7月31日(日) 「再開」
4月の公演の後小休止していたYMOカヴァーバンド
「中国男」の練習再開。12月に初めて対バンのひとつとしての出演が決定し、
新たな課題曲2曲を初音合わせ。毎度のことだが初めて合わせて見事に演奏が
決まる程の技量は勿論なく、悲惨な状況。ここから修正を繰り返し
人様に(何とか)聞いて戴けるレベルまで持っていく課程が一苦労である。
間に"政治の空白"を挟むかも知れないが、さてさて頑張りましょう。
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7月30日(土) 「逆回転」
余りに何度もプラレールを追加購入するために
遂に近所の玩具店でオマケにプラレールの宣伝DVDまで貰って仕舞ったが、
性懲りも無く今日も組み立てる。これまで2回大掛かりにセッティングしたが
何れも8の字をベースに円内に斜めに分岐路を繋ぐことにより
逆回転が二方向に可能になることを目途としていた。
しかしながらレールが足りず逆回転路がひとつしか結べなかったが故に、
一度逆回転になると後は同じ方向にしか回らないという代物だった。
そこで今般更にレールを購入したのだが、矢張り旨く行かない。
それでも何時までも祐旭にDVD見せて待機させておく訳にもいかないので
いざは知らせてみるとあら不思議、見事二重に逆回転するではないか。
検証してみると8の字の一方の輪が自然と回転が逆になるべく
接続されていたのは無意識の成果か。
暫し親子二人で感慨に浸った後、
床にカメラを置いて祐旭にシャッターを切らせてはしゃぐお父さんの姿も撮影しました。
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7月29日(金) 「水遊びなんてどう?」
小泉総裁自ら述べられた様に夏休みがなくなるかも知れないので
休める内に休んでおかなければと思い立って、
某事務所秘書の方から1歳児に適した初級水遊び推奨地を教授され、
当初は木場親水公園を想定していたが、過日児童館でのプール開きでは
「イヤン」を連発して水に触れようとしなかったとの妻の証言もあり、
近隣に目標を再設定、上鷺宮公園が俎上に上がった。
早々10時前に到着すると閑散とした水溜まりがひとつ。
ハテお休みかと戦慄が走るが恐らく近隣住民の方が「開場は10時ですが、
11時頃の方が暖かくていいですよ」と親切にも情報提供戴いた。
しかし今更如何ともし難く待機した後、10時いの一番に入場した。
水深最大35cmのジャブジャブ池だが幼稚園児と思われる世代も
浮輪で駆け回っており、案ずるより生むが易くはしゃぐ祐旭。
11時に休憩が入り辺りを見回すと母子連れの山で、地元では著名なのか。
住宅街の平凡な区営公園にして監視兼掃除係員1名常置は立派、と
中野区に拍手。それでもわざわざTAXIで訪れる輩はわが家位しかいまい。
車がないのはこういう際に苦しいもの。
更に帰って午後には水着も替えてビニールプール。
幾ら猫の額のベランダとはいえ75×50cmは小さ過ぎたかと思いきや、
これまた祐旭は楽しそう。お父さんも一緒に入れないのが残念だが、
続きはお風呂で遊びましょう。
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7月28日(木) 「謎解き」
「亡国のイージス」の原作を読む。
ミステリー仕立てなので先に映画を見たのは本来失敗の筈なのだが、
却って映画で意味不明瞭なシーンの謎が解けて面白かった。
ということは映画単体ではストーリーが読みとれないという逆証明でもある訳だが。
原作では「攻撃されない限り手を出せない」という
自衛隊の"専守防衛"の是非を問う要素が色濃く出ているのではないか
との想像は全く外れ、敵役がこれでもかと日本批判を繰り広げ
敵愾心を煽らせるという点では寧ろ映画の方が右寄りに出来ている。
時流に身を寄せたということか。
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7月25日(月) 「バンドとは何か」
夕刻台場へ赴く。時間が早かったので
パレットタウン1階サンウォーク奥の書籍他諸々雑貨店を覗くと早速
トーマスのガチャガチャを発見するも2000円投資の挙句特段の成果なく空しく後にと思いきや、
