航天機構
履歴
what's new
水城
self introduction
読書
bookreview
宇宙
space development
化猫
"GEOBREEDERS"
雑記
text
他薦
link
Send mail to: mizuki@msd.biglobe.ne.jp

January,21,1997

「釣魚大全」
著者:
アイザック・ウォルトン
出版社:
平凡社
分類:
趣味,文庫

私は、魚釣り、嫌いです。

子供のころ、近所の山麓にある堤なぞで、友達と連れだって魚釣りなぞ行く訳ですが、あの、餌のミミズを針につける、あの感触がダメです。針に触れたとたん、狂ったようにもがき出すのを、手早くするのが慈悲というものだとばかりにブッ刺すのですが、どうしてもうまくゆかず、気がつくと手はミミズの体液で……

そんな忌まわしい記憶を呼び覚ます本が無性に欲しくなり、なぜかGET。

320年前に書かれた本とは思えないほど、実践的知識にあふれています。ミミズやウジの入手法など、今日とほとんど変わりありません。フライの製作法についての記述も豊富です。

ただ、ウナギが泥から自然発生するだとか、カワウソも魚の一種だとか、ガチョウの子が木から孵るだとか、ナイスな記述もあり、なごみます。

実際のところ、つくばは付近に湖沼も多く、釣りには恵まれた環境なのですが……

フライフィッシングか、ルア−フィッシングなら、してもいいかも……

「路上」
著者:
ジャック・ケルアック
出版社:
河出書房新社
分類:
一般,文庫

新しいマシンがくるはずだったので、一日中家にいた(とうとう来なかった……)15日、再読。

羨望と切なさが心を締め付ける本です。俺はなんて馬鹿な人生を送っちまったんだろうと、読むたびに毎回苦しむ本なので、あまり読まないようにしているのですが……

やはり、自分は馬鹿です。

「Hallo!PC 2月号」
出版社:
ソフトバンク
分類:
PC,雑誌

今まで、この雑誌を、そこらの初心者雑誌といっしょくたに軽視していた不明を恥じねばなりません。今季一番のお勧め雑誌です。

この雑誌、異常です。あらゆる記事に、細かなベンチマ−クがついてきます。特集ではなんと、BIOSのバ−ジョン、電源容量、空きIRQ、FDドライブの型名までもれなくついてきます。最強です。

しかし、次回から月二回刊に移行との事。このテンションを失わないで欲しいと切に願います。

「日経バイト 1月号」
出版社:
日経BP社
分類:
PC,雑誌

普通は定期購読しか入手のすべがない雑誌ですが、秋葉でなら入手可能です。

特集の、各メ−カ−のビデオボ−ドの出力波形図が見物です。さすがカノ−プス。

「CQ 2月号」
出版社:
CQ出版社
分類:
趣味,雑誌

特集”アマチュア衛星通信”に惹かれGET。

それにしても、Phase-3Dはでかい。パドル開くし、モ−メンタムホイ−ルで三軸姿勢制御(しかも磁気軸受!)だし、高軌道だし……

無人飛行船による中継局の構想が載っていましたが、これって多分、ウチの会社が一枚かんでいます。この手の飛行船製造できる技術持っているのって、多分ウチの会社くらいだし。

それにしても、もしかして、CQ出版社のフラッグマガジンってやはり、「CQ」なのだろうか……

「白泉社 コミック解説目録1997」
出版社:
白泉社
分類:
漫画,小冊子

書店店頭にて、ふらふらと惹かれる。

作者紹介、単行本カバ−と惹句がコンパクトにまとめられ、見やすいものになっています。特にカバ−イメ−ジは小さいながら、作者の絵柄がよくわかり、ポイント高いです。

なんかイイ少女漫画はないものだろおか……

「ヤングキングアワ−ズ No,24」
出版社:
少年画報社
分類:
漫画,雑誌

待ってましたぁ!!

「ジオブリ−ダ−ズ」、梅崎帰郷編(後編)、巻頭カラ−8P!

休暇で帰郷した”紅の流れ星”梅崎を待っていたのは、かつて彼女に壊滅させられた銀星会、そしてかつての男”ルガ−の竜”だった……

読んでいてぞくぞくする漫画です。漫画の持つ最良の部分を煎じ詰めたような作品です。コマの隅々、セリフの一つ一つが「くぅう、しびれるぅ!」です。

他を圧する絵柄の緊迫感は、特筆すべきものがあります。

シブく、おちゃめで、活劇で、ステロで、とことんクサく……

や−それにしても梅崎さん、あんなかわいい服、持ったんだなぁ。

あと、台湾版とは?

-戻る-