コラム堀内一三 05/9掲示板

8月30日(火) 「ドラマ比例模様」
 比例名簿を見ていると色々なものが見えてくる。 純粋比例上位が全国で2人だけというシンプルな民主党に対し、 自民は猪口邦子氏や長島元町長の様な目玉候補も居れば、 "刺客"という言葉が使えなくなった、郵政反対派にぶつけた候補者の優遇、 無所属立候補かと揉めた挙句にギリギリでコスタリカ(2候補者による小選挙区と 比例の交替での立候補。コスタリカ国では同一小選挙区での連続立候補が禁止されているため 便宜上こう呼称することとなった)が成立して比例上位に掲載された候補者も 入り乱れて複雑怪奇。更には同一順位に並んだ重複立候補者の更に下には 「昔の名前で出ています」の方や、小選挙区で2回連続で落選して形式上だけ 掲載されている方、次回の上位立候補のために名前だけ連ねている方に加えて、 党職員の見知った方のお名前も。もとより当選の可能性は殆どないが、 自民が比例に連々と候補者を増やすのは、当然その分費用も張るのだから "勝利"を見越して万一勝ち過ぎた際に備えてのケースが多い。 楽勝ムードがこんなところにも現れているのか。
8月29日(月) 「出張」
 想えば2年前は祐旭が生まれて3日後の慌しい出立だった。 それに比べ今回は勝手も判っているし、少々長めにはなったが優雅な旅立ちである。
 愈々明日、第44回衆議院総選挙公示。

 土曜日からどうも腹の調子が悪い。金曜昼に出立前にと皆で四川飯店の "陳麻婆"をガツガツ喰い過ぎたか。
8月28日(日) 「奇術と水族館」
 夜は品川プリンスホテルに遠征。関係者が西武系企業と取引があるため、 優先的に購入、平たく言えば割り当てられたものが不定期に回ってくる。 今般は子供向けのラスベガス・マジックとの前振りだったが、 お父さんも驚く様ないきなりの大音響で箱抜け奇術が始まり、 祐旭は早くも体が出口を向いている。急ぎ妻が通路に出てあやしてみたが、 もう二度と会場に入ろうとはしない。やむを得ず早々に退散する羽目になった。 わざわざ早風呂、早飯も済ましてきたのにこのまま帰っても阿波踊りの真っ最中で 動きが取れぬ。と一歩足を踏み出すと御誂え向きに水族館があるではないか。
 電車ほどではないが魚にもそこそこ興味を示している。 頭上に鮫が泳ぐ270度水槽回廊や巨大マンボウには「イヤーッ」と明確な 拒絶を示したがペンギンが頓にお気に入り。海豚ショーは早く席に着き過ぎたか 退屈して早々に辞去した。やけに場内にデジカメプリントやら写真撮影スポットが 多かったのはエプソンがスポンサーだからか。次回は葛西に行きましょう。
8月27日(土) 「踊るNPO」

