ちゅーりっぷ

No.15  95/8/1


スイカ

毎日暑〜い日が続き、智ちゃんも少々、うだ〜〜としています。でもあと1ヶ月もすると、またまた厚着になってしまうので、智ちゃんん夏スタイルを、た〜くさん楽しもう!!しかし暑い。

重症の肺炎退院後、初めての定期外来(5/26)

 退院後、元気に過ごした智ちゃん、1ヶ月ぶりにフクちゃん先生に会いに行きました。智ちゃんの胸にジーッと聴診器をあてて、先生はよ〜くチェックしてくれました。「ん!キレイな肺だよ!」と一言。智ちゃん良かったねー。これでたくさん遊べるね!!

初めての「のぞみ園」(5/31)

 牛○市の障害のある子供達の集団療育に智ちゃんは所属しています。が、4,5月参加できずに2ヶ月遅れで、や〜っと参加! そこで、背の高〜いE先生(男の先生ョ)に初めて会いました。
 動作法というリハビリをやってもらい智ちゃんも、しっかり起きて動きました。ママは「ん〜、これはいいかも」、とっても動作法に魅力を感じました。でも、もうすぐつく○市民・・・・もう少し牛○にいても良かったかなあ・・・。ん〜〜。
 E先生に「2割は智ちゃんの力で、がんばってるョ。お母さんの声、わかってるョ。」 そう言われても、本当か?でもと〜っても嬉しい言葉でした。

智ちゃん、またかぁ〜(6/8,6/9〜30)

<ママ>あれ!?何か、この子変・・・。<パパ>大丈夫だョ。早くフロ入ろうョ。
 いつも、パパと智ちゃんは一緒におフロに入ります。今日も入りましたが、おフロから上がると智ちゃんの体は(熱の維持ができないのも加わり)ポッカポカ。なのに手足の先がどんどん冷たくなってきました。あ〜熱出してる・・・・。でも、ママはちょっと安心してたんダッ。だって明日(6/9)は、フクちゃん先生の外来があるんだもん。でも、6/14、引っ越しだし、どうなるんだろう・・・・。
 てなわけで9日、フクちゃん先生に会いに行ったのです。パパは責任(大丈夫だョ、早くフロ入ろうョ)を感じ、会社を休んで一緒に病院に行ってくれました。智ちゃんは、やはり軽い肺炎。そして入院。喘息性気管支炎にもなり、3週間、病院にお泊まりしました。
 智ちゃんは4月の重症肺炎後、飲食がちょっと下手っぴになりました。ごはんもすりつぶしから、ペースト状にもどり、ミルクやジュースを飲んでもよくむせました。誤嚥性の肺炎じゃないか!?て事と、体力を付けるために、しばらくチューブを入れることになったのです。もともと飲食が下手なので、チューブを入れると食べ方、飲み方、忘れちゃうだろうナ。しばらくチューブ、もしかしたらず〜っとチューブかもしれない。ママはちょっと悲しくなりました。
 智ちゃんが哺乳びんで飲めるようになるまで4ヶ月。やっと全部飲めるようになり、チューブを取って、離乳食もペーストからやっとすりつぶしになったのに。色んな味、色んな智ちゃんの表情、でも、何もかも命あってのこと。智ちゃん、もう少ししたらまた色んな味、楽しめるようにがんばろうね。

お引っ越し〜(6/14)

雨 雨、雨、朝からず〜っと雨。しかも強風つき。
 智ちゃんを看護婦さんのお部屋にあずけて、ママは牛○へもどりました。すでに荷物をトラックに運び込んでいました。パパは熱を出していたのですが働いてました。近所の人に挨拶にまわり、みんなに「智ちゃんどうした?」と声をかけてもらいました。ありがとう。でも感傷にひたっている時間はなく、午後3時近くつく○市に向けて出発!!
 雨が相変わらず降り続く中、荷物をどんどん家の中に入れ段ボールの山々やまー。引越屋さんが帰り、パパとママはボーッ。どこから手を付ければいいのやら。とりあえず熱のあるパパの寝床を確保。「じゃあっ」ママは、とっとと智ちゃんのところに帰ってしまいました。当分、入院してたい気分。だって、段ボールが・・・・やまぁー。

智ちゃん退院(6/30)

 朝一で採血。結果はお昼すぎに出ます。退院準備は全くしていません。結果待ちで退院だからです。
 朝から智ちゃんとママはウロウロと散歩。帰れるかなぁ、帰ったらあの段ボール片付けるのかぁ・・・、でも帰りたいナ〜。そしてお昼、看護婦さんのKさんに結果をチラッと見てもらい、「きっと大丈夫ョ」の言葉をもらいました。そしてフクちゃん先生が外来からもどり見てくれました。「ん、大丈夫。退院しましょう。」 やったぁ〜。
 フクちゃん先生と、Kさんとしっかりチャッカリ、写真を撮っての退院。さぁ、今度はつく○のおうちだョ。看護婦さん達にごあいさつして、さっ帰ろうか! ニッ。智ちゃん何か笑ったかぁ!?

