鑑賞日:2003.08.01/公開日:2003.07.12
「ターミネーター3(TERMINATOR 3 RISE OF THE MACHINES)」
(演)アーノルド・シュワルツェネッガー、ニック・スタール、クリスタナ・ローケン、クレア・デーンズ
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、ターミネーターシリーズ第三弾の「ターミネーター3」です。
第一弾の「ターミネーター」が公開されたのは、今からナント19年も前の1984年のこと。
前作の「ターミネーター2」が公開されたのが、12年前の1991年。
どちらもそれぞれインパクトのある作品だったので、なんかそんなに昔の作品に感じませんが、
12年ぶりに作られた作品なんですね。
ちなみに、私は「T1」はTV放映でしか観てませんが、「T2」は映画館で観た世代です。本作は公開からしばらくして観たのですが、
近くに座っていた高校生くらいのカップルが「T2ってさぁ10年以上も前のヤツなんでしょ〜?
その頃、映画とか観る歳じゃなかったし〜、ストーリーのつながりがよくわかんないんだけど〜!キャハハ!(笑)」
と言っていたのを聞いて、ショックでしたー。うーん、現役の高校生じゃぁ「T2」は劇場で観てませんよねぇ。
しかも、1作目なんて生まれてないでしょうし。(^-^;
「今の高校生の倍くらい生きてるんだなー」などと思いがけず自分の歳を再認識してしまいました。(^-^;
ではここで、前2作をご覧になったことがない方のために、「T3」の前までのストーリーを簡単にご紹介しましょう。
『T1』
1984年のロサンゼルス。女子大生のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)の前に、謎の男2人が現れる。
一人はサラを殺そうとし、もう一人はそれを阻止し「生き延びたければ一緒にこい」とサラを連れ出す。
カイル・リース(マイケル・ビーン)と名乗るその男は、1997年8月29日に人工知能網スカイネットが人類に反乱し核戦争を起こしたこと、
生き延びた人類がスカイネットを倒すための戦闘を続け、2029年にやっと戦争は人類側の勝利のうちに終結をみようとすること、
人類を勝利に導く指揮官がサラの息子ジョン・コナーであること、スカイネットはジョンの母親であるサラ抹殺するため、
時間移動装置を使って“ターミネーター”と呼ばれる殺人サイボーグT-800をサラの元に送ったこと、そして彼は未来のジョンの命令でサラを守りにきたことを告げる。
最初はカイルの言うことが信じられないサラだったが、
サラを狙う謎の男が、何度撃たれても死なないのを目の当たりにしてしまう。いつしかサラは、
自分の命を賭してサラを守ろうとするカイルに惹かれ、カイルの子ども(後のジョン・コナー)を身ごもる。
しかし、T-800はカイルを殺害、サラはなんとかT-800を粉砕することに成功する。ダダスダンダダンッ.ダダスダンダダン!
『T2』
前回の試みに失敗したスカイネットは、今度は少年時代のジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を抹殺するため、
新型ターミネーターT-1000を1994年のロサンゼルスに送る。未来のジョン・コナーはそれを阻止するため、
ジョンの命令に従うように改造したターミネーターT-800を1994年のジョンの元に送る。
ジョンは、『T1』での体験を誰にも信じてもらえず(証拠品がなぜかなくなっていたため)精神病院へ強制入院させられていた母サラを、
T-800と共に救出。さらに、スカイネットの元となったサイバーダイン社の人工知能研究が、
前作でターミネーターが残したチップ(証拠品がこんなところに!)を元に進められていることを知り、
その研究成果を葬る。T-800はT-1000を破壊するが、自分の身体が人工知能開発に悪用されるのを防ぐため、
溶鉱炉で自分を溶解するようジョンとサラに指示。ジョンとサラはT-800を溶鉱炉に沈める。ダダスダンダダンッ.ダダスダンダダンッ!
これで、人工知能が人類に宣戦布告する“審判の日”は回避されたはずだったんですが……。
と、ここからが「T3」となります。
今回の話は「T2」から10年後の2004年が舞台という設定になっています。
ということで、「T2」の主演ジョン・コナー役に大抜擢され、一躍有名人となったエドワード・ファーロング
が今回もジョン・コナー役で出ていてもいいはずですよね〜。
でも、ジョン・コナー役になったのはニック・スタール。
さて、何でエドワード・ファーロングが続投しなかったかということですが、
実は彼は数年前からドラッグ中毒という問題を抱えているんですね。←多分現在進行形。
そんなわけで、オファーされなかったようです。
「T3」が製作決定した段階で、成長したファーロングくんを観たい!と期待していたファンも多かったのに、残念なことです。
まぁ、でも状況が状況なので、俳優の交代は仕方がないとは思います。
が、ニック・スタールというキャスティングは、個人的に納得いきません。
というのも、目つきがかなり違うのです。エドワード・ファーロングの目には反骨心や強さが感じられたけど、
ニック・スタールの目からは動揺とか絶望しか感じられません。顔が違うのは目をつぶるとしても、
「何があった、ジョン・コナー!」というくらいの変わりようです。あの状態でリーダーになれるとは到底思えないのですが……。
ただ、ストーリー的に、ひょっとしたらわざとそういうキャスティングをしたのかもしれません。
←なぜって今回のT-850は、ナント、ジョン・コナーの命令に従わないのです。詳しくは劇場で。
その他にも、今回は監督がジェームズ・キャメロンからジョナサン・モストウ に変更してます。
シュワちゃんはもちろん続投ですが(ちなみに今回はT-800ではなく、T-850)、サラ役のリンダ・ハミルトンは回想シーンでしか出てこないし、
敵役ターミネーターも前回のT-1000からT-Xに変わっているということで、
ロバート・パトリック(最近チャリエンに出てましたね。結構いい歳なので、たるんだ気がしますが)からクリスタナ・ローケンへとバトンタッチ。
つまり、メインキャストで3作通してまともに出演しているのは、シュワちゃんだけなのです(ちなみに、メインキャスト以外では精神科医のシルバーマン先生役の(アール・ボーエン)が全作出演しています)。
余談ですが、19年前とあんまり変わらない肉体ってすごくないですか?←顔はだいぶ変わりましたが……。
ちなみに、シュワちゃんは、この作品のために半年も筋トレしたそーです。
その甲斐あってシュワちゃんは吹き替え(代役立てることね)なしで出演しています
(このくらいの歳になると、女優はもちろん男優もオシリとかが出てくるシーンなんかでよく吹き替え使います)。
さて、本作の内容ですが、(未来と運命に対する価値観が)前二作とは大きく路線が違うような気がするので、
敢えて書きません。ただ、前二作を観ている人は、「ここまで引っ張ってて、結局そーいうことかい!」
と思う人も少なくないような……。(^-^;
でも、細かいところでは、前二作を踏襲しています。
例えば決めゼリフなんかが良い例です。「I'll be back」とか「Come with me if you want to live」とかね。
ラストは賛否両論分かれそうですが(「T1」、「T2」のストーリーが好きな人は“否”が多くなりそう……)、
意外と前二作を観てない人にはいいかも←つまり、続編としてではなく、別物として観た方がよろしということで。(^-^;
また、アクション好きには無難におすすめです。
逆に、「T1」、「T2」の絶大なるファンや、色々考えてしまうタイプの人には、
あまりおすすめできません。
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