堀内一三 評論等
コラム堀内一三 03/9
コラム堀内一三(98年)

8月31日(日) 「布団とハイ&ロー」
 朝は昨日の反省で浜田山へ。どうやらグリップがまずく、手首が内側に折れて仕舞って いたのがスライスの主因ではないかと推測さる。果たして如何。
 戻って昼過発、美和とともに渋谷へ。某団体勤務の旧姓Y氏がこの度、陶芸家の方と 御成婚され、その展覧会へと赴く。板垣退助ばりの顎鬚を蓄え月の半分は山に篭る仙人の様な 方が現れるかと思いきや、爽やか青年で吃驚。御実家に誂えた小さな釜で焼いているとの ことで、旧姓Y氏が実に御幸せそうで目出度きこと也。
 事後東急東横店で偶々遭遇した古本市に約1時間、昭和30年代の週刊ベースボール等購入するが これは大した情報なく失敗。更に五反田に遠征しTOCビルへ。Hオータニで有名な 大谷米太郎が建てた70年竣工の巨大ビルはアウトレット風のテナント多数で 東南アジアのマーケット・ビルの風情。しかし土日のバス運休は戴けない。 五反田で飯食って漸く20時帰還。攣った足がまだ治っておらず、キャディー氏仰せの通り 右を庇う余り左も張ってきて苦しかったが、盛り沢山の一日。

 「この後○○です」と言っても数時間後の連発と椎野アナの詰まりまくり実況で 評判今ひとつのTBS世界陸上にて、女子マラソン2〜4位フィニッシュ。 札幌以来(?)の金銀銅独占こそ果たせなかったが大したものだ。しかし小出義雄の弟子の方々は 皆喋り方にある種宗教的な匂いがあるのが恐い。そうでもしないと若き乙女に 生活の全てをマラソンに費やさせることなど出来ないのかも知れないが。
 埼玉県知事選は直前の予想通り、ほぼダブルスコアで民主・上田氏が圧勝。 本部推薦を見送らざるを得なかった自民党には総選挙を前に痛手か。 或いは総選挙の方が遠くへ行くか。
8月30日(土) 「スライスの嵐」
 今年初めて仕事でゴルフ。出だし連続でティーショットが豪快に当たりこれは?と 思わせたが、3ホール目から急速にトーンダウン。 アイアンが右へ右へと曲がるのと、アプローチで手首を捏ねて右30度位に飛んでいって仕舞うの 連続でスコアは表裏55と実力相応だったが、紫CCは古くて木が立派なだけに、 スライス男には常に隣のホールから林越えに打ってる様な感あり、ゴルフをやった気がしないのが 哀しいところ。
 後半、同伴の方がパーシモン一閃、目の覚める様の当たりを飛ばしたかと思いきや、 「アイテテテ、、、」。足を攣られた様で早速キャディー氏が両脹脛にバンドを巻く様指示。 ところが左ドッグレッグだったため突き抜けたのか球が無い。 暫し全員で探索中に私もピリっと。くわばらくわばらと屈伸して歩いていったが、 カートを動かした瞬間、足を取られて転んで「アイテテテ、、、」。何と1ホールで2名が 足を攣る事態に。早速先達の左足にお目見えしたバンドをお借りすることにと散々。 しかしO氏が異様にパットが旨いのには感服。矢張り飽くなき探究心か。
8月28日(木) 「今年も踊り踊るなら」
 昨日・本日と高円寺阿波踊り。雨が予想されたためか年々グレードアップしていく 本行事も若干人の出が悪い様な感あったがまずは盛況だった模様。 不思議なのは毎年8月に入ると高円寺パル商店街「天狗連」の練習で 阿波踊りのメロディーが耳に焼き付けられるのだが、今年は静か極まりなかったこと。 練習場所を確保したのか、或いはクレームでも付いたのか。 因みに拙宅からも見えるが、残念ながら待機している状態(右写真)のみなので 一寸鑑賞には向かない。
8月26日(火) 「平和民主の名の下に」
 小泉総裁が結党50周年(05年)の党憲法改正案策定を言明した。 自由民主党は結党時に「自主憲法制定」を謳っているが、程なく社会党に改憲阻止に必要な 衆院議席の3分の1を獲得され、安保闘争で経済成長路線に切り替えたため、 事実上そのまま沙汰止みになっているの を、ここに来て再考しようということ。
 自民党には、@現行憲法は確かに与えられたものだが長年を経てわが国に浸透しており、 改正に過度のエネルギーを費やす必要はない。また改正論議で国論が二分された争いになるのは 好ましくない。A9条は確かに歪であるが、そこには過去にわが国が生んだ惨禍への自省が 込められている、として改正に反対する宮澤氏を筆頭とするハト派と、 現行憲法はわが国国民の作り上げたものでなく、民族の歴史と伝統が反映されていない。 戦後50年に一定の意義を果たしたことは認めるが、9条を始め耐用年数を過ぎている部分が多い、 として改憲を主張する、中曽根氏に代表されるタカ派が常に存在してきた。
 本来「ハト」と「タカ」が憲法=安保論議のみで分けられること自体問題があることはさておき、 私は後者に組したい。勿論、環境権やプライバシー権、口端に上ることの多い私学助成など 時代に合わない点は多いが、改憲論議の焦点はいかなる国家像を描くのかという 根底を貫く思想と、個別には9条=安保に終始しよう。 従って、歴史と伝統を反映しいかなる国家を目指すのか、その国家が栄えることにより 世界に如何なる幸福をもたらすのかという「国家観」の問題であり、 その上で安全保障において何が出来るのか、それが現行憲法より踏み出すものであれば、 諸外国の懸念に脅えるのでなく、わが国自らの過去への自戒をそこにどう盛り込むのかが 大きな課題であろう。
8月25日(月) 「華麗なる加齢」
 先週末の5時間カラオケ&嘔吐が応えたか喉がまだ若干ガラガラ状態。 その上ドラムもどきで足を叩きまくっていたため、太ももが紫(内出血)。 こうした症状の自然治癒が遅くなる、という形で確実に加齢の影響は 現れているのか。