NHKキャラクターグッズ店で、祐旭のトイレ練習を前に
お母さんといっしょでお馴染みの"トイレ様"の縫い包みを購入すべきか散々悩んだ挙句に
断念したところで再びガチャガチャ発見。ここでも苦悩し手元に残っていた最期の200円だけ
と投下してみると何とトーマスではないか!。遂に邂逅、思わず小躍りして妻に
メールして仕舞ったが、目出度いのはここ迄であった。
わざわざ海を越え雨中台場までやって来たのは軍事遺構の視察のためではない。
そもそもYMOカヴァーバンド「中国女」のM氏がバンドメンバーで翌26日に
坂本龍一の公演を観賞すべく手配して貰ったにも拘らず
当日に夜のお仕事が入り、どうしても悔しくてネットオークションでチケットを手に入れて
この地に至ったのである。会場ZeppTokyoは仕事で何度か入ったことはあるが、
公演を見るのは初めて。指定券を持っていながら勇躍早々18時前には現地に到着した。
何故本公演がそんなに見たくなったかと問われれば、それは教授の"10年振りバンド公演"
という題目に惹かれたからに違いない。坂本氏本人が述べている様に、
氏の音楽がピアノ単体か、出なければライブでの再現が難しい構成に
なっていくとともにバンド編成でのステージは成立し難くなっていたが、
技術の進化によりそれが可能になった。かつ「代表曲は全部やる」と豪語したコンサートとなれば、
YMOフリークとしては見逃す手はなかろう。缶珈琲を飲み過ぎた上に
ワンドリンクで麦酒を飲まざるを得ず小水が近くなって閉口したが、
19時半ほぼ定刻通りに始まった。いきなり素人っぽい演奏の「Behind The Mask」で
本当に「代表曲全部」かとボルテージは高まる。「Tibetan Dance」「千のナイフ」「戦メリ」も
ピアノ中心の新アレンジである。ところが愈々これからと思いきや感動はここ迄であった。
MCが入る。CO2削減の話ばかりである。会場ではECO−TシャツやECO袋も
便乗して売られていた。ここZeppTokyoの電力は自然エネルギー利用らしい。
後で見ると2500円もしたパンフレットも3分の2は温暖化の話だった。
別にここでそんな話をされてもとも思うが、特定の思想が入ってる訳でもないし、
これは許容出来よう。照明が消され蝋燭の灯りだけになったがステージが見えない程でもない。
ところがピアノ曲が始まり段々疑問が湧いてくる。演奏している人が少ないのだ。
例えば元は戦メリのサントラに入っていた「Rain」は、教授のピアノがベースラインも弾いて
仕舞っているのでベースの外国人さんは一応同じフレーズをなぞってはいるが一寸暇そうである。
メロディーはオーケストラの弦の音だがこれはもう一人の外人さんが、原曲に入っていた音の
ボリュームを調節したり適当にエフェクトを掛けて鳴らしている様だ。小山田ケンジ氏は
ギターで主に効果音を出している。と思ったら取って付けた様に後半はスティーブ・ジャンセンの
ドラムが8ビートで入ってきた。思えば冒頭の「Behind The Mask」以外は全部、
教授だけガンガン弾いて、ベースの人は一応弾いて、左右の二人はPCで原曲の音を
加工して鳴らすか、効果音を入れるかで、何故かドラムの入ってない曲でもスティーブは
ドラムを入れるという構造なのだ。
そしてriot in Lagosが始まると教授もラップトップになって仕舞った。
確かにこの曲は原曲の音を弄って鳴らすために作ったのではないかと思える程格好いい。
しかしこのアレンジは既にSketch Showの公演で披露済で新味がない。
続く前衛曲に至っては正直退屈、ピアノに戻って「Happy End」が始まる頃にはこの公演の
意味が見えてきた。殆どの曲は昨年発売されたピアノ・ベスト盤『/04』と、その続編で9月に出る
『/05』収録曲から選曲されている訳だ。要はアルバムのプロモーションだったのか。
唯一意外だったのは「The End of Europe」だが、全員が効果音だけでまた後半にスティーブの
8ビートが入ってくる。しかも効果音が大きくてメロディーが聞こえない。
何だこりゃと思ってると、何ともう終わり。アンコール2回で1曲ずつ、オーラスは
「World Citizen」、幾ら原曲でもスティーブがドラムを叩いているとはいえこれで終わりは
