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観客の学校 水戸校(茨城県)

「カフェ・イン・水戸2004」展関連企画
ハイク・クルーズ
水戸芸術館主催「カフェ・イン・水戸 2004」展関連企画として観客の学校が企画協力するもので、街中の作品を鑑賞しながら俳句をつくるワークショップです。
高校生以上を対象にしたおとなハイク・クルーズと、小学校3年生以上を対象にしたこどもハイク・クルーズがあります。
ともに参加者を募集中です。ご興味をお持ちになった方は、ぜひ下記電話番号にお問い合わせください。

「カフェ・イン・水戸2004」についてはこちらをご覧ください。)

おとなハイク・クルーズ 8月22日(日)15:30〜17:30
講師:風間晶(詩人)
定員:15名(要電話申込 029−227-8120)
参加費:無料 
対象:高校生以上
企画協力:つなぐNPO「観客の学校」


こどもハイク・クルーズ 8月27日(金)9:30〜11:30
講師:橘明広(国語科教諭)
定員:15名(要電話申込 029−227-8120) 
参加費:無料
対象:小学3年生以上
企画協力:つなぐNPO「観客の学校」

ハイク・クルーズ インフォメーション
日常から ちょびっと 飛ぶこと         
講師:橘明広


 ハイク・クルーズを案内することになりました、講師の橘です。今回の「カフェ・イン・水戸2004」では、街中にたくさんアート作品が繰り出します。いつも通っている水戸の街中に、変なモノがたくさん置いてあったりするのです。「はてな?」って絶対思います。その気持ちを、575のリズムに乗せて詠(よ)んでみましょう。言葉で、アート作品とお話するような、そんな時間になればいいなって思っています。

          街ハイクのコツ!
     =まずは深呼吸。いつもとは
   ち=ちがった眼(視点)で街を見てみよう。
    は=はじっことかすみっことか
  い=いつもは絶対見たりしないところを見てみよう。
=くもや空の色、あ、風の音に耳を傾けるのも大切。で、
   の=のんびりとのびのびと、心に浮かんでくる
     コ=ことばを
        ツ=つかむ!


俳句にしろ短歌にしろ、
詠(よ)もうと気合を入れすぎると、
逆に詠(よ)めなくなったりします。
適度に力を抜きながら、
透明な気持ちで、五感をひとつひとつ確かめながら深呼吸します。

このとき目をつぶるのも効果的!
(街中なので安全に注意!)で、まぶたを開いて
いつもは見ないだろうというところをちょっと気をつけてみてみます。
これもあんまり見つけよう見つけようとしちゃダメ。
やや、ぼーっとした感じで、
でも見るということをしている自分を忘れない。
すると言葉が浮かんできます。

『なんも浮かんでこないやぁ』という人も、
その言葉をメモしていくといいですよ。
『あ、こんなところに草が生えている』って
心の中でつぶやいたとしたら
「草」とか「雑草」とか「生えている」とか。
ま、連想したことをいっぱい言葉をメモっていくとよいです。
あせってはダメ!
いきなり575に当てはめようとすると、言葉が窮屈がります。
のーんびりとのびのびと
言葉を心の中と、メモ帳の中で泳がせる。

で、ぐるーっと散歩が終わって、
ゆっくりベンチに座ってでもいいし、
お家に帰ってからでもいいので、
もう一度言葉たちを見直す。
歩ってきた道を思い出しながら
言葉をちょっとずつ変えてみるのも良い。
そのとき、575のリズムにのせて、
心に引っかかっている言葉を中心に
何回か心の中でつぶやいてみる。
そういうことを繰り返していると、
あらら不思議、
ハイクができあがってしまいます。
お試しあれ!

(2004.8.8更新)


 
  
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