前夜祭の模様

開始目前
 今年も高円寺阿波踊りがやって来た。例年26日前夜祭、27-28日本番の日程で 今年は丁度「夏休み最後の休日」に当たるため予想通りの混雑で 1歳の乳児を抱えてはとてもゆるりと観賞している場合ではない。 聞くところに寄れば 商店街に配られる駅ロータリーに設営される中央演舞場やメイン会場のひとつ、 高南通りの桟敷席鑑賞券も商店街にも仲々回ってこなくなったらしい。 主催がNPO法人化して何事も厳格になったのか、来年からは この「夏休み最後の土日」開催に固定されるとのこと。これに伴い本チャンと 区別の付かなかった前夜祭は中央演舞場での舞踏のみに縮小された模様。 成る程だから昨日はやけに静かだった訳ね。
 毎年同じことを言ってるが当に「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ 損々」で、知り合いでも出てない限り見てるだけでは詰まらない。 何れ全国の"YUUKI"君と結城氏・悠木氏らも集めた「ゆうき連」を率いて 馳せ参じたいものだ。
8月25日(木) 「全快」
 朝久々に胃カメラを飲まされるが、医師が不慣れだったか仲々胃から十二指腸に 入っていかずベテランの方に交替、と苦渋の時が延長される。 鼻で息を吸えと盛んに言われるが、元来が鼻炎で鼻呼吸が下手で 寝かされて喉に管を入れられた状態でも口で呼吸せざるを得ない私には 溜まったものではない。幸いにも潰瘍は全快しておりました。
8月24日(水) 「ひやひや」
 エアコンから水が滴り落ちる様になり一家で新規購入を検討に 新宿に赴く。結果、高額のためあっさり断念した。 現行機は購入後9年、修理には2万円程度掛かると言われたが、 新機は取付費、旧機の取り外し・リサイクル費等併せ約15万掛かる。 ビッグカメラ店員氏によれば一般的にエアコン寿命は「12年」 とのことなので年1.25万円、現に著しく暑かったり寒かったりして 困っている訳ではないので修理して1年7ヶ月半持つならば 大差ない計算になる。 取り合えずは居間以外の2台をフル稼働する非効率運用を止めるためにも、 早々に修理を行おう。

 "刺客"も"反対派新党"も出揃った模様。 刺客候補の顔触れへの感想はあるが立場上控えたい。 一方で「国民新党」はまだしも「新党日本」は余りにアナクロな ネーミングではないか。早速亀井氏が「日本新党」と間違えていたし。 或いは「日本新党」と誤記された表も貰える様にという高等戦術なのか。
8月23日(火) 「教育という名の野球」
 夏の甲子園大会で優勝した駒大苫小牧高校の"不祥事"が 明らかになり、優勝の辞退までが取り沙汰されている。 これを企業同様の内部告発奨励ムードによるものと 捉えるかどういかは微妙だが、 大会開幕直前に辞退となった明徳義塾同様に、 隠蔽が故に重加罰という判断らしい。しかし出場選手が集団で強盗でも 犯したというなら兎も角、野球部長の暴力行為と学校側の揉消し工作が ために何故野球の結果が悪しき平等主義に基づく連帯責任に 左右されなければならないのか。
 そもそも高校野球は ある人にはプロにしろ社会人野球にしろ、野球を糧とするための職業訓練の 一環であり、また一方である人には余暇の延長線上であるもので、 これを一様に「高校教育の一環」を標榜するところに無理が生じ、 それは教育即ち過剰な潔癖感と過度の平等性と敢えて曲解することで、 「教育」という名の牙城を死守しようという勢力に 未だ差配され続けているのではないか。事態は ひとつ文部省のみを問題とする域を超え、まず教育に拘る人材を 育てるところからやり直さなければなるまい。 「体育」とは教練の一手段という側面も否定は出来ないが、 所詮は体を動かして楽しむものに過ぎないのではないか。
8月22日(月) 「下りの喜び」
 本日より高円寺駅中央・総武緩行線ホームの下りエスカレーター、 エレベーターが待ちに待った供用開始。 子供を持ってからというもの駅のエレベーター・エスカレーター 設置状況に必然的に敏感になった。高円寺駅では長らく上り エスカレーターのみで帰りはえっちらおっちらベビーカーを抱えて 運ばなければならなかったが、本人と合せれば早16kg以上で、 荷物が多ければ溜まったものではない。 漸くホテル建設の駅改良事業と併せ工事が進捗され、 恐らく8月末の阿波踊りに間に合わせる形で、先行開業と相成った。
 しかし写真を見て戴いても判り難いが左が開業前日で右が当日。 何故かこれまでの上りエスカレーターが下りに転じ、新設された方が 上りになっている。当面は下りで上ろうとする人が続出するだろう。 なお高円寺駅に続いては中野駅の下りエスカレーター設置工事が 行われる見込みで、休日は快速が止まらないため中野乗換えも多いので これはこれで有用だが、果て高円寺駅の中央線快速ホームに 下りエスカレーター/エレベーターが設置されるのは 何時の日のことか。
8月21日(日) 「しましまタウン」
 ベネッセの乳幼児向け人気キャラクター・しまじろうの 等身大着ぐるみが登場する「しましまタウン」を訪問。 しかも明治以来の老舗百貨店オリエルタル中村が ここの赤字で倒産したという名古屋の現・三越星ヶ丘店である。 都内にはなく溝口、大宮、船橋という微妙な距離感に存在するため、 敢えて名古屋来訪時に訪れてみた。 ところが出掛けからグズっていた祐旭はは到着前に早々に眠りについて仕舞い、 ナムコとの共同企画による小規模アミューズメント作りという話で 期待していたにも拘らず、中を拝むことは出来ず残念無念。
 本名「しまの・しまじろう」はしまの家の長男にも拘らず何故 「しまじろう」なのかというのは実は別腹の長男が居るといった 出生の秘密がある訳ではなく、恐らく「しまたろう」では核家族化の 象徴の様で次男次女に受けが悪くなりそうなので 父を「しまたろう」、本人を「しまじろう」としたのだろうが、 年齢が進むと妹も登場するらしい。因みに母は「さくら」。 妹の名はまだ知らない。
8月20日(土) 「いないいないチュッ」
 友人の娘さんがNHKの人気幼児番組 「いないいないばぁ」に九月から出演が決まったとの報に接す。 三歳児が対象の「お母さんといっしょ」が一般公募の形態を 採っているのに対し、「いないいないばぁ」は二歳前後の乳児 なので、収録でいきなり泣き出したり、ウンともスンとも 言わなくなったりしない様に、それなりに演技(=遊戯)が出来る 子供が集まるべく、コネ重視の選定らしいという噂を聞いた。
 それにしてもワンワンとふうかと一緒にぐるぐるドカーンを 踊るのである。もとより友人その人が画面に登場する訳ではないが、、、 実に羨ましい。
8月19日(金) 「幻滅」
 広島6区に堀江氏。堀江氏に共感を持つ若年層は所詮投票に行かないのでは ないかとの戦術論よりも、或いは公認を提示しながら無所属実質的な推薦で 押し切られるという"公党の権威の失墜"よりも、 何よりも感情論として失望した。縁起でもないと言われるかも知れないが、 或いは小泉政権の死命を制するものがあるとすれば、この一件ではないか。

