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[3150] 太田康広 氏 2004/11/26 Fri 20:41:12
# 長すぎて切れたようなので,切れたパラグラフのみ再アップ。

最近,思うのは,人間の頭のよしあしは一元的には測れないということです。
一次独立なベクトルが何本もあるように思います。こういう多様な「頭のよさ」
をうまくすくい上げて活かしていくには,やはり多様な教育機関が必要だろう
と思います。しかし,多様性を強調するだけでは,改善インセンティブがない
ため,全体の水準が上がらない(下がる)でしょう。多様性をもたせた上で競
争させる,多様性の確保が組織の生存確率を高めていくような自由競争が有効
だと考えます。

[3149] 太田康広 氏 2004/11/26 Fri 20:40:03
(三浦氏)
> 他方、教育の水準を上げるという観点からは、大まかに言って、現場に近い
> ところの裁量を広げ、かつ、プレッシャーをかけるという方法が良い気がし
> ます。

全面的に賛成です。

> 例えば、同一市町村内での学校が選択できるという制度は、学校間に競争を
> もたらし、学校の質を上げることに役立っている気がします。もっとも、こ
> のような考え方は都市部にしか当てはまらないのかもしれませんが。

学校群制度の廃止は確かに有効だと思います。ただ,地方では,あまり学校に
選択の余地がないので,市町村内といわず,都道府県を越えて,越境入学を可
能にしたほうがいいでしょう。行政区劃にとらわれる必要はなさそうです。

また,多くの学生を集めることのできる学校に多くの予算が配分されるよう,
教育クーポン制を導入するといいかもしれません。何十年も前に,ミルトンフ
リードマンが提案していた方法ですが,現在でも真剣に検討してみる価値があ
ると思います。

国民として必要最小限の教育を受ける権利の部分は,国庫から支出する。ただ
し,これを教育クーポンのかたちで分配し,クーポンを私立学校に対する授業
料の支払いにも充てることができるようにします。追加的に現金を払って,授
業料の高い私立にいくもよし。つまり,学校のよしあしに対して,親や生徒は
足で投票するわけです。

もちろん,最低限の教育内容は指定し,それが実際に行なわれているかどうか,
監査が必要です。ただ,一般に,パブリックセクタによる,監査・審査・検査・
監督は実効性が上がりにくいので,自主規制的な教育機関認定団体がいくつか
出てきて,プログラムレビューをするかたちがいいでしょう。(パブリックセ
クタで実効性が上がりにくいのは,監査・審査・検査・監督サービスが独占業
務になり,サービス改善に対する競争圧力がないからです。)

自主規制的な教育機関認定団体としては,ビジネススクールのプログラム認定
団体の AACSB が有名です。

http://www.aacsb.edu/

私の勤務先は,来年,UPR (Undergraduate Programme Review) を受けます。引
き続き,認定をもらうため,今から,プログラム改善運動を頑張っています。
これは,教員・生徒比率から,教員の博士号保有率,学術生産性,常勤・非常
勤比率,カリキュラムの構成など,様々な指標にチェックが入りますし,学生
のアンケートによって,顧客満足度も調査されます。認定団体のレビューは,
教育機関にとって,一つの脅威ではあるのですが,ある意味で,プログラム改
善に関して,専門家の助言を得る非常にいい機会でもあるわけです。教育機関
認定団体のほうにも,団体間の競争がありますから,レビューサービスのクオ
リティも競争圧力によってある程度保たれています。

こういう何重もの自由競争によって,教育水準の改善に十分なインセンティブ
が与えられれば,自ずと教育水準も高くなるでしょう。学校の側も特色を出す
ために,優秀な学生や自校にあった学生には,授業料免除や奨学金を出して,
自校の特色を出し,長所をさらに伸ばそうとするはずです。そうなれば,優秀
な学生や個性的な学生にとってもメリットがあると思います。

# もっとも,こういう自由競争というメカニズム自体が(かりに教育水準を上
# げるのに有効だとしても)思想的に気に入らないというかたもいらっしゃい
# ますけど(^^;。

最近,思うのは,人間の頭のよしあしは一元的には測れないということです。
一次独立なベクトルが何本もあるように思います。こういう多様な「頭のよさ」
をうまくすくい上げて活かしていくには,・

[3148] 三浦章豪 氏 2004/11/26 Fri 13:39:04
> 三浦兄の疑問に応えるとすれば、制度的保障は、財源なくして成り立ち得ないのが現
> 実ではないか、ということだと思います。財源なくして指導要領などで教育内容を担
> 保できるはずはないと思います。そうでないならば、「地方分権」しておきながら、
> 教育内容を縛るために国の権力的作用を強めねばならない、ということになりますが
> 、それで良いのか、というのがコアの議論になるのだと思います。

(国が拠出するという意味での)財政的裏付けがなくては成り立たないかどうかは、保障
しようとする制度の中身によるのではないでしょうか。
財政的裏付けには、@そもそも地方公共団体で財政の手当ができなければ、中身を決めて
も実現できないという意味と、A金を出していない人の発言力には限界があるという2通
りの意味があって、@については、いずれにせよ、都道府県間の税収の差は交付金等の形
で調整するということでしょうし、Aについては、どの程度、国が教育内容等をコントロ
ールしたいかということにかかっているのだと思います。
教科書の内容や小学校で最低限教えるべきことという程度の話であれば、国として財政上
の負担をしていなくても法律で縛ることが十分可能という気がしますし、小学生一人当た
りの教員数や教員の給与水準まで縛りたければ、国としても財源の手当をすべきというこ
とになるかもしれないという気がします。地方公共団体からは、金を握っている人の言う
ことは聞かなければならない(すなわち、形式的には従うかどうかが任意のはずなのに、
実質的には従うしかない)という部分が嫌われているという面があるでしょうから、財源
は渡すが、縛るべき部分は制度的に縛るというのも一つの回答になるのではないかと思い
ます。そのようなやり方というのは、(表面的には地方に対する国の権限の強化み見えて
も、)実質的に地方分権に反するというものではないのではないでしょうか。

他方、教育の水準を上げるという観点からは、大まかに言って、現場に近いところの裁量
を広げ、かつ、プレッシャーをかけるという方法が良い気がします。個人的体験という狭
い世界での感想ですが、例えば、同一市町村内での学校が選択できるという制度は、学校
間に競争をもたらし、学校の質を上げることに役立っている気がします。もっとも、この
ような考え方は都市部にしか当てはまらないのかもしれませんが。

[3147] 粥川善洋 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/11/26 Fri 13:12:36
さて久々に掲示板が活況を呈しまして、皆様どうもありがとうございます。

○教育の政治的中立について
 戦後のわが国の教育、取り分け歴史分野においては、太田氏の言う通り、戦前の反動
から偏りが生じ、従来からそれに違和感を感じる層も存在したが昨今その層が増加して
きたという状況があると思います。理想的には国家としての歴史についての大枠として
の「定見」のような考えがあって、その枠内であれば政権交替に伴って左右のブレが生
じたとしても健全な議会制民主主義が機能している限りは許容出来る範囲に収まる、と
なるべきなのでしょうが、わが国はこの「定見」の振幅が多き過ぎたのでは。
この「定見」の幅を一定に取り決めることは国家として責任を負うべきでしょう。

○国庫負担金制度について
(三浦氏)
>教育について国が責任を負うべき部分があるというのであれば(あると思います
>が)、それが何かを議論した上で、それをどのように担保するかを考えるという
>のが話の筋道なのではないでしょうか。
というのは全く同感です。が、例えば今回の三位一体で同様に焦点となった公共事業費
(財源が建設国債という点で異論が残るのは事実ですが)や生活保護費用に比べて、も
っと国の関与を継続すべきであると思う義務教育の分野の財源をわざわざ委譲すること
には違和感を覚えます。詰まり、
(内野氏)
>制度的保障は、財源なくして成り立ち得ないのが現実ではないか
でしょう。