 昨日登場の食器洗機の仕事始め。松下勤務のS氏のよれば、食洗機(正確には 食器洗い乾燥機)は静粛性と食器量に応じた水分使用(節水)が鍵とのこと。 なるほどななか綺麗に仕上がってます。
8月24日(日) 「食器洗機がやって来た」
 朝から相当に気持ち悪いままだったが漸く落ち着いた昼前から 昨日会合のHP掲載を行う中、先週購入した食器洗機取り付けが始まった。 存外に早く20分程度で淡々とした解説も含め終了。 試しに洗ってみたいが水回りの工事の前に洗い物を残しておく訳にもいかず 当然全部綺麗になってるので、わざわざ汚すのも勿体ない。 ということで先ずは概観を見つめることに。

 しかしあれだけ気持ち悪かったくせに夜はしっかり麦酒を飲んでました。 最近、酒量が増え過ぎ。少し控えます。煙草よりは節制が効きそう。
8月23日(土) 「ここは何処?」
 年に一度の大学時代のサークルの同窓会。90年に幕張で行われた大会議は、 「環境と開発」を掲げた先進性とバブルの象徴という賛否両論があったが、 当時事務所の存在した場所を取って「恵比寿倶楽部」と名付けられている。 メンバーも二世光臨が増え出席率が下がっていたため、今回は形式を改め 昼間にマンションのコミュニティ・スペースを使って行われ、40名弱(幼児含)が集まった。
 持ち込んだ酒も粗方自分で飲んで仕舞い、事後のカラオケでも飲み続けた挙げ句、 俄に嘔吐感を確認しトイレで出してから時計を見ると既に22時、 会合スタートから9時間が経過しているではないか、早めに帰ろうと思っていたのに 何たる失態と慌て飛び出し豊洲から地下鉄に乗ったはいいが、 既に意識がはっかりせずスヤスヤと眠り込んだ模様。 運の尽きは有楽町線が東武に乗り入れていると認識はしていたものの全く実感が無かったこと。 目覚めると見知らぬ光景が。どうやら埼玉県の富士見ヶ丘市?らしいが、 勿論そこが如何なる地理関係にあるのか全く判らない。 やむを得ずTAXIに乗っても気持ち悪くて眠れない。 そのまま目を開けていると何と外環の入口が見えるではないか。 いやはや「思えば遠くへ来たもんだ〜」と笑ってる場合ではない。 哀しみに襲われる間もなく横になって無理矢理眠りに着いた。 流石に焦っていた様で駅の写真も撮っていない(笑)。果たしてあれは何駅だったか、 本当に富士見ヶ丘市なる地名はあるのか(笑)。 大変な一日でした。
8月22日(金) 「意気込み臨んだものの」
 一泊して本日は父とゴルフ。平日ながらセントクリークは仲々の賑わいで 経営状態が安定していることが伺える。万全を期して臨んだ筈にも拘わらず、 いきなり連続OBでスタート、バンカーで4打叩いてその4打目が池と 前半は悲惨極まりなく久々に70超えとはこれ如何に。 ヘッドアップを父に指摘され、後半こそツーオンパーもあり復調気味だったが、 矢張りドライバーが当たらないとゴルフにならない。 それでもスコアこそ悲劇的だったが、前回恐らく7〜8年前に同地でプレーした際よりは 相当の進境を遂げていることは父にも理解して戴いた様で、 次回は小原CCでのラウンドが行われる見込み。

