9月30日(木) 「御真影」
長島茂雄氏の近影が各氏に掲載される。
不謹慎だが、"長過ぎる晩年"の田中角栄氏を彷彿とさせる
不気味な登場には、病状が重いことを類推せざるを得ない。
真紀子氏・一茂氏という不世出の父を持った悲劇の子、が
全てをコントロールしていることも共通している。
「長島に間に合わなかった王世代」である我々には、
"ナガシマ"の神格化には違和感を覚えざるを得ない。
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9月29日(水) 「日程過多」
台風襲来を前に日程を切り上げて早々に東京に戻る。
時間に余裕が出来、着た切り雀だったので一旦家に帰ってから会社へ。
しかし風呂に入り過ぎた訳でもなかろうが、如何とも頭痛が激しく、
薬を飲んでも一向に回復しないので、
やむを得ず診療室で1時間程睡眠後、17:30発で夜の席へ。
昨日からの下見行の本番を前に関係者の壮行会の風情で、
これでもかと言わんばかりに日本酒と焼酎が並んでいる。
帰着は2時。眠いでちゅ。
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9月28日(火) 「温泉視察」
日曜日に既に名古屋まで車で1時間半程度のところ(昼神温泉)迄来ていたのに
同日中に帰って、翌27日夜に出張で再度名古屋へ。如何とも不経済の様だが、
この日28日は来月名古屋にて行われるITS世界大会のアテンドの下見一日行。
会場が分散されているのでホテル、芸術文化センター、名古屋港のポートメッセと
導線確認。最後は長島温泉の駐車場と近隣PAの謎のHマークを確認(写真)。
これだけでは殆ど何をしでかすか判らぬカルト集団の様だが、
さてこのHマークは何でしょう?
でお仕事が終わるとそのまま長島温泉に宿泊。先週末から温泉三昧だが、
役得ト言ウ莫レ。その替わりと言っては何だが、10月は祝日も合わせ休みが3日
潰れるのだから間尺は合っているのではないか。とは言え露天が5つもあり
いいお湯だった。名古屋港から三重に抜ける湾岸高速、実に橋ばかりの豪華片側三車線が開通して
長島温泉は名古屋から著しく近くなった様だ。
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9月27日(月) 「赤絨毯」
党三役人事・組閣の日。誰もが仰天する人事という意味ではサプライズに違いないが、
安倍幹事長の際の感嘆にも似た仰天と、今回の不可解感では自ずと意味が違ってくる。
人には「分」というものがある。武部勤氏は好人物らしいし、
昨年の総選挙におけるマニフェスト作成にも携わった山崎派の中堅幹部で当選6回、
と言われれば確かに著しく資格に欠けることは無いだろうが、
第一感として思い浮かぶのは「BSEで辞任した農相」で、
新たに総理補佐官に就任した山崎前副総裁の代替、
或いは総理自らが取り仕切るための軽量人事で川口前外相と同じ趣旨、
としか映らない。野党は攻め易いし、頼む方も頼む方だが、受ける方も受ける方、
と言われても仕方が無い。
悲惨を極めたのは堀内派だ。三役は無派閥の与謝野氏に取られ、
組閣でも新人一人のみ。これでは総裁選で派内に亀裂を生じさせてまで
小泉支持を主張した堀内会長は丸っ切りピエロである。
これこそ「毒饅頭」だったということか。
若手の抜粋も3回から一人、4回から二人がパターンになって仕舞っては
既に"抜粋"ではない。まさに「小泉人事」だった。
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9月25日(土) 「栄冠は彼に輝く」
父親が麻雀に明け暮れている一方で、息子は既報の通り、この日「這い這い大会」に出場。
這い這いする選手と既に歩ける選手が混在したレースだったが、
祐旭は見事「這い這いの部」優勝!。徒歩、這い這いともに完走は一人ずつとのことだったが、
金メダルには違いない。都大会に向け、特訓を始めなければならないが、
恐らくその前に這い這いは卒業しそう。
残念ながら表彰式に君が代は流れなかったとのことで、
文部科学省の通達違反ではないか(笑)。児童館は文部省ではないか。
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9月25日(土)-26(日) 「最下位の屈辱」
秋の麻雀旅行で今回は中央高速をバスで4時間の昼神温泉。
このため新宿早朝7時集合の強行軍となった。
この麻雀旅行は昼食後宿にチェックイン、遅滞なく競技を始め
