大減量計画
(02/9)
 唐突だが可成り増量した様である。ここ13年、微増
  はあっても恒常的には67キロを維持し続けてきた私
  の体重が8/27現在73キロを記録。既に大学時代から
  外面は痩せていても、腹の厚みはしっかり確保して
  きた筆者だが、加齢による代謝の衰えに加え、長年
  の胃痛が悪化し多発性潰瘍に至った挙句、薬でほぼ
  完治したため、返って栄養の吸収が良くなり、増量
  に寄与したのではないかと思われる。

 即ち、本来私の食生活ならば著しくデブ化していても
  可笑しくないところを、微妙なバランスが固定体重
8/29現在の体型。大学時代から出て
いた腹の増長が更に顕著
 を維持させていたということだが、いい加減体が重く、ウェストも90台目前のため、
 重い腰を挙げて自主減量計画に立ち上がるに到ったのである。
 体型変遷 (1984−89)
(左より)@84年太る前 A85年急増時84kgに B友人に諌められ減量不達成の場合
 罰金支払を約し、86年67kgに戻る C浪人時代動かず食うばかりで再び80kg到達
 D大学入学後1年で三度67kgに 体型的にはこれが一番痩せている頃か
減量に特段の計画はなく、
  ◇飲物は甘味を極力控え、お茶を中心とする。缶珈琲は1日1本迄。
  ◇夕食は腹八分目とし、22時以降は極力物を食べない。カップ麺を一切食べない。
  ◇酒は原則社用以外は口にしないこととす。
 これらを漫然と実践すれば、ベスト体重に戻ると思われるので、目標は旧体重−1
 の66キロとする。これに伴い、本頁冒頭に更新後後に拙重を掲載することとしたい。

総じて人間も体型も丸くなる年代、皆さんも私と一緒に減量しませんか?
踊り踊るなら
(02/8)

 夏が近付くと高円寺・パル商店街では至る処で
  お囃子のメロディーと、それに合わせて踊る
  子供達の練習風景が現れ、日一日とぼんぼりの
  数が増え、一夜にして駅前ロータリーの放置
  自転車が全台撤去される。

 昭和32年、「ばか踊り」の名称で誕生した高円寺
  阿波踊りは今年、45回を迎えた。毎年8月27、
  28日に開催され観客動員百万を誇る高円寺最大
  の祭りは、ここ数年頓に彩りを増しつつある。
高円寺在住歴三度、12年になる
 筆者だが、小・大学時代の住居
 は駅から距離があり、見物を
 堪能した記憶は少ない。が
 現在は当に眼下に踊り狂う
 人々が溢れ、一歩出れば林立
 する見物人の山。

昨今は出番の消えつつある舞踏
 、体が動く内に一度は出て
 みたいものだ。
(左)浴衣姿の妻・美和と (右)99年光景。変わらないか、、、
(左)幾ら何でも込み過ぎ高円寺駅 (中)発祥の地「パル商店街」。現在アーケード改修中のため
空が広がる。(右)ねじめ正一氏の小説で「純情商店街」に改称された嘗ての「高円寺銀座」

 コラム 阿佐ヶ谷七夕祭り
昭和29年開始の伝統を持ち、
 仙台・平塚に並ぶ三大七夕
 祭りとされるが、張りぼて
 オブジェ品評会のイメージ
 で存外に地味。
 会場のパールセンターには
 ねじめ氏の実家民芸品店が
 ある。
キーボードのある人生
(02/8)

新しいキーボードを購入した。と言って
 も
太田康広氏の様にPC環境の改善に
 資するためではなく音楽演奏用、所謂
 「鍵盤楽器」である。
 私の鍵盤購入は、中学期のRoland JUNO-106、高校のYAMAHA DX7U、大学卒業後間も
  なくのKORG 01/Wに次ぎ、10年振り4度目。前回SK Laboratoryレコーディングの際、
  椙山泰生氏が使用した同型機をその1年後に購入したのに続き、今回も途絶している
  平田氏新曲製作に当たって上田谷真一氏が入手したKORG Tritonの廉価版、Triton LE
  を購入した。どうも隣の芝生が青く見える悪い癖がある様だ。

 この10年の間に、鍵盤事情は著しく変貌した。JUNO、DXがMIDI※1の第一世代とすると、
  O1/Wは80年代末からのシーケンサー※2内蔵のオールインワンシンセの第二世代になる
  が、往時はシーケンス部のMIDI規格は各社バラバラで、このすぐ後に統一規格SMF
  (Standrad Midi File)が生まれ、MIDI演奏データが大量に販売される様になり、95年
  には自身の成婚を前にYMO演奏に備え、SMF対応のシーケンサーを導入した。この
  YAMAHA QY-700は現在も名機として、ほぼ定価販売されているのは嬉しい限りだ。

 時を経て現在はデスクトップ全盛で今やオールインワン機も主役の座を外れつつある。
  即ちPCにシーケンスソフトと音源、簡易キーボードを付け、あまつさえサンプリング
  主体のハードディスク録音で今やMIDIすら旧態の感少なからぬ勢いだ。
 この期に敢えて一体機を購入した
  のは最早新曲作成でなく、純粋に
  遊びのための演奏を主眼に置いた
  からに他ならない。「大人の玩具」
  とした場合、本Triton LEは実に
  有用である。まず最近の鍵盤楽器
  はプリセット音色を組み合わせた
  プログラムでドラムループとそれ
  風の音色がセットされている。
  即ち「Trance」とか言う題目だと
  左でベースを弾くとトランス風の
  リズムが延々と続き、右手で派手
(左)仰々しい90年当時の粥川機材陣。メインはDX7U
(右)上田谷家に鎮座するトライトンとともに
  なキンキン、ピコピコ音を弾くという具合で、ここら辺実際に楽器屋ででも触ってみて
  戴ければ感慨を実感されよう。
 加えて一寸したサンプリングも可能。高校時代に買ったエフェクターに簡易機能があり、
  「タタタタ田谷力三」などとお約束に励んでいた頃から、使う方が進化していないので
  宝の持腐れに終わる可能性も少なくないが、早速YMOの音源から「トキオー」をコピー
  して遊んでみる。コピーするメディアもスマートメディアになった。

 ということで当分は飽きそうにない。同時に、椙山氏の京都移転で実質打ち止めの
  「ニセYMO」だが、上田谷氏と他の面子で新たにスタジオYMO演奏遊びも再開して
  いるので、何時の日か本機が皆様の目に触れる機会も訪れるやも知れない。

  ※1 MIDI:Musical Instrument Digital Interface。楽器同士を接続しその音楽情報をデジタル信号
     によって伝達するためのインターフェース、及びその規格。
  ※2 シーケンサー:MIDI演奏データを記録、再生する機械。QY-700はXG音源対応。