中途入社にして、あまつさえ全従業員百分の四人となると特筆すべき事態だろう。 件の主役は(株)グロービス。92年に設立された新進企業で、ビジネスリーダー養成のため、 aビジネススクール、b組織・人材開発コンサルティング、cビジネス書出版(代表作: MBAシリーズ)、dベンチャーキャピタル、eマネジメント層人材バンクの5事業を行う。 同社に今般、米NY大留学より帰国した辻田尚代氏が入社。高森、大島(何れもTO89)、 山口(TO91)の3氏と併せ、旧AIESEC東大委メンバーの実に3世代4氏が集結することと なったのである。 この特異現象につき、大島一樹氏は「ビジネス、人材育成、企業家精神等、AIESEC時代に よく聞いたキーワードと近い企業」故と分析する。また自身芸能等評論活動でも知られる 高森厚太郎氏は、同社の求める人材像を「スキルとウイルがあり、何より社風にフィット していること」と位置付けた上で、その社風を「オープン。自由闊達(放任?)。フラット な組織、みなポジティブで理屈っぽく議論好き」として、往時のAIESECとの一定の近似性 を指摘している。また海外留学経験者の高比率が、関係者の原像と重なる部分も多かろう。
取りまとめた(記録は1〜25000件現在、敬称略)。
明らかにペースダウンが見られる。88世代十年祭も控え、巻き返しに期待したい。 それでは貴方も記帳しましょう。こちら
わが国は今、重大な岐路に立たされている。 とのっけから剣呑な表現で恐縮だが、一言で 言えばこの想いから昨年、「日本を考える」 と題した政策立案の頁を立ち上げた。 結果的に、国民統合の理念の追求というお題 こそあれ、自由討議オンリーの手法と、編者 の力不足も相俟って、休眠状態に陥り現在に 至っている。 そこでこの度趣向を改め、テーマ毎に争点、叩き台を提起し、これら討議を通じて 帰納的に、この国のかたち、あり方を模索していくこととした。相変わらず編者の 力量に拠り、果たして第二・第三のテーマを絶えず供給出来るか不安は残るが、
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