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| ドリームワークス映画提供 |
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皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、今年のゴールデン・グローブ賞で3冠に輝き、
そして第72回アカデミー賞候補作品として、作品賞、監督賞(サム・メンデス)、
主演男優賞(ケビン・スペイシー)、主演女優賞(アネット・ベニング)など、
ナント8部門で最多ノミネートされた「アメリカン・ビューティー」です。
私の大好きなケビン・スペイシー主演だし、ゴールデン・グローブでもケビンが受賞しているとなれば、
絶対見逃せない!というわけで、一足先に試写で見てきました。
では、ちょっとストーリーをご紹介しましょう。
中年サラリーマンのレスター(ケヴィン・スペイシー)は、妻と一人娘との3人家族。
リストラの危機迫る仕事にも妻キャロリン(アネット・ベニング)にも不満を持ち、
娘のジェーン(ソーラ・バーチ)ともうまくコミュニケーションが取れない日常に、
漠然とした不満を抱いていた。
そんなある日、高校のバスケットボールの試合に出るチアガールのジェーンを観に
行ったレスターは、ナント娘の親友(ミーナ・スバーリ)に一目惚れしてしまう。
その瞬間、彼の中で何かが弾けてしまったレスターは、彼女に好かれたい一心で、
それまでの生活を捨てて変わっていくのだが...。
彼を待ち受けていた結末はあまりにも皮肉なものだった。
今まで知的な役柄ばかりを演じてきたケビンが、
さえない中年サラリーマンを難なく演じきってしまっていて圧巻。
そ、そんなシーンまで!?と今までのケビンファンからすると、
ちょっと悲しかったりするシーンもあるけれど、
その演技の幅には改めて感心してしまいました。(^-^;
また、“いい奥様”になることに取り憑かれた妻を演じたアネット・ベニングも、
体当たりの演技がハマってて怖いくらいです。(^-^;;;
日本の家庭でもありそうなバラバラ一家を、コミカルに、
そしてシニカルに描いたストーリーは秀逸!
また、ケビン一家の隣に暮らすフィッツ大佐(クリス・クーパー)一家も、
是非注目してください。
ケビンの弾けてしまった中年に対して、
自分の主義をどうしても捨てられない悲しい中年をクリス・クーパーが非常にうまく演じて好対照をなしています。
クリス・クーパーといえば、先日公開されたばかりの
『遠い空の向こうに(OCTOBER SKY)』でやっぱり厳格な父を好演したけれど、
こーいう役、ホント合ってます。
“見かけの幸せが本当は薄っぺらかったりするものだ”というシニカルな描写に、
笑えない人もいるでしょうが、
私は平凡な家族の心の奥底に渦巻く非日常的な“美”
に対する欲望を美化せずに映画化したことに逆に好感が持てたりします。
だって、いると思うよ、虚勢ばっかりの人間って身の回りにたくさん...。
好き嫌いが分かれそうな作品だけど、“いかにも”なヒーローモノとか、
ハッピーエンドものが最近鼻についている方、オススメです。(^-^;
【Holyの評価・・・(^_^)/VeryGood←ケビン・スペイシーが情けない中年役に初挑戦!シニカルな笑いが好きな人には文句なしにオススメ。】