鑑賞日:2003.08.25/公開日:2003.08.16
「コンフェッション(CONFESSIONS)」
(演)サム・ロックウェル、ジョージ・クルーニー、ドリュー・バリモア、ジュリア・ロバーツ

コンフェッション チラシ
ギャガ=ヒューマックス 提供
皆さん、こんにちはー。 今日ご紹介するのは、サム・ロックウェル主演の「アイデンティティ」です。
 この作品は、実在する“伝説の”TVプロデューサー、チャック・バリスの自伝を元にしている点、 ジョージ・クルーニーの初監督作である点、そして豪華キャストという点で、公開前から話題になっていました。
 ところが、フタをあけてみると、どうも日本での興行成績がパッとしない様子。公開一週目で7位、 その後も8位と伸び悩んでいます。話題作のはずなのに、なぜなんでしょーね?
 その理由を考える前に、ここでまず簡単にストーリーをご紹介しておきましょう。

1970年代、伝説のTVプロデューサーといわれた男、チャック・バリス。 人気TV番組「ゴングショー」の発案・司会をつとめ、 アメリカのバラエティ界のトップに上りつめた彼にはもうひとつの夜の顔があった……。 売れない時代に謎の男ジムが接触し、CIA工作員としてスカウトされ、 昼と夜の二重生活を送ってきたというのだ。果たして、その真相は……?

 ――さて、ヒットしない理由。(^-^;
 ストーリーとしては、センセーショナルだし、いかにも映画になりやすそうな点では◎だと思います。 主演のサム・ロックウェルの演技も素晴らしかったです。いやー、 「グリーン・マイル」 でのイカレた囚人がかなり強烈なインパクトだったのですが、 本作品でも存在感ありますねぇ。二重生活の疲れがどんどん出てくるあたり、リアルすぎます。 ちなみに、私はチラシのロックウェルの目つき、生理的に受け付けません。 虚勢と、奢りと、他人を寄せ付けない感じと、ケンカ腰な感じと、いっちゃってる感じが、 ごちゃ混ぜになっているというか……。 が、チャック・バリスは人格者ではないので、こういう目つきが出来てしまうサム・ロックウェルはハマリ役です。
 話がそれました。
 主演俳優の演技も良し――なんで、他のキャストですが、 チャックの恋人役のドリューも良かったです。個人的にああいう性格の女性は好きではありませんが、 ああいう女性じゃないと、ああいう男性は手に負えないだろうなぁと思いますし……。 ←意味不明だと思いますが、気になる方は劇場でチェックしてください。(^-^;
 ジョージ・クルーニーもクールでなぞめいていて、ナゾの人物っぽい雰囲気十分だし、 ジュリア・ロバーツの悪女役も珍しいし(っていうか初めて??)、 特にミスキャストって感じもありませんでした。
 と、ここまでは、いかにもヒットしそうな感じです。 では何が問題なのかってことですが、個人的に、チャック・バリスそのものの知名度の低さ(これは仕方ないね) と、サム・ロックウェルの知名度の低さ(結構出ているけど、日本でメジャーじゃない)と、 映像の見せ方が問題だったのではないかと思います。
 特に最後の要素は大きい(前の2つは他の作品でもよくあることだし)! 何て言うのかな、マニア受けしそうな作りとでも言ったらよいでしょーか。 ジョージ・クルーニーは、この作品で、チャック・バリスの自伝を“肯定も否定もしていない” というスタンスで撮ってるんです。事実なのか、単なる妄想なのか、そのあたりは観客が自由に想像してね、 みたいな感じ。 ただ、この色々考えられるようにするために、 映画のところどころで“ちょっと引いた視点”がいきなり入ってくるんです。 具体的には、チャック・バリスの関係者のインタビュー映像という形でですけど。
 ここの部分があるから、「あれ? 今のはひょっとして事実じゃないのかな?」とか考える余地ができます。 そういう意味では、凝った作りとも言えるのですが、 この手の話をフィクションとしてどっぷりその世界に浸かりたい人には、余分なんですよね。
 つまり、チャック・バリスの告白本の内容を“事実か否か”という視点で淡々と観たい人にとっては、 良く出来た映像ということになり、チャック・バリスが告白本で“どんなことを言っているのか” だけを“チャック・バリス”ワールドの中で観たい人には、余計な演出が入っているという感じになるのではないかと思います。
 というわけで、ジョージ・クルーニーがかなりこだわった映像を観たい人にはオススメしますが、 フツーの見せ方でいいよって人には、あまりオススメできません。(^-^;
 が、ジョージ・クルーニーやドリューファンは必見でしょうね。やっぱり。