智子 95年7月

つく○のおうち(6/30〜)

 ママは退院の次の日、ただただ、ず〜っと寝てましたZZzz・・。段ボールの山は一つの部屋につめこまれてました。見たくない。3日間、朝からずーっとお片付け。何とか住めるようになったかナっ。住めるようにはなったけど、ゴハン作りたくなーい!でも作らねば、でも何日かに1回はお弁当・・・いけないんだぁ〜。
 やっと、1ヶ月が過ぎました。何とか生活リズムももどっと来ています。智も何とか元気。ご近所の人にもチューブつけてごあいさつ。子供達からは「何それ!?」と、質問のあられ。「モグモグゴックンがへたっぴなのョ、だからここ(ピンクのチューブのふた)から、おいしいミルクを入れてあげると、おなかいっぱいになるんだよっ。」 何回言ったかナ〜。
 梅雨があけ、夕方からお散歩に行くようになりました。洞峰公園が近くにあり、林の中の遊歩道を通って公園の中の池をグルッと一回り。色んな人にチューブの智ちゃんをジロジロ見られるけど、めげずにパパと3人でお散歩。時々、「そんなに見なくてもいいじゃないよっ」て思うけど。そんな時、パパは強いナ〜と感じます。「陽にいっぱいあたりなさいって、フクちゃんも言ってただろ。」 でも、ママだって智ちゃんと2人で郵便局行ったり、銀行行ったりしてるもん!抱っこで・・・重かった。

ばらえ亭(7/10)

ビール お散歩して、ばらえ亭の前を通りました。ばらえ停とは居酒屋です。パパとママは「行きたいねっ」と話しながら家に向かって智と3人で歩いてきました。近所に梅香苑という焼肉屋さんがありまして、「そこ食べに行こうか!」という話になり行ったのですが、定休日。じゃぁ帰ろう・・・でも・・・そこでばらえ亭に行くことに決定。居酒屋だョ・・・
 家にもどり毛布を持って(エアコン対策)いざっ。「チューブのお客様なんて初めてだろうナっ」と笑いながら、エアコンから一番遠い座敷に陣取り、智はママのまたぐらにすわって毛布をかけて、パパとママのごはんに付き合いました。秘かに、先生、看護婦さんにおこられちゃうかなぁ〜まいっか。とってもおいしい晩ごはんでした。また行こうネー。 お客さんが少なく(月曜日)お店の中の空気もキレイでしたョ。

智ちゃん○身障者センターに行く(7/6)

 突然行こう!と思い、こんにちは〜。
 ちょうどお昼時で、先生の手もあいていたのか?お話を聞くことができました。もちろん、たんぽぽ(集団療育)通所のためのお話です。定員があり今はいっぱい。あき待ちです。でも、午後療育というのがあり、週1回1時間なのですがそれにはすぐ参加できるようです。退院後の体力の回復、生活パターンの確立などもあり、療育相談を受けてからの参加となります。9月くらいからかナ、智ちゃんがんばってョ!

千恵ちゃんがきたぁ〜(7/18)

 平成7年4月7日生まれ、現在3ヶ月ちょいの千恵ちゃん。がんばったたけちゃんの妹です。あんなに小さかった千恵ちゃんがコロコロになって、遊びに来てくれました。智の横にコロンといる千恵ちゃん。智に妹か弟・・・いたらこんな感じかぁ・・・と思いながら、楽しくたけ・ちーママとおしゃべりしました。今度は智と2人で行くねー。

そして退院後、初めてのフクちゃん外来(7/28)

病院 智ちゃん元気一杯。ちょっと、けいれん発作もあったけど。順調・順調!!
 フクちゃん先生は、8月末で移動になります。8月末の外来でさよならです。さみしいねぇ〜。先生には4月・6月と助けてもらいました。もっと先生にみてもらいたいけど、入院するわけにはいきません。だって、4月・6月と強〜いお薬を使って、やっと治った肺炎。近くまた肺炎になるようなことがあれば、それは智ちゃんにとっては命の危機なのです。智子の寿命と考えた方がいいのかナ。弱っている体力の限界ということなのですョ。まっそんなことにはならないように、がんばるけどねっ。だから8月25日、フクちゃん先生の最後の外来、元気に行こうネ。
 主治医の先生、看護婦さんへの信頼感があると、もし智に何かあった時、すごく納得できる。フクちゃん先生だったら。そう思ってきただけに、とっても残念。前のY先生もそう思ってた。そして、T協同病院の小児科の方々にも。智の出産で、ものすごく医療不信になったけど。人ってひとりじゃ生きていけないもんねっ。

先日、協同病院の正面玄関の下に、つばめの赤ちゃんが落ちて死んでいました。急いでいたのでそのままにしてしまい、とっても後悔。夢にも出てきて、ゴメンね。踏まれない所にでも、どかしてあげればよかった。次、見た時もういなかったけど・・・・。


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