鑑賞日:99.09.16/公開日:99.11.06
  • 「ディープエンド・オブ・オーシャン(THE DEEP END OF THE OCEAN)」特別試写会参加!

    (演)ミシェル・ファイファー、トリート・ウィリアムズ、ジョナサン・ジャクソン、ライアン・メリマン

      DEEP END OF OCEANチラシ
      マンダレイ
      エンタテイメント提供
      皆さん、こんにちはー。
      今日ご紹介するのは、 全米で驚異的なベストセラーとなったジャクリーン・ミチャードの 「青く深く沈んで」を映画化した「ディープエンド・オブ・オーシャン」です。
      家族の前から突然消えてしまった3歳の弟ベンが、 9年後に偶然家族の前に現れるというちょっと重いストーリーなんですが、 “missing child”問題を映画にしていることに興味を持ち、 一足先に試写で見てきました。
      アメリカでは“missing child”がとても多いそうなんですよね。
      牛乳パックにmissing childの情報提供を求める広告が載っているのは、 有名な話です。
      この映画の特徴としては、アメリカが抱える社会問題という切り口ではなく、 息子が突然蒸発してしまった家族の一人一人がそれぞれに悩み、 家族がすれ違っていく過程を描いているということ。
      特にあっと驚くようなドラマティックな展開はないものの、 ある日突然悲しみのどん底に突き落とされた家族の姿と、 彼らを支えようとする友人や親族達を等身大で描かれているようで、 とても共感の持てる作品に仕上がっていました。
      また、個人的に非常に関心を持ったのは、 行方不明になってしまった幼い息子が9年の歳月を経て家族の前に現れるという設定。
      キャッチ・コピーが“僕たち、もういちど「家族」になれるの?”なんですが、 9年のブランクを家族の一人一人がどのようにして埋めていこうとするのかが結構しっかり描かれていて、 よりストーリーに説得力を持たせていました。
      ちなみに、母親役を演じているミシェル・ファイファーは、 原作に非常に共感し、本作も企画段階から関わったとのこと。
      そのおかげか、役にピッタリはまって好演してました。
      あと注目なのは、成長した兄ビンセントを演じているジョナサン・ジャクソン。
      映画としての出番はミシェル・ファイファーの足元にも及ばないのですが、 実は彼こそが本当の主役と言ってもいい役なんですね。
      ある理由から9年間とういもの自分を責めつづけた兄を、 すごくうまく演じていました。
      今後も楽しみの若手です。
      ちょっと重いお話ではありますが、上質のドラマです。
      母の立場、兄の立場、妹の立場など、ご自分の年齢に近い役を重ねて見てみてください。
      自分の家族を見つめ直すよいキッカケになるかも...。

      【Holyの評価・・・(^o^)/Excellent←大げさではない、等身大の家族が心に染みる上質ドラマ。家族で見てみて!】


    鑑賞日:99.09.16/公開日:99.10.09
  • 「ブロークダウン・パレス(brokedown palace)」特別試写会参加!

    (演)クレア・デインズ、ケイト・ベキンセール、ビル・プルマン、ダニエル・ラペーン

      brokedown palaceチラシ
      フォックス2000
      ピクチャーズ提供
      皆さん、こんにちはー。
      今日ご紹介するのは、クレア・デインズ最新作「ブロークダウン・パレス」です。
      個人的には、クレア・デインズって大嫌いなんですよねー。
      すごく生意気でずる賢そうな顔してるんだもん。(-_-+
      前作の「レ・ミゼラブル」のコゼット役も、全然似合ってなかったし!
      でも、女子高生が旅先で冤罪に泣く...という、 今までとはちょっと毛色の違う作品なんで、すごく興味を持って見ました。
      さて、上にもちょこっと書いちゃいましたけど、ここで少しストーリーをご紹介しておきましょう。