 終わって栄に移動。会合まで時間があったので本屋にでも寄ろうかと思ったが、 俄に便意があり、ウォシュレット探訪に時ならぬホテル・百貨店巡りの羽目に。 ところが古い建屋ばかりで全く見付からない。何とかバブル期に建築が決まった と想像されるオープンスペースの巨大ビルで用を足し安堵。 名古屋にも漸く大型書籍店が生まれ始めていることと、 名古屋三越の消滅(三越本体に吸収合併)が判ったのが副産物か。
 18:30より高校時代の友人3氏と飲み。記者I氏とは1年振りだが、 商社マン兼ドラマーのN氏、大学助教授のS氏とは、 100人規模の大同窓会で見掛けたことはあっても実質10数年来の再会。 旧交を温め最終の新幹線で帰着の筈がチケットが間違っていて のぞみに乗れぬことが判明。危うく最終のひかりに飛び乗ったが、 困ったものだJR東日本水道橋駅みどりの窓口。
8月21日(木) 「壁一面」
 先週に続き本日からまた夏休みで名古屋へ。昼から定番の墓参コースの後は、 名古屋の家に事前に送付しておいた本の整理。旧ステレオを廃棄しラックだけ活かして 本棚に転用し何とかダンボール7箱の書籍を収めたが殆ど倉庫状態。 19年分の週刊ベースボールの壁占拠率が更に高まって仕舞った。 何れは個人で野球図書館を開設することが長期目標である。これは一寸本気。
8月19日(火) 「元締めに会う」
 夜はYMOcopyバンド界(?)ではその名を知らぬ者はモグリと言われるT氏と バンド面子5人での飲み会。氏はコピーバンドを集めて"YMOdelic Night"なるイベントを 幾度も開催した傑物で、来るべきわが公演に向けそのノウハウを伺うとの名目の下に、 YMO談義に花を咲かせる楽しき夜となった。 ここ2年強はバンド活動から離れられている同氏だが、 何時間も原曲の1フレーズをループで聴きながら、プロフェット5の1音1音をサンプリング するという気の遠くなる様な、氏のコピーにかける情熱の一端を拝聴し一同驚嘆。 是非再びステージに立つ日を臨みたい。我々もまた然り。
 終了後は5人でアレンジ等の打ち合わせ。Y氏提唱の「夜通しパック練習&遊び」にも 惹かれるが、勢いのある内に敢えて少々の準備不足でも公演を行って仕舞うのが慣用か。