 "若手起用"に転向した巨人軍、その若手が川中であり堀田であり、 二人とももう31歳。確かに巨人の中では若手だし、本人達の責任は小さかろうが、 若手起用の名の下にも目前の勝利は追い求めなければならないという、 伝統の重みの成せる業ということか。
8月17日(水) 「英国紳士」
 小泉自民党が怒涛の候補者擁立作戦を繰り広げている。 郵政反対派に対立候補を立てるといっても、 綿貫氏に萩山教嚴前議員の様に、形だけ候補者を作り 比例で救済するのかと思いきや、正真正銘のガチンコ揃いに なってきた。事の是非は別として、小泉路線が "判り易く""有言実行"であるのは間違いなかろう。
 この課程でこれまでの選挙区を離れ、「お国替え」に応じる 候補者も増えてきた。勿論まだ小池百合子環境相の如く、 著しく知名度に優れた稀有なケースを除いては 比例選出で選挙区がない、或いは自らの本来の選挙区から出ても 落選必至という候補者に限られてはいるが、 党執行部主導で候補者の選挙区が差配されるということは、 地域選挙区制という選挙制度そのものに立脚する 命題「国会議員は国民代表か地域代表か」に鑑みるにも、 英国型二大政党制への転換の一過程であるのかも知れない。

