鑑賞日:2003.10.22/公開日:2003.11.15
「キューティ・ブロンド ハッピーMAX(LEGALLY blonde2)」特別試写会参加!
(演)リーズ・ウィザースプーン、サリー・フィールド、ルーク・ウィルソン

キューディ・ブロンド2 チラシ
20世紀FOX 提供
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、ファッションに目がない女性なら必見の「キューティー・ブロンド ハッピーMAX」です。 この作品は、その底抜けに明るいキャラクターとファッションと、女性に都合のよいストーリー展開でヒットした 「 キューティ・ブロンド」の続編です。
 ちなみに、この試写会は映画にも出てくる、ワンコグッズからレディース・ベビーウエアなど幅広く展開する 「フィフィ&ロメオ」のキャンペーンをやってまして、試写会場にはかわいいワンコグッズがたくさんおかれていました。 こういうの、女性の心をくすぐりそうですよね。日本初進出らしいですけど、流行るんでしょーか。
 さて、ここであらすじをご紹介しておきましょう。

 ハーバード・ロー・スクールを優秀な成績で卒業し、大手法律事務所の一員になったエル・ウッズ(リーズ・ウィザースプーン)。 仕事もプライベートも絶好調な彼女だが、愛するエメット(ルーク・ウィルソン)との結婚の準備中にチワワの愛犬ブルーザーのママが、 化粧品の動物実験に使われていることを知り、アメリカの政治の中心地ワシントンD.C.へと単身で向かう。
目的は、動物実験を禁止する法案“ブルーザー法案”を成立させ、ブルーザーのママを救うこと。 そのために女性下院議員のスタッフの一員になったエルだが、 濃紺のスーツのコンサバ政治家集団の中で浮きまくり。 けれども、持ち前の気立てのよさと抜群の行動力で、快進撃を続けていく……。

 「って、おい!!!」と、思わず法律家たちからツッコミが入りそうな内容です。
 実際、前作もそうだったんですが、エルが弁護士だから、エメットがハーバードで教鞭をとるからと、 法曹界モノとして見られるような部分は、はっきり言って全くありません。(^-^;
 しかも前回同様、エルの出身校であるお嬢様大学のソロリティ「デルタ・ヌウ」のコネと、 パワーだけで、すべての難局も乗り切ってしまうので現実味ゼロです。
 それでも、ある意味ここまで現実味がないと逆に楽しめてしまう領域に達しているような……。(^-^;
 まぁ、暗示に弱い女性ならば、「根拠はないけど、とにかく自分は絶対失敗しない!」という暗示はかけてもらえそうなので、 元気をもらえるんじゃないでしょーか。(^-^;;;
 さて、これでもか!と見せるエルの本作でのファッションは、シャネル、マークbyマーク・ジェイコブス、トッカ、 エマニュエル・ウンガロ、モスキーノ チープ&シック、ナネット・レポーなどのブランドが使われています。 アクセサリーではMIKIMOTOのパールも出てきます。ファッション最重要視の映画(って誉めてないか!?)で取り上げられるとは、 さすが世界のMIKIMOTOですねー。
 でも、こうして並べてみると、前作とは結構ブランド変えてきてますね。 ちなみに、私はこの中のブランドでは、日本上陸時よりナネット・レポーを愛用しています。 日本ではあまりメジャーじゃないですけど、 カッティングが絶妙でキュートな中にもエレガントさがあるんですよ。
 って、話がそれてしまいました。
 とにかく、女性にとってご都合主義の上に、ファッションと群れる女の強さを見せ付けられる作品なので、 男性はちっとも面白くないのではないかと思います。(^-^;
 連れ(男性。ちなみに試写では男性は1割もいなかった)は、しばらく目が泳いでいたかと思ったら、ほとんど寝てました。
 というわけで、前作と同様女性同士(特に仲の良い友達同士)で観にいくことをオススメします。 間違っても、理屈をこねる人(それ、私だ!)と行かない方がよいでしょう。楽しみが半減します。(^-^;
 それにしても、女ってたくましいね……。←女の私が言うのもナンですが。

【Holyの評価・・・(-_-)Soso ← 前作は、あまりのノー天気かつパワー全開っぷりに乗せられてしまいましたが、 本作は二番煎じ感がぬぐえず、改めて続編作らなくても良かったような気がしてしまいます。 ただ、ファッションに興味のある女性と、わんこ大好きな女性は、エルとブルーザーのファッションを観るだけでも一見の価値アリです。 ただし、エルとブルーザーをまんま真似すると親バカ(飼い主バカ?)呼ばわりされると思いますので、気をつけましょう。って誰もマネしないかな!?