○三位一体と小泉手法
 一方で、では教育のどの部分を国の責任として残し、どの部分を地方に委ねるかを定
め、その比重によって地方への委譲分を決めるという話にしていたら今回の三位一体は
進まなかったでしょう。
 詰まり強引でも「3兆円」の根拠があるんだか無いんだかよく判らない数値目標を決
めたことで、各省とも何等かの譲歩分を出さざるを得なくなり、一度この形態で進めば
今後一層地方分権は進むだろうという趣旨においては小泉首相の手法は成功だった訳で
す。
 但しでは、本当に地方分権を進めるべきなのか、或いは進めるべきだとしても内容が
どうあれ一律に進めていいかというとそんな話はある筈が無いのであり、
あくまで小泉手法が「成功」だというのは、とにかく進めて何等かの形を残すことを改
革だとするならば成功だということです。郵政の「2007年民営化」を先に決めて仕舞
う、というのと一緒ですね。

○反「ゆとりの教育」
(太田氏)
>国が負担するか,地方政府が負担するか,という問題よりも,全体的にレベルを
>上げることがはるかに急務
 受験勉強=詰め込み教育=悪のイメージが定着してますし、現にやり過ぎの部分もあ
ったと思いますが、実体験に照らして考えれば受験勉強は全く無意味ということはない
と思います。一例を挙げれば、世界史の細かいことは殆ど忘れて仕舞いましたが、欧州
の歴史の推移を漠然と把握していることは、外国映画を見る際に、その背景の理解に大
いに役立ったりします。歴史を学ぶことは保守主義の原点、と言って仕舞うと思想が入
ってくるので控えますが(笑)、日本史・世界史を並行して学ぶことは有意義だったと思
います。(「地理」の価値が低いという意ではありません。念のため)
 個々人が学ぶことの意義を感じて自発的に学ぶ、というのは美しいですが、矢張り人
間易きに流れますし、必要に迫られなければ世界史を学ぼうとは思わなかったでしょう
から(笑)、ある程度強制的に勉学を強いることは必要だと思います。しかしこれは「受
験戦争」の時期を終えて仕舞って自らがそれを強いられることのない年齢になったから
こそそう主張している・

[3146] 太田康広 氏 2004/11/26 Fri 09:30:36
粥川の掲示板で議論して申しわけありません(^^;。

(内野氏)
> 制度設計の仕事をしている身からすると、経験論的な話ばかりではつなぎよ
> うがない気がします。いつも客観的・数理的な議論を展開する畏友の論旨に
> 応えるならば、私も自分の主観を拝しつつ制度論を展開せねばならない、と
> 思ったのですが・・・。

> ・・・太田、最近、オマエちょっと政治的(主観的)コメント多すぎない?らし
> くないよ。

# 「最近」という意味ではそうかもね。ただ,この件に関していうと...。

教育の内容については「中立にせよ」といっているだけなので,必ずしも政治
的ではないような...。今現在,政治的に偏っているというコメントが主観的と
いわれればそのとおりですが,政治的に中立かどうかという判定は,ことの性
格上,客観的に行なうのがむずかしいのではないでしょうか。もっとも,主観
的であるとはいえ,皇国史観と唯物史観がどちらも政治的に偏っているという
点に関しては,かなりの人が賛同してくれそうな気はします。

あるいは,文教政策のほうのコメントが政治的に偏っている,または,主観的
なコメントにすぎない,ということかもしれません。うーん,そっちはたしか
に主観的かも。広い意味では自業界(教育産業)の話ですし。

完全に主観を排してしまえば,極端な話,日本の教育水準が高くなったほうが
いいのか,低くなったほうがいいのかすら,コメントできません。何とか高い
教育水準を維持してほしいと思うのは,理屈ではなく感情です。

そして,たとえば,高校のカリキュラムから一次変換を削除するとか,小中学
校のカリキュラムを大幅削減するといった政策は,少々,厳密性に欠けても,
主観が混じっても,反対すべきレベルまできていると思っています。要するに
「ゆとりの教育」を目指した文教政策は失敗だということです。

最近,政策転換したという話も聞きますが,どうなんでしょうか。多国籍の大
学生を教えている経験にかんがみていうと,もう手遅れかもという気もします。
次のグラフを実感をもって眺めることができるかどうか。

http://www.naee2002.gr.jp/genjyou4.html

この企画の賛同者の大学教員はかなりの危機感を持っていると思います。他分
野についてはわかりませんが,尊敬すべき経済学者の名前は複数見られます。

http://www.naee2002.gr.jp/katsudou.html

カリキュラムは削減どころか大幅に増強すべきです。詰め込み教育なくして,
野原で遊んでいれば,創造性が育まれるなんていう議論にどんな理論的根拠・
経験的証拠があるのやら...。

# なお,アメリカの大学のレベルが高いのは,Ph.D.コースにおけるすさまじ
# い詰め込み教育の成果です。初等中等教育における「ゆとり」が創造性を引
# き出しているわけではありません。

つまり,国が負担するか,地方政府が負担するか,という問題よりも,全体的
にレベルを上げることがはるかに急務だということです。そのためには,まず
「ゆとりの教育」を推進する組織の影響力をできるだけ弱めることだと思いま
す。

洋次郎の反論に期待(^^)。この件,少し議論することで,考え方をまとめたい
と思っています。洋次郎以外にも,付き合っていただけるかた,歓迎です。

[3145] 内野洋次郎 氏 2004/11/26 Fri 04:40:21
議論が広がりをもちつつあるのは嬉しい限りです。

三浦兄の疑問に応えるとすれば、制度的保障は、財源なくして成り立ち得ないのが現実
ではないか、ということだと思います。財源なくして指導要領などで教育内容を担保で
きるはずはないと思います。そうでないならば、「地方分権」しておきながら、教育内
容を縛るために国の権力的作用を強めねばならない、ということになりますが、それで
良いのか、というのがコアの議論になるのだと思います。

制度設計の仕事をしている身からすると、経験論的な話ばかりではつなぎようがない気
がします。いつも客観的・数理的な議論を展開する畏友の論旨に応えるならば、私も自
分の主観を拝しつつ制度論を展開せねばならない、と思ったのですが・・・。

・・・太田、最近、オマエちょっと政治的(主観的)コメント多すぎない?
らしくないよ。

[3144] 三浦章豪 氏 2004/11/25 Thu 23:03:31
一日働いてたら、議論が進んでますね。
太田が議論を引き取ってくれているような感じで、申し訳ない。

僕が元々言いたかったのは、(太田が言っているように)義務教育費国庫負担金の議論
に必要な財源をどこが負担するかという以上の意味があるように思えない(建前論かも
しれませんが)ということだったのです。結局、負担金制度が制度的に保障しているこ
とというのは何なのでしょうか。もし、教育について国が責任を負うべき部分があると
いうのであれば(あると思いますが)、それが何かを議論した上で、それをどのように
担保するかを考えるというのが話の筋道なのではないでしょうか。(新聞情報程度です
が、どうもそういった議論があまり見られない気がします。)