      アリス(クレア・デインズ)とダーリーン(ケイト・ベッキンセール)は幼い頃からの大の親友。
      高校までずっと同じ道を歩んできた彼女達も、 卒業後優等生のダーリーンは大学へ進むことになり別々の人生を歩くことになります。
      そこで、今までの友情の証と思い出作りにと二人は自由を意味する国タイへ卒業旅行に出かけます。
      バカンスを満喫していた二人は、あることからオーストラリア人のニック(ダニエル・ラペーン)と知り合いになります。
      ハンサムで魅力的なニックにすっかり心を許してしまう二人。
      ニックの誘いに乗って香港へ行こうとした二人の荷物から、 身に覚えのない大量のヘロインが発見され現行犯逮捕されてしまい、 一転彼女達は囚われの身となってしまいます。
      言葉も通じない異国の地で、彼女達の無実は証明することができるのでしょうか...。

      この映画を製作するにあたって、 制作サイドでは実際にタイの監獄に収監されているアメリカ人女性達にインタビューを試みたそう。 実際、映画の中で劣悪な監獄の描写は衝撃的だけれども、 この映画でのポイントはそういったところではなく、 まさに悪夢としかいいようのない状況に陥ってしまった時、 唯一の友人を信頼出来るか?という「友情」にキーポイントを置いているようです。
      そういう意味では、この映画の中では主人公2人のキャスティングって特に重要だと思うんだけど、 幸い成功している部類だと思います。
      ケイト・ベッキンセールは劣悪な環境に適応できないお嬢様タイプの線の細い女の子をうまく表現しているし、 逆に打たれ強い?ヤンキー娘のアリスにはクレア・デインズがぴったりハマっているし。
      ストーリー展開も1時間半くらいまではすごく良かったんですが、 残念なことに、終盤があれれ?というくらい説得力?に欠けている気がしました。
      前半がその緊張感と理不尽さに見ている方が引き込まれるんですけれど、 最終的にクレア・デインズをタフなヒロインに仕立て上げちゃっただけに終わってしまったという感じなんですよね。
      せっかくインパクトもある話だし、脇を固める俳優にもいい意味でクセがあったのに、 「なんだ、そう落ち着いちゃうの?」という感じで。
      何だか惜しい感じがします。
      かなり重い作品なんで、食事の前に見ると食欲そがれちゃうかもしれないけれど、
      仲の良い友人と見るとお互いの価値を再確認できるかも。
      タイへの旅行を計画中の人は見ない方が無難...!?(^-^;

      【Holyの評価・・・(^_^)Good←せっかくのいいネタなのに、着地点がズレているような感が惜しい!女子高生に見て欲しい衝撃作。】


    鑑賞日:99.09.12/公開日:99.09.11
  • 「リトル・ヴォイス(Little Voice)」

    (演)ジェイン・ホロックス、ユアン・マクレガー、ブレンダ・ブレシン、マイケル・ケイン

      LittleVoiceチラシ
      アスミック・エース
      エンターテイメント、
      テレビ東京、WOWOW、
      角川書店提供
      皆さん、こんにちはー。
      今日ご紹介するのは、ロンドンで上演された舞台「The Rise and Fall of Little Voice」を映画化した作品、 「リトル・ヴォイス」です。
      もともとこの舞台は、 今回もLV役で主演しているジェイン・ホロックスの物真似の才能に惚れ込んだジム・カートライトが、 彼女のために書き下ろしたと言われている作品。
      つまり、彼女抜きにはこの映画化はなかったと言っていいでしょう。
      ジュディ・ガーランドやマリリン・モンローそっくりに歌い上げるという才能を持つ女優なんて、 やっぱりそうはいないでしょうからねぇ。
      それにしても、この作品、私は初日に見に行ったんですが、初回開場の4時間も前から行列が出来ていて、 初日はナント見られなかったんです。
      もっとも、初日と2日目に日本未公開&非売品のユアン・マクレガーのビデオをプレゼントしていたというのも大きな要因でしょうけど。
      そもそも、私もこのビデオ狙い...。(^-^;
      というわけで、2日目、私も朝から並びましたよー。
      ホーント汗ぐっしょりになってさぁー。
      でも、苦労の甲斐あって、2日目には無事ビデオをgetしました。
      さて、話が脱線しましたが、ここで簡単にストーリーをご紹介しておきましょう。

