待ち望まれていた作品がようやく!
しっかし、「ノヴァ」読んだ時も思ったが、ムズい。スラスラ読めるのだが、細かなシンボルの解釈に頭を使い出すと、とたんに苦しむこととなる。
一読して、より深いレヴェルでもう一つの物語解釈があることはわかるものの、何度読み返しても(とはいえまだ三回めの途中だが)わからない。基本的に、自分に教養が足りないのだ。
最近の疑問。誰か教えて。−グリーン・アイ本人にに死後の復活は果たしてあるのか。キッド・デスとグリーン・アイの関係がどうしてもなめらかにリンクしない。−
なんとなく読みたくなって、古本屋にて購入。
少年の目が一つ一つ追ってゆく、明治初期の東京下町の生活は読みやすく、文章も内容もセピア色の透明感とでもいうものがあり、素晴らしいが、読んでいると何だか、無性にベンフォードかギブスンが読みたくなるのは何故?
で、という訳ではないが、夏になると読みたくなる、サザンやチューブ的季節もののサイバーパンクです。
もうすぐ長い冬、大潮の季節を迎えようとする惑星。涼しげな中に知的な文体と魅力的な舞台設定。サイバーパンク最後の収穫。
冷房の効いたトコで、なめらかに涼しげな物語を堪能したいものです。
今頃Delphi(しかも1.0)にハマっています。
しかし、Windowsプログラミングも超楽勝!というのは甘かったですね。DOSプログラミング並みの苦労はやはりあります。全ては複雑怪奇なAPIのせい。少し複雑なことをしようと思ったら、APIを直接コールせねばいけません。
今書いてるのは、人工衛星の開発で使うデモ装置用の、擬似地上局。まあ、単なる通信ソフトなのですが、衛星テレメトリ通信独特のプロトコルを模擬するのは、結構ホネでした。
苦しんでいるのは、趣味のプログラミング方面。2バイト文字の扱いがまだよく飲み込めません。Delphiの文字列関数は2バイト通さないんです。
イラスト投稿復活の刺激にと、購入。FRの投稿者のレベルの高さはつとに知られているが、しっかしま、こうも集まると、人物画だけという構成に飽きてくる。
観てておぞましさに目を背けたくなるような絵柄、特にヤローが書いた女のコの絵なんか、「冷静に今一度自分の書いた代物を見て欲しい」と祈らずにはいられません。
まあ、その点HJ誌は、メカが描けてヨイ。基本的に何でもアリ(以前、バージェス動物群のイラスト書いて送ったら採用されたことが有る)だし。
上司からの貰い物です。これは、厚手の表紙に双眼レンズが仕込んであり、有り難い御仏の姿を、いつでも好きなだけ立体で拝めるというすばらしい本なのですが……
……なんでこんな本……
こうまじまじと眺めてみると、仏像の顔って、何かヤです。
御米椎「視えざる世界で」、学術観測だけのために、ひと山の学者と技師を乗せ、船内時間で二十数年、地球時間で百四十万年、はるか銀河間を、得たデータを送る相手も無しに、ただ飛翔するバザードラム船。異様な設定がもえもえものです。
(……そんなの私だけ?)やっぱ御米椎はイイッス。
あとは「ジオブリーダーズ」、高見ちゃんの引用は、スペンサー・シリーズ「約束の地」からですな。もうそろそろ単行本第二巻の出る頃合いか。
そして!「エクセル・サーガ」、某変態脛毛漫画家に続く、福岡ローカル漫画家の誕生を祝おうではありませんか!某都市某所とありますが、もうバレバレです。
……世界征服の第一歩として、市街征服を企む、秘密結社”アクロス”、首領イルパラッツォ様に心酔する、唯一の構成員エクセル。”愚民のテロと国家的陰謀”に翻弄される毎日。いったいいつになったら征服するんだ?
まっ、自分はつくば民だから他人事だけど。しかし……このまま舞台が”サーガ”県なんぞに移行したら悲しい……。