【Holyの評価・・・(-_-)Soso ← 個人的に、好みの見せ方ではありませんでした。 この作品は見せ方が大きな比重を占めるので、この評価。でも、初監督作品としては、映像的にこだわって作りこんだと思うし、 好みの問題なので、「サイコー!」という評価の人もいるでしょう(特にマニアックな視点で観る人)。 ロックウェルとドリューの演技は誰にでも見ごたえあります!あ、そうそう、ある大物俳優がカメオ出演してるので、 劇場で観る人は是非探してみてね!(答え:ブラッド・ピット、マット・デイモン)


鑑賞日:2003.08.19/公開日:2003.10.25
「アイデンティティ(IDENTITY)」特別試写会参加!
(演)ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、アマンダ・ピート、クレア・デュバル

アイデンティティ チラシ
ソニー・ピクチャーズ 提供
皆さん、こんにちはー。 今日ご紹介するのは、ジョン・キューザック、レイ・リオッタ主演の「アイデンティティ」です。
マット・デイモン主演のヒット作に「ボーン・アイデンティティ」がありますが、 こちらと混同しないでくださいね。
 話がそれました。それにしても、ジョン・キューザックとレイ・リオッタの組み合わせって、 いかにも“よくあるストーリーじゃない”感じがしませんか?なーんか、クセありそうって言うか……。
では、ここでまず簡単にストーリーをご紹介しましょう。

精神科医(アルフレッド・モリナ)は、自らが担当した連続殺人犯の資料に、これまでの判決を覆す“新証拠”を発見し、 明日へと迫った死刑に「待った」をかけようと連絡をとっていた……。
時はさかのぼりある嵐の晩、身動きのとれなくなった旅行者たちが人里離れた不気味な雰囲気の漂うモーテルで一夜を明かすこととなる。 女優とその運転手、交通事故にあった子連れの夫婦、犯罪者を護送中の警官、娼婦、新婚カップルなど、 全員で10名。そして、彼らは1人また1人と何者かによって殺害されていく……。
しかも、全ての死体のそばには、何かを秒読みするかのように、「10」、「9」、「8」 と部屋の鍵が順番に置かれいた。何者かによって選ばれた人間が集められ殺されているのか、 あるいは偶然に連続無差別殺人の標的となってしまったのか、 人数が減っていくたびに彼らはパニックになり、そして疑心暗鬼になっていく。
運転手エド(ジョン・キューザック)は、娼婦パリス(アマンダ・ピート)、警官(レイ・リオッタ) と共にを真犯人を模索するが、次第に恐るべき事実が明らかになっていく……。