教育の政治的中立ですが、うちの子供が通っている小学校では、さほど気にならないで
すね。まだ低学年で、かつ、僕自身さほど学校の様子を知らないからかもしれませんが
。いずれにせよ、親を含む関係者監視の中、変わった知事がいたからと言って極端な思
想教育が行われるというリスクはほとんどない気がします。絶対的に中立的な思想とい
うのもないでしょうから、我々が子供の頃ほど偏っていなければ、多少の偏りは許容し
て、足りない部分は親等が補うということではないでしょうか。私学が好まれるという
のも政治的偏向というよりは、教育水準や周りの子供や親の倫理観に不安を持ってとい
う動機が大きい気がします(悪しき平等主義みたいなものも政治的偏向といえるでしょ
うから、広い意味では政治的偏向を嫌ってということかもしれませんが。)。

それから、教育内容に縛りをかける法令の話ですが、具体的なイメージがあって書いた
訳ではないです(申し訳ない)が、現場に踏み込んでいって内容を確認するみたいなこ
とまで想定していた訳ではありません。指導要領、教科書検定程度で十分かなぁという
イメージでした。

しかし、個人的には、なにより本来の学業に力を入れてもらいたいものです。小学校く
らいは塾などに行かなくても、普通に生活できるようしして欲しい。(ちなみに我が家
の子供は塾には行ってませんが。)

[3143] 太田康広 氏 2004/11/25 Thu 10:11:09
何とかは風邪ひかないはずですが,珍しく,風邪をひいて大人しくしています。

洋次郎,さっそく,ありがとう。じゃ,さっそく。

(内野氏)
> 政治的中立を保つ制度的保障は、政治の影響を遮断するが故に、時代の変遷
> に伴う国民の政治意識の変化に即応しないという特質をもつように思います。
> そして、そのようなある種の硬直性があるが故に、一度、政治的に「汚染」
> されるとその駆逐に相当なコストがかかることになります。

そう思います。ただ,現状認識にちがいがあるのかもしれません。僕の認識で
は,今現在,政治的に汚染された状態ですので,何とかこれを浄化できないか
という発想です。何とかして,中立にならないものか。

初等中等教育に関していうと,本来「政治」の心配はあまりいらないはずです。
四則演算や母国語の言語能力は,主義主張に関係なく重要ですし,健全な愛国
心の育成は,日本をのぞけば,どこの国でも,主義主張に関係なく,大切にさ
れているでしょう。

問題は「歴史」ですね。現在の歴史教科書には,皇国史観に汚染されたものは
少ないと思いますが,唯物史観に毒されたものはかなりあります。特定のイデ
オロギーに偏ることなく,きちんとした歴史を教えるためには,まず,きちん
とした歴史の学術研究が必要かと。

義務教育費国庫負担制度についてはよくわかりません。ある費目を国が払うか,
地方政府が払うかという問題以上の意味があるのかどうかよくわからないとい
うか。ただ,一般論としていえば,日本は教育の中央統制がきつすぎるように
思います。

> 知事部局や市町村当局が予算の全権を握ると、知事・市町村長という独りの
> 人間の信条に基づく教育が行われる可能性がある

という点からすると,知事部局は信用ならんということのようですし,

> 国が直接教育現場に介入して担保していくとなると、政権与党の意向に沿う
> 教育内容となる傾向に拍車がかかるのではないか

という点からすると,政権与党にも一抹の不安がある。しかし,

> この意味では、国サイド(文部科学省)が教育の政治的中立をどう確保する
> かが課題となる

のほう...(自粛削除)。「ゆとりの教育」...(自粛削除)。とんで...(自粛削除)。
一番信用...(自粛削除)。

ま,地方自治体の信頼性が疑われるのは,規模が小さいからでしょう。全国を
五つか六つくらいに分けて考えるなら,それぞれ,信頼に足る地方政府になる
んじゃないかと思います。

(カナダのオンタリオ州,アルバータ州,ブリティッシュコロンビア州なんて
いうのはそういう感じ。)

[3142] 内野洋次郎 氏 2004/11/25 Thu 08:26:18
政治的中立を保つ制度的保障は、政治の影響を遮断するが故に、時代の変遷に伴う国民
の政治意識の変化に即応しないという特質をもつように思います。そして、そのような
ある種の硬直性があるが故に、一度、政治的に「汚染」されるとその駆逐に相当なコス
トがかかることになります。

ただし、逆に、そのような硬直性の故に、移ろいやすい国民の表層意識に振り回されな
い、教育の場面で言えば、個人の政治姿勢によって多数の国民の子弟が一律に教育され
ずに済む、ということになるのだろうと思います。

[3141] 太田康広 氏 2004/11/25 Thu 06:48:41
(内野氏)
> 教育は地方でも政治部門から一定程度中立とする建前(教育委員会制度)だ
> が、知事部局や市町村当局が予算の全権を握ると、知事・市町村長という独
> りの人間の信条に基づく教育が行われる可能性があるのではないか

> 国が直接教育現場に介入して担保していくとなると、政権与党の意向に沿う
> 教育内容となる傾向に拍車がかかるのではないか(この意味では、国サイド
> (文部科学省)が教育の政治的中立をどう確保するかが課題となるのではな
> いか)

教育の政治的中立を担保する制度は,結果として,教育現場の政治的偏向を助
長してきたように感じます。これは,大学における学問の自由も同様。

昨今,キリスト教系の学校が人気があるのも,宗教が盾となって,政治的偏向
から比較的自由だったためでしょう。

「政治的中立」を意図した制度が,実は政治的偏向をもたらしてしまうという
この逆説。政治的に偏向した人たちが,「政治からの中立」(あるいは「学問の
自由」) を声高に主張しつつ,健全な判断能力が十分に育っていない児童に,
自らの政治的偏向を押しつけていくというのが,日本の初等中等教育の現場で
す。

以前に比べて,私立中学への進学率が増加しているという事実をみても,生徒
や保護者が,公立学校の政治的偏向を嫌っている様子が読み取れるのではない
でしょうか。

[3140] 内野洋次郎 氏 2004/11/24 Wed 22:52:56
義務教育費国庫負担制度ですが、教育内容のみを国が規定すれば良い、との主張にはど
うも今ひとつ疑問があります。

具体的には以下の三点です。

1)教育は地方でも政治部門から一定程度中立とする建前(教育委員会制度)だが、知
事部局や市町村当局が予算の全権を握ると、知事・市町村長という独りの人間の信条に
基づく教育が行われる可能性があるのではないか(財政的自立がないと教育の政治的中
立が保たれにくいのではないか)

2)教育内容に縛りを掛ける規定をどう執行するのか、国が直接教育現場に介入して担
保していくとなると、政権与党の意向に沿う教育内容となる傾向に拍車がかかるのでは
ないか(この意味では、国サイド(文部科学省)が教育の政治的中立をどう確保するか
が課題となるのではないか)

3)過去、義務教育費を国が支弁する制度を廃止した際には、地方の教育レベルが現実
に非常に低下して都市との格差が広がり、負担制度を導入せよとの大合唱が地方から起
こった経験が現に存在するが、同じ事態が生じないとの保障はどこにあるのか

これまでの教育委員会制度が政治的中立を確保していたかどうかなど、もちろん、いろ
いろ反論はあるのでしょうが。なお、現在だって知事部局が半分出しているとの反論に
ついては、国と折半なので基本的には義務的支出で、知事部局の裁量はあまり働いてい
ないのではないかな、とも思います。

いずれにせよ、少ししかかじったことがない分野なので、あまり的を射ている自信はあ
りませんが。なお、もちろん、いずれも個人的意見です。公務員の政治的中立という点
からするとリスキーな書き込みかも知れませんが、客観的な疑問を呈するに過ぎないこ
と、特定の政党の主張に与するものではないことなどから、許容範囲ではないかと思い
ます。

