胃に優しく
(02/3)
 [文=粥川美和] 去る2月21日、夫が胃カメラを飲みました。
  帰宅した夫は開口一番、「良かった〜、やっぱり胃潰瘍だった」。
  ……よくありません!

 彼の偏食については皆様よくご存知かと思いますが、野菜を食べない、
  丼モノを食べない、翻って油モノ、辛い若しくは甘いモノを好む、
  夜だけ大食する、仕事柄酒を飲まざるを得ない上、酒を飲まなければ
  炭酸飲料を飲む、と消化器にケンカを売る食生活を送っております。
  (
関連記事) 結婚から4年を迎えようとし、私もこれまで、ある時は
  宥め、ある時は怒り、何とか食べられるものを増やそうと試みました
  が成果は芳しくありません。
そこでこの度、胃潰瘍を機会に皆様のお力を是非お借りしたいのです。
 まず一つめ。外食時は粥川の好みに拘らず注文して戴き、油モノ類
 ばかりに偏らないよう、粥川を指導して下さい。妻に言われると食べ
 なくても、お友達に言われれば、その場だけでもとりあえず考慮する、
 という傾向が彼にはあるようなのです。

そして二つめ。「粥川でも苦なく食べられる、胃に優しいレシピ」の
 考案を、是非募集致します! 元来料理の苦手な私には、彼の好みに
 合う(舌を誤魔化せる)新メニューの発想など、丸で浮かびません。
 でもこのままの食生活では前途多難。薬だけで治るとも思えません。

食後はお薬も忘れずに
ご参考までに、最近のわが家における彼の食べられるメニューを以下に示します。傾向としては
 揚物、甘いものと辛いもの。これに尽きるようです。
 皆様の、お力添えをお願い出来れば幸いです。(ご協力は、掲示板までお願い致します)

しゃぶしゃぶ、焼肉(+薩摩芋、ジャガ芋)、すき焼き(+豆腐、白滝、長葱)、肉じゃが
(+白滝、玉葱)、鳥唐揚げ、とんかつ、ウィンナシュニッツェル、ミートソース(パスタ)
ラザニア、焼鳥、ステーキ、カレーライス(+人参、ジャガ芋)、焼売・餃子

海鮮鍋(帆立、白身魚、イカ)、銀鱈西京漬け、イカ焼き、イカカレー炒め、アサリ酒蒸し
鰻蒲焼、白身魚ムニエル、フライ(白身魚、イカ、帆立、海老)、天麩羅(イカ、帆立、
海老)、煮魚(鰈、金目鯛など)、刺身(イカ、蛸、帆立、白身)、穴子寿司

キャベツ千切り、ポテトフライ、薩摩芋の天麩羅。単品ではこれだけ!
他は上記肉に付随する葱類のみ
ラーメン、ヤキソバ、ナポリタン、ざるそば、カレーうどん、味噌煮うどん


おでん(卵、昆布、ちくわ、はんぺん、薩摩揚)、麻婆豆腐、ピザ(イカ、帆立、海老、
大蒜)、冷奴、いり卵、卵豆腐、ゆで卵、出汁巻卵、茶碗蒸し、稲荷寿司、味噌汁(浅蜊、
豆腐、ワカメ)、焼き餅、白い御飯(混ぜ御飯、丼は不可)
絵が動くということ
(02/1)

上画像をクリック下さい。
(踊るYMOより,MPEG1.5MB)
 2002年早々、DVカメラを購入した(右写真)。
  私は音には拘りが少なくなく、高校時代には
  ドラムマシンとJunoの手弾きでティアックの
  4チャンネル・レコーダーに録った楽曲と、
 
  街中でのバンドの会話を収めたテープをミキシングして、実況
  盤的なアルバムを作るといった作業は日常だった。同時に写真
  の収拾癖も人後には落ちないが、それが動画に迄及ばなかった
  のは、往事は民生機の画質が著しく劣っており、尚かつ高価
  だったからだろう。
  
 DVの効用を認識したのは96年の
ニセYMOである。以来、幾度か映像を収めたが、機材は
  借り物である。それは動画を完成物として記録することは出来ても、素材として活用するのは
  煩雑に過ぎる、或いはそこまで追求するのはもう時間的に難しかろうとの認識があった。

 転機となったのは昨年のマンゴー平田である。初めて携わった 
  本格的な動画編集、タイトル画は印刷物を定置撮影し、VHS
  に手作業で落していくアナログな作業には莫大な時間を要した
  が結果は好評で、そろそろ動画作成環境を整備しても良いの
  では、との思いがメラメラと燃え上がったのである。

 まず考慮したのはDV+VAIOの高級仕様である。しかし
  PCをハードディスクレコーダーに変幻させるRolandのU-8
  (下写真)を一昨年購入したが、ロクに使いこなしていない。

オクラになったマンゴー
V・バーのシーンより
  慣れ親しんだ音の世界ですらこれでは、大枚叩いてVAIOを購入
  しても行く末は怪しい。しかも肝心のU−8がWin2000以降に対応
  せず、幾らトマソン化しているとは云え、本物の置物になっては
  勿体無い。現PCを活かしてのモニター共用というのも非現実的だ。