 ものすごい豪雨により道路は冠水し、電話が不通となり、完全に外部との接触手段を絶たれてしまった10人が、 一人一人と死んでいくというストーリーは、ミステリの女王アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」 を彷彿とさせます。ただ、その殺され方は一時期「ラスト・サマー」なんかで流行ったショッキング・ミステリーっぽい感じです。
 ただ、この話はモーテルでの殺人が主軸の描かれ方をしていますが、 実は冒頭の精神科医の部分が全てのナゾを解くカギになっているのです。 というわけで、冒頭のところを見逃したり聞き逃したりしてしまうと、 最後に「そーいうことだったのか!!!」とちょっと附に落ちないながらも、驚くということになります。 特に、精神科医がとある診断名(解離性同一性障害(いわゆる多重人格)) をかなり最初の方で見せるのですが、これが最大のヒントです。これを見逃してしまうと、 実は主軸ではないストーリーに基づいて謎解きをしたくなるので、 謎解きを楽しみたい人はちょっと引いた視点でこの映画を観ると良いと思います。 あ、それとタイトルも大きなヒントですね!このタイトルは結構ハマってますよ!
 また、「シックス・センス」以来、ラストだけでものすごい大どんでん返しをしてしまうという手法が、 結構使われてしまっているので、そういう意味ではラストに“これまでにない衝撃” を受けるまでにはなっていないと思うのですが、精神科医の場面を最初にもってきたこと、 そしてその展開から、モーテルの場面へのつながり方がうまいことから、 結構真犯人当ては難しいのではないかと思います。
 ただ、残念なのは、ラストが“大どんでん返し”になってはいますが、完全にストンと落ちるオチではないところ。 なんて言うのかな、“大どんでん返し”をするために、ストーリーの緻密さを犠牲にしてしまった気がするんです。 ヒントとなる診断名について全く知識がない人は、「なんだ、そういうことなの?」というちょっと消化不良を起こしそうだし、 逆にすごく詳しい人は「それはあり得ない〜!」と別の意味で消化不良を起こしそうです。 ちなみに、私はこのヒントになる部分は、個人的に大変興味を持っている分野のため、予備知識が邪魔になりました。 だって、主人公オリジナルな“IDENTITY(人格)” が出てこないんだもん。ただ、そこを描くとトリックが見え見えになるので、描けないんですけど。(^-^;
 ただ、ジョン・キューザックとレイ・リオッタのどちらも“何か隠していそうな”雰囲気がすごくよく出ているし、 大雨の不気味なモーテルもすっごい舞台として恐怖感をそそるような場所なので、 低予算映画にしてはとてもよく出来ている作品だとは思います。
 というわけで、真正面から正々堂々とナゾ解きをしたい人には、若干物足りなさは残るでしょうが、 ぞくぞくする感じを楽しみたい人、生々しい殺人場面はイヤだけど恐怖感を味わいたいという人、 また緻密に練り上げられたストーリーは逆に難しいから苦手という人には、うってつけの作品です。
 なんだか結構辛目なことを書いちゃいましたが、私的には期待していた以上に楽しめました。

【Holyの評価・・・(^-^)/VeryGood ← 低予算映画の割には、よく練られたストーリーだと思います。 ちょっとオチがファイト・クラブっぽい気がしないでもありませんが……。 ちなみに、物語の冒頭で色々伏線があります。これを見逃すと、オチは読めませんよ!


鑑賞日:2003.08.03/公開日:2003.08.02
「パイレーツ・オブ・カリビアン(Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl)」
(演)ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、ジェフリー・ラッシュ、キーラ・ナイトレイ

パイレーツ・オブ・カリビアン チラシ
ブエナビスタ 提供
皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、ディズニーランドの人気アトラクション“カリブの海賊”を映画化した「パイレーツ・オブ・カリビアン(←そのまんまのタイトル)」です。
このサイトを以前からご覧になっている方は既にご存知でしょうが、 私は「シザー・ハンズ」からジョニー・デップのファンなんです。 それに、「ロード・オブ・ザ・リング」 ではサラサラヘアのレゴラスにすっかり心を奪われてしまいまして、これは是非観にいかなくては!とはりきって観て来ました。
では、ここでまず簡単にストーリーをご紹介しましょう。

