黄金の黄門
(03/5)

3月の再戦叶わず、黄金週間はゴルフをと働き掛けた粥川の
 思惑が功を奏し、木村仁一氏のホームコースにしてメンバーズ
 ボード・HC35にその名が輝く、水戸はサザンヤードCCにて
 先ずは1日第一戦。「鉄の男達」に粥川が闖入した顔触れの中、
 OB多し、池・バンカー多し、起伏多し、距離長しの難コース
 を早朝からスルーで1R、昼食に麦酒・日本酒を煽り更に半R
 の強行軍。

競技は仕事柄(?)かカーボンならぬ鉄シャフトの重いXXIO
 アイアンを新規調達した大西基量氏(KY86)が、病み上がりにも
 関わらず実力通り、HC35は今や遠い昔の巧者・木村メンバーに迫る腕前を見せたが、当の粥川
 がアイアンが完全に狂った状態で、球を打っては頭に血が上り、終わって握りで毟り取られて
 (失礼!)放心状態の按配で、ロクに取材にならなかったことを改めてお詫びしたい。
ところで今回の本懐は寧ろ前夜に
 あり、併設の宿泊施設にてバラン
 タイン30年持込みのカラオケ宴会、
 更に0時から囲卓と、まさに大西
 氏述べる「ゴルフをしに来たので
 なく、ピクニックの一貫」を地で
 行く展開で、睡眠を削っての1.5
 Rこそ鉄の香りということか。
昨今、本誌記事が「ゴルフか麻雀」状態になっていることを危惧する向きも少なく
 なかろうが、遂に「ゴルフに麻雀」とは。しかして芝村茂樹氏(KB88)曰く「4人で
 グリーンを囲むのは同じ」を実証するとともに、赤ら顔に出来上がった大西・
 豊田(裕氏JO86)両巨頭に前川賢司氏(KG88)、粥川が敗れる展開と高橋洋氏主宰
 「囲卓の会」の面目を損ねる結末となった。

本誌主幹の唯一の成果は飯も食わず終了後直行で練習場に行き、帰って体重計に
 乗ると67kg切を達成。参加各位よりは幾分と軽いことが明らかになったが、
 体重と成績は比例、或いは少なくとも反比例はしないことも立証された様だ。

豪快な前川氏
スイング(赤羽)

続く5日黄金週間最終日は十年祭会場ともなった赤羽GC再戦。
 昼の大量麦酒に気が大きくなったかティーショットを得意の
 クリークからドライバーに持替えた三浦章豪氏が後半崩れたが
 大西・前川両氏とも百以下と安定した腕前の中、矢張り粥川は
 沈没。三浦氏の助言により右に体重を残し体の開きを抑える
 ことで僅かな光明が見出せたとはいえ、本格的にレッスンを
 受け直した方が良いのではと思わせる深刻な結末に終わり、
 「ゴルフは難しい」(前川氏)を率先して体現することとなった。
イチから出直します。毎回こんなこと言ってる様な気もしますが(溜息/粥川談)。
再生高円寺pal
(03/4)
北に高円寺銀座(純情商店街)〜庚申通り、あずま通り、阿佐ヶ谷に
 向って仲通りと、商店街の充実度では全国有数を競う高円寺だが、
 南を担うのがJR高円寺駅と青梅街道(新高円寺)を結ぶ高南通りと
 並行するPAL/ルック商店街。その高円寺駅寄り、pal商店街が
 本年4月より相貌を新たにした。

昭和32年、今や東日本最大を誇る8月末の阿波踊りの発足母体と
 なったことでも有名な高円寺palだが、昨年夏より設置20年を超えた
 既存の天蓋を取り払い、半年以上に亘る工事の末、アーケード一新
 を成し遂げた。

嘗てのpal商店街

奥に剥取る寸前の天蓋が残る(02/8)

空から見る阿波踊りは珍しい(02/8)
若者の街として世に名を馳せた高円寺も
 旧来のバンドマン/前衛演劇に代わり、
 昨今ではアジアンテイスト・ショップや
 古着屋が次々と誕生。雑貨店、生鮮食料
 品店が消えゆくのは居住者には痛し痒し
 ではあるが、人の住みやすい街とは左右
 双方にアクセス可能な商店街の存在が
 第一との論拠に依れば、極論ではあるが
 PALこそが高円寺南口の生命線だろう。

残り一欠片の天蓋(02/9)

丸禿になり奥に駅高架を臨む(02/9)

空に電車でも走るのか(02/11)

ということで

空の暗い町状態(02/12)

入口上部も積み上がる(03/2)

徐々に全貌が明らかに(03/2)

ということで

屋上作業員の方々(03/3)

愈々完成間近(03/3)

KOENJI pal since2003
4/22にはオープニング式典を開催。全長270mにして一新された天蓋は10mの高さを誇り、かつ
 晴天時には開閉も可能という豪奢な造りに地元選出の石原国務相、山田杉並区長はじめ来賓に
 よるテープカット、玖珠球割に続き東京消防庁による楽隊演奏、更には阿波踊り実演と催しが
 続き、「since2003」を掲げたPALの新たなる門出を祝賀した。
(左)山田区長は当選確実に? (中上)空が明るい (下)阿波踊り実演。