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December,1,1994

「WIRED日本版」
出版社:
同朋舎
分類:
PC,雑誌
/**************************************************************************/
/*               WIRED創刊を祝うプログラム                     */
/*                                          1994/11/30   STM              */
/**************************************************************************/

#include 

int main()
{
	int n = 0xffff;
	
	while ( n-- ) {
		printf ("「WIRED日本版」創刊万歳!\n");
	}
}

遂にきたきた! ネット時代の基幹情報誌!

とまあ、そんな具合で浮かれまわっていたのですが、うーん、期待外れ、

とまではいかないのですが、何か日本の編集サイドの認識がいい加減なようで、少しがっかりしてます。何というか、マック使って、マウス掴んでデザインやってます的半可通の匂いがします。(妙にアップル社周辺の記事が多い)恐らくこれは、日本のネットワーク意識の未熟さの、一つの反映なのでしょう。

「日経サイエンス 12月号」
出版社:
日経サイエンス社
分類:
科学,雑誌

特集は「宇宙と生命」、執筆陣も、カール・セーガン、J・グールド、マーヴィン・ミンスキーといった、そうそうたる顔触れなのですが、記事はいまいちワクワクしませんでした。各人、持論を繰り返すばかり。ワクワクしたい、先端に触れたい……

今回の最大の収穫は、連載コラム「数学レクリエーション」なんと、鉄道で、線路と汽車でコンピューターが作れるという話。線路のポイントが論理素子になる訳です。ここだけは読みごたえあり。

「ホビージャパン 12月号」
出版社:
ホビージャパン
分類:
模型,雑誌

えーと、シレっと私のイラストが載っています。

「キャメロット最後の守護者」
著者:
ロジャー・ゼラズニィ
出版社:
早川書房
分類:
SF,文庫

現在、読み返し中なのですが、幾つか、極めてハイレベルな、タイトな短編があり、以前には気がつかなかったような細部に魅了されています。

処女作である「受難劇」、ゼラズニイの特徴の一つである、悲しみと美学の入り交じった力強い「復讐の女神」、極めてヒップな「異端車」、そして「血と塵のゲーム」、やはりゼラズニィはかっこいい!

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