時代は、海賊たちが大海を荒らしていた頃。そして舞台はカリブ海の港町ポートロイヤル。 ――総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、子供の頃にウィルという少年から手に入れた黄金のメダルを今でも大切に身につけていた。
ある日、町はキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)が率いる冷酷な海賊たちに襲われる。
鍛冶職人として成長したウィル(オーランド・ブルーム)は、剣を手に勇敢に敵に立ち向かう。 だが、奇怪なことに海賊たちは心臓を剣で貫かれても甦り、決して死ぬことはなかった。 しかも、意外なことに海賊たちは町の財宝には目もくれず、エリザベスをさらい、 伝説の海賊船ブラックパール号で逃走する。
密かにエリザベスに思いを寄せるウィルは、彼女を救うために一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ) と手を組み、海賊たちを追うのだった……。

とまぁ、ベタなストーリーなんですが、これがベタな割に楽しめる作品なのです。
いえ、決して私がジョニー・デップとオーランド・ブルームのファンだからということではなく、です。……多分。(^-^;
何しろ、まず、カリブの海はきれいだし、VFXも凝っているし、 それに加えてジョニー・デップとオーランド・ブルームが主演でビジュアル的に楽しめます。
それに、ここまで彩り鮮やかで、スケールの大きい海賊娯楽映画って、他にないんじゃないでしょうか。 そういう意味で、描いている世界も現代人にとっては新鮮に映ります。
そして、キャスティングの妙!
ナント言っても、ジャック・スパロウのキャラクターが光ってます。←若干浮いているという声もありますが……。
カラフルで、陽気で、底抜けに間抜けに見えるときもあれば、カッコイイ場面もありと、 飄々としたキャラクターを思いっきり楽しんで演じているという感じです。
こういう“曲者”は、ヘタをすると単なるおバカにしか見えませんが、 ジョニー・デップは“これだけでは終わらないだろう”と期待させてくれるんですよね。
また、ウィル役のオーリくんですが、彼の黒髪と口ひげにはちょっと笑わせてもらいました。 ←失礼なヤツですみません。私、これでも彼のファンです。
個人的にはレゴラスメイクの方が断然好きなんですが、純情そうな青年、いいんじゃないでしょうか!
口ひげはちょっといただけないのですが、女性を一途に想う純粋さがとっても似合っていました。
さらに、敵であるキャプテン・バルボッサ役のジェフリー・ラッシュも、これ以上はないくらいのキャスティング。
威厳があり、悪ふざけをするジャックを冷ややかに見る目つきといい、 いかにもジャックとはウマが合わない!という雰囲気が滲み出ています。
あそこまで濃いキャラのジョニー・デップと、こううまくバランスが取れる俳優は滅多にいません。
つまり、この作品の面白さはキャスティングとVFXを含めたビジュアルで成り立っていると言っても、 過言ではないと思うのです。
また、ディズニーランドの“カリブの海賊”が好きな人は、 「あっ、こんなところで、こんなことが!」なんてお楽しみもあったりします。(^-^)
というわけで、ディズニーランド好きの女性・カップル・ファミリー層には、文句なしにオススメ。
ベタな内容が苦手の人も、映像やキャラクターの面白さでそれなりに楽しめるでしょう。
もちろん、ジョニー・デップとオーランド・ブルームのファンは必見です。

【Holyの評価・・・(^-^)/VeryGood ← ストーリーはベタな感じがしますが、いかにもディズニーらしいアドベンチャーロマンです。 映像はきれいだし、ジョニー・デップにオーランド・ブルームとイイ男二人揃って主演とくれば、見逃せません。 はい、皆さんもご一緒に! ♪YO HO, YO HO, A PIRATES LIFE FOR ME!


