ちゅーりっぷ
No.11 94/12/28
年末です。早いもので、1994年もあと3日・・・今年も無事終わろうとしていますよっ。よかったよかった! ところで、冬本番。本当に寒い日が続いてます。朝、真っ白に凍ったパパの車のフロントガラス。あ〜イヤだわ。ママは冬が、寒いのが嫌いです。
や〜っと智ちゃんは、二種混合が終わりました。通常、健常児は三種混合(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)を、第1期(12ヶ月〜48ヶ月、3回)あるのですが、けいれん発作のある智ちゃんには百日ぜきがあまり良くないらしく、T協同病院で二種混合第1期を2回受けました。
接種までスースー気持ちよく眠っていた智ちゃん、腕をまくられて「何だよ〜」ムニャムニャ 注射をチクッバチッ「ギェ〜〜〜」 大泣きしていました。でも、ママは大喜び。だって智ちゃん、注射のチクッが今まであまり良く分かってなかったみたいなんです。なのにチクッ、ギェ〜でしょう。ピントがあってて、思わずS先生に(S先生は小児科の先生で、智がうまれ運ばれて、未熟児センターでの一番最初の主治医の一人だったのです)、「先生すごいでしょ。痛いの分かるんですよ。」と叫んでしまいました。先生、お会いするといつも暖かい言葉をありがとうございます。来年もよろしくね!!(智子)
1回目の二種混合を受け、その日と次の日、おふろ中止。さて、今日(11/12)はおふろだよ〜。でも、昼頃からくしゃみ連発・・・鼻水タラー。でも「まいっか」ってことで、おふろにザブーン・・・・、でも、何〜か元気ないかなぁ・・・けど飲みも悪くないし・・・でも、でも。そして13日、やっぱり鼻水、鼻ずまり、くしゃみ、熱もあるかナ〜(熱は調節ができないので微熱とかの場合、判断が難しいのです。平熱に保てず気温に合わせ上下してしまうのです。)、でも、でも良く飲むし・・・まっ救急外来に行くこともないかってことで、14日(月)午前中の一般外来へ行きました。
F先生に見てもらってる最中、痰のからんだ咳・・・「風邪ひいたナ〜」と言われ、直ぐ「肺のレントゲン、血液検査行ってきて。」 検査して結果待つこと1時間。再び先生に呼ばれて結果を見て、先生は「肺炎だねぇ」 右肺の約3分の1(上の方)が真っ白けっけ。けど血液検査では、炎症反応の数値があまり高くないので、とりあえずお薬をもらい帰宅・・・。なんでも「肺に痰が入ってしまい(白く写ったところ)自力で出すしかないから、とにかく背中をたたき咳をして出すように」と言われ「これ以上悪くなるようなら入院だよっ」とも言われ、「16日(水)にまた来て!」と言われて帰宅・・・・。半分以上は病院行かなくてもいいかなぁ・・・と思い、まっとりあえず行くかと安易な気持ちで行ったら肺炎。
ママは帰ってすぐ入院の準備。加湿器はぶっこわれーで、パパは修理に持って行き新しいのを買ってきて(ちなみに壊れた加湿器は欠陥商品だったため、タダで修理してもらったのよっ)どんどん湿度を上げて、智ちゃんはゲホゲホしながら、ジュースを良く飲み、16日(水)・・・入院荷物を持って病院へ。ところが肺の状態は変わりなく、血液検査では少〜し炎症反応の数値が下がっただけ。「まあ、とりあえずもう少し自宅でがんばろう!」てことで、荷物を持って帰ってきました。
そしてそして18日(金)、同じように病院へ。検査結果が出て先生のところへ・・・。「お母さん、肺きれいになってるよっ。もう入院の心配ないからね。じゃ飲みきり5日分の薬出すから、何ともなければ今回はこれでもういいから!!」だって。すごい回復力!智はやっぱり強かったのです。後からF先生に「いや〜入院かなぁと思ってたんだよ。体力あるんだなぁ・・・」(ただのデブではなかったのダッ、ヘッヘー)と感心されてしまいました。だって、パパとママの子供よっ。
でも病院で知り合ったママ達と話したんだけど、「何で入院覚悟で行くと入院しなくて、大丈夫かナ〜と思って行くと”入院だね!”と言われるんだろうね!」て。
月1回の牛○市内の障害児の為のリハビリ、智ちゃんもしっかり通ってます。そこで知り合ったお母さん達は元気一杯。子供の障害も色々です。そこでのお母さん同士の情報交換はとてもママにとって為になります。
今、牛○市内にも母子通所の療育の場を作ろう!と動いているのだそうです。近くには土浦、つくばにあるのですが、市内在住の子供しか受け入れてくれないのです。年明け早々、その為の活動が始まるようです。手伝えるところは手伝おうと思ってます。智子の為に、自分の為に、未来ある子供達の為に。
智ちゃんは生後8ヶ月頃から減量をしています。なぜなら、おデブだからです。食事の量を減らし、ミルク、ジュースを薄めて飲んでいます。現在、身長80cm、体重10.6kgくらいです。ずいぶんスリムになったけど、まだ少〜しポチャッかな。だってオッパイのお肉が・・・・と、ず〜と智ちゃんのオッパイを何気に気にしていたのです。
先日また生理様の出血があり、婦人科のO先生に見てもらいに行きました。その際、オッパイを診てもらったのです。なんとポッチャリした智ちゃんのオッパイは、ただのオデブではなく乳腺がはってる!だったのです。思春期早発症です。だから出血もやはり生理ですねっきっと・・・。パパは「智ちゃんナイスバディー」とか言ってるし、まったく「ともっ、10年早いぞっ」ですよっ。
ま、仕方ないので貧血に注意して、様子を見ながら気楽に気長につき合って行くしかないですね。
12月20日、智ちゃんはめでたく2才になりました。2度目のお誕生日を迎えることができ、パパもママも本当〜に嬉しいです。パパもママも智ちゃんが生まれて、小児科の先生方に状態を聞いたとき、1才になれないかも・・・と思ったのです。それが何と2さい!。1日、1日の積み重ね。季節を重ね智ちゃんは2才になりました。いえいえなれました。笑いながら智ちゃんは大きくなったら智ばーちゃんになるんだよねーと言ってるけれど、本当は1才になれるかな、2才になれるかな?と過ごしてきています。
さて今度の目標は3才! 3才になれるまでの1年。色んなこともあると思うけど、これからもず〜と楽しく行こうね。智ちゃん、が〜んばれ!!
パパ、あったかいつなぎのジャンバーありがとう。おばあちゃん、キティーちゃんの充電式アンカをありがとう。ひいおばあちゃん、バースデーケーキありがとう。仁子先生、あったかいジャンバー上下・チューリップ・チョコレートありがとう。応援してくれる大好きな人達、やさしさありがとう。智子より。
誕生日は2度目だけど、クリスマスは3度目の智ちゃん。1度目は生後6日目。
T協同病院の未熟児センターで人工呼吸器入れて保育器の中で、「生きてパパ、ママに抱っこしてもらうんだあー」て、がんばってたんだよね。今年で3度目のクリスマスでした。
誕生日が20日、実際ケーキを作っても食べるのはパパとママ。何日かかけて食べ24日にまたクリスマスケーキ。パパは「作るなよォー」と言ったけど、作っちゃったよー。おかげでせっかくの減量があぁ・・・(ママ)
でもおかげで年末年始は忙しくていいね?