11月29日(土) 「ひと月」
10/27誕生の祐旭もはや一ヶ月検診。随分と重くなってきた様に感じてはいたが、
誕生時2680gが4315gと毛沢東も吃驚の大躍進。
一月で平均体重に追い付いて嬉しいやら驚くやら。
小児科医からはいきなり「老け顔ですね」の先制パンチを食らい、
即座に「少年の様な表情をする」とフォローにならない言い訳が入ったが、
沢山質問を用意した割には表紙抜けする程の素っ気なさは健康の証拠とあらば
喜ぶべし。「母乳不足ではないか心配なのですが」「それは無いでしょう。
こんなに増えたのに」と一笑に付されて仕舞った。
ただゲップは5分なら5分毎にゲップさせないと、
空気が腸に入って仕舞う、故にゲップが出ず屁が多いことが判明した。
夜は始めて沐浴から昇格しお風呂に入れました。湯の中では気持ち良さそう。
洗い場に出ると既に減り腹状態で大泣き、
わざわざ赤ちゃん本舗まで行って風呂場で子供を寝かせて洗うためのマットを
買ってきたが、本人が動くしとても寝かせて優雅に洗ってる余裕なし。
精進しませう。
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11月28日(金) 「急いで口で吸え」
先週に引き続き今週も高島屋HMVにCD購入に赴いた。
どうにも偏った購入だが、教授の再発DVDから2枚とスケッチ・ショウの新譜、
そして矢張り再発の右写真。
スネークマンショー本来のコンセプトは楽曲とギャグの融和であり、
最新の音楽をラジオで紹介するために、ひと練りわる笑いを噛ませるものだった。
2枚目のアルバム以降は桑原茂一の意図した本来の趣旨が活かされ過ぎているため、
音楽は必ずしもギャグと直接には関連していないケースが多い。
がこの1枚目は楽曲も大半はわざわざこのアルバムのために製作され、
それ自体笑いが取れる構造になっているのがスタンダード化に繋がった。
「咲坂と桃内のごきげんいかが1・2・3」は今や(それが正しい評価は別としても)ラップの古典と崇められている。
アルバムタイトルは一寸危険で再発ではサブタイトル扱いにせざるを
せざるを得なかった様だが。
スケッチ・ショウの方は想像通りどんどん先鋭化する中で、
教授と3人での曲だけが音楽っぽいというのは皮肉。
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11月26日(水) 「Be Right」
Hr氏が復帰し久々にHs氏の渡米以来半年振りの勉強会。
従来市ヶ谷で行われていたが、U氏の転職とともに会場も品川へお引っ越し。
暫く見ぬ内に品川駅海側の光景が一変している。
何処かで見た様なと思うと、地上に降りずビルとビルを2階の人工通路で
結び、そこを企業人が急ぎ足で歩く姿は天王洲アイルに近い。
新たに作る都市は似通わざるを得ないということだろう。
会はHr氏の新職務を紹介戴いた後、飲み屋で国策談義に。
果たしてわが国は国家・国策・国益という言葉を自然に受け入れる程
成熟して来ただろうか。社民党が崩壊した現在においても、
未だ素朴な左翼進行が跋扈していないか。
これに人為的に対抗するために、「右」思想と天皇制崇拝をストレートに
結び付けたのが保守陣営の罪というU氏の言にも一理あるのだが。
この手の四方山論議は面白い。
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11月25日(火) 「今更ミレニアム」
会社のPCがWin2000に切替で体内のファイルやメールを移管する作業。
今更にWin2000というのも何だが、丸坊主になって戻ってきて使える様に
なる迄がまたトラブル多発。Schedule+なんて世の中に使ってる人
まだ居るのだろうか。OSベースで会社のシステムも組んで仕舞ってるので
替えるとなると一騒動、従って常に数年遅れになるのはやむを得ないのか。
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11月23日(日) 「フュージョンという響き」
今週も土曜は新橋泊。夜中に祐旭が授乳を求めて泣くと私も一瞬起きて仕舞うが、
妻が対応しているのを確認すると、起きようと思ってもそのまますやすや寝て仕舞う。
母は強し。昼間に妻子とも寝ている時、いきなり祐旭が泣き出して慌てミルクを作り出しても
間に合わず、戻ってみると美和が母乳を与えている。乳は強し、父は弱し。
大村憲司の未発表ライブ盤を買ってきた。所謂フュージョンの分類だが、
矢張り70年代の演奏の方がよい。村上ポンタ氏のドラムのノリが私には合わないのか、
エレピの音色に反応したか。
義母より祐旭のデジカメ写真を収めたCD−RWを借りてきたが、これが勝手に
CD−RWを読むためのソフトをインストールして仕舞い、IEが旨く動かなくなるハプニングで
立往生。ところが賀状作成のため買ってきた「はがきスタジオ」がIEの6.1アップグレードを
前提にしており幸便に復活。何が幸いするか判らないものだ。ソフト自体は大したものでは
無かったが。
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11月20日(木) 「右寄りのダンディー」
新橋に赴くと妻の高校時代の友人3氏現る。うち1名はYMOcopyバンドの新規
メンバーになられたH氏。義姉がボジョレーヌーボーを買って来られて一寸飲み過ぎて仕舞った。
