わかばだい天文同好会

横浜市旭区若葉台4−21−206



近隣のコミュニニティーの中で活動するときの注意事項


具体的な行動

 星空を守る活動、光害の対策活動を身近なコミュニティーの中で具体的な行動に移す時、幾つかの注意事項がある。この注意事項については、IDA コミュニティーの指導者、行政に働きかけるときの注意 と言う資料の中で詳しく書いてあるのでここでは補足する事項だけを述べたい。


注意事項

  1. 実行可能な具体案を作成する
    エネルギーの節約を説き、環境の保護を訴えても実行可能な具体案を準備出来なければ何もならない。まず、身近なコミュニティーの中で今すぐか、1年後か、あるいは、十年後に何が出来るかを具体的に考えてみよう。
  2. カタログを手に入れる
    照明具に適切な傘をとりつけ、効率の良い低圧ナトリウムランプを使う事を薦めても、実際に市場で手に入り、予算の枠内で購入する必要があるのは言うまでもない。メーカーからカタログを取り寄せ具体的な器具をあなたが選び、それを責任者に提案してはどうだろう。
    カタログを手に入れるもう一つのメリットは、照明に関する解説が多くあり、簡単な照明計算なら出来るようになっていることだ。
    カタログは、大手の電気メーカーならどこでも提供してくれる。東芝、三菱、松下、岩崎電気、星和電気、日立など主要メーカーは全て照明器具を作っている。
  3. ローカルな情報を収集する
    コミュニティーの中で回ってくる、自治会報、管理組合の新聞、回覧板、地方紙、ミニコミ誌、市政だより、県政だよりなどに注意深く目を通しておくと、街路灯の新設、新しい施設・建物の建設、駐車場の新設などの情報が書いてある。いち早くこれらの情報を入手して、早め早めに、「品質の良い照明の必要性」を説明する機会を持っておくこと。
  4. 実地調査
    具体的に特定の照明の影響があるなら実地調査を実施し、出来れば写真をいろんな角度から撮影すると良い資料となる

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わかばだい天文同好会は、横浜市旭区にある若葉台の人たちの為に。毎月一回の「星を見る会」を主催しています。スライドを使った季節の星座の説明と、実際に大きな望遠鏡を使って星を眺めてもらいます。同時に、地球に住む人類の共通の財産である星空を守る活動を進めています。

この資料の著作権は、わかばだい天文同好会にあります。非営利の目的で、光害の対策に役立つなら著作権を明示した上で、自由にコピーし、配布して下さい。


Last update: 1996 July 7