鑑賞日:2007.08.22/公開日:2007.08.10
「オーシャンズ13(OCEAN'S THIRTEEN)」
(演)ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、アル・パチーノ、エレン・バーキン

オーシャンズ13
ワーナー・ブラザーズ映画 提供
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、 「オーシャンズ11」の第三弾「オーシャンズ13」です。
 一作目から5年半振り、前作から2年半振りの新作となります。 実は、「オーシャンズ12」も観たんですが、このHPをお休みしていたので、レヴューはありません。m(_ _)m
 さて、まずは簡単なストーリーをご紹介しておきましょう。

 ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)率いる犯罪集団オーシャンズ。 そのひとりであるルーベン(エリオット・グールド)は、生死の境をさまよっていた。
世界を股にかけるホテル王、ウィリー・バンク(アル・パチーノ)とパートナーを組み、 ラスベスガスに新たな巨大ホテルを立ち上げようとしていた矢先、 バンクの裏切りに遭い、心筋梗塞に倒れてしまったのだ。
ルーベンの危篤を知り、集まるオーシャンズ。 彼らはルーベンのために、リベンジを誓い合う。
バンクの資産を奪うため、そして彼のプライドをぶっ潰すため、 オーシャンズの宿敵ベネディクト(アンディ・ガルシア)をも巻き込んだ、壮大な犯罪計画が始動した!

 さて、今回の「オーシャンズ13」。まず、オーシャンズの13人目って誰よ?って話ですよ!!!
だってさ、テス(ジュリア・ロバーツ)も、前作で最後に仲間入りしたイザベル(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ) も出てこないんだもの。
 いつものダニーとラスティー(ブラッド・ピット)の会話で、 テスもイザベルも名前は出てくるけど、実際にスクリーンに出てくるのはオリジナルの11人だけですから。 しかも、ルーベンはほとんど寝たきりだしね。 まさか、ベネディクトを人数にカウントしているんだろーか。 確かに“巻き込む”けど、仲間ではないよね。
 ってな具合で、ここまで人数が増えると、ストーリーのおさらいが必要なわけです。 何しろ、前作も前々作もストーリー覚えてるでしょ、っていう感覚でストーリーが進みますから。 前作も前々作も観てないのにいきなり本作を鑑賞しても、半分も楽しめないと思います。 というわけで、「前作も前々作も観ていない(あるいは忘れた)」という方は、 まず、DVD借りて復習しておきましょう。
 ストーリーは、はっきりいって目新しさゼロ。いつものように「そりゃ不可能だね」 とか言いながら、うまいこと解決策を考えちゃう。その解決策もかなりご都合主義です、いつものよーに。 ただ、テンポはいいし、それぞれのメンバーの個性をちゃんと覚えてさえいれば、 「ふふふ」と笑える小粒ネタがたーくさん用意されているので、 オーシャンズのファンであれば楽しめます。
 尚、今回のサプライズゲストはオプラ・ウィンフリー(とはいっても、彼女らしくTV画面を通してしか出ない)。 オプラって日本ではあまりメジャーじゃないけど、アメリカでは知らない人はいないってくらい超有名人。 一応知らない人のためにいっておくと、TV番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」の名物司会者で、サプライズギフトをすることで有名です。 この番組は本当に有名なので、映画でもちょくちょく取り上げられたりしてるんですよねー (だから日本人でも映画好きの人は必然的にオプラを知っている)。 その「オプラ・ウィンフリー・ショー」が小道具になっていて、笑わせてくれるんです。
 あと、前作で敵役として登場したナイトフォックス(ヴァンサン・カッセル)も出てきます。 この人も、笑わせてくれるんですが、前作の内容(特にラスト)を覚えていないと笑いは半減です。
 アンディ・ガルシアとアル・パチーノの共演も「ゴッド・ファーザー」好きには見逃せないし、 マット・デイモンは小物ネタで笑わせてくれるし、ネーミングで「くすっ」となるところが何箇所かあるし、 こうやって注目点を挙げていくとなんだかんだと見所ありますね。(^^;
 でも、やっぱり目新しさが欲しかったー。 あれだけ豪華メンバー揃っているんだから(3度もあのメンバーのスケジュールを調整するのは大変だよね)、 それだけで満足すべきなんですかね? そうなんでしょう、きっと。でも、やっぱり見慣れちゃった感が拭えない。
 楽しいことは楽しいし、安心して観られるんだけど、 なーんとなく楽しい同窓会を見せられている気分になりました。 この作品で一番楽しめたのは、出演している“オーシャンと仲間達”なんだろーな、という感じです。(^^;;;

【Holyの評価・・・(^_^)Good(★★★☆) ← 豪華メンバーだし、安心して楽しく観られる……んだけど、3作目ともなるとそれも食傷気味。それにしても、ジョージ・クルーニーは、相変わらず渋いねぇ。星半分つけて、3.5点!