ないだろうと思ってると本当に終わり。ここにいないデビット・シルビアンの歌声が木霊する。
これではそこにいない今井美紀の唄が空しく流れていた94年の"Sweet Revenge"ツアーと
変わらないではないか。およそ100分、最終日はもう数曲あるのかなと消化不良感が残る。
終了後の辺りの反応は二分された。一般販売は極端に少なかった様だから指定の前の方は
関係者ばかりなのか最初から最期まで座ったままで淡々と帰路に付いていく。一方で、ステージ付近に押し寄せて携帯で
写真を取り捲っている一群、係員も厳しく制止はしない。考えてみれば入口の荷物検査もなかった。
これでは著作権法もあったものぢゃない、と言いながら私も携帯を高く掲げていた。
これならカメラ持っていけば良かった。
と文句ばかり垂れたが、どう仕様もなく詰まらなかったということはない。
しかし残念だったのは、"10年振りバンド公演"を謳いながらバンドの音ではなかったということである。
教授が昨今自らのキャリアを、敢えて御本人の嗜好に合うが如くの言語を用いれば
"総括"すべくベスト盤やピアノ・ベストを次々にリリースしているのは、
53歳という年齢を迎え、公演中に自身語っていた様に、好意的にみれば
今回のバンドというスタイルもそうだが、体力のある内に出来ることはしておきたいという
意思の現れと解釈出来る。また幾ら技術が進歩したとはいえ、
楽曲と"音"という要素が切り離せなくなればなる程、ライブでの再現は
鍵盤に制約された既存の楽器を操ることよりも、ラップトップを駆使した
ステージ上の即興アレンジに集約されていくことも理解出来る。
にも拘らず納得がいかなかったのは、バンドメンバー各々が、教授本人も含め、
既存楽曲の音源に合わせて、勝手に演奏している様にしか見えなかったのだ。
実際、今回ツアーの練習は全員が一同に会するよりは、電子媒体上の通信を主に
繰り広げられたと聞く。ラップトップで既存の音を加工することを否定しているのではない。
現にそれでもriot in Lagosは充分に気持ち良かった。
しかしメンバーが勝手に音を附加しているだけならば、わざわざ"バンド"を謳う必要はないし、
練習よりセンスが問われるといえば聞こえはいいが、それは余りに楽をし過ぎではないか。
期待過剰、と言えばそれまでなのだが。
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7月24日(日) 「ヘルパンギーナ」
先週夏に乳児がよくかかるウィルス性のヘルパンギーナという風邪の一種と診断された
祐旭だが、8度5分程度の熱が出ますと言われた割に、結局平熱のまま
治ってきた模様。1歳までに必ず経験するとされる突発疹もやらなかったし、
高熱の出にくい体質なのだろうか。現在身長約90cm、体重約12kgは順調でよかったが、
体重を量る時単独では大人しくして呉れないためお父さんと一緒に載り差っ引く計測を行うため、
お父さんの体重が72kgまで増幅していることも判明して仕舞った。
ここのところ昼夜更に寝る前の輪切りパインも食い過ぎか。
ゴルフ。前半メロメロも持ち直した後半あと1ホール残し45。
最期は中間が浮島になっている短めのパー4で、第一打を4Wで打ち残り125ヤード。
これを見事乗せてパーを取れば初のハーフ40台、と気張ったのがいけなかったのか
チョロって池に突入。更に打ち直してまた池。結局このホール10打で撃沈した。
ここ一番に弱過ぎる。
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7月23日(土) 「野球も相撲も」
空席の目立ったオールスターが終了、昨今の球界で明るい話題といえば
横浜・クルーン投手の161km位だろう。相撲も外国人同士の争いの末、また朝青龍が優勝した。
癪には障るが野球も相撲も蹴球を見習わざるを得ないだろう。
相撲は伝統芸能として生き延びることが可能だが、
プロ野球界は崩壊しつつある社会人野球を早急に傘下に納めるべく模索するとともに、
高校・大学野球との提携を真剣に検討すべきではないか。
文部省が簡単に首を振るとは思い難いが。
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7月22日(金) 「レコーダー」