夕食を挟んで概ね深夜3時頃に一旦就寝。翌日は朝食後競技を再開し
昼前に終了、という時間割が定着しているが、私は毎回
序盤は大きな浮き沈みなく過ごし、深夜枠に入って猛チャージを
掛けると言われている。ところが昨今はツキに恵まれず、
今回も端からマイナスが増えるばかりで深夜に至るころには既に回復不能、
更に肝心の深夜枠も不発で遂に最下位に没落して仕舞った。
何よりも放銃し過ぎでツキを自ら放り投げていた感がある。
自重したい。
二日目は競技終了後、蕎麦打ち体験、更に手づから作成した蕎麦を
賞味して帰路に着いたが中央道の生業で予想された大渋滞。
談合坂でSAを出る迄に30分と聞かされた時には卒倒しそうになったが、
俄かにすき始め、逆に首都高は完全に順調で不気味な位と
1時間程度の遅れで新宿に無事到着した。
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9月24日(金) 「一転」
プロ野球のスト問題が収束した。
全くの予想外の展開だった。一リーグ化必至とした
私の見通しは全く外れた訳で、ここに不明を恥じたい。
誰が見ても古田会長の功績大は明らかで、
テレビで泣いたり試合に遅れても交渉に専従したりと、
経営の論理に対して非合理的な世論の支持を得るには
どう立ち居振る舞えばいいのかを自覚し、
"あるべき組合委員長像"に忠実に、演技でなく
行動出来る資質は、皮肉でなく、将来のヤクルト監督よりも寧ろ
民主党から比例代表選出馬が見えてきた感がある。
同時に悪役を全うした瀬戸山ロッテ代表にも経緯を表したい。
現実には世論に配慮した読売新聞社の中途での「転向」が潮流を変えたには
違いなく、「もうひとつの合併」を公言しながら
成就させられなかった堤義明氏をピエロ役にして仕舞うなど、
長期的に見ると可成り危険な綱渡りであるのは間違いないが、
騒動の結果、野球への関心が高まったことは疑問の余地が無い。
しかしながら勿論、これで問題は解決した訳ではない。
新球団が出来たとして赤字体質が一掃されるとは思い難いし、
そのために年俸を下げれば米球界への人材流出は
なお加速されるだろう。貧富の差が激しい一方で
アメリカン・ドリームのある米国と異なり、
長期雇用を基盤とする日本社会では職業としての野球を
選択するには大きなリスクが伴うとともに、
高校野球が異様な迄に注目を集め、新人選手がすぐに
大きな戦力となるわが国プロ野球においては、
有力な新人選手には高額な契約金を払わざるを得ないし、
二軍選手に著しい安月給を強いることも難しい。
更に直近の問題としてホークスの経営をどうするかという
難問が横たわっている。
折角美しく交渉がまとまったのだから、この上は
プロ・アマ交流の拡大、引いてはアマのマイナー・リーグ化と、
二軍リーグへの独立球団の参入まで考慮に入れ、
球界改革を進めてほしい。(恐らく審査で落選するであろう)
ライブドアには是非二軍への参入をお勧めしたい。
その時こそ同社の真価が問われるだろう。
学歴詐称問題の古賀議員が遂に辞職願。
山崎前副総裁、来年4月に向け正念場だ。
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9月23日(祝) 「白地に赤く」
ご飯の後に、タオルで顔を拭かれるのが嫌いな祐旭君。風呂に浮かぶタオルを発見すると、
満面の笑みで掴んで、お父さんの顔を拭いて呉れる。必ずしも善意ではないかも知れないが、、、。
這い這いもどんどん速くなり、机にも乗るし、遂に本日は掴まることなく一人立ち。
歩き出す日も遠くはなかろう。
今週末には高円寺児童館における這い這い競争に出場することが決まっており、
先日その予選を兼ねた選考会が行われたとのことだが、
立てることが判ると出場資格を失うので秘匿しておかなければならない。
嗚呼、見事優勝して表彰台で日の丸に感涙咽ぶ祐旭の姿が目に浮かぶ。
散々家で君が代を唄って聴かせておいて良かった!。
本大会で優勝を遂げると杉並区大会、東京都大会を経て、
「乳児の甲子園」との異名を持つ、全国児童館総連合会主催、
平成17年度全国這い這い選手権への出場が決まる。決勝は東京ドームで2日間にて行われ、
副賞はおむつ1年分、日に6枚使用で換算される模様。
冗談です。
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9月20日(祝) 「五人揃って」
スト明け、蛙、蜘蛛男に次ぎ新庄が今度は同僚4人とともにゴレンジャーに扮して登場。