鑑賞日:2003.10.11/公開日:2003.10.04
「マッチスティック・メン(Matchstick Men)」
(演)ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、アリソン・ローマン

マッチスティック・メン チラシ
ワーナーブラーザーズ映画 提供
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル主演の「マッチスティック・メン」です。 個人的に、サム・ロックウェルは生理的に受け付けない俳優なんですが(悪人役で見せるアノ目つきがどうしてもダメ)、 リドリー・スコットが監督であることと、“あなたはキレイにだまされる”なんてキャッチコピーにつられて見に行ってしまいました。(^^;
まずは簡単にストーリーを紹介しましょう。

 詐欺師(タイトルの“Matchstick Men”とは俗語で詐欺師のことだそう)ロイ(ニコラス・ケイジ)と その相棒フランク(サム・ロックウェル)は、 ダマしのアーティストとしての自負とともに、誇りを持って仕事に取り組む毎日を送っていた。
しかし一方で、ロイは「病的な潔癖症」という悩ましい問題を抱えていた。 ロイはフランクの勧めるまま精神分析医の元を訪れるが、 やがて精神分析医を通じて元妻との間に14歳のアンジェラ(アリソン・ローマン) という名の娘がいることを知らされる。
娘アンジェラとの再会を果たし、少しずつ症状が安定してくるロイだったが、 アンジェラはロイの仕事に興味を抱き始める。 さらに、ひょんなことからデカイ仕事にアンジェラが関わることになってしまい、 運命の歯車が狂い始め……。

 結論から言うと、なかなかストーリーの組み立てが良い作品だと思いました。 リドリー・スコット“らしい”映像の醍醐味はありませんでしたが、 まぁ元々映像には凝っていないだろうと予想していたので、特に期待はずれ感もなかったです。
 ただし、私は中盤にストーリーが読めてしまい、「だまされないじゃん!」とちょっと物足りませんでした。 が、連れは「すっかりだまされたー!」とか言っていたので、バレバレの展開ということではないと思います。
 というか、私は“キレイにだまされる!”なんてキャッチだったため、最初から引いて観てましたが、 キャッチが違っていたらもっと素直に観てだまされていたのかもしれません。
 ちなみに私が気付いたヒント(精神分析医がナント市販サプリを処方する!)が分かる人は、 イモづる式に誰が誰を騙すのかが分かるはずです。 ちなみに、そのだいぶ前から「本物の医者なら絶対しないよ、そんなこと!」 という描写がチラホラと出ています(ただ映画はエンターテイメントとして、描写が現実に即していない場合が多々あるので、 これもそのクチかなと思ってしまうかも)ので、序盤から登場人物の言動には注意して見てみてください。
 あと、気になったのは、物語の設定。
制作側が凝った話にして、観客に「いやー、全く読めなかったよ」と言わせようとしているんでしょうから、 “詐欺師”を主人公に持ってきたのは、とても面白いとは思います。 エンターテイメントなんだから、詐欺師の生活をスタイリッシュに描いたところで、 それを真似しようなんて思うバカ者は滅多にいないでしょう。 それでも、劇中序盤に出てくる詐欺師生活の描写は、後味が悪く素直に観られませんでした。 善意の年寄りを騙すってのは、どうなんでしょう?? 詐欺のアーティストだとか自認するなら、せめて善良な市民を騙さないでほしかったです。
 悪知恵めぐらせて不法に得た財産を、騙して横取りするとかなら、 まだ“どっちもどっち”的に観られるんですが、騙す方は悪知恵働く現役詐欺師で、 騙される方が判断能力に衰えが出てきている老人っていうのは、“アート”じゃないだろう!と思うのですが。(-_-;
 特に、サム・ロックウェルの目つきが、あまりにも詐欺師にハマっていて、余計に腹が立ってしまいました。←いちおー誉めてます。(^-^;
サム・ロックウェルって、本当に犯罪者とかイカレた男役とかうまいですねぇ。根性捻じ曲がっているんだけど、 悪だくみには頭が回りそうって雰囲気ありありです!←念のため、演技を誉めてます。(^-^;;;
 本当に、こういうケチな悪役が似合いすぎるため、 私は生理的にサム・ロックウェルが受け付けないまでになってしまっているんです。 そろそろ、インパクトのある善人役を立て続けにやってくれないと、 そのうちサム・ロックウェルが出ているというだけで作品が観られなくなりそう……。←そう聞こえないでしょうけど、誉めてます。しつこいですね。
 また、ニコラス・ケイジの潔癖症ぶりも結構ハマってました。今までそんな風に思ったことはないんですが、 あまりにも神経質な役が似合っていたので、ヘンなところで感心してしまいました。
 というわけで(?)、キャスティングは絶妙でした。
 詐欺師がスタイリッシュに描かれている面もありますが、 それはエンターテイメントと割り切れる人で、謎解きが好きな人ならば、文句なしにオススメです。
 今まで詐欺まがいの行為にあったことのある人は……、気分が沈みそうなのでやめておきましょう。 余計に人を信用できなくなります。(-_-;

