鑑賞日:2004.07.30/公開日:2004.08.07
「モナリザ・スマイル(monalisa smile)」特別試写会参加!
(演)ジュリア・ロバーツ、キルスティン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホール

モナリザ・スマイル
UIP 提供
 皆さん、こんにちはー。
 今日ご紹介するのは、ジュリア・ロバーツ主演の「モナリザ・スマイル」です。主演のジュリア・ロバーツは、 現在双子ちゃん妊娠のため休業中ですね。それに、もう別れちゃいましたけど、 キルスティン・ダンストは元カレのジェイク・ギレンホールとは、 この作品で共演した、ジェイクのお姉さんマギー・ギレンホールの紹介で知り合ったとか。 そんなこんなで、出来云々よりも、ゴシップ先行だった作品ですが(^-^;、一足先に試写で観てきました。
 では、簡単にストーリーを紹介しておきましょう。

 1953年のニューイングランド。カリフォルニア出身のキャサリンは、 名門ウェルズリー大学に、新任の美術助教授として赴任した。 超名門大学ではあるが、同時に“米国一保守的”との評判の校風に、新風を巻き起こしたかったのだ。
 ところが、学校側だけでなく、そこへ通う女子学生達やOGまでもが非常に保守的だった。女子学生の憧れは、 卒業後のキャリアよりも、在学中にエリート男性からもらう婚約指輪だというのだ。 伝統と慣習にがんじがらめになりながらも、女性が自立する道を示しつづけるキャサリン。
 しかし、少しずつ心を開いていく女子学生の揺れる心とともに、 彼女自身もキャリアと恋の狭間で揺れているのだった……。  

 半世紀も前の時代が描かれているわけですが、“キャリアか結婚か”みたいな問題って、今でもありますよねぇ。 どっちが正しいとかの問題じゃないから、女性は悩むんでしょうけど。 でも、なぜか“こっちが正しい”って言い張る女性がいるから、 “キャリア派”VS“結婚派”ってな感じで、女性同士がいがみあったりする構図が続いているような気も。(^-^;
 仲間を増やしたいと思うこと自体は悪いことではないと思いますが、 自分と違う生き方をしている人をこき下ろすというやり方、私はキライです。 だから、大学側が保守的なやりかたを押し通そうとするのと同じように、 キャサリンが“女性が自立するのはいいことだ”と躍起になるのは、正直白けちゃいました。 “自立したいけれど周囲の反対で一歩を踏み出せない”女性を後押しするだけなら、好感持てたんですけどね。
 お話としては、若い女性がさらに若い女性を“慣習から解放”していくという展開なんですが、 私には、それがとても表面的な感じがしました。「そんなに単純な話で割り切れるかなぁ」という疑問が残るというか。 また、女子学生が少しずつ心を開いていく過程も、 エピソードが足りなくて“心を開くきっかけ”が希薄なように思います。それに、 自分の価値観に絶対的に自信があるかのように振舞っていたキャサリンが、 やはりこれといったきっかけもなく迷ったりするし……。
 ジュリア・ロバーツとたくさんの若手女優との共演ってだけで、 それなりに映像としての見どころはあるんですが(キルスティン・ダンスト貫禄出てきましたねぇ)、 他人の生き方に影響されない私には、登場人物の誰にも共感を覚えない作品でした。 「周囲にこーいう女性いる!」とは思いましたが。 でも、女性同士で来ていたまわりの人たちは、「カンドーした!」とか言ってる人が多かったので、 女性受けはするようです。←私がマイノリティなようです……。(^-^;
 「自分はこうしていきたい!」という考えはあるのに、 周囲の意見や価値観に惑わされたりして、思うような人生を歩めない!なんていう女性は、 きっとこの作品に共感し、元気をもらえるのでしょう。 「該当する!」と思った方、観てみてください。(^^)

【Holyの評価・・・(-_-)Soso ← “キャリア重視派”と“結婚重視派”との対立の構図は、今更という気が。 ただ、古い価値観代表のキルスティン・ダンストと、新しい価値観代表のジュリア・ロバーツの対決(?)は見もの。 人の意見に流されやすく、自分の思う道を進む勇気が持てない女性は、元気をもらえる……かも。