皆声を揃えて祐旭を「可愛い」と言って下さる。普通可愛くないとは言わないだろうが、
単純に喜んで親馬鹿振りを発揮。祐旭は首を左に傾げて寝る癖が付いており、
名前からしても右を向くべきでは、と修正を試みる。
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11月19日(水) 「ロシア人は行列がお好き」
特別国会召集日、第二次小泉政権が正式に発足し、日常の日々が帰ってきた感。
首班指名に先立つ議長・副議長選で「副議長・河野太郎君」一票があった由。
親子議員への冷やかしか、笑いを取ろうと試みたか。
衆院第一議員会館は異様な混み方で、入館する人の列が外のトイレまで続いてる。
まともに並んだら入る迄に1時間は掛かりそうな勢い。
終了後、会社の方が購入したCLIEが初期不良の様で全権委任された私が旧そごうビッグカメラに
交換に行くも、いともあっさり替えてくれた。矢張りS社の製品は多いのかと思わせる対応。
カスタマーセンターの対応とともに不信が残った。
波乱なきドラフトが開催。話題は日ハムの須永強行指名ぐらいで、ヤクルトは西村回避。
ドラフトには@戦力均衡 とA契約金の高騰阻止 の2つの意義があったが、
Aは事実上形骸化し、@も逆指名制度導入以来歪になっている。
本来は完全ウェーバーにしてFA取得要件を短縮するのが望ましいが、
わが国プロ野球は甲子園を筆頭にアマチュア球界有名選手の知名度が高いこと、
また実際に新人選手が大きく戦力となることから、一概に米国と同じという訳にもいかない。
ならば完全自由競争制と引き換えにサラリーキャップを導入するか、
正答があるものでは無いのだが。
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11月18日(火) 「もうひとつの誕生日」
祐旭誕生はもう遥か前の様な気がするが、実は本日が予定日。
如何に早く生まれたか、そして早く生まれたにも拘わらず、おかげ様で
元気に育っていることに改めて感謝す。
議員会館特別国会を明日に控え新人・復帰議員は漸くこの日入居。
まだ看板も架け替えられておらず、せわしない。
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11月16日(日) 「知らぬが花か」
祐旭は日々ふくよかになりに赤ん坊っぽくなってきた。
母乳を飲んでは寝て、ウンコして起きて、沐浴して寝るの繰り返しの日々だが、
泣くには食欲と尻が汚れた不快感以外にも細かい種別があるのだろうか。
恐らく鼻がかゆいとか、眠れなくて腹立たしいとか、
日本経済の先行きが不安だとか(?)、あるのだろうが峻別出来ないのが
難しいところ。
日比谷通りに出てみると、開始前にも拘わらず東京国際女子マラソン観戦の人で
溢れている。お目当ては高橋尚子選手だろうが、負のイメージのある高橋選手の
単なる勝利は望まず、現にその通りになった。では何故高橋に悪印象があるのか。
マラソンは極めてストイックな生活を強いられる競技であり、
その過酷な生活を選手に強いるために、とくに女子選手には
「マラソンのみがわが人生」と信じ込ませなければならない、
とかつて小出監督が述べていたことがある。
多くの選手はやがて「マラソンだけが人生ではない」ことに気付き、
或いはコーチや同僚を伴侶とし、競技の中に普通人としての生活を
持ち込むか、競技を自己表現の一手段と位置付けるか、更には
仕事と割り切るか、何等かの心理的な整理を経て、競技続けていく。
しかし高橋の場合はそのままの状態で五輪に勝ち、マスコミに
ある種宗教的とも言える突き抜けた明るさを賞賛されたことから、
素直に増長して仕舞った感が伺える。
勿論そのままで勝ち続けていければ競技者としてはそれでいい訳だが、
年齢的に見ても、敗北を喫し、"前向き"や"ポジティブ"等と称される
要素だけでは生きていけないことを悟るには、本来今回の敗北は
決してマイナスではない筈だ。
惜しむらくは立ち止まり、再びトップに駆け戻るには、
五輪まで残り1年弱という時間は短か過ぎるということだろう。
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11月15日(土) 「半裸のGet Back」
ビートルズの「Let It Be,Naked」が発売された。これはかねがね
Fスペクターのオーバープロデュースに批判的だったアルバム「Let It Be」を
"本来の姿に戻す"と名打って製作されたアルバムだが、
「Abeay Road」以前に、「Get Back」のタイトルで発売直前に中止になったものが
様々な形で出回っており、それを聞く限り顕著な違いが見られるのは
ポールがしつこく主張している「The Long And Widing Road」ぐらいで
大半は同一テイクが使われている。寧ろ今回の「Naked」でGet Backセッション
録音でない「Across The Universe」を残していたり、
「Dig A Pony」や「I,Me,Mine」のテープ編集はそのまま等、
"裸の"の趣旨とは少々違う気もするし、「Don't Let Me Down」は
シングル盤より演奏の質が悪いのでは本末転倒。
「ラストダンスは私に」は兎も角、
「テディ・ボーイ」は収録して欲しかった様な。既にポール名義の曲に