 さてフジの王便器映像が波紋を呼んでいる。 福岡ダイエー球団は態度を硬化させ、年内のフジ系番組への出演拒否、日本シリーズ中継権の 対象からも除くという。映像は見ていないが、 爆笑問題の太田氏が述べていた通り、我々の世代のヒーローは長嶋でなく王に他ならない。 我々は等しく「王貞治物語」に触れ、ラーメン五十番の次男して生まれ、 双子の姉の早世を堺にめきめきと大きくなり、中学時代に荒川博に出会い早実で ノーヒットノーラン。巨人入団後は三振王と言われながらも一本足打法で本塁打王に。 中でも鼻に死球を受けながら試合を休まず、 今も王の鼻の骨は曲がったまま、というエピソードは知らぬ者はいないのではないか、 という程強い印象を残している。
 その王を冒涜することは如何な内容でも心情的に許せない。 ダイエー球団は安易に手を握る必要は全く無かろう。
8月18日(月) 「ああ勘違いの巻」
 お盆休みも終わりだが、会社はまだ慣らしモード、やけに暑いのが困りものだが。 昨日述べた如く、三週連続ゴルフで6日の面子調整をと 思いきや、K氏より「6日は麻雀の筈」の返信。実は先週もM氏から同じ返答 があり、自信を持って「いや(麻雀は)13日」と応えていたのだが、 流石に2人から同じことを言われると心配になり、幹事のT氏に慌て電話すると、 何とまぁ、私が間違えておりました。 早速、6日のゴルフを取ってくれたI氏に電話しお詫び、結局13日で再調整 戴くことに。何ともはやすみませんでした。皆様。
8月17日(日) 「君の行く道は〜♪」
 起きたら10時だったが雨も止んでいたので来週からの3週連続ラウンドを控え、 手近に阿佐谷グリーン・ゴルフに練習へ。20yぐらいしかないので 打球の判別がつきにくいが、何時も空いているのと何よりも家から近いので 時間がない時には便利。
 ところがアイアンが右へ右へと反れていき、直そうと思うと今度はまともに 当たらなくなって仕舞った。そこに突然隣の50代サラリーマンと自営業の中間風情の 親爺に声を掛けられる。要は腰の回し過ぎだと言う。確かに腰の回転を 抑え上半身の捻転に留意することは先週の練習で改めて悟ったばかりで、 言われた通りに打つとあら不思議、確かに当たってる。
 実はこの御仁には見覚えがあり、以前にもここ阿佐谷で矢張り唐突に後ろから 教授された記憶があった。で帰って古い日誌を調べてみると、何と2000年夏。 俺は3年間何をしていたのか。さて救いの神か? 果た又ラウンド前にスイングを崩す恐れのある疫病神か? 結果は間もなく出ます。

 アミン元ウガンダ大統領逝去。世に人を食った様な奴は多いが、 人を食った奴は少ない。「待つわ」でお馴染みのフォーク・デュオの語源 (嘘。実際はさだまさしの歌の歌詞「安眠」かららしい)。
8月16日(土) 「代々木遠征」
 常スタの高円寺アフタービートが改装中のため今回は生憎の雨の中、代々木に居を移して YMO練習。レパートリーも9曲に増え4時間練習は少々体力的に堪えた。 テクポリの左手ベースで疲れる様ではいけません。幸宏の唄モノ2曲が音が薄かったりと 再調整の余地アリ。
 ドラマーH氏とグリコの「青春のメロディーチョコ」オマケを交換。何とキャンディーズ で22種コンプリートの由で、「赤道小町ドキッ」が3つでた段階で諦めた私に 「危ない土曜日」が当たり、「雷電」と替えて貰うこととした。 UCYMOが霞む程(?)よく出来ている。
 終了後、代々木駅迄帰途向かうも開かずの踏切に遮られる。 幾ら何でも長過ぎる、と元凶は事故だった様だが、 踏切の多い山手貨物を旅客路線に無理に転用した弊害がここに現れている。 埼京線と東京臨海鉄道の接続で益々需要も増えるだけに、 根本治療が必要ではないか。

 夜は23時頃からTritonLEの音修正に始まり、MDに録った本日の演奏を 聴き直しアレンジ再考〜「留意点」作成、更にmicroKORGの音選びと 終わったのは4時。何れの日にやの公演に向け気合いが入ったか(?)。
8月15日(金) 「時代は洗浄」
 靖国神社に私人として参拝しようかと思ったが大雨のためそれも叶わず(嘘)、 午後から妻の運転免許更新で都庁に同行した後、ビッグカメラで食器洗機を物色。 欧米では早くから普及していた代物も、わが国では水回りの問題等もあり 一般的ではなかったが、洗浄能力も高まり新白物として急速に販売台数を 増やしているのは、その展示スペースの大きさからも判る。
 結局、大きさと投入食器量に応じた省エネ洗浄機能からナショナルの新製品に決定。 7万弱と存外に高いが。
8月14日(木) 「ターミネーター3に併せて」
 昨日撮影中に事故を起こした石原プロが会見。怪我した人も渡哲也に土下座されて仕舞ったら 確かに何も言えない。こういう時に大物俳優を社長に担いでいる効果が現れる。 丁度、王が監督だったためスパイ事件を不問にされた福岡ダイエーの様なものか。