[3139] 三浦章豪 氏 2004/11/24 Wed 21:32:21
> 章豪のアドレス足しておきましたが,前のアドレスも加入中の模様。
> たぶん,スパムフィルタにひっかかっているのではないかと思います
> 。組織の性格上,セキュリティ厳しそうだし。

なるほど、そうでしたか。あんまりセキュリティを厳しくしないといかんという組織で
もない気がしますが、きっとそういうことなのでしょう。いずれにせよ、迅速な御対応
ありがとうございます。

> どうも教育も地方分権へという主張が多く見られますが、国家として
> 「国語、算数、歴史」教育は最低限教育の基本内容は全国で大きな差
> が無いように定め、その上で+αは各地域のユニークさが出る様委ね
> るべきではないでしょうか。

国語、算数に加え、歴史が入っているところに粥川らしさを感じますが、基本的に賛成
。最低限義務教育で教えるべきことというのは全国一律で決めるべきでしょう。

> その趣旨からすると、国庫負担金は国庫の負担のままの方が筋が通っ
> てるのでは?という趣旨です。

で、その上で、国庫負担金は国庫である必要があるか、というと別にそんなこともない
気がします。今でもどうせ1/2の負担率なんだし。大事なのは金の使い方ではなく、
教育の中身なので、個人的には、最低限教えるべきことというのは法律で縛って、金の
使い方は基本的に地方公共団体に任せるということでも良いのではとも思います。(そ
ういう意味では、負担金を守るため(?)に、市町村の自由度を増すといって、小学校
と中学校の年数を市町村が自由に決めることができるようにするなどという案を打ち出
していた文部科学省の対応は理解できません。)ちなみに、こんなことを書いていると
、まるで三位一体改革推進論者みたいですが、別にそういう訳でもないです。
いずれにせよ、教育というのは、住民が一番うるさい分野で、地方公共団体に任せても
レベルが上がることはあれ、下がることはないという気がしますがどうですかねぇ。

[3138] 太田康広 氏 2004/11/24 Wed 13:05:54
(粥川氏)
> では12日夜東京でセッティングしましょうか。太田殿、場所は何処等辺
> が良いですか。私自身が参加出来るかは一寸微妙ですが、取り敢えず声
> 掛け担当をします

ありがたきお言葉。横浜なので,それほどアクセスは悪くありません。お
任せです。(というか,僕の知っている六年前の東京とは,だいぶ変わっ
ているみたいなので希望を述べるとトンチンカンになりそうです。)

(三浦氏)
> それから、最近、太田のメーリングリストのメンバーからはずれている
> みたいなんだけど、このメルアドで復活させておいていただけるとあり
> がたいです。

章豪のアドレス足しておきましたが,前のアドレスも加入中の模様。たぶ
ん,スパムフィルタにひっかかっているのではないかと思います。組織の
性格上,セキュリティ厳しそうだし。

> ところで、粥川は義務教育国庫負担金の削減・廃止に反対ってこと?

ご承知かと思いますが,こんな記事がありますね。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200411140218.html
> 公立小中学校教員などの人件費は07年度から急増し、10年以上にわたり
> 現在に比べて3000億〜4000億円高い支出が続くという試算を、教育
> 社会学者グループが14日、まとめた。

教育社会学って,固有のバイアスがありそうですが...。

意見を述べるほどにはよく知りませんが,これ以上,教育水準を下げてしまう
と,日本は本当にまずいと感じます。

[3137] 粥川 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/11/24 Wed 11:27:41
では12日夜東京でセッティングしましょうか。太田殿、場所は何処等辺が良いですか。
(私自身が参加出来るかは一寸微妙ですが、取り敢えず声掛け担当をします)

>ところで、粥川は義務教育国庫負担金の削減・廃止に反対ってこと?
どうも教育も地方分権へという主張が多く見られますが、国家として「国語、算数、歴
史」教育は最低限教育の基本内容は全国で大きな差が無いように定め、その上で+αは各
地域のユニークさが出る様委ねるべきではないでしょうか。その趣旨からすると、国庫
負担金は国庫の負担のままの方が筋が通ってるのでは?という趣旨です。

[3136] 三浦章豪 氏(miuratakato@aol.com) 2004/11/24 Wed 10:23:28
久々の書込です。
一時帰国の太田を囲む会ですが、12日、横浜or東京なら何とかなるかも。
13、15日も夜なら何とかなりそうですが、太田の予定がちょっときつそうですね。
それから、最近、太田のメーリングリストのメンバーからはずれているみたいなんだけど
、このメルアドで復活させておいていただけるとありがたいです。

ところで、粥川は義務教育国庫負担金の削減・廃止に反対ってこと?

[3135] たかさき 氏 2004/11/23 Tue 11:12:58
紀伊国屋に行ってきましたが、原書は結構高いんですね。どれも10000円級。
高くてもやるなら買うんですが、とりあえず和訳のある本かな。

まだアマゾンみてませんが、他からもらったアドバイスも含めて探します。
今日は日本が祝日なので、少しは時間がありそうです

そういえば、粥の言うとおり、もう年末。
一昨年末は、パリで寂しく引越し、昨年の年末はフランス領海外県のカリブ
Maltinique(あそこはよかったなあ)、今年は東南アジアで仕事、来年はどうし
てるかなあ。

オーチャードロードは日立のスポンサーによるイルミネーションがついていま
す。そういえば、シャンゼリゼもこの時期は電気がついてるんだった・・・と離
れてみておもうParisのよさです。

あの生活は楽ではありませんでした。
すぐに動かない行政サービス、店の人の態度が悪い(これはアメリカをはるかに
しのぐ)、水道が壊れてもすぐに来ない。スーパーは日曜は休み。道路は猛烈に
渋滞する(東京以上)・・・。よくこちらで「(新嘉坡じゃ)ギャップがあって
詰まらないでしょう」と言われますが、圧倒的にここの生活はストレスフリーで
す。

それでもどうして懐かしいのか。不思議なものです。
片思いの女性につれなくされてる、といえばいい表現でしょうし、「住ませてや
らんわけでもない」というスタンスで接してきてるという言い方もあるかもしれ
ません。

早くアリアンス・フランセーズに行こう。ここ新嘉坡にもあります。

[3134] 粥川 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/11/19 Fri 11:04:43
太田殿どうも。11日横浜は苦しいです。12日夜東京で集まるのならばいけるかも知れま
せん(現時点でバンドの練習が入る可能性があるので一寸微妙ですが)。

また平島殿ともども、高崎氏の問いかけへの丁重な回答どうもありがとうございまし
た。12月は忘年会でどんどん夜が埋まっていきます。早いものでもう今年も〆ですね

[3133] たかさき 氏 2004/11/19 Fri 10:11:33
おーた氏、平島氏へ

つづいて有難うございます
昨日は、上司のオヤジが、「今日はボジョレーヌーボーだなあ」とだだをこねて
しまい、何も出来ず。(単にのみたいだけだろうって?)
それにしても、フランスではその仕事をしていましたが、すっかり別の仕事。こ
れもサラリーマンですね。

[3132] おーた 氏 2004/11/18 Thu 22:11:01
このあいだ帰ったばかりでありがたみがないのですが,12月に研究報告で横浜
へ行くことになりました。航空券の関係で,一日二日,早めに帰国するため,
ちょっと時間が空いています。(学者の予算では,日程自由というわけには行
かないのです(^^;。)

12月11日の夜から,12月15日の朝まで,横浜の山下公園の前にあるホテルニュー
グランドに滞在します。時間のあるかたは遊んでやってください。(東京まで
出て行くのも OK です。)

http://www.hotel-newgrand.co.jp/

12月11日4:25pm成田着で,12月12日の日曜日は一日空いています。(11日も夜,
横浜なら OK。成田からの時間は考慮してください。) 13日の夕方,14日は埋
まってます。15日はフレキシブルですが,その日のうちには,多治見(岐阜県;
名古屋の近く。念のため。)の実家に落ち着く予定です。