鑑賞日:2004.07.24/公開日:2004.07.17
「ディープ・ブルー(DEEP BLUE)」
(声)マイケル・ガンボン

ディープ・ブルー
東北新社 提供
皆さん、こんにちはー。
 今日ご紹介するのは、ありのままの海の姿を7年かけて撮影した「ディープ・ブルー」です。 レニー・ハーリン監督作品に邦題同名作「ディープ・ブルー(原題は「DEEP BLUE SEA」)」 がありますので、レンタルする際に間違わないでくださいねー。ちなみに、レニー・ハーリンの方は海のパニックものです。
 さて、こちらの「ディープ・ブルー」は、今年の夏の暑さも手伝ってか、ドキュメンタリー映画としては異例のヒットとなりました。 私は、自分が海で泳いだり遊んだりするのは好きではないのですが、 水族館などで魚たちが泳ぐのを見るのは大好きです。 とくに、海辺に住むペンギンやアザラシなど、 “くびれ”のないポテッとした体型の動物が大好きで(我が家でインコを飼っているのも同様の理由です)、 水族館に行くと一日中飽きずに過ごせます。
 話がそれました。さて、「水族館好きがこの作品を見逃すわけにはいかない!」と、 はりきって観てきたのですが、私にとっては、期待していたより馴染みのある映像でした。 元々、興味があって日頃から“ディスカバリーチャンネル”、“ナショナルジオグラフィック” なんかの自然科学番組や雑誌見たりしてるんで、正直“どこかで観たことのある”映像だったように思います。
 まぁ、日本では自然科学にあまり興味のない人が、先進国の中では非常に多いので(科学離れはかなり深刻のようです)、 普段とくに有料番組や雑誌を見ていない人が見たら、“未知との遭遇”なんじゃないかと思います。はい。 「こんな環境でも生物がいるんだね!」とか「こんな迫力のある映像見たことない!」なんて感じに、 “地球再発見”できるでしょう。自然科学に慣れ親しんでいない人ほど、この驚きは大きくなると思います。 というわけで、自然科学モノの映像を有料で見たことがない人は、1回くらい観て損はない映像でしょう。
 あと、この作品は音楽好きの方にも、オススメですよ。 この作品の音楽は、ベルリン・フィルが演奏しているのですが、映画音楽に携わるのはこれが初めてだそうです。 映像は別の媒体を通して観たことがあった私でも、「音楽があるとこんなにドラマチックになるのかー」 というような新鮮な驚きがありました。映像と音楽がちゃんとシンクロしてるしね。
 映像と音楽のコラボレーションといえば、映画好きの方はディズニーの「ファンタジア」を思い浮かべるかもしれませんね。 「ファンタジア」は、アニメとクラシック音楽の組み合わせでしたが、 この「ディープ・ブルー」は、その実写版と言えば分かりやすいでしょうか。 もっとも、「ファンタジア」が耳慣れた有名どころのクラシック音楽を使っているのに対し(音楽にあわせてアニメを作る方式)、 こちらは映像に合わせて作曲しているので(映像に合わせて音楽を作る方式)、音楽自体の魅力は少し欠けるかもしれません。
 あと、気になるのは、映画作品としての完成度。自然科学TV番組としては、よく出来ていると思うのだけれど、 映画作品としてのまとまりにちょっと欠ける感じがしました。なんか、あっけなく終わるという感じなんです。 自然の映像だから他の作品より難易度は上がるでしょうが、映像の順序を変えるだけでももう少し起承転結のある作品になったように思えてしまいました。 なんか淡々と映像と音楽が流れていくので……。疲れている人は寝ちゃうだろーなーという雰囲気というか。 まぁ、それが癒し効果だと言われれば、それまでなんですが。(^-^;
 ちょっと辛目のレビューになってしまいましたが、 家の小さいTV画面で見るよりは大スクリーンで観たほうが、より感動できる映像だと思います。 自然から遠のいてしまっている人、日常生活に疲れてる人にはオススメできます。

【Holyの評価・・・(^_^)Good ← 壮大なスケールの映像と音楽のコラボレーション。 暑い夏にはピッタリの映像。ただ私にはあまり珍しくない映像だったこと、“映画作品”としては終わり方が“まとまり”に欠けていたため辛めの評価。 ただ、普段、自然科学番組を観ない人にとっては、感動の映像体験となるでしょう。


鑑賞日:2004.07.18/公開日:2004.07.24
「シュレック2(Shrek 2)」
(声)マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス、アントニオ・バンデラス