 埼玉県知事選が告示。奥様が話題を振り撒いて落選後、参院に転じて公明会派に身を寄せていた 元大蔵官僚と、民主党一の選挙功者の現職議員2名と、事実上の自民推薦、 更には民主推薦を断わって無党派演出する女性の官僚2名の激戦と伝えられるが、 海の向こうでは加州知事選に何と247人が出馬。ハリウッドを抱える土地柄ならではだろうが 選挙はお祭り、という認識が有権者にも行き届いていそうなところは評価出来る。
 予断だが埼玉知事選出馬の女性官僚の後任の方のお名前が「はにわ」というのは 失礼ながら一寸笑いました。
8月11日(月) 「ボイス・トレーニング」
 これも久々に妻とカラオケに。「高い声が出ない」「若い人の唄を知らない」 「更に"若い人"と言っている時点で既に若くない」の三重苦ながら ギターを抱えて2時間。定期的に大声で唄っておかないと、 唯でさえ裏声が掠れて来たところで歌手生活(?)が続けられなくなって仕舞う。

 夜は南口の「福来門」をパスして北口の「福龍門」へ出向いたが、 驚く無かれ同じ店だった。安いが炒飯は今ひとつ。ところで私の食生活の 七不思議は丼が全て駄目なので炒飯が食えることだろう。 単に我が儘という話もあるが。
8月10日(日) 「おめでとうございます」
 6日に誕生日を迎えた妻と銀座で会食。当初は前日の予定だったが 台風襲来で一日延期に。行きすがら、妻の実家に搬送した旧ゴルフクラブを 新橋の「Golf Partner」改め「Golf Paradice」で売ったが、 とても会食の代金には足りず。でも久々のサバティーニは美味。
8月8日(金) 「神奈川横断の旅」
 夜は横浜飲み会。二次会も終わり時は間もなく午前1時、さてお開きと思いきや、 約1名飲み潰れている人が。タクシーに乗せてもウンともスンとも言わず、 やむを得ず私も同乗する羽目に。 愈々事態は急を告げ、車中で催して仕舞ったが運転手の方が良い方で 深夜の旅に付き合って戴けることとなった。 「お家は何処?(大声で)」「○○小学校ぅ、、」で漸く目的地に辿り着いても 「ここからどうやって行くんですか」「気持ち悪いぃ、、」と埒が明かない。 やむを得ず深夜のお宅に電話して遂に到着。
 ところがまだ終わらない。同じ神奈川の方が搬送するとと乗り込んでいたのはいいが 既に眠りこけておられ、必然的にこちらも送っていかざるを得ない。 時ならぬ神奈川大横断を経て、東名経由高円寺まで帰ることになろうとは 予想だにせず展開だったが、学生時代の様で久々に楽しかった。 4時前着、でお盆週間に入りました。
8月7日(木) 「愛知8区の旅」
 見学同行で愛知県半田氏へ。自動車のシュレッダーダスト処理工場としてその筋では注目を 集めており、月に視察受入が8件!という会社。お疲れさまです。既に私も3度目だが、 行く度に微妙に進化が見られるところが面白い。
 シュレッダーダストとは廃車からエンジン等売れるものが解体段階で取り除かれ、 スクラップ状態になった自動車から、更に再利用に回す鉄を除いた不要物で、従来は埋め立て処理されていた。 しかし、環境問題への配慮からガラスや非鉄金属なども分類し、繊維質は 燃やして再エネルギー化したり、樹脂として自動車用部品に再加工したりと これでもかというリサイクル研究・実践を行っているのがこの工場。
 しかし往復8時間は辛い。殆ど移動してばかりの1日でした。
8月6日(水) 「夏が来た」
 急に暑くなってきたと思ったら早くも曇り気味、再び冷夏に逆戻りすると消費にも響くだろう。 しかし28度制限で暑い会社はすっかり夏休みモードで、人も減ってきた。 経団連担当だった頃からとくに夏は仕事がなくなる年間日程が継続しているので、 資料を作ってみたりと充電期間に突入か。妻が34歳を迎え、ケーキ購入して帰。