[3131] おーた 氏 2004/11/18 Thu 17:27:34
あ,そういえば,共同研究者(アメリカのビジネススクールの助教授)から,出
張でシンガポールにいって,MBA の講義をしてくるというメールがきていたの
で,いくつかの US スクールが,シンガポールで出張 MBA をやっているかも
しれません。これも,チェックする価値があるかも。

[3130] おーた 氏 2004/11/18 Thu 14:02:10
(高崎氏)
> 平島氏の言うとおり、スクールに行くのは一案。実務家がデスクで独学、は
> 確かに根気が要るものですよね。確かにコストと時間は気にかかるけど、こ
> の線もあたってみよう。金融の国だから、きっとあるのではないかと思いま
> すね。

新嘉坡なら,National University of Singapore,

http://www.bschool.nus.edu.sg/

と,Nanyang Technological University,

http://www.nbs.ntu.edu.sg/

があります。両大学とも,国際的にみて一線級です。お推め。あと,INSEAD
のアジアキャンパスがあるはず。

http://www.insead.edu/campuses/asia_campus/

基本的に教員は,北米 Ph.D.でしょうから,標準化されている内容を標準的に
教えていると思います。では。

[3129] たかさき 氏 2004/11/18 Thu 10:35:45
早速のコメントを有難うございます。まさにプロのアドバイス、恐れ入ります。

たとえばシンガポール・オーチャードにある紀伊国屋は、和洋中の本が広い1フロ
アにずらりと並んでいて便利なのですが、今週中に(出来たら今日といきたいで
すが)手に取れるものは取ってみたいと思います。ないものも多いでしょうけ
ど・・・)
平島氏の言うとおり、スクールに行くのは一案。実務家がデスクで独学、は確か
に根気が要るものですよね。確かにコストと時間は気にかかるけど、この線もあ
たってみよう。金融の国だから、きっとあるのではないかと思いますね。一方、
太田氏の言うとおり、何を特に知りたいかは重要と思いました。それがまだ見当
たらないということは、初心者ということなのでしょう。
せっかくいただいたアドバイスですから、どうなったかは、またお知らせします
ね。引き続き、アドバイスあれば、よろしくお願いします。

[3128] ひらしま 氏 2004/11/17 Wed 16:13:57
ひらしまです。太田が会計を書いてくれたのでファイナンス系について
コメントします。なお為替は太田と同じサイトをGDPは
http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2004/02/data/dbginim.cfm
を使ってます。IMFはJETROの元ネタっぽい気がします。こちらだと2005の
予想数字も手に入ります。

まず時間がない人がささっとおさらいしたいなら、証券アナリスト
(とその受験者用)のテキストが良いきがします。例えば読んでないので恐縮で
すが証券アナリストのための企業分析(第3版)が良さそうです。

もう少し突っ込みたい場合、日本語ありということでいうと

1.企業分析入門(Business Analysis and Valuation)
2.コーポレート・ファイナンス戦略と応用
(Applied coporate finance, user's manual)
3.企業評価価値
(Valuation:Measuring and Managin the value of companies)

の順番でお奨めします。

1は太田も推薦していた者で、長所は会計、ファイナンス、企業戦略の
観点がうまく融合されている点で、いかにもHBSの人の本という感じです。
原著はケースがより沢山入っていて、しかも版落ち(最新は3版ですが
2版で十分)なら$10台で新古が手に入りますが、何分1000pの本なので
日本語から入るのが時間のない人や初心者にはいいかもしれません。

2は本当は同じ著者(NYUの教授)のより最近の本という点で、原著でよければ
Corporate Finance: Theory and Practiceより薦めたいところです。
ただ両方とも何分大著ですので、リファレンス用の1冊というところでしょうか。


3は評価が分かれる本です。個人的には長所は、各種のファイナンスの
「ツール」(例:各種のMultiple、各種のディスカウントキャッシュフロー、
リアルオプション)をその長短所と併せてざっと掴める点だと思います。
一方、短所というよりこれは好き嫌いですが、McKinseyが書いた本なので、
全てが企業戦略との整合性、その分析のツールという視点から書かれている
ので、却って分かりにくい、鼻につくという人がいます。

最後に、時間とコストの余裕がどれだけあるのか分からないのですが、現地で
夜などに週2回どっかの大学にいってファイナンス聴講するというのは
どうでしょう。私はいまこちらであえれファイナンスはあまりとってないの
ですが、ひとことでいうと教え方が日本よりうまいです。
上記の1000pとの本の関連でいうと、本をよまずとも(講義ノートで理論+
ケースで実践の反復形式でを使って)、週2回×90分なら半年から1年で猿でも
分かるように教えてくれます。シンガポールのクォリティは正直分かりません
が、結構良いのではないでしょうか?
実務家が本でファイナンス学ぶ一般的な短所として、実務のためなのに、
どうも無味乾燥にことばっかやっている気がして長続きしないというのが
ある気がします。それをやり通してこそという考えもあるでしょうが(日本の
大学時代はそうだった)、楽して学ぶという発送があっても良い気がします。

[3127] 太田康広 氏 2004/11/17 Wed 13:38:14
太田です。

(高崎氏)
> このシンガポールを統括する地域である東南アジア、オセアニア地区の各国
> 現法の収支をみて、良い悪いを判断できるようになれ、と言われました。営
> 業統括が主なので、収益を追うことが多いかもしれません。

マレーシアの会計,オーストラリアの会計,というように個別にやると骨が折
れるので,とりあえず,国際会計基準 (IAS) を勉強することになるのでしょ
うか。ただ,普通に財務諸表分析ができるようになるという観点からいうと,
会計基準のちがいは,少なくとも最初のうちは,あまり気にしなくていいと思
います。アメリカ基準,IAS,日本基準のあいだのちがいも最近はどんどん小
さくなっていますし。

> 一般的な英文会計や財務の本より進んで勉強できるもので何かお勧めはあり
> ますか。それとも本で勉強することなんてないのでしょうか。

いくつか財務諸表分析の本をリストアップします。「そういうのが読みたいん
じゃない!」という場合は,お知らせください(^^;。

この分野の,北米のMBAコースの定番は,Krishna G. Palepu, Paul M. Healy,
Victor L Bernard, "Business Analysis and Valuation : Using Financial
Statements, Text and Cases," です。日本語訳もあります。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0324118945/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130421123/
もっとも,この本,理論や首尾一貫性が弱い気がして,個人的には好きではあ
りません。逆にいうと,それだけ実践的ということではあります。

一流の学者によって書かれた,理論的に一番筋が通ったテキストに,Russell
James Lundholm, Richard G. Sloan, "Equity Valuation and Analysis With
Eval" があります。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0072819332/
今年,公認証券アナリスト試験のための財務諸表分析を教えることになってい
たときは,これをテキストに使うつもりでした。電卓叩いて...みたいなとこ
ろは,全部 Excel にまかせ,本質的なアイデアだけに集中する感じのテキス
トです。かなりスマート。

しかし,「いや,会計はやっぱ電卓叩いてなんぼ」という記帳訓練主義のかた
には,もっと計算たっぷりのテキストがあります。Stephen Penman,
"Financial Statement Analysis and Security Valuation" です。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/007253317X/
これは,わりと伝統的な感じのテキストですね。実践的といえば,これが一番
実践的かも。

