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96年の開設より程なく9年を迎えん
とする中、本頁も幾度目かの転機に
邂逅しつつある。
本頁の情報収集力が徐々に低減して
いるとの指摘を得て既に久しい。
大学卒業後13年を経て止むを得ぬ
面は当然あろうが、そこには様々
な要因が介在しているのだろう。
左図は本頁に掲載された御成婚件数、
うち披露宴・二次会等の詳細掲載
件数と、子女御生誕件数の比較で
ある。一目してはや00年には両者
は逆転し03年には乖離のピークを
迎えたことが判る。
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勿論、送別会の類を始めとする諸会合は引き続き行われてはいるのだが、御成婚二次会は
日頃遭遇頻度の少ない顔触れと邂逅する確率が通常会合に比して著しく高く、加えて乳幼児
を伴っての来訪にも抵抗が少ない。従って、舞踏隊が01年5月を最期にその出演が絶えて
久しいことに鑑みるまでもなく、御成婚二次会の収束が本頁の情報収集力に大きな影響を
与えていることは言うを待たない。
更に細かく左図を眺めてみると96-97年と98年以降では御成婚掲載件数に占める二次会等
掲載比率が大きく上昇しており、粥川の取材活動安定化とともに、本頁の認知度が向上し
写真等の情報提供も増大したこと、また技術的にはデジタルカメラの普及が寄与している
と想像される。
一方で03年が出産ラッシュだったことは体感に合致しているが、一転して翌年が激減して
いるというのは如何にも不自然で、これは粥川の情報収集・掲載確認を含めた本頁製作に
費やす労力の減少が要因のひとつであることは疑いないが、同時に固定年代層を対象と
しているため、二世誕生もまた御成婚二次会同様に必ず減少に転ずるものであり、その
分岐点が04年であったか否かはもう暫く推移を見守る必要があろう。
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