面影橋

2017.1.8更新

 
停留所の横には神田川が流れています。春になると沿道の桜が咲き乱れます。
散りはじめた頃に行くと、それはそれは別世界を見る思いです。“桜は人を狂わす”と言われるのが納得できる景観です。

“桜”で思い出すのは、夢の遊眠社の芝居『贋作 桜の森の満開の下』のラスト。
毬谷友子さんが演じる夜長姫が、桜が散っているなかで、笑い声を上げているところは、恐ろしく、又それ以上にとても美しく感じたものです。



 「山吹の里」の碑

 
「山吹の里」の由来は、太田道灌が鷹狩りに出かけて雨に遭い、農家の若い娘に蓑を借りようとした時、 ヤマブキを一枝差し出された故事に因んでいます。
後になって「七重八重、花は咲けども山吹の、 みのひとつだに無きぞ悲しき」という古歌にかけたものだと教えられ、道灌は自分の無学を恥じたと伝えられています。

ただし、山吹の里はここの他にも数ヵ所あり、伝承の信憑性は低いかも。





 甘泉園公園 Kansenen Park

新宿区西早稲田3-5 TEL3209-1111(新宿区役所公園課)
甘泉園の名の由来である、お茶に適していると言われる清水が涌く日本式庭園。
江戸時代中期には、徳川御三卿のひとつである清水家の下屋敷であったそうです。
隣接する水稲荷の境内には堀部安兵衛の碑や、やぶさめの馬場があります。(下記:水稲荷神社参照)

注意!夏行く時は、虫よけを忘れずに!!そうしないと思いっきり蚊に刺されます。やぶっ蚊に刺されると、むっちゃ痒い!!!

開園時間
3月〜10月 7:00〜19:00
11月〜2月 7:00〜17:00


園内で『ざりがに取り』をしている子供に出会いました。 バケツを覗くと、なんと、“みどりがめ”までいました。
でも、園内で生き物を取るのは禁止です。あしからず。





 水稲荷神社

 
江戸時代には徳川幕府の馬場が設けられ、たびたび流鏑馬(やぶさめ)が開催されました。

「高田の馬場はまだかぁー」の堀部安兵衛でも有名な旧高田の馬場跡地は境内の南側一帯。




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