以上,財務諸表分析のテキストいくつか挙げました。会計の世界も広いので,
もうちょっと具体的な希望がわかると,何かコメントできるかもしれません。

> *各国GDPの実勢しかも最新のもの、特にほしいのは伸び率(当然、予想で
> 良い)

とりあえず,
http://www3.jetro.go.jp/jetro-file/cmpselect.do
でどうでしょうか。

> *各国通貨の換算率(これもできたらUp to dateのやつがいいです)

これは,
http://www.oanda.com/convert/classic
をよく使っています。

[3126] 粥川 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/11/17 Wed 12:11:56
>粥のサイトをこんなことに使ってすみません。
いえいえ高崎殿、全く気にされることはありません。使ってください。
とはいえ私は全然応えられる情報がないので(笑)、詳しい方是非参考になる情報あらば
御願いしますです。

[3125] たかさき 氏 2004/11/16 Tue 19:41:28
アイセックの出身の人なら教えてくれるかと思い、書き込んでみます。

最近、シンガポールに着任して役員付き(二人きりでの仕事は「濃い」ですよ)
になり、このシンガポールを統括する地域である東南アジア、オセアニア地区の
各国現法の収支をみて、良い悪いを判断できるようになれ、と言われました。営
業統括が主なので、収益を追うことが多いかもしれません。
現場の仕事はだいぶ経験があるだろうから、そろそろいい経験になるはずだ、と
いうんです。

確かにそうかも知れないのですが、少しは勉強しなきゃいけないな、と思いま
す。大きく分けて2つかもしれません。

1)この地域の実勢
2)収支を読むこと

1)は何よりここに住んでいるからいいですが、2)で一般的な英文会計や財務
の本より進んで勉強できるもので何かお勧めはありますか。それとも本で勉強す
ることなんてないのでしょうか。

シンガポールにきて本を買うこともパリより安価で、(とはいえ、日本の本は当
然高い)容易になりました。

しばらく現場べったりだったので、こういうことに疎くなっています。

それと加えて、インターネットの時代なので、

*各国GDPの実勢しかも最新のもの、特にほしいのは伸び率(当然、予想で良い)
*各国通貨の換算率(これもできたらUp to dateのやつがいいです)

が一気に見られるサイトはないでしょうか。
今日もマレーシアの最新データをくれといわれて苦労しました。

粥のサイトをこんなことに使ってすみません。(躊躇しつつ書き込みます)

[3124] 加藤真理(JO88) 氏(pinguandlobi@nifty.com) 2004/11/08 Mon 11:45:40
だいぶご無沙汰しております。かとまり(加藤真理JO88)@富山です。
こんにちは。いっつもたまにしかこなくてすみません。
大学(富山医科薬科大学)の方は今年最終学年になり、今は卒業試験と国家試験の
勉強を毎日うちでしています。夏にしていた人生?回目かの就職活動の結論が
先般でまして、私の研修医人生は東京の国立国際医療センターでスタートすることに
なりました。救急部を中心に全科をまんべんなく回る予定です。自分としては希望して
いた先に決まってうれしいです。関東に帰って家族と一緒に住めるし。来年4月からは国
立国際医療センターにいらっしゃれば髪の毛をいつも振り乱した私に会えるかもしれ
ません。でも病院なんて縁がないほうがいいですよね(笑)

えーっと、そのうち国際医療援助なんかもできれば参加したいとおもってますんで、
諸先輩がた、ご指導よろしくおねがいします(稲岡さん、竹さん♪)まあ、仕事が
きちんとできるようになるほうが先ですね。

高橋くんや西川さんのメールにもありましたが、今年の天災の威力はすごいですね。
富山は幸いにして、余震が大きいときにたまにゆれを感じる程度で、ぜんぜん影響が
ないのですが、本当に被災された方にはお見舞いを申し上げます。TVで被災者の方の
状況を見るにつけ、涙が出ますが、こんなに近くにいながら、自分のことで手一杯で
お手伝いできないことを申し訳なく思います。

私が富山に越してきてから、本格的な台風がこんなに来たのも初めてです。今まで北陸
は台風のDirectな被害を受けることがあまりなかったので、たぶん太平洋側より備え
もできていなかったでしょうし。。今年の台風ではうちのマンション(3F)の呼び鈴
が風圧で1時間なりっぱなしになったり、玄関ホールのガラス戸が風圧で割れてこなごな
になったり、驚くことが多いです。友人は車が水没しました。

あとちゃっくも、いつもいろいろしてもらっているのにぜんぜんお手伝いできてなくて
すみません。私もイチローの記録、すごく感動しました。今年の前半、アメリカの病院
で実習をしてみて、彼らはほめることはするけど、本当に彼らの中で国際水準の記録を
出して、認めさせるって言うのはすごくむずかしいことだと思ったので、それを純粋に
やっていることに感動しました。
そんなチャックにおすすめの本があります。もしかしたらとっくにご覧になったかも
しれませんが
「キャッチボール」イチローに糸井重里がきく 「ぴあ」から1300円ででてます。
私はアマゾンでかいました。BSの同名のインタビュー(対談)番組を糸井重里が
まとめたものです。読んですごく感動しました。それは彼の成功の理由が
「きちんと自分のできていることとできていないことの理由を確認している」という
本当に地に脚がついたものであったと思えたためです。私は今受験勉強をしているわけ
ですが、「最終的に答えがあってればいいやー」としていることが多くて反省しまし
た。いろんな点で読めば何かがつかめる(かもしれない)本だと思います。

ということで近況報告でした。またきます!

[3123] ちゃっく 氏 2004/11/01 Mon 01:33:03
下記、テレビ(日テレ)、私も目撃いたしました。やっぱり、あれは、芝村君?
公園のベンチに仲良く並んだカップルの女の子の方が、
何か曲名を答えて、そのあと隣の芝村君らしき人が瞬間映ったものの、
すぐ、スタジオに戻っちゃって、芝村君らしき人の発言は放送されず・・・残念。
是非、ご事情を♪

[3122] うちやま 氏 2004/10/31 Sun 14:06:55
大三さんが焼酎求めて三千里の会情報、本日、風邪から復帰して初めて知りまし
た。残念・・・。(沖さん、メール見てなくてごめんなさい。)大三さん、暖かい
国、いいなあ。

ところで、今テレビを見ていたら芝ちゃんが出てたぞ。
ものまね番組なのかな、これは?
と言っても、芝ちゃんがものまねしているわけではなく、思い出の曲か何かをイン
タビューされてました。
私は、ちょうど芝ちゃんがアップになった瞬間だけを目撃したのですが、見ていた
家人によれば、可愛い女の子と座ってとうもろこしを食べていたとのこと。
事情をうかがいたいものです。

[3121] いも 氏 2004/10/30 Sat 17:45:47
だいぞうさんは工場長ではありませぬ。
みなさまどうか誤解しないでくださいね。
だいぞうさん、ごめんね。

でも面白かった。おなかが引きちぎれるほど笑いました。
かゆちゃん、記事情報と写真、ありがとう!!
大三さん、また日本に帰ってきたら飲もうね!!