      ローラ(ジェイン・ホロックス)は、レコード店を営んでいた父の死後誰とも口をきかず、 父の残したレコードの世界にしか心を開けない少女。
      母親のマリー(ブレンダ・ブレシン)は、 そんな娘をLV(エル・ヴィ=リトル・ヴォイス)と呼んでバカにし、男遊びにふける日々を送っています。
      そこへ偶然電話の工事で訪れたのが、鳩を育てるのが生き甲斐で、無口な少年ビリー(ユアン・マクレガー)。
      マリーは「うちの娘におあつらえ向きだ」とバカにするのですが、 LVとビリーは自分と同じような相手にたいし、安らぎのようなものを感じていきます。
      そんなある日、マリーが家に連れ込んだタレント・エージェントのレイ・セイ(マイケル・ケイン)は、 偶然ジュディー・ガーランドそっくりに歌うLVの声を聞ききます。 そしてマリーと一緒にLVをステージに上げ、一攫千金を狙おうとするのですが...。

      物語自体は、すごくよく練られているという感じ。
      LVだけではなく、登場人物誰をとっても味があるんですよね。
      みんなそれぞれに問題を抱えていてもがいているんだけど、 それをLVをきっかけにして何とか窮地から這い出そうとする姿や、 這い出させてあげようとする姿とか、悲喜こもごもの人間ドラマが幾重にも折り重なってるんです。
      本当に、どんな脇役にも味がある映画というのは、久しぶりに見たという感じがします。
      その中でも、ユアン・マクレガー演じるビリーは一滴の清涼剤のような存在。
      彼がいるから、もろくて危なっかしいLVも安心して?見ていられるというか。
      それにしても、内気で7:3分けのユアン、超かわいいです。
      スター・ウォーズの後に、こういう役をやるってところも好感度高いし!
      って、こう書くとベタ誉めって感じみたいですけど、文句?がないわけでもないです。(^-^;
      まず、ジェイン・ホロックスは年取りすぎ。(-_-;
      まぁ、彼女のために書かれたストーリーだし、仕方ないんだろうけど、 “少女”役は30をとっくに過ぎている彼女にはちょっと苦しいものがあります。
      “おかっぱ”頭にして無理矢理幼く見えるようにしてもさぁ、二の腕が少女じゃないんだよねぇ。(;_;)
      それに、「(LVの歌声は)ジュディ・ガーランドそのものだ!」っていうセリフがあるんだけど、 これがまた嘘臭い。
      確かにジェイン・ホロックスの物真似はすごくうまい!
      だけど、本物と聞き比べれば、はっきり別人だとわかるわけですよ。
      変な例えだけど、松村邦洋がやる掛布の物真似って感じ?(^-^;
      だから、「そのものだ」みたいなのは、ちょっと言い過ぎだと思いますねぇ。
      映画の中で何曲か披露しているんだけど、 本当にメチャクチャ似てる〜!と思ったのは2曲くらいだったかなぁ。
      もっとも、聞き比べなければやっぱり似てますけどね。
      この映画にのめり込みたければ、本物をあまり聞かない人の方が感動できるだろうし、 どのくらい似ているのかを知りたければ、事前に聞いておいてもいいだろうし、 まぁ、どちらにしても、ジェイン・ホロックスの歌声は楽しめると思います。
      結構、誰が見ても満足できる作品に仕上がっています。
      母娘で見てもよし、カップルで見てもよし、夫婦で見てもよし、みなさんにオススメっ!(^^)
      そして、特にユアンのファンは必見!!!

      【Holyの評価・・・(^_^)/VeryGood←ジェイン・ホロックスの物真似ショーに終わらないストーリーが◎!ホロックスが若ければExcellentでした。(^-^;】



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