鑑賞日:2003.08.01/公開日:2003.07.12
「ターミネーター3(TERMINATOR 3 RISE OF THE MACHINES)」
(演)アーノルド・シュワルツェネッガー、ニック・スタール、クリスタナ・ローケン、クレア・デーンズ

ターミネーター3 チラシ
東宝東和
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皆さん、こんにちはー。
今日ご紹介するのは、ターミネーターシリーズ第三弾の「ターミネーター3」です。
第一弾の「ターミネーター」が公開されたのは、今からナント19年も前の1984年のこと。 前作の「ターミネーター2」が公開されたのが、12年前の1991年。
どちらもそれぞれインパクトのある作品だったので、なんかそんなに昔の作品に感じませんが、 12年ぶりに作られた作品なんですね。
ちなみに、私は「T1」はTV放映でしか観てませんが、「T2」は映画館で観た世代です。本作は公開からしばらくして観たのですが、 近くに座っていた高校生くらいのカップルが「T2ってさぁ10年以上も前のヤツなんでしょ〜? その頃、映画とか観る歳じゃなかったし〜、ストーリーのつながりがよくわかんないんだけど〜!キャハハ!(笑)」 と言っていたのを聞いて、ショックでしたー。うーん、現役の高校生じゃぁ「T2」は劇場で観てませんよねぇ。 しかも、1作目なんて生まれてないでしょうし。(^-^;
「今の高校生の倍くらい生きてるんだなー」などと思いがけず自分の歳を再認識してしまいました。(^-^;
ではここで、前2作をご覧になったことがない方のために、「T3」の前までのストーリーを簡単にご紹介しましょう。

『T1』
1984年のロサンゼルス。女子大生のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)の前に、謎の男2人が現れる。 一人はサラを殺そうとし、もう一人はそれを阻止し「生き延びたければ一緒にこい」とサラを連れ出す。
カイル・リース(マイケル・ビーン)と名乗るその男は、1997年8月29日に人工知能網スカイネットが人類に反乱し核戦争を起こしたこと、 生き延びた人類がスカイネットを倒すための戦闘を続け、2029年にやっと戦争は人類側の勝利のうちに終結をみようとすること、 人類を勝利に導く指揮官がサラの息子ジョン・コナーであること、スカイネットはジョンの母親であるサラ抹殺するため、 時間移動装置を使って“ターミネーター”と呼ばれる殺人サイボーグT-800をサラの元に送ったこと、そして彼は未来のジョンの命令でサラを守りにきたことを告げる。
最初はカイルの言うことが信じられないサラだったが、 サラを狙う謎の男が、何度撃たれても死なないのを目の当たりにしてしまう。いつしかサラは、 自分の命を賭してサラを守ろうとするカイルに惹かれ、カイルの子ども(後のジョン・コナー)を身ごもる。 しかし、T-800はカイルを殺害、サラはなんとかT-800を粉砕することに成功する。ダダスダンダダンッ.ダダスダンダダン!

『T2』
前回の試みに失敗したスカイネットは、今度は少年時代のジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を抹殺するため、 新型ターミネーターT-1000を1994年のロサンゼルスに送る。未来のジョン・コナーはそれを阻止するため、 ジョンの命令に従うように改造したターミネーターT-800を1994年のジョンの元に送る。
ジョンは、『T1』での体験を誰にも信じてもらえず(証拠品がなぜかなくなっていたため)精神病院へ強制入院させられていた母サラを、 T-800と共に救出。さらに、スカイネットの元となったサイバーダイン社の人工知能研究が、 前作でターミネーターが残したチップ(証拠品がこんなところに!)を元に進められていることを知り、 その研究成果を葬る。T-800はT-1000を破壊するが、自分の身体が人工知能開発に悪用されるのを防ぐため、 溶鉱炉で自分を溶解するようジョンとサラに指示。ジョンとサラはT-800を溶鉱炉に沈める。ダダスダンダダンッ.ダダスダンダダンッ!