高崎さん
以前旅行したとき、シンガポールはきれいで、木が大きくて、物価が安かったです。
赤道直下だね〜。日焼けに気をつけてね。

[3120] おきむら 氏 2004/10/30 Sat 01:18:08
粥、早速の会合情報UPありがとう。

すでに記事にもあるとおり、昨日大三氏が焼酎を調達するため(迷解釈?)に来
日されたので、急遽会合が開かれました。私のメールソフトのアドレス帳の内容
が古く、多くの方々に声をかけることができず申し訳ない。特に、大三氏は信森
氏の情報を欲しがっておりました。平田、足立両氏や信森氏本人にも声をかけれ
ばよかった。残念。

なお、本人(と奥さん?)は目的のブツを二本手に入れて、満足していた様子で
した。ね、工場長(?)。

話は全然変わりますが、今頃ボストンでは平島氏が喜んでいるのでしょうか?ひ
ょっとして、セントルイスまで遠征していたりして。

[3119] 高崎 氏(ytakasaki@aol.com) 2004/10/27 Wed 12:32:46
久しぶりにメールします。
無事シンガポールに到着、稼動して1週間あまり。
ようやくアパートの契約が決まり、11月頭には入居できます。よってまだ妻とと
も、ホテル生活が続いています。

ようやくとはいうものの、さすがアジア、生活のセットアップの早いことといっ
たらありません。顕著なのは滞在許可かも知れないですね。

フランスだと、入国が許されるまで2ヶ月ー3ヶ月はかかり、そのあとフランスの
警察署で滞在許可証を申請するのですが、これが健康診断に始まり、また2-3ヶ
月。
これが、こっちだと、2週間程度でEmployment Passとやらが出て
いる。入国前に申請、来たときにはもう発給されていたのでびっくり。

だけど、いつでも「取替え」がきくわけで、要らなくなったら「帰ってよし」が
すぐ言われるのだとプレッシャーを感じています。

ここの仕事は東南アジア駐在員事務所といい、日本から来た常務のお守りをしま
す。人の世話というと、なんだか自分の性格に合わなさそうですが、いい勉強で
しょうから、精一杯がんばります。

ちなみに新居はBencoolenという雑多なシンガポールの街中、歩いてい
ろんなところにいけるようです。

パリもよかったけど、東南アジアの湿った暑い風にこれからを期待しています。

では また。

台風、地震と被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。

高崎

[3118] 西川武志 氏 2004/10/25 Mon 01:51:16
[3117] 高橋 洋 氏
>ほんと、今年は天変地異ばかりですが、どうしたんでしょうかね。「世も
末」ではないのに・・・


残念ながら日本のマスコミはこういうことを報道しません。
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0409/0916/

図2から、日本の降水量は1971〜2000年の平均にくらべて増加します。
図5からここ数年は豪雨の当たり年の可能性が高いです。


今回は地震と台風が同時(2,3日以内)でなくて本当に幸いでした。
どっちが先でも、雨で地盤が緩んで、地震で崩れるから被害が拡大する傾向にあ
ります。

地震の頻度が増えるか減るかは不明ですが、豪雨、台風は今後増えるので本当に
要注意です。

政治の空白時に大災害が起きないことを祈る日々の西川でした。

[3117] 高橋 洋 氏 2004/10/24 Sun 17:28:56
久しぶりに書き込みます。

中越地震で吹っ飛んでしまいましたが、先日の台風23号による兵庫県北部の大洪
水。あの報道で有名になった、「豊岡」とか「出石」は、まさに私の両親の出身
地に当たります。今でも両親の兄弟や親戚が多数住んでおり、私も子供の頃には
毎年夏休みに帰っていました。決壊した円山川沿いの国道を自転車で走り、川に
針を垂れて魚釣りもしたものです。よって、今回の洪水にはびっくりしました。

豊岡市の人口はそもそも4〜5万人ぐらいのはずなので、1万世帯が避難したとい
うことは、市民殆どということですよね。映像を見ても市内が泥の湖のようにな
っていて、水が引いた後は家の中まで泥だらけ。親戚は大丈夫だろうかと心配し
ていたのですが、西宮在住の両親に確認したところ、避難はしたものの全員無
事。5軒の親戚の家のうち1軒だけが床上浸水で、後の方々は身の回りの不自由
はあるものの、何とかやっていっているとのことでした。まずはよかった。

とは言え、豊岡駅や病院、自分が通った小学校や中学校が水浸しのようで、両親
にとってはかなりショックだったようです。床上浸水の1軒も、新築だったとのこ
と。ほんと、今年は天変地異ばかりですが、どうしたんでしょうかね。「世も
末」ではないのに・・・

中越地震の被害に遭われた方々にも、一日も早く平常の生活が戻るよう、お祈り
いたします。

[3116] 西川武志 氏 2004/10/23 Sat 21:34:43
新潟地震の影響はつくばの職場で多少の書類が雪崩状態、実家の富山は被害無
し。それより今朝、飼い猫が液晶テレビを落としてくれて、遂に画面が割れまし
た。何度か落ちても大丈夫だったのに。

[3115] 粥川善洋 氏
「しまじろう」ですが、我が家は見送りました。
ダイレクトメールで娘は楽しんでいましたが、内容的にあんまり・・・

ひらがなかるたや数字かるたで我が家は訓練中です。

[3115] 粥川善洋 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/10/21 Thu 20:44:11
漸く出張から帰って参りました。

話は変わりますが、福武の「しまじろう」って如何でしょうか。お子様にご利用の方、
感想を伺い度く、宜しくお願い致します。

[3114] 西川(有休でも私は休めない)武志 氏 2004/10/19 Tue 05:16:12
東大大学院(理系)チーム箱根駅伝参戦
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/sports/oct/o20041004_10.htm
すごい!

家族サービス接待旅行中・・・疲れた。

[3113] 西川武志 氏 2004/10/07 Thu 00:42:16
研究代表者西川、研究メンバー西川1名という3年間のプロジェクトで首が回ら
ないくらい忙しくて、ここに書き込む余裕が無い日々を送っております。

エー、今、地震の後始末でオフィスに出勤。
深夜なのに勤務先の正門には私と同じように設備等が心配で深夜出勤するご同輩
が多数。

私は今、汗だくです。オフィスは5Fなのですが、1〜4階が普通のオフィスの
1.5倍以上階高なので一般的なオフィスビルにすると8Fです。
地震でエレベータが止まっているので階段を駆け登ったらヘトヘトです。
登ってみたら、防火扉が閉まっていて大変、扉、重い重い。
オフィスは片づいたので、自宅にこれから戻るのにまた階段かとぐったり。

いやあ、つくば市震度5弱、私は生涯で最大級の震度です。
居住している建物は玄関の自転車置き場の電気配線が固定してあった金具が外れ
てぶら下がっていました。
戻って調べないと

[3112]浦和 のぞみ 氏(nozomi-u@pc4.so-net.ne.jp) 2004/10/04 Mon 20:57:01
ケーブルTVに加入して
CNN観てます。
時期的にアメリカ大統領選真っ最中なのですが
私、あのケリーって人どーも好きになれないのです。
かと言ってブッシュがいいかというとそういうわけでもなく。
と、選挙権もってないくせに選んでいるのも何ですが・・・。
でも、こうやって何ヶ月もかけて選ぶのはすごい!と
4年に一度は感動してます。

[3111] ちゃっく 氏 2004/10/04 Mon 19:48:25
> ただ氏のマスコミ対応振りを見ていると、どうも釈然としない点があり、素直に喜び
 
> 切れない面があるのも事実です(ちゃっく、ごめんなさい)。

別に「イチロー」を完璧と思っているわけではないので、お気になさらず(本当は、こ
んなにメジャーな人より、「知る人ぞ知る職人」的人物が好きなの・・・でも、子ども
がいないうちは、×1のイチローとなら結婚してあげる♪)。
で、「マスコミ対応」についてですが、「うーむ」と思うところも、確かにあります。
けれど、球場で見た者としては、イチローは、直接接する「ファン」特に「子ども」を
大切にしてます。矢張り、どこにどう流れていくか判らないマスコミに不信感があるの
ではないでしょうか。これだけ、実績を残してしまえば、マスコミに嫌われる位、別に
いいや、と割り切ってしまうのも、一つのスタンスでしょう。(最近の「笑顔」は、純
粋に本人が嬉しすぎて、ポーカーフェイスを作れなくなってるだけ何じゃないかな?)
とはいえ、あんまり、冷淡にしていると、引退後はどうなるか・・・と、思うところも
ありますね。あの耳を見ていると財は成さない感じだから「球団オーナーになってみる
も失敗する」とかかしら?

