本項では、02年3〜4月に行われた2回の打球の模様を御紹介する。
●亀山GC(三重,3/30)
昨年10月に続き亀山GC再戦。芝村茂樹氏(KG88)、粥川
に加え、地元名古屋から林(旧姓杉浦)義隆・渡辺美佐緒
の両氏(何れもNA88)が参戦した。
例年にない早春の到来で関東地方では既に散り去った桜
が真に満開(下写真)。しかしながらショットは満開とは
行かず、ベテラン林重役、芝村両氏も後半挽回するも
得心ならぬ成績に終わった。
直前に夫婦でラウンド
(勝浦)した粥川だが、
今回も大いに不調で顔
を洗って出直すことに。
なお前夜は今回参加の
叶わなかった平田泰隆
氏邸にお招きに預かり
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新婚家庭料理(すき焼き)を満喫した(上写真)。これが翌日のラウンドに活かせなかったのは
痛恨の極み。
●野田市PBG(千葉,4/22)
平島俊彦・淳子(KO90)兄弟と粥川夫妻の異色の組み
合せは、月曜日の野田市パブリックけやきコース。
都心から1時間強、短めながら存外に穴場か。
00年7月の宮の森再戦ラウンド以来、約2年振りの
コース復帰となった平島俊彦氏は徐々に打感を取り
戻し健在振りを見せたが、特筆すべきは粥川。毎週
末の練習の成果が遂に実ったか、パー4つを含む、
106と瞳孔開き放しかという程の開眼振りで自己
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(左)巨大池横たわる16番
(右)俊彦氏の豪快スイング
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ベストを20以上更新。嘗て2日間
連続200を叩いた日々を知る俊彦
氏も驚嘆。是非この調子が続いて
欲しいものだ。
なお、米国で鍛えた(?)三浦章豪氏
の復帰する今夏に、伊豆方面での
ラウンド&温泉ツアーが早くも
話題に登っている。
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米国留学中の石丸・笹路両氏(何れもTO89)より、小澤征爾氏邂逅レポートをお届けする。
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[4月19日=石丸浩司氏] 本日(4/19)、笹路氏一家と
私石丸は、ボストンシンフォニーオーケストラでの
小澤征爾氏ラスト公演に、行って参りました。曲目は
マーラーの第九(詳細は笹路氏の項参照)。感動の拍手
喝采も覚めやらず、興奮気味に館内を歩いていると、
なにやら長蛇の列を発見。もしかして、これって楽屋
行き?そんなのいいの?でもミーハーな石丸と、実は
ミーハーだった笹路氏は、喜んで並んでしまいました。
待つこと5分くらい、あっさりと2階の楽屋へ誘導され
ました。そこには、公演を終え浴衣姿の小澤征爾が!
あっという間に自分の番!サイン!!写真!!!
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あまりの興奮で握手も忘れ、さらに氏と話したのは「写真をとってもよろしいですか」と
「ありがとうございました」の二言だけ、という有様。まあいっか、写真を撮る時に小澤
氏に肩をたたいてもらったし。本当に小澤征爾は素晴らしい人柄の持ち主。
(写真は、前列:笹路氏、りさこ嬢、中列:小澤征爾氏、笹路真子夫人TO89、後列:筆者)
なお、本日の公演の模様はNHKにて放映される予定とのことです。私は3階のスーパー
安い席なので写る可能性はありませんが、桁が一つ違う値段の席で見ている笹路一家の
模様はテレビ放映されるかもしれません。
[4月19日=笹路健氏] 本日の作品は、マーラーの交響曲第9番です。マーラーが、医者
から心臓が悪いと告げられ、余命幾ばくの頃に作曲されたものの1つで、完成されたものと
しては最後の交響曲です。
第一楽章は、麗らかな陽気の中、大河を下っていく様な包容力のある音色で始まりました。
あたかも、死期を控えたマーラーの達観を表す様なメロディーです。コンサートマスター
のヴァオリンのソロの音色が実に綺麗でした。第二楽章に移り、一寸滑稽さが出てきます。
リズミカルな、小沢氏の指揮が生きてきます。第三楽章では、マーラーらしいメロディー、
リズム、抑揚を織りなした迫力ある指揮が印象的でした。とくに、第三楽章の最後の部分
のクライマックスは、小沢征爾ならではの、迫力と熱気で包まれていました。ティンパニ
のリズミカルな音色と迫力は聴衆を圧倒します。第四楽章になって、繊細な弦楽器群の
音色が悲しさを誘う様なメロディーを奏でます。いよいよ、最後が迫って来るという感じ
です。最後は、チェロ、ビオラ、ヴァイオリンと音色が移り、聴衆の音までも聞こえる様
な静けさの中、そぉ〜っと、幕が引かれます。
そして拍手喝采。全身全霊を込めた小沢の最後のボストンでの式が終わった瞬間です。