 やむを得ずDV機購入を先行させたが、買ってみると如何とも単体
  では寂しいので、責めてビデオボードを附設して大幅スケールダウンでもと思いきや、再び
  難問が。DV映像取込み規格のIEEE1394はWin98のSE(Second Edition)からしか対応して
  いないのだが、現PCは初期Win98。98SEへのアップグレードは要注意との指摘も多い。
  妻のPCへの導入も考慮したが、こちらは保存メディアがフロッピーしかない。ここに
  至り今更ながら98SEへのCD-ROMを取り寄せ、まず昇格から着手する羽目に陥った。
 心して臨んだ割に順調に進み、ボードを付けると、鳴呼PCの
  操作でテープが回るではないか。ソフトはUlead Video Studio
  奇抜な画面に面食らい、試行錯誤の末何とか取込に成功した。
  20数病の映像を圧縮して1.5MB迄縮めたのが左上のMPEGである。
  がダイヤルアップで見るには時間がかかり過ぎるし、サ−バー
  の容量にも限界がある。刻んだり、ウニウニ効果を付けたりも
  未だ着手せず。動画「作品」を世に問うには、まだ時間がかかり
  そうである。

ビデオはゴルフの
スイング確認にも最適
 いつの日にか再び、映像の美を操る祭宴を催す時もあるやも知れないが、結局アナログの方
  が楽だったりして、とならぬ様、活路を見出したい。
卓を囲まず、杯を
(02/1)

 [筆/写真=高橋洋(TO88)特派員]
  去る1月4日(金)、新潟在住の小林大祐・ひろりん
  (裕子)夫妻(SP88)を囲む形で新年会が開催された。
  これは、そもそも定例の「新春囲卓の会」の計画
  だったものが、会場を提供する予定であった高橋
  が急遽出勤する必要に迫られ、小林夫妻を招いた
  オープンな形での新年会に衣替えしたのである。

 一時期は二卓制まで採用し多数の会員に支えられ
  隆盛を誇った「囲卓の会」だったが、鴨が葱しょった
  小林夫妻が新潟へ逃れ、創立会員である平田氏や
  三浦氏が離京するに当たり、昨今では4名集めるのにすら苦労する状況であった。よって、
  常任幹事の粥川・高橋によって再起が謀られたわけであるが、当人達が4日当日に出勤し
  なければならない事態に至り、その野望はもろくも崩れた訳である。
 とは言え、仕事始めの夜7時に、集合場所である銀座ソニービルに集まった面子は、主賓の
  小林夫妻の他、うっちー内山(ICU88)、高崎(AG88)夫妻、前川(KG88)、合田隆太郎(SP88)
  に幹事の高橋の計8名であった。もう一人の幹事の粥川は、新年早々の腰痛のため欠席と
  なったが、前日に高橋まで連絡を入れ、写真を撮影するよう指示する当たりは流石である。
 さて、その面子で日比谷のイタ飯屋に移動し、7時
  過から新年会は始まった。そこで8人は飲み、食べ
  語りあった。下戸と思われていたひろりんが、実は
  炭酸の入ってない酒は飲めることが近年発見され、
  新潟では日本酒を飲みまくっていること、インド
  ネシアの味の素事件では味の素の政治家への寝回し
  が足りなかったこと、合田家ではスターライト兄弟
  が大暴れしていること、高崎家はフランスでの生活
  を夢見て柏に引っ越したところであること、内山氏
  はいよいよ税金を払う生活が近いことなど、様々な
  話題に盛り上がった。(冒頭写真:イタ飯を囲んで)
 さらに定番の話題としては、数少ない独身者の話になり、A氏とB氏は一体どうなっている
  のか?C氏はいよいよゴールが近いらしい、D氏は健在であるが合わない相手ばかり捕まえて
  くるなど、あることないこと花が咲いた。さらに「前川は押しが弱いから結婚が出来ない」
  「高橋は注文がうるさいから結婚が出来ない」など今後の参考となる法則も確認された。
  (上写真:イタ飯屋前にて)

 10時半までイタ飯屋にはいたのだが、勢いに乗り、全員で二次会に突入することとなった。
  そこでは隣り合った二つのテーブルに分かれたのだが、国際政治のテーブルでは、傲慢な
  米国人の話、国民国家の話、台湾と中国の話など、高尚な学術談義に花が咲いた。
  一方の酔っ払いテーブルでは、迷走する合田がAPCの戦友前川にからみ、香港での屈辱
  の体験談などで気炎を上げていた。

 その日の内に高崎夫妻が撤退した後も、6人の勢いは
  さらに増し、もう終電がなくなった時点で、本来の趣旨
  である麻雀をやろう!という方向に動き出した。
  @大田区高橋邸で当初の予定通り卓を囲む、からA今から
  高円寺粥川家の寝こみを襲うまで案が出たが、ここに
  「嫁の乱」が起きた。現在東京では嫁ぎ先宅に厄介になって
  いる身にとっては、例え夫婦一緒だとて朝帰りをする事は
  出来ぬという嫁ならではの悩みである。しかしながら、
  それに酔っ払いの夫が抵抗し、傍らでもっと酔っ払って
  いるスターライト親父は、麻雀はできないのに「どこでも
  行くぞ」とろれつが回らない状態で大騒ぎしていた。(左写真:吠えるスターライト親父)
 結局、B銀座の雀荘でやる、C戸塚の小林両親邸でやる、などの
  の妥協案も出たものの、嫁は強しという結果に終わった。嫁は
  最近国士無双で上がるなど腕前を上げているとの専らの評判で
  あるが、ひろりん、困らせてごめんなさい。

 とまあ、結局麻雀は出来なかったものの、予想以上に盛り上がり
  小林夫妻を囲む新年会は無事一時半頃に解散となった。麻雀が
  できなくて一番悔しかった嫁によると、次回は必ずや新潟で
  日本酒を飲みながら卓を囲みたい、とのことである。
  (右写真:銀座にて1時半に解散)