 国民新党が誕生。綿貫先生は"同志"に殉じたということだろう。 両脇にダブル亀井、或いはお兄さんが加わっても三亀井という 絵柄は一寸寂しいが、賽は投げられ、ルビコン河は渡られたのか。
8月16日(火) 「前のめりの老境」

 新宿高島屋を入ると右方手前側に車椅子・ベビーカー等の 専用エレベーターがあり重宝している。
 さて写真は上段がエレベーターそのものに貼られた専用、或いは優先を 示すパネルで、下段はエレベーターのすぐ前に置かれた看板に、 同じく貼付されているものである。左から車椅子、 ベビーカーであることは一目瞭然だが問題は最右翼である。 勿論、杖を付いた高齢者を示していることに疑問の余地はないのだが、 よく見ると下は静止しているが上は可成り前傾して足を踏み出している。 以前トリビアの泉で「韓国の非常口は焦っている」という指摘があったが、 この微妙な相違は何なのか。
8月15日(月) 「夏休み」
 又もや忙中閑アリ、池袋サンシャイン街を訪問。 しかし平日だというのに大混雑で 水族館もナンジャタウンもとても催しもの会場には 入れそうにない。結局トイザらスで玩具の類を見物して プリンスで飯食って帰ることに。 何故皆この厳粛な日に参拝に行かないのか、 と憤ってみても遺族会と子連れの行楽ほどバッティング しそうにないものはないのだろうが。

 愈々選挙も近付いてきたが、今年はお盆休みが半ば分散されていることもあり 何となくほんわかムードが続いてる。
8月13日(土),14日(日) 「中野対杉並」
 大和公園、梅里中央公園と連日何とか拙宅より徒歩にて到達出来る、 水遊び可能な公園に赴く。前者は公園の一角が区切られ監視員付きの プール構造、後者は自然河川と池を模した所謂"じゃぶじゃぶ"型。 先に訪れた上鷺宮公園と馬橋公園にも綺麗にこの対比が当てはまる。 では両者の違いは何に起因するか。答えは行政主体−中野区と杉並区である。
 杉並は恐らく自然との調和を意識する余り、 人口河川を流したまではいいが折角の池も、勿論濾過環流はさせているのだが、 とても人の入れる代物ではなくなっている。一方、中野は 夏場のみとはいえ監視員の人件費も充当しているだけに頗る綺麗である。 機会があったら山田区長に申し入れたい。
8月11日(木) 「そんな洒落はよしなしゃれ」
 妻のママ友達が来訪されており、「クールビズじゃないんですか」と問われ、 何時も冗談で「反執行部ですから」と応えていたが、いざ口から出る段になり躊躇。
 @洒落として判り難い。
 Aもはや洒落にならない。
さて正解はどちらでしょう。回答:どちらもです。
8月9日(火) 「夜毎の徘徊」
 このところ深夜に目覚めて号泣して仕舞うことのままある祐旭だが、 昨夜は1時に泣き喚き、結局一家揃ってお散歩に。1時間以上掛かって 漸く眠りに付いて帰還。これでは妻の体が持たぬ。ああ困った困った。 写真は夕刻に駆け巡るの図。昼間にもっと発散させるべきなのか。

 選挙だ選挙だと騒いでいる割には当面何も動けない。 こんなに悠長でいいのかとも思うが、単身気を揉んでも仕様がないし。。。
8月8日(月) 「万歳も声の揃わぬ総選挙」
 遂に解散・総選挙となった。郵政法案の参院採決が始まるまで 可決・解散回避の希望的観測を抱いていたにも拘わらず、既に攻防は終わり、 淡々と否決となった。小泉総裁を除く自由民主党の全ての人が望まない 解散に至ったのは、タイミング良くか悪くかこの日昼に時局講演会のあった 執行部側の議員が冷静に語っていた通り、反対派は小泉という人を読み間違えた ということだろう。そして今回の事態により衆議院議員とは民意を図るための 「道具」であり、それが故に参議院とは違う役割を持つということが はっきりしたという解説は面白かった。
 参考までに私の個人的見解は
 @郵政民営化は、小さな政府、国家・国土の多様性ある発展という観点から賛同する。
  (同時に、非都市部選出議員が郵便事業の民営化に反対することは理解出来る)
 A今回の総選挙において政権交替が実現するならば、連続性を断ち切ることにより 自由民主党政権が為しえなかった施策を実行するという観点からは望ましいが、 自由民主党政権と同様の施策を行うだけならば無意味である。
 今日以降の夜の日程も全てキャンセル、暑い夏になります。

