都電雑司ヶ谷

2003.10.6更新

 


鬼子母神前⇔都電雑司ヶ谷間は、荒川線唯一の高架線を通り、その景観は「絶景かな〜」と唸ってもいい、気持ち良さです(ほんの数分だけど)。この日は“THE BEATLES”の曲をウォークマンで聞きながら乗ってみました。流れる景色を見ながら聞く“IMAGINE”は最高。“ELEANOR RIGBY”も意外とマッチしていて気持ちがいい。
雑司ケ谷は、江戸の頃は鷹狩りが行われた地だったらしいです。今ではその痕跡を探すのは難しいですが、面影橋に「山吹の里」の碑があるのも、うなずけると言うもんです。


雑司ケ谷霊園

巨大な墓石のようなサンシャイン60。その足元に広がる雑司ケ谷霊園には、夏目漱石、永井荷風、小栗上野介などさまざまな人達が、静かな眠りについています。霊園内に一歩入ると、カラスの鳴き声、ざわめく木立の音が耳に入り、今まで通って来た道とは違ったものに感じます。やはりそこは、別世界なんだと感じずにはいられません。




 
鬼子母神前⇔雑司ヶ谷間にある鉄橋。鉄橋と言っても、1車両の幅もない狭いものです。ただ、唯一下から都電を見れる貴重な場所かも知れません。(でも、ほんの一瞬。本当にアッという間)
この場所は昔『水もれ甲介』(石立鉄男主演のホームドラマ。1974年10月13日〜1975年3月30日放送)の舞台として使われました。都電沿線で撮影しているドラマって意外と多いです。梶原あたりでは『せいぎのみかた』の撮影も行われていました。タイミングが良ければ、どこかで撮影現場が見れるかも。

次の停車は東池袋四丁目    次の停車は鬼子母神前
 
トップページに戻る