試合では満塁サヨナラ弾を放ちながら、一二塁間上で走者と抱きあって喜んだ際に、
当の走者を追い抜いた形になってアウトながら単打は認められるので矢張りサヨナラ、
と縦横無尽の活躍。
引退騒動、投手転向、誰もが成功する訳も無いと諌めた渡米と、どう贔屓目に見ても
頭脳聡明とは言い難い御仁であるが、或いはこういう選手も沈滞した日本プロ野球界に
必要なのかも知れない、と思わせる千両役者振りではあった。
今月の「中国男」練習は4時間、新曲7曲も大分形になってきたが、まだ音が薄い感。
昨日丁度今夏のバルセロナ「sonar 2004」における、スケッチ・ショウ(細野晴臣・高橋幸宏)+
坂本龍一の「Human Audio Sponge」(H.A.S.)公演の放送を見た。
作成時から三者が絡んでいた曲は兎も角、スケッチの曲では教授が、教授の曲では二人が
暇そう。話題となったYMOの80年ワールド・ツアーのオープニング曲であった
「Riot in Lagos」も殆ど弾いてるのか弾いてないのか微妙な程度で、
昨年の"Wild Sketch Show"の如き生演奏主体の公演はもう望めないのかと思うと、
三人が揃っていても一寸残念。10月には日本でも行われる由。
略称も定着しつつある"ハス"が断続的にでも続くことを、先ずは期待しよう。
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9月19日(日) 「涙の新宿御苑」
九月も半ば過ぎとは思えぬ暑さの中、一家で新宿御苑へピクニックと
洒落込む。三連休の中日というのに子供連れの嵐。何処も考えることは同じか。
這い這いのみならず一瞬ならひとり立ち出来る様になり、
緑溢れるこの恩賜の地にさぞや喜ぶだろうと思いきや、
芝に足を付けた途端に祐旭号泣。チクチクして思い切り痛い模様なのだ。
こうなると広げたシートの上でも怖がって動かない。
暑さも益々厳しく、程なく退散する羽目となった。
帰宅後、汗を流してとシャワーに招くと、再び祐旭の顔に困惑の色が。
想えば先月、初めてプールに入った時も、母にしがみ付き瞳に涙した。
存外に怖がりなのか、或いは怖さというものを覚える年頃なのか。
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9月17日(金) 「中央フリーウェイ」
先月末の研修の打ち上げ会合にて、一寸酒を飲み過ぎた様で気持ち悪い中、
新橋から電車に乗って、東京駅で中央線に乗り換えた。
座れるのと、寝入っても余り遠くに行かないことを見越して、
各駅停車に乗り込んだ。
遠くに聞こえるアナウンスで目覚める。が馴染みの無い、
しかしながら著名なその駅名には現実感が希薄である。
想えば一度乗り換えた記憶が薄っらとあるが、果て何故私は乗り換えたのだろう。
「八王子、終点です」。想えば遠くへ来たものだ、と宣っている場合ではない。
あの乗り換えは、不意を突かれた故か、わざわざ迎えのホームに来た
快速に移って仕舞ったということだろう。
戻りの電車は武蔵境までしかないし、果たして八王子から各駅で武蔵境まで
どれ程の時間が掛かるのか、想像も付かないではないか。
まさか金曜の真夜中にTAXIで中央高速を伸ばす羽目になるとは想わなかった。
湘南新宿ラインの大宮を超える、乗り越し最長不倒本日更新。
スト決行。
@日本野球の経営は須く巨人戦のみで成り立っており、「平等」よりも一定の巨人優位がある方が繁盛する。
A赤字経営を極力避けようと努力すればオリックスになり、その結果一軍に居るのが忍びない様な顔触れがスタメンに並ぶ。
Bリスクを負って野球選手になるのだから成功報酬は高くない。下げるなら二軍選手だ。
この現実に目を背けず、球界の進むべく道を考えたい。
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9月16日(木) 「バイ・バイ」
「糸で縄」ならぬ「豚で車」を買ったが如く騒がれた日墨協定から数ヶ月、
すっかり一段落のあるFTA交渉だが、比島からの看護士参入を巡っては
今日も熱い論戦が戦わされている。
現実に病院側の看護士不足と莫大な看護士免許を取得した非就労者が
存在することに鑑みれば、地域的なミスマッチは勿論あるだろうが、
短絡的に見れば、過酷な労働条件に応じる日本人が少なく、その分は比島から受け入れ
ましょうということに他ならない。
ならば入れればいいではないかと言っても、現実に人の生死に携わる看護士となると、
