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March,3,1995

「「超」整理法」
著者:
野口悠紀
出版社:
中央公論社
分類:
一般,新書

現在、ごみための様にカオス化、エントロピー最大の終末へと一直線に爆走中の部屋で、「「超」整理法」読んでます。

皮肉な状況……

ち**けさんよりお借りしてた「「超」整理法」、なかなか良いです。

現在、情報の処理という分野はその重要性を増すばかりであり、このような優れたシステムの提言は思いっきり歓迎すべきでしょう。

……うんうん、日本語にもシソーラス辞書、それもフリーなものが絶対に必要不可欠なんですよねー。英語圏ではUnixの世界でフリーの辞書が完備されていて、人口知能や、自動ダジャレ生成といった分野でも活躍していると聞いたことがあります。

ところで、現在の私の整理法。

まず、必要な書類、本、読みたい雑誌等は、基本的にコタツの周りの、すぐ手が届く床に、ぶちまけます。すっごく汚いです。

しかし、必要なものはたいてい直に手に取れ、便利です。

そうして、十分に散乱状況が熟成され、いい加減片付けたくなって、整理を行います。これは、整理したい!という強い欲求が背後にありますから、極めてスムーズに作業は進みます。

整理の際の最大原則、それは「捨てる」です。

捨てられない情報のある紙なんかは、パソコン起動して、テキストファイルにしておいてから、捨てます。雑誌なんかは捨てるともったいないので、目につかないところに積んでおきます。

これで奇麗に……って、どこが整理じゃ!!

しかし、結構みんな同じような結論に達するんですねぇ。

私も、少ないながら捨てられない資料の整理に困って、A4角封筒にぶち込んで、机の、一番深い引出に積み置きしてました。こうすると、全然見ない封筒は自然に目に触れなくなり、便利でした。高専時代ですから、もう随分前のことです。

パソコン内の情報検索には、GRIPを愛用しています。古いログファイルから検索する時などに威力を発揮します。

そういえば、私は、ログファイルって全く整理せずにいるのですが、これできっと良かったんだ。あっはっはっは。

「JM」
著者:
テリー・ビッスン
出版社:
角川書店
分類:
SF,文庫

例の「記憶屋ジョニィ」映画のノベライゼーションが本屋にありましたが、著者がテリー・ビッスン?

テリー・ビッスンは、不思議な情緒がえもいえぬ長編「世界の果てまで何マイル」やら、短編「熊が火を発見する」やら、結構好感を持っていた作家だったのですが、「こいつはすげぇぜ」というレヴェルでは無いのですよねぇ……

間違っても、サイバー系とは縁が無い作家だと思ってましたが……

「いいひと。7巻」
著者:
高橋しん
出版社:
小学館
分類:
漫画,単行本

いい……いい……いい……いい……(以後252回繰り返す)

「ベル・スタア強盗団 #2」
著者:
伊藤明弘
出版社:
角川書店
分類:
漫画,単行本

渋いぜ!汗と埃臭い西部、誇り高き人々。伊藤明弘、ファンだぜ。

よし、**さん、一緒に列車強盗しましょ!。

ペイパーバック風の派手な展開がナイス。それにしても、1巻の装丁と今回のは微妙に違い、何故かと思えば出版元が違う。大変だなぁ。

「日経サイエンス 3月号」
出版社:
日経サイエンス社
分類:
科学,雑誌

デジタルな記録は、通常劣化の恐れが無いため、長期記録に向くとされていますが、はたしてそれは事実でしょうか?

例えば、8インチフロッピー内のデータが読みたくなったら?CP/Mのファイルを参照しなければならなくなったら?また、フロッピーの寿命も短すぎます。

実際、私の持っている昔のMSX用のフロッピーに、まだデータが残っているか、非常に疑問です。

記事は、データの先頭などに、データ解釈の手助けとなるような、標準的なフォーマットデータを付けるべきだと提言しています。

また、ハードのエミュレーションの重要性についても指摘しています。

他の記事では、阪神大震災(断層がエネルギーを開放してしまったから、今後数百年は、神戸に大地震はない)関連の記事、核酸無しで”増殖”する病原たんぱく質プリオン(記事ではアルツハイマー病との関連もほのめかしている)の記事、生物分子機械の記事などが目につきました。

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