【Holyの評価・・・(^_^)Good ← (私の中では)犯罪者をやらせたらピカ一のサム・ロックウェル の詐欺師、ハマリすぎで怖いくらいです。ニコラス・ケイジも、スタイリッシュなんだか みじめなんだか分からない潔癖症の男を熱演。アリソン・ローマンまですごい存在感で、いやーみんなハマってました。 ただ、善良な市民に救いがないこと、ストーリーが読めてしまったのでこの評価。


鑑賞日:2003.10.01/公開日:2003.10.18
「恋は邪魔者(Down With Love)」特別試写会参加!
(演)レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、デヴィッド・ハイド・ピアース、サラ・ポールソン

恋は邪魔者 チラシ
20世紀FOX 提供
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、レニー&ユアン主演で話題の「恋は邪魔者」です。 この作品は、チラシにあるキュートな60年代ファッションとユアンのおちゃめな目に惹かれたので、 試写で観て来ました。
まずは簡単にストーリーを紹介しましょう。

 時は1962年。バーバラ・ノヴァク(レニー・ゼルウィガー)は、「恋は邪魔者(Down With Love)」 なるノンフィクションのデビュー作をひっさげ、NYへやってきた新進作家。彼女と編集者のヴィッキー(サラ・ポールソン)は、 本の宣伝のため超プレイボーイのジャーナリスト、キャッチャー・ブロック(ユアン・マクレガー)に、 カバーストーリーを書いてもらおうと画策する。ところが、キャッチャーは取材をすっぽかしてばかり。
しかし、そんな折ジュディ・ガーランドの歌う「恋は邪魔者」の歌が、エド・サリバン・ショーで放映されたため、 本はまたたく間に大ヒット。バーバラは一躍時の人となってしまう。
そのバーバラがキャッチャーを、「シャツを替えるように女を替えるサイテー男」とTV番組で名指しで非難したから大変。 キャッチャーはまったく女性にもてなくなってしまう。
この報復に怒ったキャッチャーは、バーバラの主張の間違いを世間に暴露するため、 宇宙飛行士と身分を偽ってバーバラを恋の罠をしかける。キャッチャーの思惑通り、 バーバラはあっさりキャッチャーの魅力にメロメロ。
しかし、その裏にはキャッチャーが知らない意外な事実が隠されていた……。

 冒頭でも触れましたが、レニーの衣装は本当にスゴイ。約30着もの衣装を着せ替え人形のごとく、披露しまくります。 そのデザインが60年代にちょっと現代的な要素を取り入れていて、ポップでキュート。 洋服にうるさい女性ならば、これだけでもちょっとした見ものです。
また、60年代を意識しているのは、ファッションだけではありません。 画面分割や構成なんかが60年代の作品のよう(って私はリアルタイムで見てませんが)なんです。
ちなみに、画面分割を使ったシーンではかなり際どいセリフがたくさんるので、 上品なラブコメを期待して初デートなんかで観ると誘っ方が恥ずかしい思いをするかも……。(^-^;
 # 多分に 「オースティン・パワーズ」ノリのセリフが登場します。
他にも、「エド・サリバン・ショー」だとか「宇宙ファッション」だとか、 その当時のカルチャーを知っている人ならば、懐かしさを感じる(であろう)ところがたくさんあります。
ストーリーについては、それなりにひねりはあるのですが、 私から見ると「そこまでするかー!」と思うようなオチでした。 恋愛至上主義の人には納得しちゃうのかもしれませんが、私が“キャッチャー” の立場だったら、かなり引きます。というか、逃げ出します。(^-^;;;
いやー、とにかく(!?)、60年代の設定とはいえ、恋だの愛だのって話は21世紀になっても古臭さがないですね。 男と女が同じ価値観を共有しない限り、この手のラブコメはなくなりそうもありません。
レニーとユアンのコンビなので、際どいセリフもねちっこいいやらしさは感じないし、 ラブコメという目新しくないジャンルでも、60年代を舞台にしたことで逆に目新しささえ感じてしまうし、 作品としては、結構まとまっていると思いました。
「狙った男or女はどんな手を使ってでも落としてみせる!」という方、恋愛至上主義の方、 レニー&ユアンのファン、60年代のポップカルチャーに興味がある方にはオススメします。
が、ファッションに興味なし、60年代カルチャーにも興味なし、 映画のタイトルをその通りだと思う人(つまり、「恋なんて邪魔」と思う人)には、あんまりオススメできません。(^-^;

【Holyの評価・・・(^_^)Good ← レニーもユアンも好きだし、 レニーの衣装もすっごくキュートだし、60年代カルチャーに興味がないわけでもありません。 が、オチがなんとなくしっくりきませんでした。前半は面白かったんだけどなぁ。 が、「恋のない人生なんて無意味」ってな方にはとっても面白いんだろうと思います。ハイ。



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