成仏したCD再生機の代替は結局マランツのCDレコーダに決め
本日到着、早速設置した。その課程でバンドメンバーのHa氏から
色々と御教授戴いたのだが、そもそもCDをPCでコピーするという
行為が一般化し、単体CDレコーダという存在自体が世の中から
消えかかっている現在において何故今更の決断に至ったかというと、
これを買えばMDのダビングが可能であることが判明したため。
即ちMDは著作権法上の制約からデジタルで録音したものを
再度デジタルでコピーすることは認められていない。
即ち、CDをデジタル・コピーしたMDを再度デジタルで他の媒体に
コピーすることは本来出来ない相談なのだが、このCDレコーダな、
勿論そんな解説は何処にもないのだが可能である。
謎を解く鍵は"業務用"との標記で、これが「Digital to Digital可ですよ」という
符号なのだ。しかしCDレコーダでも最近発売されているものは
"民生機"扱いでDigital to Digitalを不可にしている機種も少なくない。
もしかしたら"業務用"は過渡期の産物で一般販売から姿を消していく
運命にあるやも知れぬ。5年前かつ最大2倍速のPCではCDを焼くには
負荷が大き過ぎるという固有の事情も存在はしたが、
業務用の一般販売がある内に購入し、
ダビングも出来ずPC取り込みも労力の大きいMD地獄から
抜け出さなければ、との思いが今回の決断を喚起した。
それでも実際機械を手に取ってみるまで半信半疑だったのだが、
いとも簡単にコピー完了。"業務"でもないのにいいのだろうかとの
気もするが、業務でないからこそ法の趣旨には合致しているとも言える。
不思議な話。
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7月21日(木) 「恵比寿の夏休み」
大学時代のサークルの同窓会で今年は幹事に任命された。
恵比寿を場所に選んだのは当時の事務所があり、足繁く通った場所だから。
学生で優雅な事務所を持ってること自体泡塗れで今の若い人にはとても言えない。
7月に入って尻に火が付いてから恵比寿の街を練り歩き、
土曜の昼に、区切られたスペースで、乳幼児参加者多数という条件の下に、
座敷を所望したが結局見付からず、西班牙料理店の貸切と相成った。
本日は幹事団と事務局が集まり現場を見ての打ち合わせ。
往時、まだ恵比寿ガーデンプレイスもなかった頃に比べ恵比寿の街、
とくにJR東日本が勢力を注いだ駅ビルは異様に豪奢になったが、
事務所のあった東口は突堤の斜面をスイッチバックの如く降りてくる階段こそ
消え失せたが、オフィスビルが1棟出来た程度で建物は存外に変わっていない。
それでも店舗は変容している。「ここは何の店だっけ?」と問われると、
ハテ思い出せない。学生時代も遠くなりにけり。
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7月20日(水) 「ここは何処」
夜は浅草で宴。何時もは近隣のスナックで二次会なのだが
今回はタクシーでワンメーター北上、カウンターのみの小料理屋にお連れ戴いた。
やけに風情のある店だなとは思ったが、会話が進む内に漸く気が付いた。
ここは向島である。そもそも下町の地理に不案内な上、
向島は川を越えていくところという固定観念が働いていたが、
考えてみれば最初の店に行く際に浅草駅からアサヒビールのウンコオブジェを左に
吾妻橋を渡っている。向島は浅草の目と鼻の先だったのか。
続いてもう一軒、明らかに座ってウン万円という
料亭街を抜け格子戸を開けると、何故かビルの一角に着物姿の女性が溢れ、
ある人はカウンターで酒を飲み、ある人はカラオケに興じている。
詰まり向島の料亭も本来の御席だけでは必ずしも経営が成立せず、
如何にも"知る人ぞ知る"風に二次会様別経営体を設けているということか。
バブル経済遠き昨今、滅多に無い社会勉強をさせて戴きました。
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7月19日(火) 「マークは流星」
先に仕事でゴルフをした際に貰って初めて使ったマグネット式のボールマーカーを
見事にその日の内に紛失し、何となく悔しくて諸所探索の結果、