シュレック2
UIP 提供
皆さん、こんにちはー。
 今日ご紹介するのは、大ヒットCGアニメ 「シュレック」の続編「シュレック2」です。
 「シュレック」は私の大好きな作品の一つなので(パロディとか皮肉たっぷりのコメディってホント大好き!)、 2の公開をかなり前から楽しみにしていたんです。 というわけで、忙しい中時間を割いて先行上映で観てきました。
 では、ここで簡単なストーリーをご紹介しておきましょう。前作のストーリーは、 「シュレック」のレビューを見てくださいね。

 緑の怪物シュレックとフィオナ姫は、新婚ホヤホヤ。 ハネムーンで甘いひと時を過ごし、ようやくシュレックの家がある沼地に戻ってきた。
とそこへ、フィオナ姫の故郷である『遠い遠い国』のハロルド国王とリリアン王妃から、 歓迎パーティの招待状が届く。つまり、娘がどんな若者と結婚したのか知りたいというわけだ。
「どうせ認めてもらえるわけがない」とシュレックはパーティへの出席を頑なに拒むが、 愛するフィオナ姫のために、沼地を後にする。
ところが、やはりシュレックを見た国王と国民は失望の色を隠せなかった。 「娘はハンサムなチャーミング王子と結婚するはずだったのに……」
どうしてもシュレックを認められない国王は、とんでもない策略をしかけることに……

 今回も、前作同様にフツーのおとぎ話とかラブロマンスなんかを、これでもかというほど茶化します。 もちろん、有名なおとぎ話や映画のパロディシーンもたっぷりで、 童話や映画を知っている人ほど笑える場面が増えます。
 前回から引き続き登場するのは、主人公の二人とおしゃべりロバのドンキー、 ピノキオ(大活躍します。トム・クルーズの大ヒットスパイ映画をおさらいしておきましょう)、三匹のこぶた、 クッキーマンなど。
 今回新たに登場するのは、長ぐつをはいたねこ(Puss in Boots)、眠れる森の美女、ラプンツェルなど。 特に、長ぐつをはいたねこは準主役の役どころ。このキャラクターがとにかく面白くてかわいい! 声がアントニオ・バンデラスなんですが(彼、ハマリ役!)、 怪傑○○役を演じた映画をおさらいしておきましょう(サインの意味がわかります)。 他にも、妖精のゴッドマザー(!)とかチャーミング王子なんてキャラクターまで登場します。 ちなみに、この作品では“Prince Charming"をチャーミング王子と訳していますが、 もともと“彼”はシンデレラに求婚した王子の名前です。 日本では一般的なおとぎ話で“白馬の王子”と訳されることが多く、 いわば“理想的(魅力的)な男性”のことを指します。 そんなことから、日本人には“白馬の王子”という名前で訳したほうが、 そのアイロニーがぐっときたように思うのですが、訳者さんどーでしょう?
さらに、王様ですら、あるグリム童話のパロディになっています。とにかく、 あちこちにたくさん“あっこれは!”と思うようなパロディが隠されているので、 いくつ分かるか数えてみても面白いかもしれません。
CGアニメというと、子供向きとかファミリー向きだと思われがちですが、 元ネタを知らないと半分も笑えないので、“本をたくさん読んで育った映画好きの大人”が一番楽しめるでしょう。 現実の厳しさを知ってしまった大人に、笑いを提供する……そんな作品です。
逆に、元ネタのおとぎ話を読んだこともないような子供が見ると、 ひねくれた大人になっちゃうかもしれません。(^-^;
個人的には純粋な作品を純粋に楽しめるうちは、こーいう作品はあまりおすすめしたくないかなぁ。 ただ、子供もこういう話は喜んで観るでしょうけどね。
さて、この「シュレック」シリーズは、4部作であることが発表されています。 次回作にはどんなお話がパロディになるのか、 そしてシュレックとフィオナの将来はどうなるのか、とても楽しみです。
前作もそーでしたが、使っている音楽もギャグになっていたりするので、 映画を観て気に入ったかたは、サントラもどーぞ!

【Holyの評価・・・(^-^)/VeryGood ← 無難な結末を迎えるおとぎ話と映画を“これでもか!” と茶化しまくります。パロディのオンパレードながらも、オリジナルのストーリーもちゃんとあって、 一粒で二度おいしい映画の典型です。前作に引き続き抱腹絶倒の面白さ!子供時代に童話をたくさん読んでて良かった!



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