前哨戦は車中のカード麻雀から
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4/6-7、高橋洋氏主催、水上温泉麻雀の旅が開催された。
本会は本年1月の小林大祐・裕子夫妻の帰京時に、囲卓が
実現せず、再戦を期していたのが、東京と小林夫妻の任地・
新潟のほぼ中間地点である水上温泉にて実現したもの。
そもそも麻雀の会は95年にスタート。当初は深夜に行われた
が96年からは「健康的な麻雀」をモットーに、朝から夜迄を
基本スタイルとしており、所謂「徹マン」は7年振り。小林
夫妻はそのレギュラー面子、資金供給源(失礼!)として
重要な位置を占めていたが、新潟異動以来参加が叶わず、
復帰が切望されていた。(95/5〜00/1の記録は別項ご参照)
さて東京組は上野発、特急水上にて会場へと向かう。車中
では早くも前哨戦が繰り広げられたが、昼食時に迂回路に
悩まされた小林夫妻も合流し、14時早速ひがきホテルに
逗留、第1壮が始まった。
前半戦4半荘は、前川賢司氏が3連続
ハコ・ひとりどり、夕食休憩を挟んで
後半戦、開会9時間して初上がりと
悲惨を極めた。大祐氏がトップを取り
一時は夫妻合算で浮いた小林夫妻も、
裕子氏が驚異の自模力発揮しながら、
今回採用の「割れ目」ルールに馴染めず
トータルでは沈み傾向に終わった。
後半戦では安易に振り込んだ粥川がツキを失い、3ハコで
久々の大敗。結局、着実に得点する矢野酉太郎氏を僅差で
抑え、高橋氏の優勝で午前5時、幕を閉じたのである。
競馬新聞を読む人もいれば、
麻雀を学び直す人もいる
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と思いきや8時起床し朝食、入浴
後、俄かに再戦。東2局で割れ目
倍満に振り込んだ前川氏は、眠気
とともに戦意喪失し、60分で2回
飛び傷を深くする羽目に陥った。
総計12半荘、首位高橋氏は+287と
「麻雀の会」史上最高得点をマーク
し7日11時、真のお開きとなった。
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ここで23時間振りに外気を浴び、一転して健康的に諏訪峡
遊歩道散策へ。約1時間の途上、桜を愛で、水辺に戯れ、
更には橋上に林立するカメラの山に近付くと、電車小僧達で
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14時スタート。爽やか笑顔で
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一風呂浴び浴衣で仕切り直し
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翌朝。いい加減披露困憊。
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あることが発覚し、一行もD51号の英姿と
汽笛の音色に魅せられ、俄か鉄道ファンに
変幻した。
そして名物の
蕎麦を嗜んで
オーラスは
射的屋の群に
囲まる鄙びた
水上温泉街の
一角にて、
感想戦と洒落
込む。
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麻雀の会 年表 (00/4以降)
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前夜に続く高橋先生の小林(裕)生徒への雀学指南の一方で、
今雀戦を振り返り、6名参加で空き時間が懸念されたが、
空番の二者は温泉で疲労回復、麻雀本による再勉学、更に
夜半を超えては仮眠と有効利用し、体力的にも6人は正解、
ホテル対応もよく、充実の2日間との結論が導かれた。
なお次回は早速今夏にも温泉麻雀第二弾が予定されており、
2年振りの2卓制が待望されている。
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(ご参考)麻雀用語について
●ハコ(飛び):25千点(原点)を割った場合、その時点で半荘が終了するため、「飛ぶ」と
言う。この際、点数箱が空になった状態を揶揄的に表現し、「ハコを被る」、略して
「ハコ」と称する。
●ひとりどり:半荘内で各プレーヤーが「とり」マークを卓上に置き、上がった者からとり
を外す。半荘内で最後までとりが残った者は罰金を払うが、それが一人のみとなった
場合、「ひとりどり」と名付け痛手になる。なお本会では4人とも上がった場合、とり
復活のルールを採用している。
●割れ目:配牌に当たり、誰の積牌から配るかを賽で決めるが、この際、積牌が割れる形
になることから「割れ目」と呼ぶ。割れ目になったプレーヤーは受取、支払とも2倍に
換算するためギャンブル性が高い。
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