ウルトラマンとXXIO折り畳み式の2つを購入。
グリーンを傷付けない様にという大儀名分はあるが、
特段スタート地点においてある差込型のマーカーでも支障はなく、
要は何となく格好良いというだけだが、これで気分良く回れるなら安い投資か。
NEWSと菊間アナらフジTV関係者に処分。ダルビッシュ投手の喫煙もそうだったが、
魔女狩りの如く眼を血走らさせて責め立てなくても良いのでは。
わざわざ酒の席に呼び出したというのは処罰対象となっても仕方なかろうが。
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7月18日(祝) 「NIKEのクラブ」
全英オープンはタイガーが初日から4日連続首位の完全優勝。
最盛期の神懸かり的なアプローチやパットでなく、
崩れぬウッズの新たな強さを見た思い。
安定の秘訣の第一は持つこと少ないとはいえドライバーが
左右にブレなくなったからだろう。それを問われた本人が
「クラブだ」と応えていたが、確かにウッズの強烈なスピードに
漸くナイキのクラブも対応出来る様になってきたということではないか。
しかしアスリート・ゴルファー向けとして定評のあるナイキの
ドライバーを既に購入して仕舞った人は不安になりそうな御宣託。
全英は時差の都合で夜中までに終わるのみならず、
ここ数年は月曜が「海の日」に当たるという絶好のTV観戦日和となっている。
まさに"Happy Open"。眠くてタイガーがスタートする頃には
寝て仕舞いましたが。
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7月17日(日) 「ハロルド来航」
駅側商店街の玩具店に新たにトーマス60th editionミニプラレールの
ガチャガチャが入荷されたとの情報の下、早速購入に。
既に残りは透明なガチャガチャ本体の半分以下迄下がっているが、
マニアが大人買いしたというよりは、最初から少量しか入れず、
わざわざ買いに来たのはわが家だけなのではなかったか。
新しいキャラクターも加わっており勇躍二人して家に帰ると、
風車が回るのも凝っていたが、何より救難ヘリのハロルド(写真最左)が
翼を回転させるのみならず電車同様レール上を走行するのには
驚いた。またトーマスこそお目に掛かれなかったがこれは当たりではないか。
これこそITS(高度道路交通システム)における
ドクターヘリの先駆にあるまいか。軌道上に下りるのは可成り難しそう
ではあるが。
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7月16日(土) 「御難」
CLIEに続きCD再生機も壊れた。御難続きである。
こちらは十年近く経っているが
祐旭が盛んに弄っていたのが災いしたのやも知れない。
突然5つのトレーから全てCDが出なくなり、
ラックから外して叩いている様でさすっていると、金丸信の如く
騙し騙し動かしてみて何とかCDは取り出せたが如何にも不安定な
動きで最早使用には耐えまい。そこで新宿までコンポの類を見にいったが
既に5連装CDチェンジャーといった機能を持つものは殆どないばかりか、
アンプが独立して存在する古き良きコンポの姿が一部の高額商品を
除いては消え失せている。MDに見切りを付けることと同時に、
音楽環境そのものを再構築する時期に来ているのだろうか。
ところでこの過程でデンオンが本当に"デノン"に改名していたことを知る。
海外では以前からデノンだったそうだが。
電子レンジも代替。要は切り替えの時期ということか。
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7月15日(金) 「ボーズのボース」
CLIEが突然動かなくなった。厳密に言えばクレードル上で通電すれば
作動するが、離すと空しく画面が消失するので、据付PDAでは
何の意味もない。早速SONYに引取りを依頼するとサービスセンターの話では
裸のまま渡せば専用の梱包を運送会社が持ってくるとのことだったが、
妻の話では引取物一覧に「本体」と記載されていなかったため、
危うく本体を置いていかれるところだったとのこと。
それはさておき一夜明けると見積りの連絡があったが
基盤を取り替えなければならぬ由、思いのほか費用が嵩んで先方も