なっているからか。良くも悪くもこのアルバムがポールのためのアルバム
だったことが、改めて明確になった感、矢張り長生きするが勝ちということだろうか。
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11月14日(金) 「それはないだろう」
道路公団新総裁に近藤剛参院議員が内定。経団連と会員企業が苦労して当選させたのが
一夜で無意味に。何を考えているのか。
昨夜はCSで放映されていた「ノッティングヒルの恋人」を1時迄見て仕舞った。
ビデオでも見たが、「ローマの休日」現代版、笑いが旨くまぶしてあって良く出来ている。
Jロバーツの口がデカ過ぎることを除けば。どうも一人暮しだと夜深しになりがち。
夜が入る日は0時過になったり、2時3時になるから
週の半分位だが、普通に帰宅すれば23時就寝を10年位続けているにも拘わらず、
一人だと無意味にTVを見続けて仕舞う。気を付けましょう。
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11月12日(水) 「白いボード」
総選挙後初めて議員会館に出向く。引越しの最中で幾つもの事務所名が空白になっているのが
寂寥感を誘う。こうしてみると社共のみならず、現職の落選が多かった選挙ということなのか。
引退事務所は既に告示日迄に会館事務所を引き払い、改装が為されているが、
不幸にも落選した事務所は本日の朝迄に退去、即刻改装を経て特別国会前に新しい住人を
迎えなければならないので忙しない。因みに、再選されても希望して部屋を移る方もおり、
その際は出た方の部屋は改装されないので、新しく入った方は貧乏籤となる模様。
漸く落ち着いてきたのでコラム掲載を再開しました。引き続きお付き合い下されば幸いです。
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11月9日(日) 「長い一日」
朝杉並区役所に赴くも書類を間違えたため引き返し、1年以上使っておらずすっかりパンクしていた自転車で
再度出立。ギリギリ誕生2週間目で無事出生届提出と相成った。再度戻って今度は投票、以降は篭って風呂掃除、部屋のお片付けなど。
20時よりテレビに齧りつく。出口調査では各局とも恐ろしく民主優勢で驚愕が走ったが、
恐らく過去最高だった不在者投票の大半が与党票だったのだろう、終盤に近付くに連れ
選挙前の予想よりは伸び悩んだとはいえ、自民もまず安堵出来る議席に落ち着いた。全体を振り返ると
○小選挙区制導入から10年経って二大政党制が固まった。
○民主躍進は事実だが、開票開始直後の勢いが徐々に下がっていったので、
「勝者なき選挙」の印象が強くなった。
○自民が比例で負けたのは「比例は公明へ」のバーターが機能し過ぎたからではないか。
○但し「小泉神話」が崩れ、来年の参院選に向け政局も予想される。
○出口調査もだが、マスコミの事前予想と逆転して選挙区が極めて多かった。
○高齢・世襲への批判が強く現れた。(但し、候補者決定段階で自民が分裂し民主に漁夫の利を浚われたケース多し)
といったところか。個人的には政治関連の仕事に就いて初めての選挙であり、
個々の候補者の事務所の方々の顔が頭に浮かぶ、とはいえ矢張り第三者に過ぎないのは事実だから、
開票速報は不謹慎に言えば大層楽しめ、気合が入り、同時に気を揉んだ。
3時迄見る積りだったが、概ね顔が浮かぶ方々の帰趨が判った2時前に知らぬ間に寝て仕舞った。
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11月7日(金)-8日(土) 「沐浴と日の丸」
本日も妻の実家に出向きそのまま泊まり、土曜は
ミルク作成、沐浴を妻から習う。病院と杉並区のと各々の母親学級最終日が
父親参加回になっていて沐浴実習もしたのだが、成る程お人形と本物では
全然違うではないか。1ヶ月は妻の実家に居るので私の沐浴実施は土日のみで
家に戻ってきて通常の風呂体制になってからが私のメイン出番となろう。
この日漸く名前が決まる。「ゆうき」の音が先に決まり、姓名判断による
字の候補の中から「祐旭」とした。願わくば、人を祐け、明るさをもたらすことの
出来る男に育ってほしい。
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11月6日(木) 「再会」
一週間振りに息子にご対面。少しずつ顔もふっくらしてきた様に見えるが、
相変わらず私に似ているとの評が多く、嬉しいことだが、
男の子なので何れ妻に似てきて旨くミックスされていくのではないか。
病院では余り泣かず大人しそうだったが、元気に「オギャー」と叫んで
母乳を飲んではウンコして寝ている。
いや〜よく生まれてきてくれたなぁと感慨を新たに。頑張りましょう。
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11月3日(金) 「外聞」
ダイエー球団は小久保の巨人への無償トレードを発表。
経費節減のための放出はやむを得ないとしても、何故金銭なり若手との交換なり、
形を繕うことをしなかったのか。ダイエー、読売両球団の品位を疑う。
この日はタイミングを失い絶食して仕舞った。翌4日午後迄断食続く。
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