divip - Div IP Messenger
職場でPC UNIXを使っていてなんとなく疎外感を感じている方のための、 GUIにWebを使用する IP Messenger の実装です。
UNIX USER2003-09に紹介記事を書いたので参考にしてください。
変更点
- 1.0.1
- div-1.3.2の変更に追従しました。
- 1.0
- install.rbがruby-1.8.xに対応しました。
- div-1.3.1のAjaxサポートを利用して着信情報を見出しの色で通知するようになりました。 JavaScriptの互換性についてはあまり検討していません。問題がありましたら教えてくだ さい。
感謝
IP Messengerクラスは竹内 仁さんのIP Messenger Class for Ruby 1.0を改造して 作りました。
必要なもの
dRuby, ERB, WEBrickなどはRuby標準添付となりました。
- ruby/1.8.2
- div/1.3.2
install
divipライブラリのインストール
% sudo ruby install.rb
実行
贅沢モード
dRubyの雰囲気が味わえる、標準モードの起動方法を説明します。 このモードでは次の二つのプロセスを起動します。
- dipd (dRuby IPmessenger daemon)
- dRubyを用いたIPmessengerサーバ
- tofu-runner
- WEBrick (Webサーバ)
- DipDiv (UIを担当するアプリケーションサーバ)
Terminal 1 % cd divip % ruby dipd.rb phrase: # ← フレーズを聞かれるので入れる Terminal 2 % cd divip % ruby tofu-runner.rb ....
Webブラウザで次のURLをアクセス。先ほどのフレーズを入力して下さい。
http://yourhost:2000/div/
all-in-oneモード
エンドユーザ向けのall-in-oneモードでの起動方法を説明します。 このモードではtofu-runner.rbの一つのプロセスに次のすべての オブジェクトを配置します。
- WEBrick (Webサーバ)
- DipDiv (UIを担当するアプリケーションサーバ)
- IPmessengerサーバ
% cd divip % ruby tofu-runner.rb -a phrase: # ← フレーズを聞かれるので入れる
Webブラウザで次のURLをアクセス。先ほどのフレーズを入力して下さい。
http://yourhost:2000/div/
設定
実行するディレクトリに .dip_nick というファイルを作りニックネームを 設定します。次の形式で ':' で区切ります。
リアルネーム:ニックネーム:グループ
デフォルトでは
Masatoshi SEKI:咳:ももぐみ
という設定になっています。
クラスと配置
クラスの変更なしにプロセスの構成が変更できます。 全て分離することでGUI, CUIなどつなぐこともできます。 また、WEBrickでなく通常のhttpdとCGIで構成することも可能です。
でき具合い
IP Messengerについて私はくわしくありません。ごめんなさい。 どのような機能が実装できている、いない、を把握できていません。
明らかに実装されていない機能は次の通りです。
- ファイル転送
- 不在モード
メーリングリスト
divipについて主に日本語で話をするメーリングリストを準備しました。