[3110] おーた 氏 2004/10/04 Mon 14:26:14
> ただ氏のマスコミ対応振りを見ていると、どうも釈然としない点があり、素
> 直に喜び切れない面があるのも事実です[...]。

僕は,野球のことはわかりませんが...。一言でいって,日本のマスコミはレ
ベルが低すぎるということなんじゃないでしょうか。松井など,人間ができて
いるとホトホト感心します。

[3109] 粥川善洋 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/10/04 Mon 12:53:21
確かにイチロー選手は立派だと思います。
ただ氏のマスコミ対応振りを見ていると、どうも釈然としない点があり、素直に喜び切
れない面があるのも事実です(ちゃっく、ごめんなさい)。

日本のマスコミにはロクにモノを喋らない、というのも確かにひとつの方法だとは思い
ますが、特定の取材者には饒舌に話し、それはイチロー氏側からすると、野球のことも
イチローのこともよく取材し、理解した上でのことなので応対するのだ、との論理にな
るのでしょうが、一方でそれらの人に「イチローと話せる」という特権階級を作って仕
舞っているのでは。最近はTVカメラには可成り笑顔も見せて応える様になってきたの
で、「マスコミ嫌い」も多少軟化してきた様に見えますが、一般の眼に触れるカメラ取
材のみという説もあり(筆の取材には相変わらず不遜ということ)、懸念されます。

勿論、ワイドショーを少し上品にしただけの様な取材方法がいいとはとても言えません
が、イチロー氏本人に取って、マスコミを敵に回して悪い噂が出回るのは損ではないか
と思います。この点では見事に"転向"した蹴球の中田氏に学ぶ点があるのでは
ないでし
ょうか。或いは「日本」そのものが嫌いになって仕舞ったのかも知れませんが。

[3108] ちゃっく@事務所 氏(michi-yo@bc4.so-net.ne.jp) 2004/10/02 Sat 14:27:05
イチローすごい!!!
仕事しに来たものの、速報が気になって進まず・・・
終了しても、嬉しくって仕事が手につかない・・・事務所に一人なので、誰とも感動を
分かち合えない・・・ということで、ハタと思いついた、この掲示板♪
みんな、イチローの活躍知ってる? 見た? 見た! 見たぁ〜!!!
(とても、個人的なことにゴメンね、粥川君・・・仕事を始めます。)

[3107] やすお 氏(syasu1967@aol.com) 2004/09/25 Sat 18:07:49
信森,極秘入籍とは・・・。というより,単に我々が知らなかっただけ?
何はともあれ,おめでとうございます。同窓会にちょうどいいネタになりそう。

>平田どの
私は,16日は残念ながら参加できません。皆様によろしく。
それにしても,男性のほうが5千円も高いのは何故?

[3106] 緊急告知 氏(yasutaka.hirata@boj.or.jp) 2004/09/25 Sat 09:50:46
ご無沙汰しております。TO88の平田です。
突然ですが、この場を借りて緊急のお知らせがあります。

皆様もご存知の我らが信森先輩(TO87)が、6/19日に電撃入籍、9/19日に京都で極秘挙
式を挙行されました。また、来る10/16日には、東京にて、結婚披露パーティーが盛大に
執り行われるとのことです。会には、同僚、友人、先輩・後輩の方が多数ご参加される
予定です。

ついては、私、平田がアイセック関係者の皆様への告知と参加者の取りまとめの大役を
仰せつかり、この場を借りて告知させていただくこととなりました。会の概要は下記の
とおりです。会にご参加いただける方は、恐縮ですが、9月30日までに、
yasutaka.hirata@boj.or.jpあてメールでご連絡ください。連絡の際は、参加の旨のほ
か、参加人数(うち子供○名)、信森さん(または奥様<あずささん>)へのメッセー
ジ(含む質問等)なども合わせてお知らせください。
-− 幹事からの連絡によると、信森さんから、「結婚して休日になかなか家を空けられ
ない既婚者にも来てもらえるよう、お子様も含めた家族単位でアットホームに過ごせる
場を用意したので、是非気軽にご参加して欲しい」とのメッセージがあったそうです。

                 記

  日時:10月16日(土)16:30〜19:00
      会場には16:00頃から入ることができる予定です。
  場所:麻布迎賓館(六本木駅から徒歩2分)
      庭付きの一戸建て
           地図等の詳細については参加者に別途ご連絡します。
  会費: 男性13,000円、女性8,000円、夫婦20,000円、子供無料

以上でした。よろしくお願いします。

[3105] 粥川善洋 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/09/24 Fri 23:27:40
う〜ん、一寸掲示板が固まって(?)仕舞いましたね。明日・明後日とまた麻雀旅行です。

さて皆さん、山崎前副総裁は来年4月の補選で無事当選すると思われますか?


[3104] 粥川善洋 氏(kayukawa@mui.biglobe.ne.jp) 2004/09/13 Mon 09:19:58
スト、延期になりましたね。選手の年俸を全体で下げれば海外流出が増えるだけだし、
オリックスの様に採算が取れることを前提にすると、とても一軍とは思えない陣容にな
るし、当面は球団数が減ってもやむを得ないでしょう。
出来ればこれを機に蹴球の後塵を拝するのは癪ではありますが、プロと社会人をひとつ
の野球機構の枠に入れる様、改編を図って戴きたい。でシダックス以外にも元プロ選手
も含めてある程度抱えて呉れるところには、二軍のリーグ戦への参加を促し、将来的に
は一軍入りも、という含みを残すことでで(日蘇共同宣言における北方領土の取扱いみ
たいですが)手打ちをするというのは如何でしょうか。

金土と2日連続でゴルフしましたが散々でした。うえ〜ん。

[3103] 太田康広 氏 2004/09/04 Sat 08:20:57
桐本さん,お帰りなさいませ。...という私はトロントですが...。

慶應関係者の手許にはいっているかと思いますが,KOLC の件,経過報告がき
ました。

とりあえず,研修権を三件レイズした模様です。あとは,この三つのうち少な
くとも一つがマッチし,来年三月までに研修生が来日すれば,KOLC 廃止を避
けられるそうです。

[3102] だいぞう 氏(hayashi@shomas.com.my) 2004/09/01 Wed 09:49:04
KC帰ってきたか。私はまだペナンだけど。
落ち着いたら、話聞かせてくれ。どこで?
名古屋に帰国することがあったら連絡するからさ。
面白そうな仕事じゃない。

太田どの:研修権は難しいですね。現状を調べて
みて考えますか。

[3101] KC 氏(notavail.) 2004/08/28 Sat 09:37:44
みなさんご無沙汰してます。7月半ばにINSEAD留学を終え、
日本に戻ってきました。日本とはいっても豊田市、やはり
大分東京とは様子が違います...。

今回は恵比寿倶楽部、顔出せませんでしたが、今度は是非
家族で参加したいと思います。子供ももうそろそろ7ヶ月、
ここまでは幸い順調に育ってます。

仕事は人事ですが、簡単にいうとトヨタの将来の組織を
考える、という仕事をやることになってます。
まあ勉強しつつやっていきたいと思います。

粥、この前は電話有難う。また東京に出る時は
連絡します。

KC 
[3051-3100]