一寸言い難そう。ならば安価な新機種を購入した方がと思い、
一旦留保してCLIEのHPを見てみると、あにはからんや
出して仕舞った高額機種が細々と掲載されているのみ。
すわまたSONY商法にやられたかと愕然とするも、どうやら
PDAというカテゴリーそのものが過去の遺物となり果てている様で、
また読み間違えたか。しかし今更紙の手帳を使うのも面倒だし、
過去の予定データを廃棄する訳にもいかず、結局言い値のままに修理する
こととした。ぐやじぃぃぃぃ。
「中村屋のボース」という書籍を読む。
ボース氏の足跡はよく判ったが、少々左掛かっていること、
タイトルの割に中村屋に関する記述が少ないことが残念だった。
中村屋はボルシチも亡命露西亜人から伝授されたもので、
義侠心溢れる方々だったのだろうが、往時のわが国における
"亜細亜"という言葉の響きも意義の高さが伺える。
なお大東亜会議にも参加されたチャンドラ・ボースではありません。
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7月13日(水) 「二三位連合」
以前勉強会で何度か通った赤坂の奥、
すぐそばの路地を一寸入った辺りに如何にも古式ゆかしい
飲食店があり毎回大して気にも留めず眺めていた。
と本日の打ち上げの御席で地図を頼りに歩いていくと、
当の料亭ではないか。聞けば女将は石橋内閣誕生に一役買ったり、
三木武夫の自筆の書が出てきたりと、待合政治華やかりし折の
一翼を担った由緒正しい料亭の模様で一寸した感慨が。
勿論当の御時世、襖を開けると芸者衆がズラリなどという光景が
現れる筈もなく、着物姿のお酌の女性こそ付くものの
お盆に目を向ければ乾杯前なのに御飯も盛られ箱ベンがひとつ。
"料亭"という場の雰囲気を味合うということなのだろう。
現実は厳しいと見るか、健全と見るか。
しかし大分とキナ臭くなってきた。郵政が参院にて否決され分裂、
とまでいくと現実味に欠けるが郵政が通っても秋にというムードが
高まってきている。風が吹けば桶屋が儲かるならず、
風が吹けば紫の袱紗が舞う。夏休みがなくなるのは避けてほしい。
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7月12日(火) 「Chianti,I Love You」
飯倉のキャンティで夜の席。なかなか普段は伊太利料理は
使えないが一度行ってみたかったので、この機に採択。
都内最初期の伊太利料理店として川添浩史氏が創業。
芸能・文化関係の多くの著名人が集まり、デビュー前の
ユーミンが入り浸っていたりしたことは書籍・ドラマにもなっている。
浩史氏の子息・象郎氏はアルファ・レコードに設立から携わり、
"YMOのプロデューサー"とも紹介されているが、
和製英語としては音楽面での総指揮を取るのがプロデューサーなので
それは細野さん、川添象郎氏はエクゼクティブ・プロデューサー
という分類になろう。女優・風吹ジュンの元夫にして
暴力行為、麻薬など逮捕歴多数。よくも悪くも金持ちのボンボンこそが
文化を創ることが出来た時代があった、ということか。
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7月11日(月) 「静寂」
月曜に仕事に行くのは6月14日以来約1ヶ月振り。しかし行っても何も無い。
郵政の参院審議が始まる、嵐の前の静けさと言えば美しいが、
すっかり週休3日に体が馴染んで仕舞ったか。慣れというのは恐ろしい。
新入幕の白露山。兄弟外国人関取で話題を呼んでいるが、
見れば見る程髷の部分が少ない。引退後に現役力士を破って相撲戦士権で優勝してしまった
春日野(元横綱・栃木山)の真の引退の理由とか、
琴稲妻と薩州洋など、これまでにも頭髪の量が話題になった力士は少なくないし、
髪を引っ張った上に油を塗りたくるのだから頭髪の優しい筈がない。
しかし入幕時点でこれ程少ないというのは今後が不安。
因みに兄は露鵬。白系露西亜の血を引く元横綱・大鵬がスカウトしたので
こちらは"鵬"の字が四股名にあるが、頭髪は弟より相当量多目。
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7月10日(日) 「便器にシュッポッポ」