 外来語の言い換えは良いことだが、巷間言われる「アイデンティティー」など、日本語では 雰囲気が出難いものも多い。大学時代によく使われた「エヴァリュエイト」を「総括」にすると いきなり左掛かって殴られそうだ。或いは、ユビキタス=時空自在は返って判りにくくなってるし、 インセンティブ=意欲刺激剤では判り易過ぎる。敢えて片仮名にして意味をボカしている ケースもあるので難しいところ。
8月5日(水) 「UC」
 夕刻、新宿に再発YMO関連アルバムを購入に出向く。 ところがTSUTAYA〜Tower〜Versin〜HMVと回って終ぞ全部は置いてない。 7枚の内、端から大村憲司の4枚(「First Step」「Kenji Shock」「春がいっぱい」「外人天国」) と松武秀樹の「LOOM」元盤のファーストのみ購入の予定だったが、 順になし→大村1枚目のみ→大村2枚と松武→大村ファーストのみなし、 でやむを得ずHMVで4枚購入。大村ファーストのみ東芝EMIの発売のため、 店に寄って発売前日の取り寄せ対象が異なるのか。別に数日待てば良さそうなものだが、 無いとなると返って欲しくなるもの。尤も最近は本同様CDもすぐ廃盤になるので 店頭にある内に買わないと危険だが。
 して帰ると完全限定の筈がしっかり店頭でも販売していた、シャツ&バンダナ付2万円のベスト盤、 「UC YMO」が届いていた。鳴呼YMO三昧の一夜。 早速全部聞いたが大村「外人天国」は実に十数年振りだろうか。 「春がいっぱい」は矢張り名盤だと再認識するが、これは嘗て余りにも耳馴染んでいたからなのか。 未聴の方、今改めて初めて聴いても良いと感ずるか、 騙されたと思って買ってみて下さい。それで騙されたら、、、ご免なさい。 そんなことはないと思います。
(追記:6日に「First Step」も無事購入しました。)

 民由合併の世論支持が存外に高くて、俄かに総選挙延期ムードが漂ってきた。 猫を噛む窮鼠が功を奏するか。
8月3日(日) 「夏太り」
 妻の実家の法事。オークラ裏のお寺で法要の後、桃花林で会食。 焼売を7個、炒飯を3杯と偏った食べ方のお陰か、帰って体重を量ると 73kgを超えている。急いで再び痩せなければ。マズイマズイ。
 夏バテという話は良く聞くが未だ嘗て夏に"自然に"痩せた事はない。 寧ろ水分の取り過ぎで太るのが関の山。清涼飲料水が大敵なのは 良く判っておりますが。夜半、夕刻に寝て仕舞ったので寝付きが悪かったが、 カラムーチョは食わず、先ずここから。因みにカラムーチョは スティック型より平型の方が旨いと思うのだが、平型は販売が限られている、 と思いきや最近、東急ストア、OKマートに続き、西友にも入荷された。 人気が上がっているのか、単に夏場だからか。
8月2日(土) 「ノー・ノー・エクスプロージョン」
 本日は三鷹ゴルフで練習。公称200yは一寸サバ読みではないかとも思うが、 無料のバンカー/アプローチ練習場があるのが魅惑的。 でSW片手にバンカー・ショットに励むが、どうも砂を爆発させて 打つことが出来ない。炎天下で首が焼けて仕舞った。

 スペース・インベーダーの音を素材に楽曲を仕立てたCDを購入。 Sketch Showも1曲目に登場しているがこれは駄作。 細野さんが昔出したアルバムの様にアーケード・ゲーム音楽そのままの方が良い。 プレステ2でのリニューアル発売に合わせた企画物ということか。

堀内一三 評論等
コラム堀内一三 03/7

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