現在、まだ読んでいる最中ですが、こいつは傑作です。貴重な卒研の半日を丸ごと、こいつに捧げてしまいました。
舞台は、アメリカが軍事介入した泥沼の近未来の中南米。ドラッグで超能力を強化される兵士たち、密林と魔術的風土、貧しいバラックと羽虫、狂気と予兆、
……そしてふと、顔を上げればその景色は、馬鹿げたほど狂気じみてくる。エディタを起動したままのパソコンが狂気を帯びてくる。それほどこの本は強烈だ。
シェパードの処女長編「緑の瞳」は、その技量に感心したが、それほどとは思えなかった。だが、これは違う。「戦時生活」こいつは、主流文学に分類されているそうだが、その線でいくと「アキラ」はただの劇画ということになるはず。
とにかく、もうすぐ読み終わります。
高名な絵本作家、安野光雅画伯によるわかりやすいコンピュータの仕組みの絵本です。マジです。
私はこの人の絵も文章も大ファンです。
(現在、科学朝日で「散語拾語」というコラムを書いておられるはず)
とにかく、洒落ていて、わかりやすく、それでいてひねりが効いていて、とにかくお薦めまくります。有名な”魔女裁判”のフローチャートやら……
コンピュータがわからない人も、わかっている人も、読みましょう。
おい責任者ででこい! こんなもの出して大丈夫なのか?
雑誌みたいな版形で、一冊まるごと火浦。立ち読みでしたが、頭痛がしてきました。
出版した連中の気が知れない。こんなの自殺行為だ。
可哀想ですから、気が向いた人は買ってあげてください。お願いします。