鑑賞日:2007.07.25/公開日:2007.07.28
「レミーのおいしいレストラン(RATATOUILLE)」先行上映参加!
(声)パットン・オズワルド、ルー・ロマノ、ブラッド・ギャレット、イアン・ホルム、ジャニーン・ガロファロー

レミーのおいしいレストラン
ブエナビスタ 提供
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、ピクサーの最新作「レミーのおいしいレストラン」です。
 私はかなりピクサー作品好きなので、これまでは試写で観ることが多かったのですが、 ここ一ヶ月めちゃくちゃ多忙だったために、行けず。先行上映の初日の鑑賞となりました。
 ちなみに映画館での鑑賞は、これでようやく今年3本目。最近遊びが足りなさすぎるかも。(-_-;
 さて、ここで簡単なストーリーをご紹介しておきましょう。

 舞台はグルメの街・パリ。天才的な嗅覚&味覚の持ち主であるネズミのレミー(パットン・オズワルド)の愛読書は、 今は亡き天才シェフ、グストー(ブラッド・ギャレット)の著作『Anyone Can cook(誰でも名シェフ)』。 しかし、その愛読書のせいで、レミーは群れからはぐれて一人ぼっちになってしまう。
そんなレミーの前にゴグストーのゴーストが現れ、一軒のレストランにレミーを導く。 そこはレミーが夢にまで見たグストーの店だった。
その頃厨房では、雑用係りのリングイニ(ルー・ロマノ)がヘマをして、完成したスープをこぼしてしまった。 できもしないのに、スープの修復を試みるリングイニ。 ところが、料理のセンスも経験もゼロのリングイニは、スープを台無しにしてしまう。
それを見かねて、スープの味をこっそり修復するレミーだったが、うっかりリングイニに見つかってしまった! しかし、それがフランス料理界を揺るがすことになる運命の出会いだった……。

 日本では、ネズミというと、ミッキー・マウスとか、子孫繁栄・賢さ・富の象徴とかで、 比較的イメージがいいんですよね。 一方、ヨーロッパでは14世紀のペスト大流行なんかがあったから、ネズミは忌み嫌われる存在。 そりゃ日本だって、レストランにネズミが出たなんてことになったら大騒ぎでしょうが、 街をちょろちょろ走っている分には、ゴキブリほど嫌われないような……。
 ともかく、レストランにいたら絶対困るネズミがシェフになりたいっという夢を持っている、 そして、料理センスゼロ人間とコンビを組むという発想が面白いと思いました。 ←ネズミがいい役なのは、ディズニーだから?(^^;
 私は、「天才ネズミとダメ人間のコンビというアイデアが面白い」と思って、先行上映に行く気になったんですが、 意外にも(いやー、予告編ってうまく作ってるから……)予想以上に楽しめました。というか、大満足。
 まず、レミーが適度にネズミっぽいところ。顔なんかはかわいく見えるようデフォルメしてありますが、 ちょろちょろ走る姿はかなりネズミっぽい。リアルさとデフォルメのバランスが良く、 違和感がありません。さらにうまいのは、物語のテンポがレミーのすばしっこさと調和が取れていること。 テンポよくストーリーが展開されますが、急ぎすぎではなく、適度に笑いも織り交ぜられていて、 上映時間があっという間でした。
 それに、リングイニのアパルトマン(本来の意味の方ね)から望むパリの街並みがきれい。 CGアニメですが、ほどよく本物っぽくて、でも、本当にきれいな街に描かれていて、 レミーが憧れるのも分かる!という魅力があるのです。
 また、レミーがシェフになるという夢をかなえられるのか、という点だけでなく、 レミーと他のネズミたちとの関係、リングイニをとりまく人間模様など、 ストーリーが“mille feuille”のように折り重なっているので、大人の鑑賞にちゃんと堪えられます。(^^)
 もっとも、ディズニー作品なので、アイロニーが効いてないとダメ、という人にはちょっと物足りないかも。(^^;
 まぁ、でもそういう人は最初からディズニーは観ないか。:-p
 素直に夢のあるお話を受け入れられる人には、文句なしにオススメです。
 この映画の原題は『RATATOUILLE』。料理をする人ならご存知でしょうが、 ラタトゥイユ(映画中ではラタトゥーユ)は、南フランスの名物料理です。 イタリアンの前菜なんかにもよくでてきますよね。この原題もストーリーのカギとなりますので、 ちゃーんとセリフを聞いていてくださいね。(^^)
 ちなみに私は、ネズミの“RAT”が入っているから、わざとこの料理をストーリーに入れ込んだのだと思うのですが、ピクサーさん、どーでしょう?(^^;
 あと、この作品の前にショートムービーの「LIFTED(リフテッド)」が上映されます。こちらは、アイロニー好きの方でも楽しめると思いますよ!

【Holyの評価・・・\(^o^)/Excellent(★★★★★) ← あー、久々にこの評価!(DVDも含め)最近見た作品の中では、一番まとまっていた感じがする。小粒だけど、parfait!な作品。いやー、ごちそうさまでした。久しぶりに作ろうかな、ラタトゥイユ。



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