昨日購入した大物の第二弾であるおまるを開陳。
上部構造を取り外すと既存の便器に据え付ける補助便座にもなる
優れもので、アンパンマンと迷った挙句、またもやトーマスが選択された。
便座にまたがった本人は意外に嬉しそう。
おむつに排便すると、何故か小便の意で教えた筈の「チッチュ」を
連呼する様になったが、そろそろ「便器とは何か」を覚える時期に
なってきたのかも知れない。祐旭1歳8ヶ月。
妻と息子は好物で私は全く食べられないもの。答は無数に
ありそうだが中でも最たるのは納豆か。本日納豆の日。
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7月9日(土) 「子どもは何故鉄道に惹かれるのか」
錦糸町の赤ちゃん本舗へ出向く。本拠は五反田だが車のないわが家としては
電車で一本、駅から徒歩2分の立地は捨て難い。本日のお父さんの
獲物はプラレール。近隣玩具店の閉店セールの際に基本セットを半額で購入した
ところ、祐旭が強く興味を示したために規模拡大を企図したもの。
わざわざバラ売りのレール数十本とトーマスの機関車・車両を抱え、
早速家に帰って設営に取り掛かると、適当に買ってきた割に存外旨く組み上がる。
しかしながら汗を流して幾つものポイント切り替えに
従事するお父さんとともに目を輝かせ興奮気味の祐旭だったが、
十分もすると早くも飽き気味。気合いが入って設営に時間を掛け過ぎたか。
お買い物でも何でも駅に近付く度に電車に見入っている祐旭だが、
まだ単純な一周軌道だけで良かったか。
坂本龍一の「星になった少年」サントラ盤を聞く。「戦メリ」はアルバム全体とし
ても
優れた作品だったのが疑いないが、教授のサントラ盤は年を経る毎に
やっつけ仕事化してないか。
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7月7日(木) 「何故、宇野重吉は反旗を翻したのか」
試写会にて映画「亡国のイージス」を見る。
恐らく長い原作から戦闘シーンを中心に描いたため、登場人物の行動の
動機が不明確だったり、特撮は円谷英二の時代と大差なくハリウッドの大枚
はたいたCGとは比較するに忍びなかったり、ストーリーは
米映画に所々似通った部分があったのではと推察されたりと、
論えばキリはないし、本物のイージス艦が迫力満点とはいえ、
矢張り大海原に駆逐艦一艦では寂しさは拭い切れぬ感もある。
しかしながら映画のみを見る限り筋立てに少々無理こそあれ、
戦後日本の不備な部分を仮想敵国に指摘させることで、
「日本」国家のあり方を問うというスタイルは、
今や明治大帝と日露大海戦や二百三高地、或いはハワイ・マレー沖海戦の如く、
夏になれば必ず封切られていた古式ゆかしき戦争映画が耐えて久しき中、
新たな戦争映画のスタイルを提示したという意味では
画期的なものではないか。
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7月6日(水) 「著作権法の盲点」
着メロの定着を受けて更に一歩上を目指した「着うた」、
要はmidiファイルでメロディーだけ鳴らすのでは
著作権者=作曲者の取り分にしかならないから、
アーティストとレコード会社が潤うためには、
録音物そのものが商品になる様に、ということなのだろう。
商売上の要請が技術上の困難を克服して仕舞うという好例か。
既にKDDIの着うたフルは半年強で1千万ダウンロードを超えたとのことだが、
街中で楽曲そのものを鳴らしている人は存外に少ない様に見受けられる。
或いは"着うた"としてでなく、音楽鑑賞のコンテンツとして
捉えられているのか。
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7月5日(火) 「丸で候補者の如く」
さて風呂に入ろうと親子揃って素っ裸になると、祐旭が
自らの股間を指して"ティンティン、ティンティン"と
丸で街宣車上の候補者の如く連呼している。
あらしっかり覚えていい子ね、と思っていると妻に怒られた。
するとすかさずお父さんの股間も指して"ティンティン、ティンティン"と。。。
欧米系の言語に多く見られる"th"の音の方が