これで、人工知能が人類に宣戦布告する“審判の日”は回避されたはずだったんですが……。
と、ここからが「T3」となります。
今回の話は「T2」から10年後の2004年が舞台という設定になっています。
ということで、「T2」の主演ジョン・コナー役に大抜擢され、一躍有名人となったエドワード・ファーロング が今回もジョン・コナー役で出ていてもいいはずですよね〜。
でも、ジョン・コナー役になったのはニック・スタール。
さて、何でエドワード・ファーロングが続投しなかったかということですが、 実は彼は数年前からドラッグ中毒という問題を抱えているんですね。←多分現在進行形。
そんなわけで、オファーされなかったようです。
「T3」が製作決定した段階で、成長したファーロングくんを観たい!と期待していたファンも多かったのに、残念なことです。
まぁ、でも状況が状況なので、俳優の交代は仕方がないとは思います。 が、ニック・スタールというキャスティングは、個人的に納得いきません。 というのも、目つきがかなり違うのです。エドワード・ファーロングの目には反骨心や強さが感じられたけど、 ニック・スタールの目からは動揺とか絶望しか感じられません。顔が違うのは目をつぶるとしても、 「何があった、ジョン・コナー!」というくらいの変わりようです。あの状態でリーダーになれるとは到底思えないのですが……。 ただ、ストーリー的に、ひょっとしたらわざとそういうキャスティングをしたのかもしれません。 ←なぜって今回のT-850は、ナント、ジョン・コナーの命令に従わないのです。詳しくは劇場で。
その他にも、今回は監督がジェームズ・キャメロンからジョナサン・モストウ に変更してます。
シュワちゃんはもちろん続投ですが(ちなみに今回はT-800ではなく、T-850)、サラ役のリンダ・ハミルトンは回想シーンでしか出てこないし、 敵役ターミネーターも前回のT-1000からT-Xに変わっているということで、 ロバート・パトリック(最近チャリエンに出てましたね。結構いい歳なので、たるんだ気がしますが)からクリスタナ・ローケンへとバトンタッチ。
つまり、メインキャストで3作通してまともに出演しているのは、シュワちゃんだけなのです(ちなみに、メインキャスト以外では精神科医のシルバーマン先生役の(アール・ボーエン)が全作出演しています)。
余談ですが、19年前とあんまり変わらない肉体ってすごくないですか?←顔はだいぶ変わりましたが……。
ちなみに、シュワちゃんは、この作品のために半年も筋トレしたそーです。 その甲斐あってシュワちゃんは吹き替え(代役立てることね)なしで出演しています (このくらいの歳になると、女優はもちろん男優もオシリとかが出てくるシーンなんかでよく吹き替え使います)。
さて、本作の内容ですが、(未来と運命に対する価値観が)前二作とは大きく路線が違うような気がするので、 敢えて書きません。ただ、前二作を観ている人は、「ここまで引っ張ってて、結局そーいうことかい!」 と思う人も少なくないような……。(^-^;
でも、細かいところでは、前二作を踏襲しています。
例えば決めゼリフなんかが良い例です。「I'll be back」とか「Come with me if you want to live」とかね。
ラストは賛否両論分かれそうですが(「T1」、「T2」のストーリーが好きな人は“否”が多くなりそう……)、 意外と前二作を観てない人にはいいかも←つまり、続編としてではなく、別物として観た方がよろしということで。(^-^;
また、アクション好きには無難におすすめです。 逆に、「T1」、「T2」の絶大なるファンや、色々考えてしまうタイプの人には、 あまりおすすめできません。

【Holyの評価・・・(^_^)Good ← 前二作は一体なんだったんだ〜!と思えてならない終わり方でした。 しかも、ポスターのキャッチコピーは何!?それに、今回のジョン・コナーはやたら線が細いし(でも、マイケル・ビーンと同じ系統に見える)、T-Xはしつこさが足りない!(T-1000より弱くないか?) でも、決めゼリフを今回もしっかり使っていること、前作を観た人だけ「ふふふ」と思えるシーンがそれなりにあること、 シュワちゃんの変わらない肉体ぶりを加味して、甘めの評価です



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