「NASDA NOTE」なる小冊子の存在が発覚。毎年発行され、宇宙開発事業団のすべてが早わかり的な、それでいて普通知ることのできないデータがぎっしり。マニア垂涎の一冊です。
ひと目見た途端、同期の全員が欲しがった充実の内容で、書店で売ってもそこそこ売れるのではと思えるほど。
惜しむらくは、年末に注文を取っての販売ということ。「NASDA NEWS」なる月刊報の存在も発覚。なかなかの内容です。
H−IIロケットの1段目を4本束ねて、1段目は陸地もしくは洋上プラットフォームで回収、再使用するという研究の存在が発覚。すでに縮小模型での風洞実験に入っているらしいです。
以前ハードカバーで出た、傑作山岳冒険小説の文庫化です。
脅迫され主人公は、登山隊を偽装した山岳ゲリラ達の、建前上の隊長になり、ネパールから中国国境へ越境を企てるが……
青年海外協力隊で4年間滞在し、登山隊にも参加した著者の書き込むディティールは素晴らしく(寒い!)ネパールへの著者の思い入れ、愛憎が感じられる内容です。