幾ら比島の方々が真面目で就労向きとはいえ、日本語にも習熟してなければ
困るし、日本の国家資格を前提とするという厚生省の見解も妥当だろう。
ならば国家資格取得を前提に、短期研修期間を設けて受け入れればいいか
というと、今度は中国人留学生と称して周旋屋をやっていた某学校の如く、
研修だけでは充分な収入にならないから夜の世界も兼業している内に、
夜が本業になり、看護士にもなれずビザが切れても帰らない、
という事態が生ずるのも半ば目に見えていると言わざるを得ない。
即ち、この問題において最も反対すべきは、看護協会ではなく、
日本ホスト・ホステス協会ではないだろうか、というのは冗談だが、
現実に正規の労働査証を取得し、日本でベビーシッターとして働いている
比人も少なくないと聞く。市町村斡旋等の正規のベビーシッターとなると、
子守り以外は出来ない、夕刻迄の時間制限など制約が大きく、
アバウトにこなして呉れる外国人の方が使い勝手がいいとの話。
一旦受け入れれば未来永劫継続するので安易に決めてよい話ではないが、
FTA締結のためにではなく、外国人労働者受け入れ全般につき、
国家として大方針を定めるべきだろう。
それは亜細亜各国との連携を前提としたものでなければならない。
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9月15日(水) 「散歩する幼児」
掴まり立ち、伝い歩きと来て、最近はすぐ手離し、自力で立とうとするので
危なっかしいこと夥しい。しかし抱きかかえて座ると不満気に腰を振り逃げる。
立ちたい盛りなのだ。
比較的夜泣きしない祐旭だったが、今日は何度寝かし付けても、
くるりと回って泣きながら這い出すの繰り返し。やむを得ず深夜23時半に
一家でお散歩と相成った。で深夜の公園に向う途中で早スヤスヤと寝息が。
眠りたくない夜もあるさ。祐旭、間もなく11ヶ月。
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9月14日(火) 「妥当な選択」
ハイライトとお別れして1月弱経ち、漸くマルボロライトに安定してきた。
タール17、ニコチン1.4(何れもmg)から、6/0.5への大幅な「堕落」である。
大学に入る頃にはもう恒常的に煙草を吸っていて、間もなくハイライトに
定着したので、この昭和34年発売の労働者愛好と言われたハイライト歴も
15年で終焉を迎えた。
会社に久方振りに新入社員が入ってきて、改めて一回り以上の世代差に
愕然とさせられる。二十代の頃と、本人の感覚は変わっていなくとも、
周囲から見れば確実に年を取っていることには違いない。
恐らく、長年吸い続けた煙草を切り替えるのも、こうした「若さとの決別」
を思い知らされるひとつの道程なのだろう。
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9月13日(月) 「てっちゃん」
夜の席で「鉄道」が話題となる。マニアを自負された某氏は自らを
「軽便派」と規程された。この世界にも派閥があるとは如何にも
永田町らしい、という訳ではないが、鉄道マニアの様な巨大な世界になると
その範疇で専門分野が絞られてくるのだろう。言わば私が
「野球評論家で専門はトレードです」と自称するが如きである。
私もこの話題に付いていったのでさては同類か、と思われた様だが、
自分では鉄道マニアであるとは認識していない。
勿論、一般水準よりは詳しいだろうが、田舎の単線ローカル線から
果ては山奥に走るトロッコまで、殆ど朽ち果てた様な路線を愛好するのが
「軽便派」とすれば、私は対極にある「都市派」を名乗るべきであろう。
即ち、東京近郊から南西方面にかけての路線と鉄道経営の変遷に
対象の主眼が置かれるのが私の嗜好であり、電車そのものには特段の愛着を覚えない
という点で「鉄道マニア」の分類からははみ出すのではないかと推察されるのだ。
因みに東京から南西方面というのは、単に私が田園都市線沿線と杉並の
居住経験が長いからの過ぎない。
とはいえ"普通の人"から見れば、「銀座線幻の新橋駅」で盛り上がったり
しているところを観察されれば、明らかに私もマニアの一形態と
見なされても文句は言えまい。
と前振りをした上で、「JR東日本 駅発車メロディーオリジナル音源集」
というCDを購入した、と書くと矢張りマニアに違いないと思われるだろう。
発車ベルが音楽に変わるに当たっては、市井の音楽家がベルの緊迫感が
事故率を高めているのではないかと類推して、自らJRにプランを
