小笠原の休日

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父島にはたくさんのトレッキングルートがある。海をパノラマビューで見晴らせる峠道を登るコース、裏ビーチに行くための山道とかいろいろあるが、トレッキングガイドによるツアーに参加すると小笠原独特の動植物の生態系について教えてもらえるのでこちらもお奨め。小笠原は海ばかりでなく山も凄くいいですよ!

今回は、プーランヴィレッジのあるコーヒー山の奥地の巨大なガジュマルの木をプーランの清水オーナーに案内していただいたときの模様です。


参加者:清水オーナー、みっきーさん、大津さん、高橋さん、ホサカ 、らんまる(犬:黒ラブ)

コーヒー山ジャングルトレック
 

藪から藪へと分け入る

清水隊長を先頭に、我々探検隊はジャングルの奥地を目指した。道に転がっているパッションの実をほおばりながら、 途中途中で清水さんの植物の解説が入る。
「ここに来たばかりの時はこんなのなかったんだけど、内地から入ってきたのと交配しちゃって」とか「この葉っぱを手で潰して匂いをかいでごらん」など、興味深いお話を聴かせていただきながら奥地へとすすむ。

みっきーさんは沖縄の石垣島となりの小浜島で働いていてそっちの植物に明るくていろいろ比較して「石垣のとは花の色が微妙に違う」とか「サイズがぜんぜん違う」って同じくらいの緯度の島なのにかなりの相違点があることがわかった。


ひたすらズンズカ分け入る

ルートを見失い多少道を戻ったりしながらも茂みを分け入る。
ケモノ道から道なき道へ緩い崖を下りるとカエルが持ったら似合いそうな蓮の葉のようなのが一面に繁茂しているところがあった。

それを越えてもう少し突き進むと....... 。
                                    


現れた巨大ガジュマル
 
圧倒的な存在感でガジュマルは我々を迎え入れてくれた。
(レンズの特性上写真ではあまりワイド感がつかめないかもしれないが)背もかなりにある木だが枝がさらに奥へ横へ横へと伸びている。


ここまでの清水さんの話の主なものは、

1. 小笠原は、沖縄諸島のような大陸から離れた島と違い、火山からできた海洋島であり、ガラパゴス諸島やハワイ諸島と一緒で独特の生態系がある。とくに小笠原は海流の影響で何処よりも漂着物が少なくきれいな砂浜である。

2. 生態系が物凄く単純で隙間がいっぱいあるから、外地から持ち込まれた動・植物が(外敵がないことを幸いにして)爆発的に増えてしまうことがある。

詳しいお話は実際プーランヴィレッジを訪れて清水さんから直に聞きましょう。

ターザンになったワタシたち

更に奥地に進む。。上の写真の木の向かって左手のあたりのツタを一本切ってターザンロープにしてあちらに側へ抜けた。(写真は大津さん)
             


おサルに戻ったワタシたち
 
更に奥地にもう一本の巨大ガジュマルがありそこで思う存分木登り。
ガジュマルの幹は横に伸びているので上りやすい。またツタが縦方向に張っているので手すりにできる。
でも気をつけないと死んでる枝があって体重を乗せた瞬間ボッキっといくこともある。ご注意あれ!

今度来るときはハンモックと本を数冊持ってきて丸一日のんびり過ごしたいと思った次第でありました。

帰り道はレトリバーのらんまるに先導してもらった。

 

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