 一日中動くに動けない状況で、朝机に据えてあった予備の煙草を捨てたのを 夕刻になって拾いに行って吸って仕舞った!。しかしながら気にせず再び断煙に。
8月7日(日) 「じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶストレート」
 先週に引き続きジャブジャブ池へと思いきや乗ったバスを勘違いして 着いたのは都立和田堀公園。駐車場が出来たりと整備が進んでいたが ここまで大きくなるとプールはあってもおむつの取れていない 乳幼児は参加不可で普通の公園として散策、滑り台と謳歌した。 暑い夏を前に忙中閑アリか。

 佐々木引退。TBS株主は詐欺で訴えるべきではないか。 なぜわざわざシーズン中に地元登板をさせるのか、球団は 佐々木に弱みでも握られているのか。
8月6日(土) 「貴方の健康を阻害しますか?」
 妻の誕生日、昼12時を以って団煙生活に入ることとした。 そもそもここ数年少しずつ本数が増え今年に入ってからは とても1日1箱半では収まらなくなって、 背中や舌が痛かったり、飲み会の後は嘔吐感が充満したりと いい加減に辞めなくてはとの思いが嵩じてきたところで、 妻の両親が禁煙生活に入ったことがきっかけとなり 今般の試みに至った。喫煙生活約18年なので一般論からすると 今後18年掛けて肺を綺麗にすることになる。 当面の懸念材料としては喫煙は便意促進効果があるので 替わらず毎朝快便出来るか、体重が増えないか、等か。 進捗はまたご報告します。