持ち込んだが発端らしい、という話を聞いた。
このメロディーも今や品川の鉄道唱歌、蒲田の蒲田行進曲と
ご当地に謂れの深い音楽を採用する駅が増え、高円寺が「阿波踊りのテーマ」に
切り替わったことは既に述べた。ところがCDを購入して残念なのは、
テイチクが版権を持っている楽曲に限られているため、
新宿や代々木の聞き慣れたメロディーは心地良いが、
とんでもなく遠くの駅のテーマも収録され、しかも殆どが
微妙にアレンジの変わったバリエーションに過ぎないので、
早々に飽きて仕舞うことだ。にも拘らず何故か高田馬場の
鉄腕アトムだけが収録されている。これだけは製作=録音権をテイチクが
所有しているということなのか。
などと文句を付けたが存外に楽しめた。
機会があれば一度CDを聴かれることをお勧めする。
東京近郊にお住まいなら必ず日頃耳にしたメロディーが収録されていることだろう。
残念ながら、"機会"は余り訪れないだろうが。
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9月9日(金)−10日(土) 「2ラウンド」
先月に続き妻と義父母・義姉とともに湯沢へ。
お盆前に丸三泊四日だった前回に比して、
同じく三泊ながら木曜の夜に出て、私のみ単身日曜の朝に帰る
短縮版ながら、金土と場所を替え連日のラウンドとなった。
金曜は前回と同じく湯沢パークゴルフ場で、土曜は少々足を伸ばして
苗場プリンスゴルフ場と、レオも吃驚のプリンス三昧で
パ・リーグ維持に少しは貢献したか(?)。
長ズボンを忘れ湯沢でも既に肌寒く、小雨降り続く中短パンでプレー、
念のため苗場にはズボンを借りていったが、嘗て「私をスキーに連れてって」
全盛の、猫も杓子も学生はスキーに明け暮れた時代の栄華は今は何処の風情で、
勿論冬にはある程度流行るのだろうが、ホテルは殆ど廃墟の様。
無人の荒野を行くが如しで短パンでも何の問題も無かったばかりか、
望めばスループレーも可だった模様。
しかもスキー場を中心に左右に広がる各ホールはフェアウェイの大半が
左右どちらかに傾いており、しかもラフはロクに整備されてないので
打ち込むと確実に球が消える。何とリフトの架線にティーショットが命中して
打ち直しの事態も。二日連続で天井にボールが当たって激怒していた
カブレラの気持ちが少しは判ろうというもの。
その上赤ティーは白より何と千ヤード以上短く、ベストスコアを更新した妻に
8月から数えて三連敗に終わった(写真は苗場)。
私のスコアは二日とも目も当てられず。今回もまた出直し、というか
出直し過ぎてスタート地点よりも後ろに下がって仕舞った感。
如何とも落ち着かず、早速練習場に赴き精進を誓った。
祐ちゃんはゴルフの間、祖父母と叔母に見守られ、紐とお唄で遊んでました。
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9月8日(木) 「忘却の彼方」
政治資金収支報告公表の日。毎年この時期に、一週間前に記者レクがあるので
事前入手をするのだが全く忘れてて当日になって慌てて仕舞った。
かれこれもう10年も関わっているのに不覚。
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9月7日(火) 「エクスパック」
日本郵政公社の「EXPACK500」のCMが仲々格好良い。
音楽はクラフトワークか?と思わせるキックが効いているが、
クラフトワークに依頼していたら民主党は怒るだろう(笑)。
簡易小包で500円というのが売りだが、このCMの味噌は
大きさがよく判らないことで、実際にはA4版の紙250枚程度というから
結構小さい。
郵貯・簡保は兎も角、ユニバーサルサービス義務あり、応分の国家補填あり
を民営化とは呼べないだろうが、そもそも道路公団同様民営化先にありきの
弊害、とは言い過ぎなら辻褄が合わなくなってきているのだろう。
11月からはローソンがゆうパック取扱いを始めるので、
宅急便はローソンから消えることになる。民業圧迫か競争重視かとの
判断は難しいところだが、一寸ぐらいサイズが大きくても複数頼むと
オマケ、或いは見逃して呉れる宅急便に対して、ゆうパックだと
厳格に適用されそうなのが不安。却って利便性が薄れることに
ならなければいいが。
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9月5日(日) 「仕上げはお母さん」
先週新しい靴も購入し、一家でゴルフ練習に出掛ける予定だったが
