ都市鉄道網観察終了。
2月8日(日) 「睡魔」
 今日は吉祥寺にお出掛け。デパートで子供服を見てから屋上にというのがパターン化しているが、 いい加減セールもほぼ終わって仕舞ったし、服が永遠に増え続ける訳にもいかないので 一寸マンネリ気味。首が座るか座らない位の子供を抱えて車のない家庭は 休みの日に何処に遊びに行けばいいのだろうか。
 で夜は飯食うと19時半頃から如何とも睡魔が襲ってきて、1時間半程寝て仕舞う。 昨年12月に「今後は常態1時、夜があれば依然適宜となりそうだが」などと夜更かし組への転向を 宣言したにも拘らず、土日も0時前、更に午睡もするという阿佐田哲也並とは言わないが、 大層な眠り様。何だ神田と疲労が蓄積しているのだろうか。
2月7日(土) 「ハンドファースト」
 実に久々に浜田山・ハイランドセンターにゴルフ練習に赴く。 この間先月初に1度、父とラウンドしているが、アイアンの悲惨さが更に悪化しており重症。 ウッドは旨く打てるのに何故?と散々試みるも今ひとつ。

 午後はこれも久々にERの続きを見る。音楽が始まった瞬間、 「お、これは昔聴いたことがある様な」と反応を示すかと思ったが、 別に祐旭は関心ない風情で遊んでる。母親学級で 胎児時代に父親が話し掛けることで、誕生後も父親の声への反応が強まる というNスペの紹介があったが、わが家では実証されませんでした。
2月6日(金) 「映像の美」
 どうもここのところ昼間も忙しい、と言いながら漸く終わりが見えてきた 武士道の原稿がどうも文字ばかりで寂しいので、写真を撮りに行くという作業を挟み入れて仕舞った。 昨日は朝永田町に行った後、その足で白金高輪の大久保彦左衛門の菩提寺に。 南北線一本で近い上に、存外にいい絵が撮れて良かったと満足気だったところ、 本日は朝から永田町〜日比谷でそれから両国の江戸東京博物館へ。 要は武士社会の絵になるものがあれば良かったのだが、武家屋敷の模型ぐらいしかなくガッカリ。 そう言えば前に来た時もやけに建物だけが立派で、隣の国技館の方が余程「江戸東京」的だと 思った覚えがある。会社に来たのは16時近くで、これでは事務処理が全然進まないではあ〜りませんか。 と言いながらも昨日も濁り酒なぞ飲んで酔いが回っていたので、早々に帰路に。
2月5日(木) 「風邪の耐性」
 昨日また飲み過ぎて仕舞い、帰って風呂に入り、何故か風呂の中で煎餅食って、 そのまますっぽんぽんに布団だけ被って寝て仕舞い、6時に寒くて目が覚めた。 ところが奇跡的に風邪がぶり返すことなし。風邪も一流行期間内に一度引くと、 耐性が出来るということがあるのかしらん。
2月3日(火) 「入んな入んな門から、福の神」
 おかげ様で本日、祐旭が誕生百日を御宮参りに続くイベント第二弾、こちらは期日ピッタリで お食い初めと相成った。中央にめで鯛のお頭付きが鎮座在すが、本人は果汁も未だ 八名信夫状態なので、勿論食べれない。 箸を付けて殆ど撮影会の様相。偶々節分と重なったため引き続いて豆まきも行った。 実に日本人っぽくて、我ながら微笑ましい(笑)。
 右写真は参考迄に撮ってみた「なぐごはいねが〜!!」の図。祐旭が大きくなったら 祭祀文化を混同しない様気を付けよう。
2月2日(月) 「死ぬことではないと見つけたり」
 いい加減尻に火が付いてきた会社の研究組織の武士道の原稿。土日に何とかこなそうと思っていたが 結局全く手付かずで、今週中には何とかせねばと思っていたが、当該組織の副委員長氏から 私以外殆ど原稿が完成に近づいている現状を知らされ、朝からフルパワーで執筆に取り掛かり、 幸い月曜は会社に篭っている時間割が可能なので、一挙にA4にして8枚、ほぼ原稿用紙30枚分弱を 書き上げた。矢張り締め切りの力は偉大だ。
 と書いたところで件の副委員長氏から駄目出しが入り、一部書き直しに。 (追記3日、後半まとめ部分を修正し第二稿をK教授にお目通しに提出しました)
2月1日(日) 「眠れぬ日々」
 昨日の新宿に続き本日は中野の丸井へと子供服セールに赴く。 自分の服飾は「実利に欠けるもの」の範疇にあって全く欲しくならないのだが、 祐旭のもととなるとどうも着せたくなって買い過ぎて仕舞う。 昨日は東南口のGAPでジーンズの上下繋ぎを買ってきて、帰って意気揚揚着せてみたら 3-6歳用にも拘らず手足ピッタリ、腹と腰回りはキツキツでワンサイズ上のものに 替えざるを得なくなったのだが、本日もナイキのシャツ等何点か。 妙に余り高価でないブランド嗜好だったりして。
 中野は嘗て「駅前百店舗」のキャッチコピーで拡大路線を突っ走った丸井の本店所在地。 近い割にこれまで殆ど足を運ぶことがなかったが、6階7階がボウリング場で屋上には簡易遊園地も あるとは、去りし日のデパートメントストアに 国民が抱いた夢の末裔が唐突に現れた様で何とも驚いた。

 一段落して早々帰宅も二日連続のお出掛けに疲労困憊か興奮冷めやらぬか、祐旭激しく泣く。 ハイ&ローチェアを立てて座らせてあやしながらTVを見ていると漸く落ち着いたが、 まだ首が座ってないので長時間は収まりが悪い様で程なく再度号泣。風呂の間だけは大人しかったが 出るとまた寝ずに号泣。N氏に推奨され、遂に全5巻を読破して仕舞った内田春菊の「私たちは 繁殖している」にある様に、眠りたいが眠りたくないという幼児の心境を体現しているものなのだろうか。
 と嘆いている内に妻が抱いて揺らしたりしている内に、唐突に寝ました。

コラム堀内一三 04/1

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