ヒトは生れつき発音し易いのだろうか、等と学術的な見解に想いを馳せている
場合ではないか。
普通郵便を出しにいくと580円ながら「ゆうパックに宛名を
書き換えて戴ければ500円ですが」との便。これこそサービスではないか、
と驚いていたら、郵政民営化法案の衆院採決でもっと驚いた。
あの93年の宮沢内閣不信任案採決にも擬せられる緊張感の中、
5票差という結末は事前に読めていたのか。
少なくともこれで参院の審議は相当微妙になったのは間違いないし、
政府内の造反者を辞任でなく罷免という強い措置を取ったことをはじめ、
反対・欠席者への処分如何の見通しにより火は更に大きくなるかも知れない。
今暫く暑い夏は続く。
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7月4日(月) 「パインの輪」
夏を迎えると店頭に帰ってくる井村屋輪切りパイン。
今年はバージョンアップしてお値段も税込み15円増し。
弟分の輪切りグレープフルーツもお目見えした。
グレープフルーツを輪切りで食うことは余り無さそうだが。
ところがよく見てみると写真左下はセブンイレブン・
オリジナル扱いで右は一般販売のもので、
「濃厚輪切りパイン」と「こだわりの輪切りパインアイス」と
ネーミングも異なるが中身は同一商品と思われる。
日に2個程度の消費ペースは多過ぎか。
今年はファンタ・パインや三ツ矢パインなど期せずして
ブームが到来した趣き。夏と言わず井村屋の
全国展開定番商品として年中販売してほしいもの。
休んで南越谷まで行く用事があったのだが、
横須賀線の人身事故の影響で埼京線快速が大幅に遅れており
赤羽・京浜東北・武蔵野線経由で何とか辿り着く。遥か南方での遅延が
埼玉まで影響するとは湘南新宿ラインの様な長遠路線も
一長一短ということか。南浦和駅で乗換えを待っていると、
「貨物列車が通過します」のアナウウンス。流石、南武線を更に外周する
貨物路線の名残りと思って待っていると、ディーゼル車両がとぼとぼと一台現れる。
環境問題華やかりし折、鉄道貨物は再評価されるべきか。
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7月3日(日) 「長覧試合」
6月西武球場というガセネタが流れた後の長嶋巨人軍終身名誉監督の
"公務"復帰だっただけに、或いは田中真紀子氏の初出馬の際に
人寄せパンダとして公衆の目に晒された田中角栄氏の如くの悲劇を
連想させるのではないかと不安視されたが、存外に顔付きも
ふっくらされ元気な御様子。"玉声"が無かったのは
必ずしも言語が明瞭ではないからだろうが、まず順調な回復と
言って良いのではないか。しかし病躯の70を超える老体を
野球人気のみならず敗北の際の批判を和らげんがために
五輪監督として空を飛ばせる様な真似は謹んでほしい。
盛り上がりに欠けた東京都議選は票を開けても想定の範囲内の
盛り上がりに欠ける結末。杉並では一度一緒に飲んだこともある
36歳H氏が初当選された。総じて自民党候補が高齢の中、
若さと公募第一号という経歴が光ったきらいはあるが、
同世代の当選に喜ばしいと同時に、先を越された様な一抹の焦燥感アリ。
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7月2日(土) 「Long and Widing Road」
三週連続後、一週挟んで再び三週連続のゴルフだったが
成績は何れも散々。本日は会社のコンペでコース近辺に家屋が建ち並ぶ
欧米リゾート風の優雅な設計(写真右)だったが、アイアンが全く駄目で
打つ前から当たる気が全くしないのでは、
風景を楽しむ余裕どころかゴルフ自体楽しくない。寧ろ久々に元上司とゆっくり
話せたのが良かった。道は遠い。
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7月1日(金) 「半年経ちました」
党に御厄介になって早半年、既にメンバーの内4人が交替され
上から数えても下から数えても5番目の真ん中に"昇格"して仕舞った。
本日は2年間の米留学から帰ってきた友人の帰国歓迎会。
時の経つのは早いものだ。
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