生憎昨日に続き雨が激しく断念。で溜まっている購入CDを聴く。
スケッチ・ショウのremix盤を性懲りも無く購入。
大抵の場合、リミックスはオリジナルが改めて聴きたくなる
程度の効果しか惹起しないものだが、これは存外に心地良かった。恐らく、
@原曲が明確なメロディーに乏しく、却ってループや、新たな唄を加えることで音階がはっきりしたものもある。
Aそもそも原曲を聞き込んでないので、リミックスでも違和感がない。
との理由が挙げられるだろう。即ち、リミックスを出すのならお早目に、ということか。
葉が6本になり祐旭初歯磨き。あむあむ(おしゃぶりのこと内田春菊
「私たちは繁殖している」の影響で、わが家ではこう呼称する)と間違えているのか、
違和感無く口に入れている。
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9月4日(土) 「ご対面」
新潟から一家三人になって帰ってきたK家の帰京歓迎会を
K家で開催、しかも麻雀と並行という大胆な企画が実現。
新川崎駅は流石につい20数年前までは京浜工業地帯の
貨物の大動脈であったことが偲ばれる巨大な操作場が
鎮座在しているが、今やその過半は草むらと化し、
恐らく工場地帯であったろう辺りには高層マンションが聳え、
一方で駅を挟んで逆側は高度成長期以来と思しき
社宅街が並ぶという風変わりな風景で、
一口で言えばここが東京とは思えないの感(実際に神奈川だが)。
祐旭はK家御長女と初のご対面。2ヶ月の年長振りを発揮して
安定したお座りを見せていた。なお麻雀は、
一局目でトップを取って安心したか、ハコもありで貯金を使い果たし、
プラ1で終わった。
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9月3日(金) 「出して呉れ!!」
祐旭が余り激しく動き回り、飯も落ち着いて食えないので、
若かりし頃(!)、本人が寝ていたベビーベッドをサークルに転用することにした。
丸で檻の中の如しだが、入って貰うと最初は存外に楽しそう。
で安堵して鍋など突付いていると、程なく退屈してもう叫んでる。
抱き上げたりしても全く泣き止まず、
自由にすると満足して一人で動き捲るが、捕まり立ちから
自ら両手を離したりしてユラユラ揺れてたり、危なっかしいこと夥しい。
が転んだり、痛い想いをして、ひとつひとつ学んでいくのだろう。
風呂でもすぐに目を擦って顔を石鹸塗れにして、
一人で怒ってる。だから余計に目が痛くなるって。
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9月2日(木) 「携帯電話を替える時」
いきなり携帯電話が壊れた。受信・発信は出来るのだが、
左右・決定のカーソルボタンが死亡して仕舞い、
肝心の電話帳が見えないので殆ど無用の長物。
個人の携帯電話と言えども最近は仕事でも
会社の固定電話に掛かってくるより携帯に入る方が
圧倒的に多いので、故障は致命的に等しい。
そこでまだ継続1年少々しか経っていないのだが、
六代目を購入することとなった。何もTVが付いてたりする必要は
毛頭ないが、いざ買うとなると写真機は本誌掲載用にも
出来れば百万画素はなどと欲が出て、結局一寸古めの機種だが
現行より厚い、しかも緑色鮮やかなものにして仕舞ったが、
SDメモリカードもオマケで呉れたので
これでデジカメを忘れても応急対処は何とかなりそう。
ただ折角大量にダウンロードした着メロが全部お釈迦になるのは
苦しいところ。
新機種ではmp3を蓄えて音楽機器も兼ねるものも多い。
ここまで来たらPDAとの融合も夢では無さそうだが、
機械は安く、通信費で稼ぐという構図がある限り
通信各社は乗ってこないだろう。
いずれにしろ、日の丸ストラップは今機にも継承されました。
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9月1日(水) 「安否確認」
防災の日。夜20時に社員はすべからく所属長に電話すべし。
有事に際しての防災訓練、の趣旨なのだろうが、
ならばサイクルが逆ではないか。
何か起きた時に、普通悠長に上司に電話したりしないだろう。
一段落して会社として安否確認が必要なら、順次上から
流していくというのが想定される事態だろう。
メーカー的発想というか、企業が共同体の代替を務め過ぎではないか。
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