かつて新潮文庫から出ていたものと全く同じです。訳はもちろん黒丸尚。
吾妻ひでおの表紙は変わり、挿絵も割愛されていますが、やはりイイものはイイです。訳者による解説が割愛されていても……
ファンキーで、先端で、アレで、ぶっ飛んでて、とにかくそんなラッカーの魅力がバッチシの名(迷?)作です。スーパーな翻訳と相まって、ハイテンションでブッ飛ばしてくれます。
このチャンスに買いましょう。買わないと後悔します。(いつの日か……)
ラストがまた、古い物語やSFのお約束をぶっ飛ばす、サイバーパンクらしいラディカルさで、とにかく大好きです。
さあ、皆さん、これを読んで、時空の支配者になる練習をしましょう。
あとは早川さん、「空を飛んだ少年」を再刊してくれぇ。