 阿佐ヶ谷七夕祭りに赴く。売りのハリボテが年々数も増え、 手の込んだものになっている。駅改装工事も真っ盛りの高円寺も ウカウカしてはおられまい。 残念ながら分別ゴミ収集、マイ買物バッグ持参運動を繰り広げる 「杉並戦隊イレンジャー」にはお目に掛かれず。
 祐旭はこの日のために(?)甚平を新調し、お父さんが 見事金魚を掬い上げた。
8月4日(木) 「水割りかロックか」
 前日は全く酔わなかったのだが、本日は久々に撃沈。 二次会は殆ど記憶がなく、しかも幸か不幸か妻子が実家に帰っていたため 翌5日目覚めると11時、しかも宿酔いで極めて気持ち悪い。 元来酒がそんなに強い方ではないので 当日中に吐いて翌日に残さないのを原則としているが、昨日は人事不省だったので そのまま寝て仕舞ったのだろうと解釈してトイレに向かうが吐けない。 しかしトイレに吐いた形跡はなく、もしやと肝を冷やして風呂を見たがここも正常。 不可解な思いを抱えたまま取り敢えず出掛けようと鞄を取ると何やら異臭が。。。 脱ぎ捨てた背広を見るとこちらにも惨状。家に辿り着く前に出し切っていた ということか。党本部に到着してあらましを伺うと、机に頭をぶつけたり、 現金を握り締めて離さなかったり、果ては同僚にTAXIで送って戴くも、 TAXIから降ろすのに30分以上掛かったりと行状が明らかになってきた。 反省はもとよりだが、想えば今年1月に撃沈した際との共通点がひとつ、 一次会の店が同一である。どうも焼酎の水割りの作り方が濃過ぎるのではないか。 飲み過ぎる方が悪いのだが。
8月3日(水) 「大物シリーズ」
 解散前に追い込み、という訳ではないのだが議員との飲み会が続く。 ニューリーダー、というのは表現が古いが、次期総裁候補の 呼び声も高い現職大臣にお越し戴き吃驚。約1時間お話し賜ったが 中身は恰も「政権構想」で、かつ語り口は実に平易で判り易いし、 ここまで大物になられた政治家には珍しく、他人の話を聞いている。 実際に見たり会ったりした人に親近感を持つという投票行動の原理と 同様の心理が働くためかも知れないが、TVで見る氏の印象に比べ 大きく好感度はアップした。しかし想えば現職大臣との飲み会は5年振りだが、 前回の方には飲んでも大してプラス・イメージが上がらなかったことを考えても、 矢張り総裁候補に相応しい方ということか。
8月1日(月)−2日(火) 「合宿生活」
 早朝に浅草から東武特急にて栃木県へ。到着すると早速バブル期に建築された 豪奢のクラブハウスから出で立ちラウンドして宴会。ここまでは普通である。 よく考えれば月曜に優雅にクラブを担いでいること自体普通ではない筈なのだが、 既に感覚が普通になっているところが恐ろしい。
 ところが今回は更にその先があったのだ。ゴルフ場の練習場は既に閉まっているので わざわざ車で近隣の250y練習場まで遠征し、飯を食った後は部屋に集まり 撮影したビデオを見ながら講習会。そして驚くなかれ宿泊して翌日もラウンドである。 正に"ゴルフ合宿"の名に相応しいが、加えて驚くなかれ一部メンバーは 既に日曜から入って炎天下3日連続ラウンドなのだ。 何時ツアープロに転向しても体力的にはやっていけそうだが、 残念なことに技術が追い付いていない。私も練習場では絶好調でラウンド後に練習を 欠かさないというVJシンが乗り移ったかと思ったが、 肝心のコースでは初日はいきなり14叩いて意気消沈、意気込んだ2日目も ドライバーが少々復活したが力んだが故と思われるシャンクも復活して すっきりしない一日に。ただ7/25のラウンドで後半あと1ホール残し45で パーなら初の50切り、の状況だったのが今回は同様に44でボギーならと 条件が緩和されたのが進歩といえば進歩だが、結局両方ともラストは大叩き。 これだけ煩雑に回って社会党も吃驚の牛の歩みである。
 バブル後一度潰れただけあり距離表示は曖昧かつヤード木は枯れはじめ、 夏のためかラフも伸び放題だったが言い訳にはなるまい。寧ろ伸びてるラフなら ウッドの方が楽と再認識出来たのが収穫か。流石に一寸散在し過ぎた。 当面夏は大人しくしますか。黙ってても地方巡業で 大人しくせざるを得なくなったりして。。。
8月1日(月) 「謎」
 永岡洋治衆院議員の自殺は驚きを以て受け止められた。もとより自殺の原因が 完全に理解されるということはなかろう。しかしこれまでの現職議員の縊死をみても 病苦の末か、或いは疑獄絡みという点で比較的判り易かった。 総裁選敗北直後の中川一郎氏のケースが最も不可解とされていたが、 秘書の鈴木宗男氏を巡ってなど諸所心労が嵩んだことが後年明らかになっている。
 今回も鬱傾向だったことが既に報道されているし、刑期を終えた中村喜四郎元建設相が 無所属出馬すれば永岡氏の立場は危ういもとのなることは容易に想像される。 しかし真の理由が何であれ、現下にこの様な行動が起これば郵政問題に結び付けられて 解釈されることは間違いない。一般に疑獄の類の場合は、死者が出ると概ね打ち止めと されるが、郵政の場合直接に永岡氏の死が影響を与えることはなかろう。 ただ普通は厭戦ムードが広がり、選挙がやりにくくなることが予想される。 そうならないかも知れないというところが小泉政権たる所以なのかも知れないが。

コラム堀内一三 05/7

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